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  2006年12月  

たらふく
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Phish - Colorado '88

Phish
Colorado '88


ちょっと前にリリースされた、タイトル通り88年のコロラドでのライブ。
7月29、30日、8月3、4、5日の演奏から抜粋、再構成し、3枚のCDにぎっしり詰め込まれている。
Phish Dry GoodsLive Phish Downloadsのみの販売らしい。

あんまり盛りだくさんなので、なかなかまとめて聴くのは疲れてしまうが、若いPhishの貴重な記録だ。
ちょうど"Junta"をリリースした前後だろうか。
録音状態は、例えば妙にベースの音が大きかったりとか、バランスも良いとは言えないし、最高な状態ではない。
演奏も、当たり前だが後のPhishと比べればずっと荒削りで、曲によっては頼りない。
客が少ないのか、拍手も結構まばらだったり。
でも、成長過程のバンドの勢いが素晴らしいし、とても面白い。
多分、何も知らずにライブハウスでこんなバンドを見かけたら、さぞかしビックリするでしょう。

個人的に特に面白かったのが、ハービー・ハンコックの"Maiden Voyage"。
いかにもロック・バンドが一所懸命ジャズを演奏しようとしている風なのだけれど、とても熱がこもっていて、この曲をきっかけになぜか聴く時の集中力が増す。
そういえば、Phishの演奏で、ジャズっぽい展開になるのは聴いたことはあるが、まともにジャズの有名な曲を演奏しているのって、「A列車で行こう」とか、その辺りしか聴いた記憶がない。
どうなんだろう。
他にもあるならちょっと聴いてみたい気もするが。

そんな具合に、このアルバムで今のところ気に入っているのは"Maiden Voyage"以降。
聴き慣れたあの曲があんな感じだったり、やはり聴き慣れたこの曲のこのフレーズがこのCDで初めて聴いたと思われる曲の途中に登場したり、いろいろと発見がある。
とは言え、まだそんなに何度も聴いていないので、またいろいろと印象は変わってくるかもしれないけれど。
なかなか良いです。
お腹一杯になります。



ところで、全然関係ないけど。
先日のジョアン・ジルベルトのライブを収録したDVDの発売が中止になってしまった。
ジョアン自身、ライブの出来に満足がいかなかったというのが理由だそうなので、それならしょうがないかという感じだが、とても残念でもある...。
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[2006/12/20 00:44] | Rock | トラックバック(-) | コメント(2)
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