category - Ethnic -
- 贅沢です [2010/12/29]
- この季節には良いかもしれません [2010/08/02]
- これから [2010/01/14]
- 気付くの遅い [2009/04/08]
- 祭りっぽい [2008/12/15]
![]() Vincent Atmicus Vincent I 最近、ライブ会場で買ったCD、Go There!のリミックス 芳垣さん率いるVincent Atmicusのファーアルト・アルバム。 2002年のリリース。 前々から買おう買おうと思いつつ、買いそびれていて、ようやく先日のVincent Atmicusのライブの時に購入。 3枚のアルバムを一気に買ってしまいたい衝動に、ほんのちょっとだけ駆られもしたんだけど、一遍に買うとそれぞれの印象が薄くなることもあるし、ここは順番にじっくり楽しもうということで1枚だけ。 懐具合の問題でもありますが。 聴いてみたら、思った通り、何だか凄いことに。 いろいろなものが、取って付けたようなところがなく、ごく自然に同居しているような。 混沌としていると言えばそうなんだけど、それがうやむやになってなくて、しっかり成立しているような。 菊地さん入りとなると、今ではこのCDでしか聴けない訳で、サックスが入るとジャズっぽさが加わったりするのも面白い。 もっと早く聴いておけば良かった、とも思うんだけど、この周辺の人達のライブを見に行くようになった5年ほど前に聴いたとしても、多分ここまで楽しめなかったんじゃないかと思うので、聴くタイミングとしては今で良かったかも。 いや、でも、もうちょっと早くても良かったか。 ともかく、メンバー的にも音楽的にもとても贅沢だなと思いながら楽しんでいるところ。 で、最近ライブ会場で買ったCDはこれで終わり、と思いきや、先日の大友さんのライブでまた増やしちゃったので、もうちょっとじっくり聴いてから、年明けにでも。 花。 back-woods song その1 スポンサーサイト
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![]() Taisei Aoki Primero 青木さんのソロ作品。 芳垣さんプロデュースで、2004年リリース、だそうです。 初めてBrassticksを見た時に聴いた青木さんの曲がとても良くて(特にピアニカを弾いていた曲)、これはアルバムを聴いてみなければ、と思いながらも買うタイミングを逃し、1年半以上も経ってしまっていて、今年の2月のBrassticksのライブの時にやっと購入。 曲がどういう感じなのか等、そういうことはある程度想像できたものの、どういうアレンジになっているのか、どういう雰囲気なのか、というのは実際に聴くまであまり想像ができないでいた。 で、聴いてみたら、曲によってはわりとフュージョンぽくもあり、ちょっと意外と言えば意外だった、かも。 でも、やっぱりそこかしこにラテンの香りが漂うし、そういうのとも全然違う要素もあるし、何とも一言では表せないような、そんな感じ。 で、期待通りに、曲が良くて、とても心地いい。 音楽を聴くのに季節やら時間帯やらはどちらかと言えば気にしないんだけど、これはこの季節に良いかも。 この季節じゃなくても良いけど。 Brassticksもこうして作品を聴いてみたい、と思う今日この頃、です。 太陽。 back-woods song その1 |
![]() Silvio Rodriguez Rabo De Nube ここのところ、雰囲気がコロコロと変わりますが、さらに雰囲気を変えて。 キューバのシルビオ・ロドリゲスの79年作。 と書いてはいるけれど、去年まで名前すら知らず、芳垣さんのライブでこのアルバムのタイトル曲を演奏していたのを2度ほど聴き、とても印象に残る曲だったので、興味を持ったから。 1度目に聴いた時には、アーティストの名前も曲名もよく聞き取れず、後になってどうやらシルビオ・ロドリゲスという人の曲らしいと知ったのみ。 そして、2度目でどうにか曲名をうっすらと聞き取ることができ、調べてみたらそれが"Rabo De Nube"という曲で、このアルバムに入っているらしいことが分かった。 で、購入し、届いたのが去年の年末。 キューバの音楽と言うと、Buena Vista Social Club だから、全然詳しいことは分からず、漠然とあの辺の地域の音楽であることが感じられる程度。 恥ずかしながら。 でも、どうやらこれはそれほどディープな類いではないことは、聴いていて何となく分かる、ような気がする、けど、どうなんだろう。 聴いていると、70年代の終わりと80年代の始まりを思わせるような(?)シンセサイザーの使い方が数曲で聴かれ、ちょっとだけ、(あくまでも個人的に)あれ?と思うところがあったり、短めの曲が多くて、もうちょっとこの心地良さが続いてくれたら、と思うところもあったりするけれど、それも今のところということで、そのうち気にならなくなる、はず。 タイトル曲を筆頭に良い曲が多いし、スペイン語(ですよね?)の響きが心地良く、少なくとも買ってみて良かったと思っているところ。 これからです。 3日目、もう少し。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Anima Mundi "Vazquez-Yoshigaki Project" Segundo Puete さらについでに、って訳でもないけど、今年に入ってから買ったものをもう一つ。 最初のアルバム ずっと聴きそびれていてようやく聴いた最初のアルバムが素晴らしかったので、こっちもすぐに聴こうと思いつつ、またもや聴きそびれてしまって気付いたら1年近くも経ってしまった。 で、2日間行われたセッションを2枚のアルバムに分けたということだし、メンバーも一緒なので、傾向としては同じ。 そういう意味では、最初に聴いた時のインパクトや驚きは、最初のアルバムの方が上だった。 だから、このアルバムを聴いて、やっぱり良いね~、とは思ったけど、それほど聴き込むには至らず。 で、改めてじっくりと聴いてみて、同じ傾向ながら、2枚の色分けがきちんとなされているところに気付き、改めて感じ入っているところ。 もちろん、そうでなければ2枚に分ける意味ないし、気付くの遅い。 パッと聴いた感じで、分かりやすいところでは前作では存在感の大きかった内橋さんのギターが前に出ているところがない。 チェックしてみると、内橋さんが参加しているのは2曲だけでダグソフォンも使っているし、それも当然。 気付くの遅い。 それと、ピアノが印象的。 リズムが濃厚なのは共通項。 その他にもいろいろあるはずなんだけど、まだ2枚のアルバムを細かく聴き比べるには至っておらず。 これからいろいろ発見したいと思っているところ。 生で見る機会はあるでしょうか。 横浜です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Orquesta Nudge! Nudge! Rhythm Chant もひとつついでに、という訳ではなくてたまたまだけど、諸事情によりCDを買い控えていたので聴きそびれていたのをやっと買いましたシリーズ(?)。 芳垣さん率いるOrquesta Nudge! Nudge!のセカンド・アルバム。 やっと買いました、とは言え、購入したのはAltered Statesのライブの時なので、もう1ヶ月近く経っているけれど。 そして、なぜか内橋さんのサイン入り。 いろいろなリズムが交錯したり、絡み合ったり、なのは打楽器集団ゆえ、変わりようのないスタイルだけど、ファースト・アルバム ファーストが暗かったという訳ではないけど。 さらに、結局今年はこのグループのライブを1回しか見ることができず、その時にしか聴いていない曲がある。 で、それらがこのアルバムに収録されているけど、このアルバムを一度聴いて、あの時のあの曲、とすぐ分かるほど、印象に残りやすい曲ばかり。 複雑なこともやっているにも関わらず、良い意味でキャッチー。 ライナーを読むと、「うた」と「おどり」に焦点を、とあり、何となく納得。 明るく感じたのはこれかも。 そして、祭りっぽいと思った。 昨今、こういうリズムを中心とした音楽の場合、クラブ・ミュージックの線を狙っていたり、そうでなくともクラブ・ミュージックっぽいところで終わってしまったり、というのが多いような印象があって、それがダメだという訳でもなくて、好みの問題であったり、偏見でもあったりするのだけれど、このグループの場合、そうではないところが好きだし、素晴らしいなと思う。 でかい音で聴くも良し、イヤホンを耳に突っ込んだり、ヘッドホンで聴くも良し、だと思います。 明神池のちょっと手前。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |