category - Jazz -
- いろいろな音が出ます [2011/01/28]
- 作曲者に聴かせてみたい [2011/01/14]
- 5年も経ってました [2011/01/08]
- 優しかったり、突き刺さるようだったり [2011/01/07]
- 思った通りなところと、そうでないところと [2010/12/21]
![]() Hirose Junji The Elements - Tenor Saxophone Solos 昨年リリースされた広瀬淳二さんのソロ作品。 リリースされてからずっと気になっていて、ライブを見に行った時に買おうと思ってたんだけど、なかなか見に行く機会がなくて、先日のなってるハウスの時にようやく購入。 中身は2009年から2010年にかけての、なってるハウスでのライブを録音したものからセレクトされた演奏、だそうです。 で、演奏が凄いのはライブで体験して重々承知しているんだけど、改めて冷静に録音されたものを聴くと、やっぱり凄い。 サックス1本で、こうも多彩な音が出るものか、と。 それから、比較的短めな演奏(なのか、長めの演奏の一部を切り取ったものなのか、それともその両方なのか分からないけど)を中心に並べられていて、一応、曲間というか演奏の区切りはあるんだけど、大きな1曲のようにも聴こえるし、サックスの音が刻一刻と変化して行く感じが素晴らしい。 で、終わり方も秀逸。 考えてみると、広瀬さんのライブは何度か見に行ったけど、こうした完全ソロとなると未体験なので、とても気になる。 来月、行けたら行きたい。 過去作品も気になるけど、手に入れるのは難しそう。 一昨年。 back-woods song その1 スポンサーサイト
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![]() Altered States Plays Standards ライブ会場で買ったものではないけれど、先月手に入れたこんなCDなど。 Altered Statesによるスタンダード集。 99年リリース。 現在、リリース元のレーベルがなくなってしまっているらしく、廃盤。 Altered Statesのアルバムで他にも手に入りにくいのはあって、それでも今までにどうにか手に入れることができたんだけど、唯一、内容が内容だし、とても聴いてみたかったこれだけ持っていなかった。 で、過去にもオークションで見かけたことはあるものの、値段がつり上がるので、まあ気長に探しましょうという感じでいたところ。 で、先月久しぶりに見つけ、中古と考えれば高めかもしれないけど、まともな値段で購入することができた次第。 で、もう冒頭から笑ってしまうほどにAltered States節(?)全開で、嬉しい限り。 知っている曲も知らない曲も、あんなとこやらこんなことに。 曲という縛りがあっても、ちゃんとその曲と分かるようにしながら、その縛りを逆手に取ってしまっていたり、ライブで聴けるような演奏もありつつ、らしさは滲み出ているけれど、意外とライブでは聴けないような演奏もあったり、妙にECMのギタリストのアルバムっぽくなるところ(?)がちょっとだけあったり。 引き出しの多さ、息の合い方に改めて驚かされます。 そんなアルバムが廃盤なのやっぱりもったいない。 でも、再発の予定はある、なんて話もあるとかないとか。 で、本当は、それまで待とう、なんて思ってたんだんだけど、まあ、運良く手に入れられたので、めでたし、めでたし。 そろそろAltered Statesとしての新作も聴いてみたいけど。 去年の2月。 back-woods song その1 |
![]() Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra Out To Lunch 続いて、これ。 ONJOが、エリック・ドルフィーの"Out To Lunch" 2005年リリース。 前回の"Guitar Solo" これは、ちょうど自分がこの辺の音楽やらミュージシャンやらに興味を持ち始めた頃にリリースされ、あちらこちらで紹介もされていたので、とても印象に残っている1枚。 CD屋で少しだけ試聴もした、という記憶がかすかにある。 で、これは聴いてみたいなと思いつつ、その時点ではたしか元ネタの方を聴いたことがなくて、聴くならまずそっちからかな、ということで一旦保留。 で、いつも頭の片隅にはこのアルバムのことが残っていたんだけど、気付いたら5年ほど経過。 時間が経つのって早いですね。 で、年末のONJT+のライブの時に、前回の"Guitar Solo" リリース当時に試聴した時の印象をあんまり憶えてないんだけど、後にドルフィーのアルバムを聴いてみて、かなり忠実にやっているような印象を漠然と持っていた。 でも、聴いてみたら、全然そんなことはなくって、まったく別物として成立している、と思った。 もちろん、良い意味で。 オリジナルに忠実な部分もあるし、大きな敬意も感じるけれど、どう聴いても大友さんとその仲間による、この人達にしかできない音楽、といった感じ。 多分、リリース当時じゃなくって、今聴いたからそう思うんだけど。 もっと早く聴けば良かったと思いつつ、聴くタイミングは今で良かった、ともちょっと思う。 ただ、このメンバーでこのアルバムを再現するようなライブは、この先まずないだろうから、それを見ることができないのが残念。 去年の2月。 back-woods song その1 |
![]() Otomo Yoshihide Guitar Solo: 12th October @ Shinjuku Pit Inn, Tokyo + 1 年明けは、こんなところから。 年末にライブ会場で買った1枚。 タイトル通り、ギター・ソロ作品。 タイトル通り、2004年のピット・インでの演奏プラス1曲。 そして、2005年リリース。 大友さんの作品は、ここのところのはそれなりに買って聴いているんだけど、以前の作品となるとまだ全然手を出していなくて、手に入りやすいところからでも聴いてみたいなと思っているところ。 で、先月のONJT+のライブの時、物販コーナーを眺めていて、今日は1枚だけ、と言いつつ選んだのは2枚だったんだけど、目にとまったこのアルバムを購入。 前から気になっていたものでもあるし。 最近で言えばサウンドトラックのアルバム でも、どちらも大友さんらしいなあ、と思う。 そう思えるのは、ここ数年、自分なりに大友さんの音楽に慣れ親しんだからなんだけど。 そして、そんなことを考えつつ、何となく思い出したのが初めて大友さんの演奏を生で聴いた時のこと。 もう(と言うか、まだと言うか)4年とちょっと前。 その時はこのアルバムで聴けるようなソロ演奏で、やはりアコースティックだったり、強烈なノイズだったり。 このアルバムで聴けるような"Lonely Woman"などの曲を演奏していたかどうかまでは、当時は分からなかったし、覚えてもいないけれど、演奏する姿だけははっきり覚えている。 その頃、もしこのアルバムを手に取っていれば、もう少し早くいろいろライブを見に行ったり、作品を聴いたりしていたかも。 でも、そうならなかったかも、とも思う。 なんだか取り留めがないけど、約6年前の演奏ながら、今の気分にハマります。 御苑。 back-woods song その1 |
![]() Minami Hiroshi Go There! Minima - Go There! Remix 引き続き、最近ライブ会場で買ったCD。 これで最後だけど。 2002年にリリースされたGo There!のリミックス集。 南さんのリーダー作品(これがそう言えるのかは別として)で、唯一持ってないのがこれだった。 もちろん、ずっと気にはなっていたんだけど、どうもリミックス集の類いとは相性が悪くて、気に入らないことが多いし、クラブ・ミュージック等も今はまそれほど興味があるとは言い難く、なかなか手が出なかったのが正直なところ。 でも、やっぱり聴いておきたかったので、南さんの3Daysの時に購入。 聴いてみると、思った通り、なところと、そうでもなかったところと両方あり、思っていたよりは面白く聴いている。 リミックスに参加している面々は、馴染みがあるとは言い難いけど、少なくとも名前くらいは知っている人達ばかり。 やっぱり最近の好みとしては、露骨にクラブ・ミュージックっぽいものよりも、そうではないものに惹かれる。 クラブ方面にも関わって入るけれど、ジャズ・ミュージシャンである菊地さんのリミックスだとか、Combo Pianoの人によるリミックスだとか、序盤ライヒっぽくなっているリミックスだとか。 ただ、自分の場合、Go There!を好きでライブを見に行っている理由のひとつが芳垣さんのドラムな訳で、それがオミットされがちなのが、リミックスなんで仕方がないと分かりつつ、やっぱりちょっとものなりなかったりもするんだけど。 でも、思っていたよりは聴き応えがあって、なかなか新鮮だったので良かったです。 と言いつつ、続いてこれ 去年の2月。 back-woods song その1 |