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  2007年07月  

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また、ぜひ再会を
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Steve Kimock

KVMW
03/17/07 Oriental Theater - Denver, CO


最近のキモックさんを聴いてみようシリーズ第7弾。(Ratdogは除く)
再び3月に遡り、KとVとWの再会ライブ2日目。

2日連続だし、会場も同じなので、雰囲気は1日目とそれほど変わらず。
でも、随所でキモックの熱いギターが聴けるのが嬉しい。
こういうライブを通して前のめりなキモックさん、意外と珍しいような気がする。
よっぽど今回の再会ライブが楽しかったのだろうか。
そうだと良いけど。

曲で言えば、冒頭からいきなり30分以上、そしてなかなか本題に入らない"Jam > Wharf Rat"も凄いが、やっぱり、"Samba"や"Hillbillies"、"You're The One"がボビー・ヴェガのベースで聴けるのが嬉しい。
レイ・ホワイトの歌声を堪能するなら、"Shotgun House"に"Spring Water"、"Express Yourself"。
個人的には、1日目にはやらなかった"Spring Water"が特に好きだ。

ライブ全体としては、この日はセカンド・セットが印象的。
2日を通してなら、どちらかと言えば、1日目だ。
それも、ファースト・セットのインパクトが強い。
setlist.comでの評価はどうなんだろうと思ってチェックしてみたら、どちらもまあまあな評価だったので意外だ。
ただ、投票人数もえらく少ないので、あまり当てにはしてないし、所詮、人の評価なので。
少なくとも、自分としてはこの2日、気に入ってます。

この再会ライブについて思うところは、おおよそ1日目の方に書いてしまったので、あまり書くことがなかったり。
でも、これっきりにしないでまたぜひ再会して欲しいと願わずにはいられません。
今度は、アラン・ハーツさんもね。
モロさんも捨て難いのだけれど。
そんな感じです。
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[2007/07/31 00:05] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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若々しい
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Two from the Vault

Grateful Dead
Two From The Vault


"The Vault Box"より、第2弾。
92年リリースの"Two From The Vault"を。
中身の方は、68年、ロス・アンジェルスのShrine Auditoriumという所でのライブ。
今まで2枚組だったのが、今回の再発にあたり1枚追加され3枚組になったようだ。
新規購入者にとっては嬉しい追加だが、昔からのファンの方にとっては、買い直すかどうか悩むところなのでは。

で、クレジットには68年と書いてあるだけで日付が分からないので、setlist.comで調べてみると、どうやら8月23日と24日が該当するようだ。
セットリストを見る限り、Disc1と2がそのまま24日に該当しそう。
でも、どの曲がどの日の演奏なのかまでは分からず。
少なくとも、再発に当たって追加されたDisc3の3曲、"Alligator"、"Caution"、"Feedback"は、23日の演奏のようだけれど。
何となくそんな感じだが、詳しいことまで調べきれず。

演奏の方は、68年ということで若いし、アグレッシヴだ。
"Dark Star"もテンポが速い。
雰囲気としては、一昨年にリリースされた69年のフィルモア(もちろん、"Live/Dead"も)近いか。
半年ほどしか変わらないので当然ではあるけれど。
ともかく、ピッグペンの活躍するブルージーな曲も良いし、"Dark Star > Saint Stephen > The Eleven"の流れも久しぶりに聴いたけれど、やっぱり良いです。
後の演奏とはちょっと雰囲気の異なる"Morning Dew"あたりも。
最近の気分としては、もう少し後のちょっと成熟してきてからの演奏を聴きたいところなのだが、この辺りはこの辺りで、たまに聴くと違った刺激があって良いなと思う。
そんな感じです。

"One From The Vault"参照)の時に書いた通り、このボックスがなぜか2つ手元にあります。
で、1つは友人のところへ旅立つ予定ですが、どうせならその前に記念に(?)写真を撮っておこうかなと思いまして。

DSCF1260.JPG

左が新品未開封。
DSCF1262.JPG

DSCF1265.JPG

おまけも当然2つです。
DSCF1266.JPG

SYFステッカーがたくさん。
DSCF1267.JPG
でも、ステッカーの枚数は違いました。
この辺、適当らしい。

以上です。
[2007/07/30 00:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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あの曲は特殊かも
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Melvin Seals & JGB

Melvin Seals & JGB with Steve Kimock
07/01/07 Sellersville Theater - Sellersville, PA


最近のキモックさんを聴いてみようシリーズ第6弾。(Ratdogは除く)
そして、メルヴィン・シールズのJGBとの共演第2弾。(第1弾参照
今回の音源は、チャーリー・ミラーさんが時々放出してくれる、サウンドボードとオン・ステージ録音をミックスしたマトリクス音源。
なので、Digitalsoundboard.netで売られていてもおかしくないほど高音質。
そして、会場はキモックの地元、ペンシルヴァニア。
いろいろと期待が高まる。

1曲目は、6月15日にはやっていなかった"The Harder They Come"。
バッチリはまっていて、とても良い雰囲気。
この曲終了後、何やら機材のトラブルが発生したようで、いきなり中断した模様。
でも、"Sugaree"で再開した後には、トラブルなどなかったように快調に。
ヴォーカル&ギターを務めるステュ・アレン(って読むの?)は、キモックがいることでジェリー・ガルシアっぽくギターを弾くことから少し解放されているようの気がするのだけれど、どうだろう。
でも、キモックがいない本来の演奏を聴いたことがないのでよく分からない。
何となく、そんな気がするだけ。

何度か聴いていると、本家JGBとの違い(もちろん違うのは当然だけれど)も分かるようになってきた。
最も異なるのはリズム面だろうか。
まず、ドラムがどっしりとした感じの本家に比べるとかなり軽やかで、若返ったような印象。
それと、やっぱりベースか。
ジョン・カーンのような癖がない。
ベース・ソロでは、微笑ましくもカーンのように弾いているのだけれど、今ひとつ外し気味。
気にするほどでもないかもしれないが、自分の持ち味で弾いても良いのでは、と思う。
それにしても、フィル・レッシュ然り、ジェリーと活動をともにしたベーシストがいかに曲者ばかりだったか、よく分かる。

そして、今回のセットリスト中、最も注目したのが"The Maker"。
ダニエル・ラノワのこの曲、本家JGBでは、まるでジェリーのために作曲されたかのような、もの凄く特別な空気を発した演奏が聴ける。
だから、こっちのJGBでも、しかもキモック入りでやってくれないかなと密かに思っていたところ、結構あっさりやっていて、ちょっと拍子抜けしていた。
で、結論を言ってしまうと、この曲に関して言えば、ちょっと失敗しているように思う。
やはりジェリー・ガルシアという人の発する空気感の凄さを実感せざるを得ない。
演奏自体は決して悪い訳ではないのだけれど。

という具合に気になったところを強調して書いたので、否定的に思えるかもしれないが、そんなことは全然なくて、ライブそのものはとても良いと思う。
リラックスしながら楽しめると思います。
そんな感じです。
[2007/07/29 01:43] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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ホッパーだったりホッピーだったり
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Hugh Hopper

Soft Mountain
07/26/07 MANDA-LA2 - Kichijoji, Tokyo, Japan


Soft Machineの過去のメンバーが集まって活動しているSoft Machine Legacyが来日するということで、音は聴いたことがないけれど、ちょっと見てみたいなと思っていた。
でも、チケットが少し高くて迷っていて、そうこうするうち、芳垣さん4daysで燃え尽きてしまったりもして、結局どうでも良くなってしまった。
で、そのLegacyでベースを務めるヒュー・ホッパーが、ホッピー神山、吉田達也とのSoft Mountainというグループで、しかも吉祥寺でライブをするというので行ってみた。
生ホッパーさんは、以前にちょっと書いたが、12、3年振り2回目、ホッピーさんは名前だけは知っていたけれど、顔も知らなければどんな音楽をやっているのかも知らず、まったくの初体験。
吉田さんは、意外と見たことがなくて、昨年5月以来、3回目。

そんな訳で、7時半を10分過ぎた辺りで登場。
登場、といっても始まる前から、一番奥の関係者席に座っているのは見かけていたのだけれど。
演奏の方は、ヒュー・ホッパーのベースを中心に、両側のキーボード、ドラムが肉付けして行くような印象。
吉田さんは、是巨人の時のような全開叩きまくりな感じではなかったが普通にうまいし、ホッピーさんも実力者であることがよく分かった。
ただ、聴きどころもあったものの、途中から妙にしっくり行かないものを感じ、眠気に襲われる場面も。
何となく、どこか焦点が定まっていないような、そんな感じだ。
で、1曲50分ほどぶっ続けでファースト・セットが終了。
ホッパーさんの"Short Pause"の一言で休憩に。

余談。
休憩のとき、トイレに行ったのだけれど、並んで待っている間、横にはビールを飲みながら寛ぐホッパーさんが。
こんな日が来る何が考えたこともなかった。
だって、シド・バレットのアルバムでベース弾いてた人ですよ。
余談、終わり。

で、本当に"Short Pause"に15分ほどでセカンド・セットが始まる。
ファーストよりは少々アグレッシヴなスタートだったので、ちょっと期待した。
が、どうもやっぱり所々しっくり来ない。
両側の二人の派手さに比べると、どうもベースがシンプル過ぎるのか、手抜きなのか、妙に普通のロック・ベースな感じで噛み合っていないし、あまり面白くない。
どうも根本的に、音楽的な相性はそんなに良くないんじゃないかと感じたが、どうだろう。
そんな具合に、1曲40分ほどで終了。

そして、すぐさまアンコール。
多分、5分強の本日一番の短さだったが、この演奏が一番凝縮されていて、良かったと思う。
最後の盛り上がりのところは格好良かったし。
見る側としては、1セットぶっ続けではなく、10分前後で区切って、それぞれ見せ場を作ってもらった方が多分もっと楽しめたんじゃないかと思う。

という訳で、期待していたほどではなかったのが正直なところだが、ホッピーさんがどんな人か知ることができたことと、ホッパーさんが動いているところを見ることができたので、良しとしましょう。
というより、良しとするしかないでしょう。
そんな感じでした。
[2007/07/27 00:29] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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2つあってもしょうがないので引っ越し祝いにでも
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One from the Vault

Grateful Dead
One From The Vault


先日、"Three From The Vault"が突然発売され、同時にこの"One~"と"Two From The Vault"、そして新たにリリースされた"Three~"までを含んだボックス・セットもリリースされた。
ちょっと悩んだのだけれど、One、Two共に持っていなかったし、思い切ってボックスを注文してしまった。

その中から、まずは91年にリリースされたこの"One"を。
75年8月13日のGreat American Music Hallでのライブを丸ごと収録。
75年と言えば、ツアーを休み、1年間で4回のライブしか行わなかった年だ。
そんな数少ない中からこの日が選ばれてリリースされたということなら、悪い訳はなく。
冒頭のメンバー紹介が終わるのをまちきれないかのように始まる"Help On The Way"から良いです。
最初こそ、ヨレヨレ、というほどではないけれど、ちょっとヨレた演奏が、徐々に軌道修正されまとまって行く様子が生々しい。
単発のライブだからなのか、曲の方もこの頃の代表的なところがまんべんなく演奏されているような気がするけれど、どうだろう。
どの曲も良いけれど、"Eyes Of The World"については、イントロ長めの"Cow Palace"参照)に譲ります。

そして、ラストの"Blues For Allah"。
たしかライブでは数回しか演奏されなかった中の貴重な演奏。
久しぶりに聴いたのだけれど、やはりかなり異質な曲で、これを最後に持ってくるなんて凄いことする。
最初は、てっきりカットされている曲があったり、順番を変えて収録されている曲もあるのかと思ったのだけれど、当日のセットリストを見るとカットされている曲もなく、この2枚組にすべて収録されているようなので、間違いなく最後に演奏されたようだ。
全体の流れからすると、少し浮いているような気もするけれど、それもそのうち気にならなくなるだろうと思う。

という訳で(?)、内容の方はとても素晴らしいと思う。
ただ、もっと早く聴いておけば良かった、というのと、買い直すこともなく、今まで待ってみて良かった、というのと半々くらいの気持ち。

そんなこのアルバムを含んだボックス・セット、先々週の週末に手元に届いて喜んでいたところ、それから1週間と経つことなく、見覚えのある箱がオフィシャル・ストアから届いた。
もしや、と思って開けてみると既に受け取ったものとまったく同じボックス・セットが...。
頭の中がクエスチョン・マークだらけのまま、念のためメールで、どうしたら良い?と問い合わせてみると、誰かにあげちゃってくれて構わないという太っ腹な返事が返ってきた。
太っ腹、というよりは送料の負担だとか、いろいろなコストと手間を考えるとその方が早いということなんだろうと思うけれど。
こちらに余計に届いた分、もしかしたら、まだ届かなくて困っている人がどこかにいるのかも。
まあ、返品するようなら面倒だなと思っていたので、こちらとしては大助かり。
でも、同じものが2つあってもしょうがないので、最近引っ越したばかりの友人への引っ越し祝いに決定しました。
[2007/07/26 00:23] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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日付順に追ってみます2
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Ratdog

Ratdog with Steve Kimock
07/07/07 Chastain Park Amphitheater - Atlanta, GA


キモック入りRatdogのツアー2日目。
でも、その前にちょっと訂正。
初日の時、ファースト・セットとかセカンド・セットとか書いたけど、どうやら1セットのライブだったらしい。
なので、ファーストを前半、セカンドを後半、くらいな感じで置き換えて読んでいただけると嬉しいです。

で、この2日目も1セット。
この日からオープニング・アクトとしてケラー・ウィリアムスが同行している模様。
イントロ的なジャムに続く1曲目は"Jack Straw"。
再び1曲目より、客、合唱な展開だ。
その後の今日までのセットリストを眺めてみると、軽めのジャムから何かしらの大物曲へという流れは決まっているらしい。
掴みは大事です。

全体としては、まだ2日しか聴いてないので、比較の対象が1日目しかない。
でも、1日目よりも良いのではないかと思う。
じっくり聴かせる曲が多く、最後の"One More Saturday Night"、アンコールの"Johnny B. Goode"で盛り上げるという流れ。

気になるキモックのギターは、1日目よりも露出が多いような印象。
オーディエンス録音なので、バランス、録音状態にもよるので何とも言えないが。
曲で言えば、"Jack Straw"、"Mississippi Half-Step"辺りでの演奏が好きだ。
"Mississippi~"の次の"Stuff"では、エレクトリック・カリンバっぽい音も聴こえるがどうだろう。
特別クレジットはされていないのだけれど。
ただ、KVMW出の凄い演奏を聴いたばかりなので、まだまだ、よそ行きムードが強く感じられてしまう。
ツアーの方は、もうかなり進行しているけれど、よそ行きから脱却できているのでしょうか。

まだまだ、続く、はず...。
[2007/07/25 00:12] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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これですよ、これ
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Steve Kimock

KVMW
03/16/07 Oriental Theater - Denver, CO


最近のキモックさんを聴いてみようシリーズ第5弾。(Ratdogは除く)
再び3月に遡り、PBSとのライブ翌日。
昨年末、大雪で中止となったKVHWの再会ライブが、ようやく実現した。
ただ、"H"ことドラムのアラン・ハーツの参加はなく、代わりにフィル・レッシュのバンドなどでも活躍する(というより、それしか知らないだけですが)ジョン・モロがドラムの座に納まり、KVHWならぬ、KVMWということに。
でも、アラン・ハーツの不参加は残念だけれど、それ以上に、ベースのボビー・ヴェガとの約6年振り(で良いのかな?)の共演が嬉しい限り。
たかだか3、4年程度のファンである自分がそう思うくらいなので、Zero時代から追いかけている人にとってはもっと深い感慨があるのでは。
どうなんでしょう。

という訳で、いきなり結論からですが、これは素晴らしいです。
これです、こういうのが聴きたかったんです、キモックさん!と言いたいほど。
と言う割には3月からこの音源を放置していた訳だけれど、もっと早く聴いておけば良かった。
ここのところ、今年に入ってからの音源をいくつか聴いたけれど、やはりこれが1番。
特にファースト・セットでの弾きまくりは凄い。
こういう熱いキモックさんは久しぶりに聴いたような気がする。

全体的な演奏としても、久しぶりとは思えないほどまとまっていて、聴き応えあり。
レイ・ホワイトは、バッキングも格好良いし、歌声も変わらず素晴らしい。
ボビー・ヴェガさん、やっぱりベーシストとしてのキモックとの相性は1番良いのでは、と思う。
ヴェガさんのベースによる"Five B4 Funk"や"It's Up To You"、やはり良い。
"Five~"の途中、キモックによるカリンバ・ソロまであったりと、単なる再会ライブで終わってないところも素晴らしい。

で、意外な発見、と言うより、今まで注目するほど演奏を聴いたことのなかっただけなのだけれど、ジョン・モロのドラムがかなり素晴らしい。
上手いのは当然として、表現力も豊かで、カッチリとはまっている。
これは、この翌日の音源もかなり期待できそう。

Ratdogでもここまでやってくれ、とは言わないが、こういう瞬間が増えてくれることを期待したい。
けど、どうでしょう。

残念ながら、この日の音源がLive Music Archiveにアップされていなかったので、オフィシャル音源を。
ちょっと聴けます。
[2007/07/24 00:01] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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工夫の跡が窺えます
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DSCF4478.JPG

Sardine Head
07/20/07 月見ル君想フ - Minamiaoyama, Tokyo, Japan


前夜の興奮も冷めやらぬまま(?)、先月の吉祥寺以来のSardine Headのライブへ。
今回は、青山の「月見ル君想フ」という初めて行くライブハウス。
5バンド中、5番目の出演ということで、少し遅めに行ってみると、着くなりHKさんより「今日は30分だってよ」と聞かされた。
短いだろうとは思ってたけど、まさかそこまで短いとは。

で、着いた時に演奏していたのが4番目のkowloonというバンド。
最初は何となく聴いていたのだけれど、よくよく聴いてみるとなかなか良いことに気付いた。
最近の自分の好みからすると、少々カッチリし過ぎだし、曲にもよるけれど、音にも説得力があって悪くない。
素直に、良いバンドだったと思います。

で、ちょっと押して、9時40分にもなろうかという頃、Sardine Headのスタート。
1曲目、"Improv"な始まり方だったので、持ち時間短いのにいきなりそんな感じ?と期待しながら聴いていると、突然「こんばんは」との挨拶を入れ、しっかり外すことも忘れず。
そこから、実質的な1曲目"Funk"へ。
なんだか久しぶりに聴いたような気がするが、どうだったか。

DSCF4474.JPG

で、次の"Romanchica"が、またエラいことに。
来るぞ、来るぞ、と言うところで思い切りこちらの期待を裏切ってくれるような展開。
中盤のファンクをグシャッと崩したところ、面白かった。

DSCF4476.JPG

で、次が"Trick Cycling > Beg"とメドレー形式で。
ライブ終了後、短いセットリストを組み立てるのに苦労したとメンバーの方が言っていたけれど、この辺りにもその苦労が窺えます。
そして、最後が前回に続き、"Soil"でさわやかに(?)終了。
こういう短めのセットのラストに映える曲かも。

DSCF4472.JPG

終わってみると、多分40分ほどだったと思う。
いろいろと工夫を凝らしているのが分かり、面白いライブだったけれど、やはり短いなあというのが正直なところ。
これを踏まえて、来月のワンマン2回、楽しみにしております。

DSCF4477.JPG
[2007/07/23 00:00] | Live | トラックバック(1) | コメント(2)
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おひねり
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DSCF4469.JPG

Taarab from Zanzibar
Culture Musical Club and Bi-Kidude
07/19/07 C.C.Lemon Hall - Shibuya, Tokyo, Japan


タンザニアのザンジバル島のターラブという音楽。
まったく聴いたことがなければ、馴染みもないのだけれど、何やら面白そうな感じだったので、ライブへ行ってみた。
約15年振りくらいの渋谷公会堂、改めC.C.レモン・ホール。
ここで最後に見たのは何だっただろう、と思い出してみたが、多分、Dinosaur Jr.ではなかったか。
そのくらい、久しぶり。

ターラブというのは、プロモーターのサイトの引用になるけれど、[アラブの大衆歌謡]~[アフリカのリズム]~[インド音楽]~[ヨーロッパの香り]ということらしい。
が、これを読んだだけでは、漠然としたイメージが出来上がるのみで、分かったような分からないような感じ。
でも、それはそれとして、予習する訳でもなく、何の予備知識もなく、臨んでみた。

まず、第1部、全7曲で1時間弱。
1曲目のインストの曲の後、その他は3人ほどの歌い手が交代で歌う、という進行だった。
総勢13人による演奏で、楽器の編成は、予想と違い、西洋圏や現代の日本では馴染みのあるものばかり。
見たことがない楽器と言えば、マンドリンのような弦楽器と琴のように演奏する楽器の2つだけ。
マンドリンのような楽器の方は、マンドリンのようなのでそれほど馴染みがないというほどではないのだけれど、何となく中近東辺りの楽器のような気がしたが、どうだろう。
もうひとつの琴のような演奏法の楽器は、演奏している姿も面白かったし、音色も良かった。

音の雰囲気は、詳しくはよく分からないけれど、やはりいろいろ混ざっていて、特にメロディーがインドぽかったりとか、ジプシーっぽい雰囲気が強かったように思う。
聴く前に想像していたよりもずっと緻密で、ドラマティックな曲ばかりだったし、歌い手が変わると少し雰囲気が変わるもの面白い。

その歌い手さん、マカメ・ファキという男性ヴォーカリストも雰囲気があって素晴らしかったし、アムナ・ミゼーという女性ヴォーカルのインド的な雰囲気も良かった。
でも、やっぱり目玉は「推定95歳」という触れ込みのビ・キドゥデさんだろうか。
まず、登場からコントのようで、観客の拍手も一段と大きかった。
佇まいは下町の銭湯にいそうなおばあちゃん。
「バカ言ってんじゃないよ」が口癖です。(ウソ)
というどうでも良いことはさておき、うまさで言えば、若いアムナさんの方がうまい歌手だと思うけれど、そのぶっきらぼうな歌い方が圧倒的な存在感。
現代的なものに影響を受けていない土着的な感じは、素晴らしい。

また、ビ・キドゥデさんが歌っている曲の途中、多分、日本在住のタンザニアの方々と思われる客が何人か、紙幣をひらひらさせながらステージの前へ躍り出てきた。
で、それを歌い手に渡す。
どうやら、この「おひねり」というのが一般的なスタイルらしく、そう考えると、今回のこのホールは会場としては似つかわしい。
蒸し暑いくらいの大衆的な酒場などで、思い思いに踊ったり、酒を飲んだり、おひねりを渡しながら演奏を聴くのがピッタリで、今回、演奏はとても素晴らしかっただけに、そこだけちょっと残念。

そうこうするうち、第1部が終了。
あまりにあっさり終わったので、てっきりライブそのものが終わってしまったのかと思ったほど。

そして、15分ほどの休憩を挟み、第2部へ。
幕が上がってみると、1部よりもイスの数が少なく、配置も換わっていた。
メンバーが第1部とは違う楽器を持っていて、雰囲気としては共通するものがあるが、前半よりもアップテンポ。
ライブを見る前に想像していた音に近いかも。
後で知ったのだが、2部はターラブではなく、キドゥンバグという音楽だったらしい。
そして、この2部の1曲目が30分近く延々と続き、気持ちいいことこの上なし。
2本のヴァイオリンがトランス的に盛り上げ、ベースを担当する、不思議な楽器がさらに煽る。
木製の箱の上に棒を立て、そこに張ってある綱のようなものを、演奏者が箱の上に座りながらはじくのだけれど、ベースであり、パーカッションであるような、独特な音が魅力的。
やはりここが今回のハイライトだっただろうか。
立ち上がって踊っている人も増え、おひねりの数も第1部より増えていた模様。

で、この曲が終わると、拍子抜けするくらいあっさりと引っ込んでしまう。
ちょっと短い。
そして、アンコールへ。
アンコール1曲目は、先ほどの曲と同じような曲。
やはり気持ち良かったので、このまま1時間くらいやってくれても良いのにと思っていたところ、多分、5分くらいで終了。
再び、引っ込む。

2回目のアンコールでは、ビ・キドゥデさんが再び登場。
登場すると、コンガのような打楽器を腰に括りつけ始める。
準備が整うと、その打楽器を腰に縛り付けた状態で、またに挟むと言う不思議な格好に。
で、パーカッション2人のシンプルだが複雑なリズムをバックに、自らも演奏しながら歌う。
これがまた、ごく自然に、当たり前のように難しいリズムを演奏していて唸ってしまった。
ここも間違いなく、今回のハイライト。

こんな感じで、第2部は少々短めだったけれど、盛況のうちに終了。
通常の上手い、下手では測ることのできない、必要な技術だけをごく自然に身につけてきた演奏は、真似できないし、素晴らしい。
今後、またこんなライブを見てみたい、と素直に思った。
ちょっと冷房の効き過ぎた会場のことだけは残念だったけれど。

DSCF4468.JPG

DSCF4470.JPG
[2007/07/22 21:00] | Live | トラックバック(1) | コメント(0)
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日付順に追ってみます1
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Ratdog

Ratdog with Steve Kimock
07/05/07 Summerfest - Milwaukee, WI


ボブ・ウィア率いるRatdogに、病気療養中のマーク・カランの代役としてキモックが参加。
自分から申し出た、という話もあり。
やる気です。
で、先に音源を聴いた方々の話だと、まだ若干遠慮がちのような演奏、とのことだったので、この7月のツアーを日付順に追って行くとキモックがバンドに馴染む様が楽しめるんじゃないかと思い、片っ端から聴いてみようかと思い立った。
なので、bt.etree.orgをこまめにチェック、は普段からしてますが。

という訳で、もう7月も後半に入ってしまったので、少し出遅れたけれど、ツアー初日の7月5日から。
軽いイントロ的な演奏から始まり、1曲目"Shakedown Street"から。
凄い歓声&1曲目から大合唱。
まあ、そりゃそうなるでしょう、という感じだ。
その他にも随所にGrateful Dead時代の曲を織り込み、盛り上げるのは抜け目の無さか、サービス精神か。
実は、Ratdogはまだそれほど聴いたことがなくて、何となく雰囲気を知っている程度で、Ratdogとしての曲を知らないのだけれど、GDの曲についても巧みなアレンジなので違和感はなし。
まあ、元メンバーのバンドなのでそれも当然ではあるけれど。
ちょっと気になるのが、ボビー以外のヴォーカル、誰が歌っているのか分からないが、今ひとつ。
オフ気味でもあるので、出音のせいもあるのかもしれないけれど。
他の会場ではどうなんだろう。

さて、キモックさんのギターですが。
やはり噂通り、まだ落としどころを探っているような、そんな印象はある。
特にファースト・セットでその印象が強い。
"Crazy Fingers > Brown-Eyed Women"辺りで、オッと思うのも束の間、もうひとつ盛り上がりに欠けるところもあるし。
それでも、ファースト・セット最後の"Victim Or The Crime"やセカンド・セットに入ってからのジャズ寄りの演奏では、活き活きとした感じが伝わってくる。
なので、キモック目線なら、この日は"Victim~"と"Milestones > Stuff"辺りが良好。

という訳で、最高!と手放しに喜べる感じではなかったけれど、良いんです。
ライブそのものは普通に楽しめるし、これがどう変化して行くのか見届けるのが楽しみでもあるので。
最後まで続くか分かりませんが、初の試み、頑張ってみます。
[2007/07/19 00:28] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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今のところ、ここまでです
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Early Hi-Ball Years

The Coctails
The Early Hi-Ball Years


Sea And Cakeな流れでもう1枚。
92年のアルバム。
中身は、89年から91年にかけ、Hi-Ball Recordsというレーベルからリリースされた"Hip Hip Hooray!"、"Here Now Today"というLP2枚と"Songs For Children"というEP1枚のコンピレーション、らしい。
その3枚の全曲が収録されているかは不明、と言うより調べる気ゼロです。
このグループには、Sea And Cakeのギタリストであるアーチャー・プレウィットが参加していて、このCDがリリースされた当時、Sea And Cakeの前身だとか、そんな感じで紹介されていたのだったと思う。
ただ、今日改めてCDのクレジットを眺めるまで、誰が在籍していたかというところまでは知らなくて、ただ漠然と、ポスト・ロックのその辺りと関係のあるバンド、くらいの認識しか持っていなかったのだけれど。

で、当時、このアルバムの1、2曲目辺りが格好良かったのでたまに聴いていたのだが、その度に、曲が進むにつれ途中で飽きてしまい、結局最後の方はほとんど印象に残らず、の繰り返しだった。
だから、決して印象は悪くはないけど、はまるには至らなかった。
オルガンやらサックスやらギターやら、メンバーが様々な楽器を持ち替え、フィーチャーされる楽器によって曲の雰囲気が異なるので、かなりバラエティーに富んでいる。
ガレージ風、サーフ・ロック風、フェイク・ジャズ風、などなど。
でも、楽しい、ということを重視しているのか、一貫したものがあるので、とっ散らかった楽曲を、うまい具合にとっ散らかったまま、バランス良く聴かせていると思う。
演奏力も、センスもあるし。
ただ、曲によって好きなものもあるが、そうでもないのもあり、これという焦点が見当たらず、結果、印象が薄くなっていたような気がする。

今聴き直してみると、以前よりは、もう少しは細かいところまで楽しめたように思う。
でも、以前と印象はそれほど変わらず、というのが正直なところ。
オッと思うえる曲は、以前よりは増えたように思うけれど、どうしてもBGM的なものに聴こえてしまう面もあり。
まあ、気分転換にたまにはこんなのも聴いてみるのも面白いのかな、と思う。
散漫な感じがあるのは、コンピレーションだからということもあると思うので、もしかすると、これ以降のアルバムとして作られた作品には気に入るのもあるかもしれないけど、深く掘り下げる気分でもなく。
なので、これ以上の広がりは、今のところないです。
[2007/07/18 00:12] | Rock | トラックバック(0) | コメント(4)
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逆転しました
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Cavale

Shrimp Boat
Cavale


ついでなので、もう1枚。
前回"Duende"に続く、93年のアルバム。
その"Duende"を聴いて特別このバンドを気に入っていた訳ではないのだけれど、何となく気になるところがあり、このアルバムがリリースされた時、念のため買ってみた、とかそんな感じだったと思う。
でも、結果、前作以上に入り込めず、数回聴いただけで終わっていたアルバムだ。
なので、どちらかと言えば"Duende"の方が好き(というほどではないが)、というのが今までの印象だった。

で、ついでに聴いてみたこのアルバム、今日、久しぶりに聴くまでは、全然面白くないんだろうなと思っていた。
前述の通りの印象だったので。
ところが。
これが意外と良かった。
なぜだかまったく分からないけれど、まったく違和感なく楽しむことができた。
前作との比較で言えば、こちらの方が音楽的にも焦点が定まっていて、演奏面でもまとまりが感じられる。
ホーンの使い方も効果的だし。
この辺り、最初期からこのバンドが好きだとしたらつまらなく感じた可能性もあるけれど、元々それほど好きだった訳ではなかったことが良かったのでは。
プレコップのヴォーカルは、相変らず調子が外れた歌い方だが、演奏のまとまりの良さとコントラストになっていて、味となっていると思う。

そんな訳で、自分でも少し驚いているのだけれど、このアルバムの印象がまったく変わってしまった。
"Duende"よりも良い。
やっていることが違うので比較する必要もないが、プレコップが関わった作品ということなら、Sea And Cakeの2枚(これこれ)よりもこっちを選ぶ。
新たな発見、というほどでもないか。
でも、良いと思います。
[2007/07/17 00:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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別人のよう
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Duende

Shrimp Boat
Duende


91年のアルバム。
でも、ちょっと調べてみたら、92年と書いてあった。
どっちが正しいのか分からないが、少なくともこのCDには91年とクレジットしてある。
それと、今までてっきり1枚目のアルバムなのかと思っていたけれど、どうも自主製作やら含めるとこの前に4枚くらいあるようだ。

それはそれとして。
これは、その頃、いろいろと新しい、面白そうな音楽を求めて熱心に雑誌のレビューなどをチェックしていて知ったバンド。
で、期待通りと言うべきか、かなり風変わりな音で、でも、ちょっと変わり過ぎていたからなのか、今ひとつ引っかかるところが少なくて、嵌るには至らず。
相当久しぶりに聴いたのだが、なぜこのバンドを思い出したかと言うと、Sea And Cakeを聴いたから。
このバンドには、Sea And Cakeのヴォーカルであるサム・プレコップが参加している。
ただ、Sea And Cakeを初めて聴いた当時はその繋がりは知らなかったのだけれど。

久しぶりに聴いてみた印象は、まあ、以前とそう変わらず、かなり風変わりでユニークな音だなと思う。
全パート調子が外れたひしゃげた音で、バンジョーやサックスがはいるおかげか、牧歌的な雰囲気もあり、なかなか面白いバンドではないかと思う。
調子が外れているのは、狙っているのか、演奏力の問題なのか。
多分、その両方だと思うのだけれど。
このアルバムのリリース元はBar None Recordsだが、その頃の、その辺りのアメリカのアンダーグラウンドなバンドらしい音と言えばそうなのかも。
ちょっと懐かしさもあり。

サム・プレコップはと言うと、やはり調子が外れたヴォーカルだ。
Sea And Cakeを聴いても、決して歌唱力のあるタイプだとは思えないけれど、それでもここでは別人と言ってもいいほどで、言われなければ同一人物と分かる人はほとんどいないのではないだろうか。
ここでの歌い方、Flaming Lipsのヴォーカルをもっとずっとヘタクソにしたような感じかも。

全体的には、嫌いはないし、面白いとは思うけれど、繰り返し聴くほどではない、というのが今も昔も変わらない印象。
ただ、シカゴのあの辺りのシーンがどういう風に形成されて行ったのかと考えて、その流れの中に当てはめて見るとなかなか面白い音なのでは、と今は思う。
どうでしょう。
[2007/07/16 00:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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ちょっと発見あり
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Porter Batiste Stoltz

Porter Bastiste Stoltz with Steve Kimock
03/15/07 Cervantes - Denver, CO


最近のキモックさんを聴いてみようシリーズ第4弾。
でも、最近とは言っても今年の3月まで遡ります。
今回は、昨年2月にも取り上げたPorter Batiste Stoltz(アーロン・ネヴィル抜きFunky Meters)との共演、リプライズ。
今、その昨年2月のエントリー(02/24/07のライブについて)を読み返してみたら、翌25日のライブの音源を聴いたらまた書きます、なんて書いてあった。
でも、書いていない。
あの後すぐに聴いて、やはり素晴らしい演奏だったので気に入ったのだけれど、両日ともそれほど印象が変わらず、書くことが思いつかなかったのだと思われます。
ちなみに、その2月の共演の後、同年9月にも共演を果たしているが、そっちは未聴。

で、内容の方はと言うと、やはり以前に聴いた昨年2月のライブとそれほど違わない印象だ。
でも、とても安定感のある、年季の入ったファンキーな演奏なので、問題なく楽しめる。
PBS曲についても、以前聴いて結構憶えていて、より一層。
録音のバランスのためか、キモックのギターがやや奥に引っ込んだ感じなのが少し残念だけれど、それでもこのグループとの相性の良さを聴き取ることができる。
いぶし銀。

で、今回のセットリストを見た時、ちょっと気になる曲名があった。
それは、"Us And Them"、"Not Fade Away"、"Down By The River"、"Breathe"の4曲。
もしかして、あれか?でも、同名異曲か?なんて考えながら聴いてみると、そのものズバリ、"Us ~"と"Breath"はPink Floydの曲、"Not~"はGrateful Deadの演奏で聴き慣れた曲、"Down~"はニールの曲。
違和感なくはまっていた"Not~"はともかくとして、その他の3曲は意外な選曲。
"Us~"はあのアルバムの中でもかなり好きな曲なので、単純に楽しんだが、なかなか良い演奏だ。

でも、一番興味深かったのが"Down~"から"Breathe"、そしてそれに続く"Let The Good Times Roll"の流れ。
"Down~"が始まった時、イントロのアレンジが"Breathe"風だったのでてっきり"Breathe"は始まったものと思った。
で、"Down~"は同名異曲だったのか 、と残念に思っていたところ、"Down~"へ突入。
今まで、まったく気付かなかったし、気にすることもなかったが、この2曲、メロディーやコード進行に共通点があるようだ。
知らなかった。
同じ雰囲気を維持したまま続く、その3曲がとても印象的だった。

という訳で、今回もこの共演は素晴らしかった。
オフィシャル音源もあります。
[2007/07/15 02:02] | Soul/Funk | トラックバック(0) | コメント(0)
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やはり変わらぬこの印象
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One Bedroom

The Sea And Cake
One Bedroom


ちょっと間が開きまして、2002年の6枚目のアルバムを。
前作"Oui"を聴いて、嫌いな音ではないけれど、今ひとつしっくりと来なかったこのグループも、このアルバムが新作としてリリースされたこの当時は、一応、どうなのかなというくらいの興味があったので、CD屋で試聴してみたことを思い出す。
その時、聴いたのがこのアルバムの1曲目である"Four Corners"。
で、この曲がとても良かったので、こりゃ買ってみるか、という成り行きに。

という訳で、"Oui"を久しぶりに聴いたこともあって、ついでにこっちも久しぶりに聴いてみる気になった。
久しぶり、ということは、買った当時、それほど気に入らなかったということでもあって、やっぱり"Oui"と同様、嫌いな音ではないんだけど...、という印象な1枚。
で、きょう聴いた印象も、やはりそれほど変わらないというのが正直なところ。
アルバムの雰囲気としては、前作にかなり近く、違いと言えば、エレクトロニックな要素の比率が高くなっていることだろうか。
そういう音楽もそれなりに好きだったことはあるのだが、このアルバムがリリースされた頃には、既に興味が薄れ始めていて、エレクトロニック色が強まったことがこのアルバムの印象を薄くした原因の1つだったのかも、と今になって思う。
ヴォーカルのサム・プレコップの声が聴こえただけでこのグループと分かるほど個性的だし、その辺をさらっと聴かす辺りにセンスの良さは感じるのだけれど。
強いて言うなら、アルバムとしては"Oui"の方が好きだ。

で、1曲目。
これは今聴いても、良い、と思う。
かなりStereolabっぽいことにも気付いてしまったが。
まあ、マッケンタイアがStereolabのプロディースをしたり、密接な関係でもあっただろうし、元々共通する要素があったりだとか、お互い影響を受け合ったりということも想像がつくので、それはとりあえず気にするほどでもない、ということにしておきます。
とにかく、所有している2枚のアルバムを通して、1番好きな曲かも。

なので、アルバムとしてなら"Oui"に軍配が上がり、曲を挙げるならこのアルバムの1曲目、という結論に落ち着きます。
自分にとって、この関係は、Pixiesのセカンド・アルバムサード・アルバムの関係にも似ているのだけれど、まあ、どうでもいいですかね。
[2007/07/14 01:43] | Rock | トラックバック(0) | コメント(4)
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良くなってるじゃないですか
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Steve Kimock

Steve Kimock & Friends
06/08/07 Harmony Music Festival, Redwood Stage,Sonoma County Fairgrounds - Santa Rosa, CA


最近のキモックさんを聴いてみようシリーズ第3弾。
今回は、Steve Kimock & Friendsとして。
メンバーは、キモックの他、マーティン・フィエロ、メルヴィン・シールズ、ウィリー・ウォルドマン、ロブ・ワッサーマン、スティーブン・パーキンス。
渋めな方々と元Jane's Addictionが合体。

セットリストを見ると、ほとんど全曲"Implov Jam"。(参照
結構前に取り上げたKimock, Perkins, Mathis & Waldmanの時と同じような感じのライブだ。
まあ、パーキンスとウォルドマンのBanyan組は共通しているので、多分、この2人とはこういう感じでやるのが今のところのコンセプトなのではないかと思う。

で、前半テンポの良い感じの演奏が続き、徐々にいろいろな展開が現われてくるという進行も、そのKPMWの時と同様。
でも、面白いところもあったけれど、少々緩慢のところもあったKPMWと比べると、演奏に締まりがあって、密度も高くなっている。
ベテラン勢の参加によるところも大きいだろうし、パーキンスともライブの回数を重ねるごとに息が合って来ているのかもしれない。
ドラムはやっぱりストレートなので、今回もロドニーって凄いなと感じてしまったりもするのだけれど、以前よりはずっと良いし、ライブ自体も聴く前に予想していたよりもずっと良かった。

聴き所はいろいろとあるけれど、なかなか面白かったのが、唯一、単独の曲名が記されている"Satisfaction"。
曲名を見て、まさかとは思っていたけれど、Rolling Stonesの有名なあの曲だ。
最初、ベースだけで始まり、軽くドラムがリズムを刻む感じになって行く。
メインのあのリフを弾いたり、メロディーを弾いたりするのだけれど、実際にミック・ジャガーが歌っているようにも聴こえ(気のせい?)、かなり凄い。
ちょっと驚いてしまった。
で、途中、サビでは客が合唱するなど、微笑ましい場面もありつつ、トランッペットやサックス、キモックのスライド・ギターが入ってくるとかなりよい感じの盛り上がりに。
この選曲はどうなの?なんて思っていたのだけれど、結構気に入ってしまった。

今後、しばらく(なのかどうかは不明だけれど)、このSK&Fでの活動が中心になるという話もチラッと聞いた。
どうなんだろう。
その時々で共演者が変わるのかもしれないから、それはそれで面白いのかも。
そんなキモックさんは、病気のギタリストの代役としてボブ・ウィア率いるRatdogとただいまツアー中。
早くも音源が登場し始めているので、聴かねば、と思う今日この頃。
[2007/07/13 00:35] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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なかなか新鮮
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Jacob Fred Jazz Odysssey

Jacob Fred Jazz Odyssey with Steve Kimock
06/20/07 Mexicalli Blues - Teaneck, NJ


最近のキモックさんを聴いてみようシリーズ(?)第2弾。
今回は、Jacob Fred Jazz Odysseyとの共演。
このグループのベーシストであるリード・マティスは、2006年1月に活動を休止(?)したSteve Kimock Bandで、最後の約半年ほど在籍したベーシスト。
それ以前にも、Steve Kimock & Friends名義のライブでベースを弾くこともあったし、なんやかんやで聴きそびれたままなのだけれど、2003年くらいに今回と同じくJFJOとして共演したこともあったはず。
そんな間柄。

JFJOに関しては、こういうライブの音源のダウンロードをするようになったばかりの頃、ひとつだけ音源を手に入れて聴いてみたことがあった。
でも、その時はもうひとつピンと来なくて、その後聴く機会がなかった。
SKBでのマティスのベースは、結構好きだったので、JFJO時代にも興味がなかった訳ではないのだけれど。
そんな感じです。

で、ライブの方。
最初4曲ほど、キモックは加わらず、JFJOの3人(キーボード、ベース、ドラム)のみの演奏。
でも、時々、ギターみたいな音がする。
どう聴いてもキモックのギターの音ではないし。
なぜだろうと思ったらベースの音だったようだ。
どうやって出しているのか分からないけれど、ベースを歪ませた音ではなく、完全にギターの音。
1曲の中で、ギターのように弾いているパートとベースとして普通に弾いているパートが混在している曲もあるので、ギターに持ち替えた訳ではないらしい。
時折混ざるワウをかけたような音は、間違いなくベースの音だったし。
10年以上前にBlues Explosionのライブを見に行った時、ジョン・スペンサーのギターの音がベースみたいなので、どうやって出してるんだろう、と思っていたら、ギターにベースの弦を張っているということを知り、ビックリしたことを思い出したりした。

ちなみに3曲目が、Beatlesの"Happiness Is A Warm Gun"。
書かなかったけど、前々回のJGB w/ Kimockでは"Dear Prudence"が、前回のEmergency!では"Good Night"が演奏されている。
言うまでもなく、いずれも同じアルバムに収録。
不思議な連鎖。
狙った訳ではないです。

で、5曲目"Hover"から、キモックさんが登場。
実際に見た方のレポートによると、ここからマティスはレス・ポールに持ち替え、"A New Africa"以外の曲ではベースを弾かなかったらしい。
ベース・ラインはキーボードがカヴァーした模様。
実は、最初に聴いた時にはその辺りを気にせず聴いていて、でも、漠然と不思議な感じがしていたのだけれど、謎が解けた。
ともかく、SKBで聴き慣れた曲も、ちょっと違う編成での演奏により、かなり違った印象だ。
特に、リズム面でのアプローチがSKBではなかった感じで、面白い。
ただ、こうして聴いてみると、ロドニー・ホームスって凄いんだな、と思ってしまったりもしたのだが。
そろそろまた聴いてみたい、ロドニーとの演奏。

で、最後の曲がミンガスの"Better Get It In your Soul"。
前回のEmergency!のアルバムにも収録。
狙った訳ではないです。
それはともかく、この曲、"Better Get It"と表記される時もあれば、"Better Git Hit"と表記されるのも見かけるが、どっちが正式なタイトルなんだろう。
いずれにしろ、ネイティブな友人の話だと、英語として意味が通じないとのことだけれど、前からちょっと気になっていた。
今、軽く検索してみたら、"Better Git It"というのもあるっぽい。
ますます、謎だ。

という訳で、あんまりライブのことを書いてない気もします。
若干、単調なところもあるが、これはこれでなかなか面白い演奏だと思う。
JFJO自体をあまり知らないので、普段と比べてどうなのかはよく分からないけれど。
嫌いな音ではないので、前に聴いた音源を聴き直してみるのも良いかも。
[2007/07/12 00:21] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(0)
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破壊とスイング
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Emergency! - Loveman Plays For Psychical Sing

Emergency!
Loveman Plays For Psychical Sing


2003年のセカンド・アルバム。
先日のライブがあまりに凄かったので、余韻の冷めないうちにアルバムを聴いてみよう、ということで。
たまたま運良く中古盤を発見したので、とも言えるけど。
ともかく、先日のライブはもの凄くインパクトがあり、今年前半に見た中では一番だったかもしれない。
そのインパクトは、ナンバジャズOrquesta Nudge! Nudge!と併せてもの凄く充実した内容だったので、ライブ熱が少し落ち着いた感があり、体調をちょっと崩したこともあるが、7月に入ってからはそれほどライブに行きたい気も起きなくなったほど。
後半になったら行くけど。

という訳で。
収録された全7曲中、5曲が先日のライブで演奏されたもの。
細かいところの違いは多分あると思うが、おおよそ先日のライブと同じアレンジ。
さらにあのライブの興奮が、あのライブの緊張感が、あのライブの混沌がそのままパッケージ。
ジャズのスウィング感を保ったまま、ロックの破壊的なところが結びついた様は素晴らしい。

それに加え、芳垣さんによる曲が2曲。
そのうち1曲は「豊島園の花火」なんて、ちょっとのどかな感じのタイトルなので、聴く前は柔らかい、なごむような雰囲気なのかと思っていたら、そんな生易しいものではなかった。
どちらもフリーキー。
機会があるなら、ライブでもぜひ聴いてみたいところだ。

という訳で、あのライブを思い出しながらゾクゾクしてます。
もう1枚の方もぜひ聴いてみたいけれど、レーベルのサイトでも在庫切れになっているようなので、どうなることやら。
どこかで見つかると良いけど。
[2007/07/11 00:02] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(0)
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うってつけ
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Melvin Seals & JGB

Melvin Seals & JGB with Steve Kimock
06/15/07 River Theater - Guerneville, CA


最近、ちょっとばかりキモック関連がおろそかになっていたので、これではいかん、ということで、この週末にここ数ヶ月の音源をまとめてiPodへ入れてみた。
これもその中の1つ。
JGB、とは言っても当然ジェリー・ガルシアがいる訳ではなく、Jerry Garcia Bandでキーボードを弾いていたメルヴィン・シールズによるトリビュート・バンド、と言ってしまって良いのか分からないけど、そんな感じのバンド。
サン・ラ没後のSun Ra Arkestraみたいなもの?
例えが悪いか。

このJGBについては、まだちょっと前に知ったばかりで、一応、それなりに気になりつつ、聴く機会を持たなかったのだけれど、最近、キモックが共演したということでやっとその気に。
一体いつからやってたのだろうと思って、Live Music Archivesにある音源をチェックしてみたら、一番古いものが2005年7月25日だった。
少なくとも2年くらいは活動しているということになるが、アルバムも1枚出てたりする。(2005年リリースらしい)
まったく知らなかったが、2005年と言えば、ちょうどジェリー没後10年になる訳で、そう言うことと関係あるのだろうか。

で、内容の方ですが。
噂ではヴォーカルの声がジェリーそっくりで、聴いていて悲しくなるほど、というコアなファンの友人からの話も聞いていたのだけれど、たしかに良く似ている。
似せているというよりは、さりげなく似ている感じなので嫌みがないのが良い。
で、たしかに似ているけれど、やはり別人なので、ずっと聴いていると、やっぱり違うなと感じるし、それほど気にならなくもなってくる。
でも、時折、ビックリするほど歌い回しがそっくりなところがあって、ハッとさせられるという妙な感じでもある。

バンドの音の方も同様で、オリジナルのJGBの雰囲気を踏襲しつつ、それだけではなくて、ちゃんと今のメンバーの音になっているように思う。
そして、雰囲気を大事にしながら、随所に自分のテイストを織り込んでくるキモックさんのギターはさすが。
ゲスト・ギタリストとして、これ以上うってつけの人はいないのでは、と思う。
個人的には、トリビュート・バンドやカヴァー・バンドについては、ちょっと後ろ向きな気がしてあまり興味を持てないことが多いのだけれど、これは素直に楽しんだ。
同じくキモック参加の7月1日は、チャーリー・ミラーさん提供のマトリクス音源なので、ますます楽しみです。
[2007/07/10 00:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(8)
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今も昔も変わらぬ印象
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Oui

The Sea And Cake
Oui


2000年のアルバム。
どうやら、5枚目。
これは、Tortoise辺りを聴いていた頃、当然のような流れで聴いてみた1枚だ。
リリース当時、1曲目を試聴してなかなか良かった、とかそんな感じだったと思う。

で、当時、その1曲目はやっぱり良かったし、全体的にも心地良い音で、悪くはないなと思った憶えがある。
でも、なんだかあまり引っかかるものがなくて、悪くはないけど、頻繁に聴くほど気に入ることもなく、という結果に。
さらに、この次の"One Bedroom"がリリースされた時、今度は大丈夫なんじゃないかと思ってもう1度挑戦してみたのだけれど、結局このアルバムと同じような印象に終わる。
友人からはこのアルバムより前の"The Biz"が良いよ、なんて話を聞かされながらも、このグループのまあまあな印象が拭いきれぬまま、結局、このアルバムと"One Bedroom"の2枚のアルバムしか聴いたことがない。

そして、久しぶりに。
別に以前から嫌いだった訳ではないし、今聴いても全然悪くはない。
聴いていて、充分心地良さも感じる。
どこか捉えどころのないような曖昧な感じも、多分、このグループの魅力に1つだと思う。
かなり緻密に、丁寧に作られた音なので、ここはこんなだったかと、感心するような発見もいくつかあった。

でも、以前と比べてどうかと言うと、比較の対象としては間違っているかもしれないが、前回のPearls Before Swineを久しぶりに聴いた時のような劇的な印象の変化はないのが正直なところ。
嫌悪感はまったくないし、実際、今聴いていても全然邪魔にならないんだけれど。
多分、その邪魔にならない、ってところが物足りなさを感じる所以でもあるのかもしれない。

という感じの1枚です。
自分にとっては。
[2007/07/09 00:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(4)
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持ち上げるほどではないけれど
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One Nation Underground

Pearls Before Swine
One Nation Underground


67年のアルバム。
よく知らないのだけれど、ファースト・アルバムだったような気がする。
買ったのは15年くらい前だっただろうか、とにかく随分と前のこと。
雑誌で名盤のような感じで紹介されていたのを読んで、興味を持ったのだったと思う。
いわゆるアシッド・フォークと言うやつか。
あまりその辺詳しくないが、少なくとも個人的には、アシッド・フォークという言葉から最初に連想するのがこのアルバムだったりする。

で、買った当時、結構期待していたのだけれど、全然良さが分からなかった。
何これ?というくらい、どこにも引っかかりがなく、ただ流れて行くというだけ。
そんな印象だったので、アシッド・フォークと言われる音楽に対しても同じようなイメージを持ってしまい、今日までそれほど興味を持ったことはなかった。
かなりの偏見であることは、充分承知の上で。

という訳で、もちろん、買ってから聴いたのは数回程度だったと思うが、何の脈略もなく、昨晩、突然聴いてみる気になった。
するとどうでしょう、意外と良い。
なんだか妙になごむし、悪くないと思った。
細かく聴いてみると、とても丁寧に作られていることも分かり、好感を持ったほど。
曲によっては、ボブ・ディランの影響丸出しであることも今更ながら分かり、面白い。
これを大名盤だとか、凄いとか、必要以上に持ち上げる気は別にないけれど、この時代特有のサイケデリックな音楽の中ではかなり良いアルバムなのでは、というくらいに印象が変わった。

何しろ、今までまったく興味がなかったので、てっきりこのアルバムくらいしかないのかと思っていたのだけれど、数枚リリースされているようで、ちょっと聴いてみたい気もする。
でも、それほど深く掘り下げたいと積極的に思うほどではなく。
このアルバムを見直すなり、いきなり矛盾しているかもしれないが。
まあ、機会があれば、ということで。
たまにはこんな音楽も良いかな、という感じです。
[2007/07/08 13:46] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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単独があって良かった
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ライヴ・イン・ザ・ミドル・イースト

Dinosaur Jr.
Live In The Middle East


先月に国内盤がリリースされたばかりのDVDなど。
2005年の12月、ボストンのミドル・イーストとニュー・ヨークのアーヴィング・プラザでのライブ映像を中心に、Dinosaur Jrと縁のあるミュージシャン達のインタビュー、FM出演時の映像、2005年の8月のライブから1曲、という内容。

まず、メインのライブ映像が約80分。
面倒だったので細かくチェックしてないけど、タイトルにしているくらいだから、ボストンでのライブがほとんどだったと思う。
選曲の方は、オリジナル・メンバー時の曲+"The Wagon"なのは当然のこと、翌2006年1月の来日(ここここ)とほぼ同じような感じなので新鮮味はそれほど感じない。
でも、Jマスキスの義理の兄妹に当たるというドイツ人の映像作家フィリップ・ヴィールスによる映像が、アングルやら色使いやら、いろいろと凝っているんだけど、必要以上に凝っていなくて、ライブの臨場感が伝わってくるので、なかなか見応えがある。
ドラムにゲートが掛かり過ぎなのが、ちょっと気になるけれど。

ボストンの会場は、来日した時のAXよりも狭いらしく、画面で見る限り、このバンドを見るにはちょうど良い規模のような気がする。
客も意外とおとなしいので。
ただ、実際にそこにいたら大変な思いをすることになるかもしれないけど。
一方、ニュー・ヨーク(と思われる映像)では、ステージも広めに、客のノリも激し目に。
こちらの方がこのDVDを見る前にイメージしていた映像に近いかも。
前述の通り、新鮮味や驚くような要素はそれほどないけれど、まあ、やっぱり良いなと確認することはできると思う。
考えてみれば、初のオフィシャル映像作品だし。
無事にチケットを撮ることができた8月の単独ライブへの期待が高まる。
クアトロというのがちょっと、だけど、規模的にはもしかしたらちょうど良いような気もする。

で、特典映像扱いのインタビュー。
キム・ゴードン、サーストン・ムーア、マイク・ワット、スティーブ・アルビニ、ケヴィン・シールズ、ソニック・ブーム、さらに唯一ミュージシャンではない俳優のマット・ディロンが、それぞれバンドに対する賛辞を述べる。
ケヴィン・シールズやソニック・ブームなんて、まともに顔も知らなかったし、ましてや喋っているところなんて初めて見た。
ああ、マイク・ワットもそうだ。
マイク・ワットがDinosaur Jrの面々と出会った頃のエピソードで、「音楽を幅広く知っていて驚かされた。Birthday PartyからStoogesまで」なんて、字面通りならそんなに幅広くないだろ、という突っ込みたくなる箇所もあるが、Sonic Youthの2人とソニック・ブームの発言がなかなか面白い。
それと、Dinosaur Jrの音を例える時に挙げられるバンド名、MC5やらStooges、Moterhead、Black Sabbath、果ては(?)Grateful Deadまで、ちょっと意外な名前も出てきたりして、ロックと言う言葉から連想されるバンドの、アメリカと日本との違いのようなものが垣間見えたのが興味深かった。

FM出演時の映像では、司会者が聞きにくそうなことをずけずけと質問するところが面白い。
ルー脱退時の話やら、ニール・ヤングからの影響やら。
バンド側も普通に答えていたけれど、今だからこそ答えられる、というのもあるのだろう。
本人達の口から聴けるというのはなかなか良い。
追加のライブ映像の"Chunks"は、本編の方でも収録されているので、どうせなら違う曲にしてくれれば良いのに、とちょっと思う。
でも、この曲がカヴァーだってのは知らなかった。

たいしたこと書いてないわりに、妙に長くなりましたが、そんな感じです。
はい、ライブ楽しみにしてます。
[2007/07/07 23:07] | Rock | トラックバック(1) | コメント(0)
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意外と良かったです
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Hex

Bark Psychosis
Hex


94年リリースのアルバム。
当時、雑誌のレビューか何かで興味を持って買ったのだと思うが、なんで興味を持ったのかは憶えていないし、このバンドについても、その後の活動についてもまったくと言っていいほど知らない。
このアルバムに関しては、決して悪い印象はなかったのだけれど、今ひとつ決定打に欠け、そんなに深く聴き込むには至らなかったので。

そんな感じなので、ちょっと調べてみたら、このアルバムが1枚目のアルバムらしい。
その後、EPはそれなりにリリースしていたようだけれど、アルバムとなるとこの10年後、2004年にもう1枚があるのみ、しかも97年には1度解散もしているらしいことが分かった。
音楽的には、Talk Talkあたりと並べられることが多いようで、実際、2004年のアルバムにはTalk Talkのドラマーが参加しているようだ。
なるほど。

なるほど、とは言ってもTalk Talkはちょっとしか聴いたことない上、あまり得意な方面ではないので、漠然と、言われてみれば、という感じなのだけれど。
ちょっと耽美的なところなど、たしかにそうかもしれない。
以前は、この耽美的なところが少し駄目で、雰囲気は悪くはないものの、今ひとつ入り込めなかったような憶えがある。
で、今聴いてみると、かなり緻密に、丁寧に作られていて、かなり好感を持った。
ダブを下敷きにし、ストリングスやら管楽器やら、いろいろな音が効果的に使われているあたり、かなりじっくり考え抜かれているような気がする。
自分の知っている中で言うと、Spiritualizedあたりに近いところもあると思う。
Spritualizedから、大仰さを無くした感じ。

ただ、やっぱり、このアルバムならこの曲と言えるような曲はないし、決定的な何かが足りないような気がするのもたしか。
飛び抜けた個性があるとも言えないし。
それでも、以前よりはかなり印象は良いけれど。
せっかくなので(?)、もう1枚のアルバムの方も評判が良いようだし、ちょっと聴いてみたくなっているのだけど、どうだろう。

分かったことと言えば、もう1つ。
このバンドのウィキペディアによれば、Napalm Deathのカヴァー・バンドとして結成、とのこと。
この音からは想像がつかないだけに、ちょっと面白い。
たしかに誰でもできそうに聴こえるもんな、Napalm Death。
[2007/07/06 22:54] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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わりとうまく剥がれました
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Minami Hiroshi Go There! - Celestial Inside

Minami Hiroshi Go There!
Celestial Inside


前回に続きまして、もう1枚。
同じく、2002年リリース。
リリース年が同じなので、あれ?と思ってチェックしてみたら、1枚目の"Go There!"は、2001年録音で2002年1月にリリース、こちらは2002年録音で同年12月のリリースだった。
なるほど。
そして、メンバー据え置き(?)のまま、グループ名が正式にGo There!に。

そんな訳で、1枚目のアルバムとはレコーディング時期が1年と違わないので、印象はそう大きく違わない。
でも、グッと濃厚なった、そんな気がする。
演奏の雰囲気も、最近のライブの雰囲気により近くなっているような気もするけれど、もう既にこのアルバムも5年前の作品だから、それは多分気のせいだ。
一番の違いは、1枚目の方がすべて南さんの作曲だったのに対し、このアルバムでは菊地成孔さん作曲、そしてプロデュースの曲が3曲ほど含まれていることだろうか。
この3曲が、やはり南さんの曲とは少し雰囲気が異なるので良いスパイスになっているように思う。
中でも、アルバムの1曲目"Elizabeth Tayor"が、最初からこんなにテンション高くていいの?というくらい鬼気迫る演奏で素晴らしい。
単純に好き。

で、続く2曲目がライブでもお馴染みの(?)"Serene"。
ライブは3度見たけれど、多分、この曲は毎回やっていたと思う。
イントロのメロディーが印象的で、アルバム中、最も注目していた曲だった。
こうして落ち着いて聴いてみると、思ってた以上に良い曲だ。
素晴らしい。

この他の曲は、いくつか聴いたことがあるような気がする曲はあるものの、ライブで聴いたというはっきりした記憶がない。
1枚目のアルバムに収録された曲の方も。
単に憶えていないだけなのか、最近、アルバムの中の曲をライブで演奏することが少ないのか、どっちだろう。
いずれにしろ、アルバムをじっくり聴いて、またライブに臨みたいところ。

アルバムの方は、1枚目共々、快作です。
もう1枚、リミックス盤があって、聴いてみたくない訳ではないのだけれど、大抵ガッカリするので、ちょっと躊躇気味。

ところで、これもまたレンタル落ちですが、どうしようと迷いながら、思い切ってプラ製バーコード剥がしに再度挑戦。
昨日の教訓を活かし、ジワリジワリと剥がしてみたところ、少しだけジャケットが傷ついたけど、比較的うまく剥がれ、一安心。
まずまずでしょう。
でも、レンタル落ちは嫌いだ。
[2007/07/05 00:16] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(6)
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破けちゃいました
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Hiroshi Minami 4 - Go There!

Hiroshi Minami 4
Go There!


2002年リリース。
メンバーは、南博がピアノ、竹野昌邦がサックス、水谷浩章がベース、芳垣安洋がドラム。
この時、グループ名には"Go There!"は付いておらず、でも、メンバーは現在もまるっきり一緒なので、ファースト・アルバムということなのだと思う。
去年からライブを見に行く度に買おうと思い続けていたのだけれど、つい買いそびれていた。
で、先日のライブの翌日、たまたま、わりと安い中古盤を見つけ、即購入。
もう1枚の"Celestial Inside"と共に。
凄く運が良かった、と思ったのも束の間、ちょっとした落とし穴が...。
後ほど。

気を取り直して、内容を。
このアルバムの1曲目が"#1"という曲で、これは、先日のライブでも1曲目に演奏された曲だ。
過去3回ほど見に行っただけだが、先日のライブで初めて聴き、もの凄く格好良かったので、こうしてレコーディングされた音をちゃんと聴くのを楽しみにしていた。
なんだかライブで聴いた時とは印象が違う気がするが、やはりスピード感があり、格好良い曲だ。
期待通り。
印象が違うのも、5年も前の録音だし、ライブでは姿を変えていても当然だから、まあそれはそれで。

全体としては、グイグイと来る曲や、静かで美しい曲など、いろいろなタイプの曲があり、南さんのピアノを始め、各メンバーの特徴が楽しめる。
そして、一貫しているのは、力強さ。
どこから聴いてもジャズなのだけれど、それだけでは収まらない何かがあるような気がする。
それぞれジャズだけにとらわれない活動をしてきた人達ばかりのようなので、多分、そういうことも関係あるのだと思う。
ジャズという音楽の成り立ち自体、雑食性を伴った物だと思うが、さらにいろいろな要素を吸収した上で成り立ったジャズという感じ。
少なくとも、ジャズだけをやり続けてきた人が作るとこうはならない(それが悪いとかじゃなくて、あくまで比較として)のではないだろうか。
面白い。
そんな具合に、快作です。
でかい音で聴くと気持ちが良い。

さて、落とし穴、というほどではないかもしれないけど。
安く買えて喜んでいたのだが、届いてみると2枚ともレンタル落ちだった。
借りる人が少なかったのか、ジャケットもディスクもとても奇麗で、商品そのものはまったく問題ない。
でも、いろんな所に、いろんなステッカーなどがベタベタ貼ってある。
整理番号だとか、バーコードだとか、いろいろ。
それだけならまだしも、樹脂製の厚みのあるバーコードまで...。
紙ジャケなので、最悪だ。
音さえ聴ければ良いと言えば良いし、レコードなどを過度に美術品のような扱いをするような趣味はないのだけれど、こういうのは腹が立つ。

で、さっき思い切って剥がしてみたら、ちょっと破れてしまい、ちょっと自己嫌悪に...。
[2007/07/04 00:16] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(2)
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月刊グラントグリーン2007年8月号
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Solid

Grant Green
Solid


64年録音、でもリリースされたのはLTシリーズとして、のお蔵入りのアルバム。
メンバーは、前回"Matador"と同様、マッコイ・タイナー、エルヴィン・ジョーンズ、ボブ・クランショーのリズム・セクション3人、そして、ジョー・ヘンダーソンのテナーが加わっている。
未発表とは言え、やはりとても興味深い1枚。

で、これも"Matador"同様、なかなかの快作。
やはり同じようにグラント・グリーンの作品の中ではハードな演奏だし、メンバーもほぼ同じなので雰囲気は近いけれど、こちらの方がハードでありながら良い具合に柔らかい音。
なので、決して「似たような」アルバムでないと思う。
それは、ジョー・ヘンダーソンが参加しているからだろうか。
さらに、コルトレーン色も"Matador"よりも薄く、それよりは、例えばマッコイ・タイナーのアルバムでグラント・グリーンがギターを弾いているような、そんな雰囲気。
そうすると、そんなに変わらんじゃないかと思うかもしれないけれど、結構その差は大きい気がする。
これも、ジョー・ヘンダーソン効果だろうか。
ジョー・ヘンダーソンのサックスはとても心地良いし、エルヴィンとタイナーがバシバシと決めてくるのも気持ちが良い。

そんな感じなので、やはりグラント・グリーンのリーダー作であると言う印象は少々薄いかも。
リアルタイムでリリースされたとして、この時代の、この辺りの作品の中で特徴のある作品として残ったかどうかと言うとちょっと分からないし、未発表に終わったのはその辺りに理由があるような気がする。
ただ、ギターも他のメンバーの演奏と同じくらい軽快で気持ちが良く、リーダー作として印象は多少弱いとしても、アルバムとしては各演奏者のバランスが取れた作品だと思う。
そんなところが気に入っていて、でかい音で聴くとさらにバシバシ来ます。

再発及びCD化が待たれる2枚、"Visions"と"Shades Of Green"を除けば、ブルー・ノート作品はこれで最後。
良く続いたもんです。

ところで、昨日、「大日本人」を見に行ったのですが、トイレに行ったらグラント・グリーンが流れてました。
曲は、JBの"Ain't It Funky Now"。
まさかあんなところで、と驚いたけど、ちょっと嬉しくもあり、でも、トイレかよと思うとちょっと複雑。
いや、それだけなんですけど。
[2007/07/03 00:03] | Jazz | トラックバック(1) | コメント(2)
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セントライドーって発音するらしい
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Original Losing Losers, 1982-1991

Sentridoh
The Original Losing Losers


久々にルー・バーロウの録音物など。
82年から91年にかけて録音された曲を集めた物らしく、元々は"Losers"というタイトルのカセットテープとしてリリースされたらしい。
CDとしてリリースされたのは、95年のようだ。
このCDを注文して、手元に届いたのは2、3週間前だったのだけれど、おおよそ内容は想像尽くし、いろいろとライブを見に行ったりだとかでしばらく放っておいた。

で、やっと聴いてみた。
たしかに想像通り、曲としてちゃんとまとまっている物もあれば、アイデアの断片のような物、曲調も様々、それがチープな音でたくさん詰め込まれていた。
全42曲、トータル約72分。
これは絶対途中で飽きるな、と思ったりもしたが、意外と、良い。
フォーキーな曲、バカバカしいパンクっぽい曲、後にSebadohのアルバムに収録された曲、Dinosaur Jr.のセカンド・アルバムに収録の"Poledo"に近い雰囲気の曲など、かなりバラエティに富んでいるし。
ルー・バーロウのこういう作品を何枚か聴いてきたけれど、今のところ、これが一番好きかもしれない。

でも、やっぱり万人向けではないことはたしかだけど。
[2007/07/01 14:16] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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