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  2008年02月  

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収穫かもしれません
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Reich: Different Trains, Electric Counterpoint / Kronos Quartet, Pat Metheny

Steve Reich
Different Trains/Electric Counterpoint


順当に、ライヒです。
今回は、4枚組のうちのディスク2にあたるこのアルバム。
リリースは89年で、前半が"Different Trains"、後半がElectric Counterpoint"という構成。

まず、前半の"Different Trains"。
Kronos Quartetによる演奏。
列車(機関車だろうか)が、シュッポシュッポ(ちょっと違うような気もするけど)と進む様が弦楽器でとても巧みに表現されている。
前回、この4枚組はあまりピンと来なくて聴いていなかったと書いたが、その中でもこのアルバムの、この曲は比較的印象に残っている。
印象自体も、それほど悪くはなかったと思う。
その後あまりに聴く気にはならなかったから、それも高が知れているけれど。
でも、今改めて聴くと、やはりこれも意識が隔絶されたような、そんな感じで楽しめた。
演奏そのものもさることながら、"from Chicag to New York"などの台詞の効果も大きい。
ブックレットを開いてみると、こういった台詞にまで音符が割り当てられているらしいことが分かる。
すべて、緻密な計算によるもの、ということなんだろうか。

そして、後半"Electric Counterpoint"。
今度は、パット・メセニーによる多重録音。
このボックスを買った時にメセニーの名前を絶対に見かけているはずだが、そんなこともすっかり忘れていた。
メセニーに興味が出て来たのがここ2、3年のことで、実はまだ1枚も作品を持っていなかったりする、と思っていたけど、自身の作品ではないとは言え手元にあったとは、と少し驚いてしまった。
そのくらい、ライヒに詳しくなければ、メセニーにも興味がなかった。
と、前置きはそのくらいにしておきます。

これが、聴いてみるととても素晴らしくて、さらに驚いてしまった。
細かいフレーズの繰り返しや、いろいろなフレーズが交錯して行くところなど、ちょっとマイク・オールドフィールドを思い出したりするが、あっちほどドラマチックに組み立ている訳ではなく、淡々としているところがまた良かったりする。
今回、この4枚組を聴き直してみて、一番の収穫だったかも、と言ってしまうとライヒさんの立場がなくなってしまいそうなので、こういう音楽に馴染みがなく、でも興味がある、という人にはこの辺が入りやすいのでは、と言い直しておきます。
メセニーって、他にもこういった一人でやっている作品ってあるのだろうか。
あるなら聴いてみたい。

という感じの1枚でした。



夜の富士山です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
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[2008/02/28 21:54] | Contemporary/Classical | トラックバック(0) | コメント(6)
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より不安に
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Steve Reich: The Desert Music

Steve Reich
The Desert Music


今回は、ライヒです。
アルバムを2枚ほど聴いて興味を持っていたその頃に(たしか)リリースされたばかりだったのが、"Tehillim/Three Movements"というアルバムだった。
そして、そのアルバムと、おそらく代表作や人気作と思われる3枚を併せて4枚組としたボックス・セットが、入門用だったのか何なのか、とにかくリリースされた。
で、他にも何か聴いてみたいけれど、何を買えば良いのか分からなかったので、これはちょうど良い、と単純に思えるほどには安くはないから迷いはしたけれど、結局手に入れてしまったものだ。
それが、これ。↓

Desert Music/Different Trains/Six Marimbas/Tehillim

でも、手に入れたは良いけど、どのアルバムも最初に聴いた2枚ほどにはピンと来なくて、ほとんど一通り聴いただけで終わった。
もしかすると、一度も聴いていないアルバムもあったかも。
一部を除いて、そのくらい印象に残っていないものばかり。

前置きが長くなりましたが。
今回はその中から、一応、セットの中ではディスク1とされるこのアルバム。
やはり何度も録音されているようだけれど、この盤は85年にリリースされたものらしい。
このアルバムは、かろうじて最初のところ辺りの印象が残っている。
それは多分、コーラスが入っていることの印象が強かったのだと思う。
と、同時にそれがこのアルバムを遠ざけた原因だったのではないかと。
好みに合わなかったというだけの凄く単純なことなのだけれど。

今聴くとそれも大して気にならず。
強いて言えば、今でもコーラスが入っていない作品の方が良いかなとは思うけど、それはそれとして。
"Drumming"参照)のところで、心地良いような、不安になるような、と書いたけれど、このアルバムではこのコーラスによって妙に落ち着きのない不安な感じをより強く受け、ただミニマルなだけではなく、砂漠のだだっ広い感じとか、荒涼とした感じとか、時間帯や天候によって表情が一変する様だとか、そんなことがうまく表現されている、とか、そんな気がします、今のところ。

とにかく、他の作品についても同様だけど、朝から電車で聴いていたりするとちょっと周りから隔絶された感じがするところが気に入っています。
久しぶりに聴いたのが、体調崩して治りかけの、少し頭がボーっとしていた時だったので、それにぴったりハマったのかも。
そんな感じです。



洗濯物が飛ぶほどの強風でした。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/27 22:01] | Contemporary/Classical | トラックバック(0) | コメント(2)
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今頃思いました
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Dim Stars

Dim Stars
Dim Stars


今回はライヒかなと考えてのだけれど、昨日、何気なくこのアルバムを聴いてみたら意外と良かったのでこれにしてみました。

92年の、多分アルバムとしては唯一の作品。
Sonic Youthのサーストン・ムーアとスティーヴ・シェリーの2人とドン・フレミングという組み合わせに、Televisionのリチャード・ヘルを迎えたバンドということで、その筋では豪華なメンバーだし、リリース当時も結構話題になっていたと思う。
自分にとっては、Sonic Youthはわりと好きなバンドだったが、パンクでもNYパンクがちょっと、というかかなり苦手だったので、興味を持ちながらも敬遠していたアルバムだった。
で、安く売っていたから何気なく買ってみた、とかそんな感じで手に入れ、ことごとく気に入らなくて長らく聴いていなかったアルバムでもある。
当時は、結構聴いていて辛かった憶えが。
あまりにもつまらなくて。

と、ボロクソ書いておきながら持ち上げる訳ではないけれど、冒頭に書いた通り、久しぶりに聴いてみたら思いのほか格好良く感じ、自分でも驚いているところ。
格好良い曲とどうでもいい感じの曲の落差は激しかったりはするが、そのムラのある感じもらしくて良いのではないかと思う。
Sonic Youthのポップな面とか、歌い方などはこの辺の直系だよな、なんてことを再確認。
というのも、実はこのバンドにSonic Youthのメンバーが参加していたことをすっかり忘れていたからでもあり。
本人達が参加しているのだから、SYっぽく感じるのも当然でした。
ブックレットを眺めていて改めて知ったのが、ジャド・フェアやロバート・クワインがゲスト参加していること。
多分、今更なことだと思うが、以前はブックレットなど気にも留めなかったほど興味がなかった、ということで。

そう言えば、当時は話題の組み合わせだったわりには、内容の方の評価は「まあまあ」くらいだったような気もするが、どうだったか。
実際、今後、このアルバムにドップリ浸る、なんて極端なことはないと思う。
でも、たまに聴くには悪くはないかなと、今頃思いました。



河口湖です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/26 22:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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やはり不慣れではありますが
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IMGP9927

Dorina Frati & Piera Dadomo
02/24/08 Musashino Civic Cultural Hall


2週間前のアイルランド伝統音楽コンサートに続き、同じ武蔵野市民文化会館へ。
今回は、ドリーナ・フラティというマンドリン奏者とピエラ・ダドモというギタリストが出演。
もちろん、名前も知らなければ、会場でプログラムをもらうまで顔すら知らず、どころか、お二人とも女性であるとも知らず。
そして、今のところ、日常的に聴いている訳ではない、クラシック。
アイリッシュの時のように馴染みがあるとは言い難く、また少し眠くなってしまうかなと思いつつ、行ってみました。

まず、第一部が、ボーニ、ヴィヴァルディ、カラーチェ、ジュリアーニの4曲。
4曲とは言っても、それぞれ区切りがあるので、こういう場合、何曲と数えるのが正しいのかまったく分からないのだけれど、区切りのところでは拍手をしないように、とのことらしいので多分4曲で良いのだと思う。
このうち、さすがに曲も聴いたことがあり、比較的馴染みがあると言えるのがヴィヴァルディ、かろうじて名前を知っている(勘違いかも知れないけど)程度なのがジュリアーニ。
素人丸出しです。
で、作曲者と曲名を知らずとも少しくらいは聴いたことがあるところが登場するかな、と思っていたら、まったくなし。
でも、当たり前のように演奏は素晴らしいもので、非常に心地良く、多少、最後のジュリアーニで集中力が切れそうになったけれど、ほぼ飽きることがなく楽しむことができた。
まだ、作曲者の違いを楽しむ余裕は持てなかったが、淡々としながらも、テンポよく進行して行くのも良かった。
ここまで、50分ほどだったと思う。

そして、休憩後、第2部。
今度は、モンタルベッティ、バルトーク、バッハ、バガニーニ。
モンタルベッティを除き、さすがに名前くらいは知っている作曲者ばかり。
でも、やはり聴いたことがある曲はなく、気のせいかもしれないけど、最後の最後パガニーニの曲のほんの数小節だけ、聴いたことがあるような部分が。
その程度なので、演奏を楽しみつつも、それぞれの曲の細かいところがどうだとか、漠然とした印象が残っていなくて、うまく説明することができない...。
そんな中、69年生まれというモンタルベッティの曲のみ、2003年の曲ということで、実験的な香りも少し漂う現代曲でもあり、アクセントになっているのが面白かった。

最後にアンコールが2回。
イタリア語によるMCだったため、残念ながら曲目など、まったく分からず。
最初のアンコールでは、少し風変わりな曲、2曲目ではちょっと明るめの曲だったと思う。
いずれも本編とは雰囲気の違うものだった。
お互いを気遣う様子や、アンコールの曲を相談する姿などが印象的。

という具合で、最初に心配していた眠くなるということも一切なく(前の晩、早めに就寝したからかも?)、不慣れながらもかなり楽しむことができたライブだった。
あまり文中には現れていないような気もするけど。(改めて読み直してみると、本当に現れてないですね。)
当然の如く、演奏者のレベルは高いし、クラシック入門(するのか?)としては良かったのでは。
機会があれば、フルオーケストラの音圧なども体験してみたいところ。

しつこくシャンデリア。
IMGP9933



今回は、三鷹周辺をウロウロ編。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/25 22:32] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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タイトル付けるの忘れてました
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Drumming

Steve Reich
Drumming


先日、massive1970さんが、スティーヴ・ライヒの5枚組コンピレーションについて書かれていたのを読み、以前、少し聴いていて(とは言ってもかじった程度だけれど)アルバムを何枚か持っていたので、久しぶりに聴いてみようかな、なんて思った。
そんなことを考えている時、偶然にも友人からライヒが5月に来日することを教えてもらった。
で、少し迷いはしたけれど、不思議な縁を感じるし、結局その友人とともに見に行くことに。
なので、最近、持っている作品を片っ端から聴いてみています。

まずは、一番先に買って、一番気に入っていたのから、とは思ったのだけれど、そのCDが見当たらず、現在、捜索中。
よって、2番目に買ったこのアルバムを。
この人のディスコグラフィーに疎いので全然把握していないが、検索してみると同じタイトルで違うジャケットのものがいくつかあるから、レコーディングの時期が違うのだと思う。
この盤は、87年録音らしい。
まず1枚聴いてそのアルバムが気に入り、でも、次に何を買えば良いのかさっぱり分からないまま、たしか代表作のひとつとされていたこのアルバムを手に取ったのだったと思う。

そんなこのアルバムの印象は、最初に気に入ったアルバムほどではないけれど、悪くはなかった、はず。
でも、具体的にどう良いとかよく分からず、漠然と、なんとなく、聴いていた程度だし、そう頻繁にも聴いていなかったと思う。

で、久しぶりに聴いてみたら、相変わらず何がどう良いのかよく分からないけれど、以前よりずっと面白く感じ、結構ハマってしまっているところ。
プリミティブな打楽器による音楽の魅力を、理論的に真面目に証明しようとしているようにも聴こえなくはないが、妙に今現在の自分の耳しっくりと来るものがある。
最近好んでライブを見に行っている音楽とも、決して無関係ではないような気がするし、きっとそういった自分の最近の傾向とも関係があるのだと思う。

ギャヴィン・ブライヤーズを聴いているときもそうなのだけれど、こういう音楽を聴いている時というのは、心が安らぐでもなく、でも、多少安らぎつつ、不安な気持ちにもなるし、ただ単にトランシーなだけではないし、何とも説明のし難い、妙な気分になる。
そして、その妙な気分になることを、以前よりずっと楽しめるようないなっていて、そこがまた音楽の面白いところだな、と考えているところ。

ライヒ、しばらくちょこちょこ登場すると思います。



富士山、続きです。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/24 00:00] | Contemporary/Classical | トラックバック(0) | コメント(4)
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マグナム
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Akira Sakara & Yasuhiro Yoshigaki

坂田明x芳垣安洋 Birthday Special Trio x 4
02/21/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


誕生日が同じ日だというお2人に、縁のある方々を迎えたセッション、ということで面白そうなので行ってみました。
坂田さんの演奏を生で聴くのは初めてのことだし、坂田さんの世代のジャズ・ミュージシャンの演奏に接するのも、初めてではないけれど、ほとんどそれに近いので、とても楽しみだった。

ファースト・セット。
まずはベーシストの吉野弘志さんを加えたトリオでの演奏。
この日の4人のゲストのうち、唯一初めて見る方だ。
真性(?)フリー・ジャズな雰囲気の演奏で、約15分ほど。
勝手に持っている坂田さんのイメージに近かったのがこの最初の演奏だったと思う。
あまりこういうストレートなフリーのライブはまだ見たことがなかったので面白かったが、比較的、顔見せっぽい感じ。
自分の座っていた席からだと、ベースの音だけ前からではなく、頭上のPAスピーカーから聴こえて来て、少し妙な感じでもあった。
途中、吉野さんがやけに上の方まで手を伸ばすので、何かと思えば4弦のみ、ヘッドのてっぺんのところまでフレットが延びていて、普通より低い音がでるような仕組みらしい。
ネックのところに何か付いていたので、どうやら通常のE音と切り替えられるようにもなっていたようだ。
長さからすると、開放でA辺りまで出るのかなと想像していたのだけれど、どうでしょう。
残念ながら、今回は、効果音的な使い方をしているところしか見ることができなかったが。

そして、次、お馴染み(?)高良久美子さんを加えたトリオ。
坂田さんのご子息は、中学生の頃、高良さんにパーカッションを教わっていたそうで、ミュージシャンの人脈、繋がりの面白さを知った。
演奏の雰囲気は、芳垣&高良夫妻がそろえばこの通り、というとても聴き慣れたもの。
そこに坂田さんのクラリネットが加わり、柔らかい感じに。
これも15分ほど。

3番目は、2日前のご活躍も記憶に新しい、内橋和久さんを迎えたトリオ。
ギターはSGではなく、ソロで演奏する時に使っているギターが置いてあったが、このセットではギターではなく、ダグソフォンを使用。
思いがけず、再び生で見ることができ、嬉しい。
一度、ダグソフォンと芳垣さんの共演を見てみたかったし。
で、坂田さんがサックスを構えずマイクの前に立つので、何をするのかと思えば、「そうこうするうちに、卵が...」との語り。
即興なのか、引用なのか、多分、即興だと思うけど、思わぬ展開に笑いが起きる。
サックスが加わってからも、何とも言えないユニークな演奏だった。

ファースト・セットの最後、内橋さん同様、2日前にも大活躍だったナスノミツルさん(マグナム)を加えたトリオ。
ハーモニクスを交えたベースのフレーズにドラムが加わると、完全にロックに。
ちょっとポストロックっぽくもあったので、ここに坂田さんがどう加わるんだろう、といろいろ想像していた。
しばし、ドラムとベースの様子を見守った後、一度置いたサックスを手に取り、演奏に加わっていたのだけれど、2人の出方を見てサックスかクラリネットのどちらを使うかを決めたようにも見えたが、やっぱり音量的にはサックスしかないと思うので、どうなんでしょう。
ただ、それでもやはりサックスの音が埋もれてしまうのが少し残念だったけれど、演奏面では三者とも遠慮する様子はなく、見ていて、聴いていてとても気持ちよかった。
セットのラストらしい盛り上がり振り。
ここまで、ちょうど1時間ほど。

そして、しばしの休憩後、セカンド・セット。
まずは、内橋&ナスノ(マグナム)を加えた、Altered States feat. 坂田明な演奏。
実は今回のライブを見るにあたり、この展開があるんじゃないかと最も楽しみにしていたのがこの組み合わせ。
内橋さんは、いつもとギターが違うので、少し抑えめに行くのかと思いきや、まったく遠慮する様子はなく、ほぼいつも通りのAltered Statesだった。
なので、ファースト・セットのナスノさんが加わったとき同様、やはりサックスの音が埋もれてしまうのが残念ではあったけれど、4人のぶつかり合う様はかなり聴き応えがあった。
機会があれば音響的にバランスの良い状態で聴いてみたい、そんな共演。
この日のハイライト、その1。

次は、吉野さんと高良さんを加え、坂田さんが以前やっていたHarpacticoidaからピアノのフェビアン・レザ・バネを除き、芳垣さんを迎える、という趣向、だったそうです。
グループ名その他、聞き取れなかったので調べてみました。
静かで柔らかい雰囲気ながら、しっかりと自由なところもあり、なかなか興味深かった。
ちょっとアルバムを聴いてみたい感じ。

そのまた次は、ここにナスノさん(マグナム)を加え、実は初顔合わせというベーシスト2人をフィーチャーした演奏。
まずは、ベース2本のみで始まり、これが油断していたというか、凄く面白かった。
思い思いに弾いてみたり、どちらかがバックに回ってみたり、協調してみたり、それぞれの違うキャラクターが反映されていて。
そこから芳垣さんが静かに加わり、坂田さんが加わり、終盤、高良さんが加わった辺りではかなりの盛り上がりを見せ、間違いなくこの日のハイライト、その2。

そして、最後、当然の如く内橋さんを加え、フルメンバーでの演奏。
ハイライト、その3、と先に宣言。
内橋さん主導の展開も多かったけれど、ここでは少しAltered Statesとは違った雰囲気だった。
やはりベース、サックスが音量的に不利なところはありながら、気付くと同時進行で、2つ、3つの別の音楽が鳴っているような様が圧巻だった。
これは素晴らしかったし、面白かった。

で、アンコールは、坂田さん、芳垣さんという主役2人によるデュオ。
坂田さんのクラリネットをフィーチャーした、温かな演奏にて終了。
芳垣さん主催のライブでは、こういう終わり方が多いけれど、余韻に浸る感じもあり、良いなあといつも思う。

当然、面白そう、と思って見に来たが、こちらの予想を上回る面白さだった。
かなり、満足。
帰りは、坂田さん関連で唯一持っている、これを聴きながら、気分良く帰宅しました。

余談。
開演前、楽屋の入り口で挨拶をしているジム・オルークの姿を発見。
以前、Red Krayolaのライブで見た時は、スリムになって男前に変身(?)していたけれど、どうも元に戻りつつある模様...。
まあ、どうでも良いですね。



今日は、ひとつでお願いします。
back-woods song
[2008/02/23 00:43] | Live | トラックバック(0) | コメント(2)
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いつになく攻撃的
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Altered States

Altered States
02/19/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


ジェフ・ベック以来のAltered States。
約4ヶ月ぶり、ゲストなしの単独2セットとなると昨年の4月以来。
自然と期待も高まります。

という訳で、いつもの感じで始まる。
今回は、妙に攻撃的で、グリグリと攻める展開が多かったファース・セット。
内橋さんは、前回はアンプもジェフ・ベック仕様だったため、もの凄い音ではあったが、耳に突き刺さるような感じだった。
今回はいつも通りのジャズ・コーラスで、3人のバランスも、単純にギターの音を聴く分にもちょうど良い。
エフェクト使いも比較的少なめで、結構分かりやすいといえばそうだったかも。
で、終わってみると、15分×2、約30分ほどで終了。
でも、実際にはもっと長く聴いていたような錯覚に陥った。
「長く感じる」というのは大抵マイナスの印象の時に使われるが、そうではなく、時間の感覚が麻痺したような、「まだ30分しか経ってないの?」という印象。
もっと長く聴いていたかった、というのもあり。
そして、ここまでで既にかなりの満足感。

しばしの休憩後、セカンド・セット。
ファーストが激しい展開が多かったので、今度は弱な展開も多用して来るのか、と思いきや再び攻撃的にグリグリと。
初めて見てから約2年半ほどの間、それなりの回数を見ているけれど、短めのライブの時は別として、全編激しいというのは珍しいかも。
このバンドの時には弾きまくることは少ないナスノさんのベースも、心なしか手数が多めだったような気がする。

このセットの1曲目の時、内橋さんの機材にトラブルが発生し、しばらく芳垣&ナスノ・デュオな場面があったのだけれど、トラブルがなければ起こらなかった展開かもしれず、それはそれでまた良し。
トラブル解決後、切り裂くように入って来たギターがまた格好良かったりして。
しかし、あれだけエフェクターを繋いでいると原因を見つけるのはなかなか骨が折れそう。

その後、内橋さんがピックをなくし、客に借りるという珍しい光景もあったりしつつ、3人の駆け引きを楽しむ。
芳垣さんが何かしら音を出しながら様子を見つつ、内橋さんが何か仕掛けてくると、ちょっとだけ外してみたりとか、その間にナスノさんが何かをしていて、いつの間にか全体がそっちに流れて行ったりと、毎度のことながら、見ていても聴いていても面白いことこの上なし。

という感じで、アンコールもやや激しめに終了。
終わってみると、まだ10時過ぎ。
平日なのでこのくらいに終わると大変楽ではあるが、もっと聴きたかった、というのもあるし。
今になって思えば、もう少し弱な展開が欲しかったかなとは思うけれど、この際贅沢は言いません。
堪能しました。
次回はいつでしょう。



昨日はこっちも休みです。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/20 22:23] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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怠いついでにもう1枚
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You Turn Me On

Beat Happening
You Turn Me On


怠いついでにもう1枚聴いてみました。
92年の5枚目のアルバム。
全然知らなかったのだけれど、この後にリリースされているのはコンピレーションやボックス・セットのみらしい。
解散したのかどうかまでは分からないが、少なくともこのバンドの活動としてはこの作品までだったようだ。

前作"Dreamy"参照)を特別気に入っていた訳でもないのに、なんでこのアルバムを買おうと思ったのか、自分でもよく憶えていないのだけれど、ワゴンセールのようなもので見つけて安く手に入れたことだけはなんとなく憶えている。
多分、安くなければ聴くことはなかったと思う。
そんな感じだったので、たいした期待もなく、初めのうちはそんなに聴いていなかった。
でも、しばらく経ってたまたま聴いてみた時に意外と悪くないことに気付き、それがきっかけになって"Dreamy"の方も違和感を感じないようになった、のだったと思う、たしか。
とは言え、このバンドに対する興味はその程度で終わってしまい、その他のアルバムを聴くには至らなかったのだけれど。

というそんなアルバムを、久々に聴いてみた。
演奏技術が向上しているとか、そんなことはまったくないが、ガレージ・サウンド丸出しだった"Dreamy"と比べるとひとつひとつのフレーズだとか、音作り、曲作り、聴かせ方だとかにいろいろと工夫が窺える。
万人向けではないものの、なかなか心地良い音だ。
ただ、その2枚しか聴いたことがないので、これが成長といえるのか、たまたまそういう音作りをしただけなのかは判断できないけれど。

でも、こうして2枚のアルバムを聴いてみて、印象の良かったこのアルバムのことは、印象の良かったということだけしか憶えていなくて、中身の方までちゃんと憶えていたのは、最初は苦手だった"Dreamy"の方。
今後、このバンドを聴くとしたら、"Dreamy"の方がその機会は多いような気もする。
不思議なことに。
よほどインパクトが強かったらしい。

で、"Dreamy"以前を聴いてみたいかというと、聴いてみたくはあるけれど...。
半分、怖いもの聴きたさ、なところはあります。



やっと見えました。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/18 17:46] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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やっぱり体調は大事です
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Dreamy

Beat Happening
Dreamy


前回、体調は大事なんて書いておきながら、自分が体調を崩してしまい、この土日は丸潰れ。
そんなことを考えていたら、この方からも、メールで同様の突っ込みを戴いてしまいました。
それでも、音楽を聴く元気は少し出て来たので、このアルバムを選択。
怠い時に、ひたすら怠いのを聴いてみるのも面白かろうということで。

Beat Happeningの91年作。
調べてみると、4枚目のアルバムだそうだ。
初めて聴いた時には、あまりの演奏のヘタクソさ加減と、カルヴィン・ジョンソンの不自然なくらいの低音の歌声に馴染めず、何だこれ?という印象を持った。
でも、もう1枚聴いてみたりしているうちに、これはこれで悪くはないかも、と思うようにまではなった。
と、結局はそこ止まりで、2枚しか聴いたことがないし、その後ハマることもなく終わったのだけれど。

久しぶりに聴いてみると、やはりヘタクソなガレージ・サウンドにクラクラしてくるが、意外と気持ち良かったりして。
不思議なことに以前より、自然な感じで聴くことができたりもする。
ちょっと話は逸れるが、ちょっと前に取り上げたエリカ・ポメランスとどれだけ差があるんだと言えば、大して違いはないにも関わらず、あっちが駄目でこっちは平気。
それがなぜかというのは自分でもよく分からず、あくまでも感覚的なもので説明することはできないのだけれど。

たまにはこんなのを聴いてクラクラするのも良かろうと思います。
誰にもお薦めしませんけど。



正月に戻ってみました。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/17 17:56] | Rock | トラックバック(0) | コメント(4)
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体調は大事です
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Hiroshi Minami

Minami Hiroshi Go There!
02/15/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Pit Inn


約2ヶ月振りの南博Go There!へ。
考えてみれば、年明けてから、初ピット・イン。
前回のライブでは、南さんが風邪を引いていて調子が悪そうで、演奏面にも影響が現れていたような気がする。
なので、今回、かなり期待していた。

今回は、前回同様"A3"からスタート。
展開の多いこの曲だけれど、素晴らしい演奏で、やっぱり前回は調子悪かったのかな、と思う。
気のせいか、ピット・インにしてはピアノの音の通りがいつもより良かったし。
体調は重要です。
続いて、"Falling Falling Falling"、"Tears"と続く。
"Falling"は、芳垣さんが抑えめに叩いていて、少し違う雰囲気になっているのが面白かった。
で、MCでの時事ネタ(?)を挟んでの"Window In The Sky"。
これが凄かった。
この曲も、今までと違う感じで始まり、ちょっと違う雰囲気のアレンジに。
今回、ベストの演奏だったかも。
ファースト・セットは、記憶が正しければ、この4曲。(自信、少なめ)
でも、1時間強だったので、なかなか良い調子な模様。

休憩後、セカンド・セット。
これまた前回同様、"Chase"から。
曲調からも、オープナーとしてやりやすい曲なのかもしれない。
後のMCで、この曲を"A4"と紹介していたけれど、"Chase"という曲名は取り下げになったのだろうか。
曲にぴったりのタイトルだと思うのですが。
途中、聴いている分にはあまり気付かなかったけれど、芳垣さんにミスがあったようで、ちょっと変な間を空けてから、芳垣タイムへ突入。
これでもかというくらい叩きまくり。
ここに絡む竹野さんのサックスが、いつもより抑えめだったような気がする。

次の"December"の後、MCでの銀の粒話を挟み、"Sakura > Serene > タイトル不明の曲"。
タイトル不明の曲、ライブでも聴く機会が多くて好きなんだけど、セカンド・セットの終盤に演奏されることが多く、曲名が紹介されないので、未だタイトル不明。
南さんのアルバムをいろいろ聴いて、"Remenber"かな、と睨んでいるんだけど、どうなんでしょう。
それはともかく、この3曲流れが凄かった。
バランスよく、きっちりとまとまっていたファースト・セットに比べると少々荒っぽい演奏だったけれど。
で、アンコールに"Oracion"。

全体として、今回は竹野さん抑えめ、芳垣さん叩きまくり(いつも?)、な印象。
でも、ピット・インで見た中では、ピアノがよく聴こえたのが、なかなか良かった。
とても楽しみました。
満足です。



やっと昼飯に辿り着きました。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/16 13:56] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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もっと凄いことできるんじゃないしょうか
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High Water

EL-P featuring The Blue Series Continuum
High Water


2004年のリリース。
あのEL-Pがジャズのグループと、ということで大いに興味を持ち、買ってみた1枚。
よく知らなかったのだけれど、調べてみるとThirsty Earというレーベルの企画で、こういうのがBlue Seriesという名称で何枚かリリースされているらしい。

で、購入した当時、何しろEL-Pだからかなりのことをやってくれているだろうと、かなり大きな期待を持った。
が、悪くはないんだけど、どこか中途半端な印象で、残念ながら期待通りとは行かず。

久しぶりに聴いてみたらどうかな、と思ったけれど、やはり中途半端に聴こえる。
以前よりは、このアルバムのジャズの部分に反応できているし、とてもEL-Pらしい格好良いビートも確認できたが、どうもそれらが噛み合っているところが少ない。
好きな部分もあるけれど、もっとゴリゴリだったり混沌としていても良いのに(という期待があった)、妙に冷めてて、全体が薄く感じてしまう。
どうも打ち込みに対して、演奏面で自由度を発揮できてないような気がする。

で、一通り、久しぶりにじっくり聴いてみて、どうもピアノが最もしっくり来てないことに気付いた。
ビートへの乗り方とか、周りの音に対して、妙に端正すぎるというか、丁寧すぎるというか、こういう音としては少し面白みに欠ける。
参加メンバーのことを知らなかったので、念のためクレジットをチェックしてみると、ピアノはマシュー・シップとあった。
名前だけは知っているけど...、どうなんでしょう?

と言いながら、少しずつ、楽しめる部分は増えて来ていて、これはこれで悪くはないかな、と思う。
でも、そう思わせることが、中途半端な印象に拍車をかける...。
いや、本当に悪くはないんだけど。
EL-Pならもっといろいろできるはず、というのが本音。



変更しました。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
[2008/02/15 00:00] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(0)
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結構どころか、かなり
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In What Language?

Vijay Iyer & Mike Ladd
In What Lnaguage?


インド系のヴィジェイ・アイヤーというピアニストと、ヒップホップ、ポエトリー・リーディングのマイク・ラッドによる2003年作。
ヴィジェイ・アイヤーのことは全然知らなかったが、マイク・ラッドはCompany Flowの曲への参加で知っていたし、ラッド自身のアルバムも1枚だけとは言え結構好きだったので、当時結構評価されていたこのアルバムに興味を持ち、購入。
で、一応、印象は悪くはなかった。
でも、その頃、あまり聴きたい感じではなく、結局ハマることはなく終わる。
だから、内容も最初の曲くらいしか記憶になかったほど。

そんなこのアルバムを、久々に聴く。
そして、結構良いので驚く。
いや、結構どころか、かなり良い。
ジャズのスリリングさと、ヒップホップのスリリングさと。
とは言っても、ラッドは露骨にヒップホップな感じの人ではないし、ヒップホップ色はほんの少し、と言った程度だけど。
打ち込みもあまりにもエレクトロニカ風になってしまうと胃もたれして聴いてられなくなってしまうのだけれど、このアルバムはやりすぎていなくてちょうど良いと思う。
好みの問題として。

CDを買ったは良いが、今までろくにブックレットも見ていなかくて、開いてみたら2人の写真が載ってた。
考えてみるとマイク・ラッドの顔って初めてまともに見たかも、なんて思うほどあんまり聴いてなかった訳だ。
もったいない。
思わぬ再発見だった。
まあ、今聴いて初めて良さが分かったのかもしれないけど。

そうなると。
ヴィジェイ・アイヤーに興味が湧きます。



西湖は静かでした。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/14 00:00] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(0)
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そんなにもてはやすほどではないと思います
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You Used to Think

Erica Pomerance
You Used To Think


アマゾンを利用し始めた頃、やたらとおすすめの商品としてこのアルバムを見かけたことがあったのだけれど、どうやらサイケやアシッド・フォークの名盤とされているらしいことを知り、買ってみた一枚。
そんなこのアルバムは、エリカ・ポメランスなる女性シンガーの唯一のアルバムだそうだ。
68年作、リリースはESPより。
軽く調べた限り、音楽だけでなくいろいろな活動をしていたらしいけど、それ以上は不明。
というより、あまり調べる気もなし。

で。
たしか買った当時は、アシッド・フォークというくらいなので、なんとなくフォークっぽい音、曲調を想像していて、聴いてみたら全然違ったという記憶がある。
そして、1曲の出だしが少し格好良くて、興味を引く感じだったが、聴き進むうち、あまりの演奏力のつたなさと、何だか馴染めないものを感じたのとで、今日の今日まで寝かすことに。

で。
演奏力がつたなかろうと好きな音楽はいくらでもあるけれど、久しぶりに聴いてみてもこれはなぜだか妙にしっくり来ない。
それでも、一応、ここは結構良いんじゃない?と思える箇所がいくらかあった。
以前は、細かいところまで聴くほど興味が湧かなかったので、少しは進歩しただろうか。
でも、その面白いとおもう箇所は主に演奏面で、ヴォーカルが入っていないところだったり、ヴォーカルが入ってなければなあと思うところだったり。
要するに、このヴォーカルが好きではないのだと思う。
何かこう、やる気だけが先行し、すべてが中途半端になってしまっているような。
一通り聴いてみると、出だしの良い曲が多いが、それが持続する曲がない。

そんな感じで、好みの問題ではあるけれど、そんなにもてはやすような作品ではないかな、というのが正直なところ。
という感想でした。



雪、もう少し続きます。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/13 00:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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誰だか知らないんですが
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David J - Urban Urbane

David J
Urban Urbane


自分の音楽の趣味に凄く影響を与えた学生時代の友人がいて、ニールを好きになったのもこの友人の影響。
その他、Dinosaur Jr.、Sonic Youth、Butthole Surfuers、アルビニのRapemanを聴かせてもらったり、CanやFaustなどを教えてもらったのもこの友人。
King Crimsonの"Larks'"を初めて聴いたのもこの友人の部屋でだったし、マイルスやコルトレーンに興味を持ったのもこの友人の影響が、直接的ではないにしろ、少なからず、ある。

で、このアルバム。
David Jの92年作。
いつだったか、かなり前のことだけれど、CD屋のワゴンセールで、たしか500円くらいで売っているのを見つけ、その何年か前にその友人と一緒にCD屋へ行った際、彼がこのアルバムを購入していたことを思い出し、「そういえばあいつが買ってたよな」と思いながら購入してみたもの。
このDavid Jなる人物のことはまったく知らないまま。
でも、聴いてみたら、全然自分の好みの音ではなくて1、2度しか聴いていなかったと思う。

そんなこのアルバムを数日前に久しぶりに聴いてみた。
そして、聴くにあたり、ちょっと調べてみると、BauhausやLove And Rocketsで活動していたことを知る。
興味の対象になったことはなく、少々苦手意識すらあった辺りだ。
どうりで全然知らないはずだし、音を聴いてもピンと来なかったはず。

改めて聴いてみたら、アルバムの内容はまったく記憶になかったし、こんなだったかな、と確認する程度で流れて行った。
Talking Headsに通じるかな、と感じた程度。
でも、不思議なことに、聴き進むにつれ、あまり違和感を感じなくなって来た。
どころか、結構良いかも、とさえ思ったり。
Talking Headsも以前は苦手だったが、今は積極的には聴かないものの、結構平気になっているし、その影響もあると思う。
それに、Talking Headsよりも、自分にとっては多少聴きやすい。
特にアルバムの後半。
良いかも、どころか、結構好きかも。

この反応の変化に、自分でも驚いているけれど、長い時間をかけて、間口が多少なりとも広がっているということで素直に喜んでおきましょう。
最近の作品なんかも聴いてみたい気がする。



氷で何か作ってありました。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その2
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/12 00:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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あまりにも不慣れでした
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DSCF5413

Martin Hayes & Dennis Cahill
02/10/08 Musashino Civic Cultural Hall - Tokyo, Japan


ちょっとお誘いを受け、アイルランド伝統音楽コンサートというのを見に、武蔵野市民文化会館まで。
アイルランドの音楽は、そういう要素を取り入れたものを聴いたことがあるくらいで、ちゃんとまともに聴いたことはなく、見たこともない。
もちろん、今回のマーティン・ヘイズとデニス・カヒルのフィドル&ギター・デュオもまったく知らなかったし、予備知識ゼロ。
でも、こういう音楽の演奏者は、当然のようにレベルが高いが多いし、馴染みのない音楽に触れるのも面白いはず、と思って行ってみた。
チケット代が、破格の2000円だったし。

という訳で、開場時間が午後2時半、開演が3時というとても健全な(?)このライブ。
中へ入ると、小ホールということで大きくはないけれど、なかなか立派な会場だ。
とても大きなパイプオルガンあり。
音を聴いてみたい。

DSCF5407

で、2部構成で、前半たしか4曲ほどで、45分から50分。
ちょっと休憩を挟んで、後半は1曲だったか2曲だったか、既に記憶が薄れているほど延々と続いた長い演奏で、50分強ってところ、だったと思う。
さらにアンコールが2回という、サービスの良さ。

演奏は、予想通り、とてもレベルが高いし、非常に心地良かった。
心地良すぎて、前半、後半のそれぞれ最初の方は吸い込まれてしまったほど。
会場も暖かすぎ、というのもあり。
ちょっと曲の構成がパターン化されているのか、静かに始まり徐々に盛り上がり、な感じがほとんど、リズムが早いか遅いかの違いだけでどの曲もほぼ同じ、フレーズもどれも似ていて区別がつきにくかった、というのが原因でもある。
フィドル、ギター共に完全に生音だったが、フィドルの方の音量が大きく、ほとんどギターがバッキングに徹しているのが、好みからすれば少し残念だった。
この辺は楽器の特性上仕方がないとは思うけど。
その代わり、後半でギターが前に出たところはとても格好良い瞬間だった。

でも、少々眠くなってしまったり、曲の区別がつきにくい、というのは単にこの音楽に馴染みがないというだけ、というのが更なる原因だと思う。
少々、訓練、と言うとちょっと大袈裟だけど、慣れが必要だったのかも。
実際、アイルランドの音楽の雰囲気は、以前から嫌いではなかったのでつまらなくはなかったし、機会があればもっと人数の多い編成でも聴いてみたいとさえと思った。
自分が慣れていなかっただけで、とても良い音楽、とても良い演奏だったと思う。
終演後の割れんばかりの喝采、CDを購入した人向けのサイン会にも結構な行列ができていたことからも、人気があるらしいということがよく分かった。
まだまだ、知らない音楽はたくさんあるようです。

で、1曲1曲が長いのかと思いきや、終演後に張り出してあったセットリストを見てみると、ほとんどの曲がメドレー形式だったらしい。
写真を撮ろうかと思ったけど、人だかりになっていた上、とっても字が細かいのでやめました。

代わりにと言ってはなんでが、豪華なシャンデリア。
これにお金をかけるより、座席をもうちょっと広くして欲しかった...。

DSCF5409

ま、武蔵野市民ではないのですが。



再び、雪。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/11 00:05] | Live | トラックバック(0) | コメント(7)
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写真が若い
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Sights - First Sight

Sights
"First Sight"


芳垣さんが以前に在籍したグループの92年作。
メンバーは、トロンボーンに大原裕、ベースに船戸博史、ドラム芳垣安洋。
3月にベースに水谷さんではなく、ふちがみとふなとの船戸さんを迎えた変則Emergency!のようなライブがあり、それはもちろん見に行くつもり。
で、前にどこかのコメント欄で教えていただいたこのグループのことを思いだし、CDを買ってみようと思い立った。
現在手に入るのは、何年か前にリリースされた"El Sur"のみ。
調べてみると、この"First Sight"以前にカセット・テープで売られていたものらしく、まあ、それしかないのならというところで、このアルバムをたまたま見つけ、運良く手に入れることができた。

大原さん作曲による曲は、親しみやすいメロディーが多いが、さりげなくいろいろなものが混ざっていて、ジャズあり、ラテンあり、民族音楽あり、と一言では言い表せない。
ライナーによれば、ライブではメンバー全員でパーカッションを使う場面もあったそうで、かなり自由度の高い演奏だったことが想像される。
芳垣さん、昔からこんなことやってたのね、と納得と発見と。
このアルバムでは、きっとライブでの演奏と同様のものがそのまま収録されているのだと思う。
少々、それが成功しているとは言い難いところもあるにはあるけれど、ライブはきっと面白かったに違いない!と思わせるには充分な内容。

ライブ、見てみたかったなとは思えど、大原さんが亡くなってしまった今となってはそれもかなう訳もなく、アルバムを楽しむしかないのが残念なこと。
さらにそれが手に入りにくいとなってはなおさらだ。
たしかもう1枚アルバムがあるとかってどこかで読んだ気がするが、手にすることはできるかどうか。
その前に、"El Sur"を手に入れてみます。



樹海を抜けました。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/09 20:57] | Rock | トラックバック(0) | コメント(5)
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高いお金を出して買うほどはないと思います
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Captain America - E.P.Captain America - Flame On


Captain America
E.P. / Flame On


ここのところ、今までに買ったCDを、よく聴いていたものもそうでないものも、面白いのもつまらないものも、片っ端からiTunesに取り込んでいて、いろいろ懐かしいものを聴いています。
これもそんな中の2枚。
それぞれ、91年と92年リリースのシングル。
Captain Americaというバンド名にクレームがついて、Eugeniusという名前に変わってしまうので、たしかこの名義ではこの2枚だけしか作品がなかったのでは。
あんまり良く知らないからアナログのみの7インチとかはあるかもしれないけど、少なくともアルバムはリリースしていないはず。
バンド名の変更に伴って、この2枚は廃盤になっていたと思う。
たまたま2枚とも持っていたのだけれど、しばらくしてこのどちらかが4000円近くで売っていて驚いた憶えがある。

で、当時これを気に入っていたかというと、実はそうでもない。
この当時のとてもギター・ポップっぽい音だったので嫌いだった訳ではなく、それなりに聴いてはいたものの、どこか物足りなくて。
なので、Eugenius名義のアルバムがリリースされても、結局買うことはなかった。
友人に借りて聴いたような気もするが...、どうだったか。
聴いていたとしても、それすら思い出せないほど、印象に残っていないのだと思う。

で、久しぶりに聴いてみると、思っていたよりも骨太な音を出していた。
結構、ロックっぽい感じ。
でも、足腰が弱い感じ。
ヴォーカルも頼りないし。
この頼りなさが魅力とも言えると思うけど。
良いメロディーもあるのはたしか。
でも、個性的とは言えないし。
悪くはないかな、とは思うが、多分、大半懐かしさからそう感じているような気がする。
何だか煮え切りません。

そんな感じですが、調べてみたら、この2枚の全7曲中、6曲はアルバムに収録されているようだし、少なくとも4000円も出して買うほどのものではないと思う。

Teenage Fanclubを聴いた方が良いかも...、と思ったりします。



明日も降るんでしょうか、雪。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/08 23:26] | Rock | トラックバック(1) | コメント(2)
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そして、曲が長くなります
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Crossover

D.R.I.
Crossover


87年のサード・アルバム。
一応、出世作みたいな感じなんだろうか。
このアルバムから、音が変わって、かなりスラッシュ寄りの曲調になり、1曲の長さも長めに。
当時、そういうのが好きだったので、前回"Dealing With It!"と並んでよく聴いていた1枚。
この頃リリースされた、オフィシャルのライブ・ビデオもよく見ていたことを思い出す。

そんなこのアルバム、これ以前と比べて凄く曲が長くなった印象があったのだけれど、改めてチェックしてみたら、せいぜい3、4分あたりの曲がほとんどだった。
一般的に言えば、特別長くはない。
でも、今改めて聴くと、そんな長い曲ではないにも関わらず、かったるく感じるところがある。
やっぱり、フェリックス・グリフィンのドラムはパワーで押すタイプではなく、スピードと切れが強みだと思うので、こういう感じになると少し迫力不足な面があるし、ヴォーカルも同様に長い曲では間が持たないタイプだし。
ここは格好良いね、というところと、この展開いるか?ってところとが入り交じり、一応、昔好きだった余力(?)で楽しめないことはないかな、というところ。
今後、このバンドを聴きたくなった時に聴くのは、"Dealing ~"の方が多いと思うけど。

当時、この次の"4 Of A Kind"まではレコードを買って聴いたのだけれど、どうしちゃったの?というくらいつまんなくて、内容を全然憶えていないし、これ以降の作品も興味が湧かず、このバンドを聴いたのはここまで。
多分、今聴いても楽しめるのはギリギリここまで、と思う。

でも、いつの間にか出ていたこれは買ってしまいそう...。



もうそろそろ樹海から出ます。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/07 22:31] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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鋭さが加わります
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Dealing with It

D.R.I.
Dealing With It!


続いて、85年のセカンド・アルバムなど。
一番最初に聴いたのがこれ。
そして、一番聴いたのもこれ。

このバンドの持ち味が最も発揮されているのはこのアルバムではなかろうか。
好みによっては、もっと後のメタル寄りになってからの方が好きという人もいるとは思うけど、まあ、それはそれとして。
このアルバムも、25曲入りでたしか30分弱という潔い内容。
テンポを落とした少し長めの曲もあるけれど、ほとんどが1分、2分の曲を畳み掛ける感じで、やっぱこれでしょう、と今聴いても思う。

なんと言っても、当時若干16歳だった(と思う)ドラマー、フェリックス・グリフィンの加入が大きい。
急激なテンポ・チェンジをものともしない、鋭いドラミングが気持ちよい。
スカッとします。

という具合に、こういう思い入れのある作品ほど、書くことがあんまりなかったりしますが、昨日、何気なくこのバンドのオフィシャル・サイトを覗いてみたら、このアルバムの半分くらいの曲でブリブリとベースを弾いているミッキー・オフェンダーが、昨年46歳という若さで亡くなっていたことを知った。
顔も知らないのだけれど、偶然にも久しぶりに聴いていたところだったので驚いた。

さらに、一昨年の書き込みではあったが、このバンドのギタリストのスパイク・キャシディーが癌に冒されているとか。
手術は成功したとのことだが、今頃、どうしてるんだろうか。
ちょっと気になります。



今日も雪でした。写真は先日のですけど。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/06 21:54] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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勢いだけですが
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Dirty Rotten LP

D.R.I.
Dirty Rotten LP


昨日の晩、何となくこんなのをちょこっとだけ聴いてみたら、意外と良かったので朝から聴いてみました。
大半の方は、読み飛ばしてくださって結構だと思います。

このバンドの83年のファースト・アルバムやら、84年のEPやらを収録したアルバム。
この体裁でリリースされたのは88年が最初らしい。
28曲で約25分という潔い(?)内容。
この酷いジャケットのアルバム、その再発当時に買ったレコードを持っていたけれど、たしか5年前とか6年前とか、そんな昔でない頃に中古盤屋でCDを見つけて買った憶えがある。

このバンドだと、2枚目のアルバムを最初に聴いて気に入っていて、あとからこのアルバムへ遡ったのだけれど、音はスカスカ、演奏もドタバタしてヘタクソだし、な感じで、こういう音楽を良く聴いていた頃でもたまに聴く程度だった。
でも、不思議なことに、昨日、久しぶりに聴いてみたら、冒頭に書いた通り、なんか妙にしっくり来た。
演奏の方は、もう勢い一発だし、この手の音楽の命とも言える切れ味に関しても後のフェリックス・グリフィンというドラマーの加入後に譲る。
それに25分という短い時間ながら、聴いていて途中でダレたりとか。
それでも、そんなこともひっくるめ、微笑ましさと、懐かしさと、いろいろ込みでスカッと楽しむことができた。
なぜだか分からないけど。
ストレスが溜まっていたのかもしれません。
たまには、こういう勢い一発のものも良いなと思った。

それはそれとして、ジャケットの方も久しぶりにまじまじと眺めたけれど、かなり酷い。
自分が持っているCD、レコードすべてひっくるめて5本の指に入る酷さではなかろうか。
ちなみに、オリジナル盤はこれなのですが。
こっちも褒められたものではないけど、この再発盤よりはましかも。

Dirty Rotten Lp



再び、河口湖へ。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/02/05 22:17] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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やはりライブか
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Red Context-anthology of live 2007-

Bozo
Red Context -Anthology Of Live 2007-


久しぶりにジャズです。
昨年12月にリリースされたばかりのライブ・アルバム。
生では1度だけしか見ていないし、アルバムもまだ聴いたことがなかったのだけれど、このアルバムが出たら買ってみようと思っていた。
ジャケットの雰囲気も非常に良いし。
で、年末、このアルバムを買おうかどうしようか、となんとなくCD屋に立ち寄ってみたものの、安さにつられて他のものを買ってしまったので、今月になりました。

録音は、代官山の、晴れたら空に豆まいて(だっけ?)と、下高井戸のBlue-T。
ピット・インでも録音したけれど、演奏の出来で判断して収録には至らなかった、と唯一見たライブの際に津上さんが仰っておりました。
でも、ジャケットはピット・インで撮った写真とのこと。
どうやら楽屋での様子。
ジャケットを開くと、その他にもピット・インでの写真がふんだんに使われてます。
Special Thanksのところには、ピット・インが筆頭に。
一応、気を使っているのだろうか。

それはともかくとして、中身の方はとても素晴らしいと思う。
期待通り。
津上さんがリーダーのバンドではあるけれど、非常に4人のバランスが良いし。
今っぽい(?)感じと、昔ながらのジャズっぽい感じとのバランスも。
この辺りの音は、今のところ主にピット・インで楽しんでいるので、家に居ながらにしてピット・インにいる気分に。
というのが良いことなのかどうかは分からないけど。

南さん好きとして、やっぱり気になるのがピアノ。
とても南さんらしさが漂っているが、でも、例えばGo There!とは少し違ったり。
それと外山さんのドラムにどうしても耳が行く。
何だかよく分からないけれど、とんでもないことになっている気が。
この人、大丈夫なんだろうか、というと言い方は悪いけど、一応、褒め言葉。
やっぱり面白い。

という訳で、やっぱりライブが見たい。
3月に2本あるようだけれど、平日に鎌倉はちょっと無理だし、ピット・インの日はチケット入手済みの他のライブと重なっているし。
しばらくお預けか。



引き続き、雪です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
[2008/02/04 22:01] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(2)
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同じ「まあまあ」でもこっちは
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Just Kidding

Treepeople
Just Kidding


さて、このバンドもこれで最後です。
93年のアルバム。
もともとパンク色の強いところがあるバンドだったけれど、それがより前面に出て来たような印象を持った憶えがある。
でも、あまり気に入らず、印象も薄い1枚。

久しぶりに聴いたが、その印象は、まあまあ。
同じ「まあまあ」でも、最初のアルバム参照)の方はこれからを感じさせる勢いがあるのに対し、こっちは妙にまとまりのなさを感じる。
この違いは大きい。

今まで、このバンドのヴォーカルはダグ・マートッシュが全部担当しているものと思い込んでいたが、どうやらもう一人のギターであるScott Schmalijohn(読めない)もヴォーカルを担当しているらしい。
むしろ、マートッシュよりこっちの方が比重が多い。
作曲のクレジットは、ほとんどバンド名義になっているし、実際のところは知らないのであくまで最近まとめて聴いていた上での推測だけれど、作曲は主にギターの2人で、どちらが中心になるかでそれぞれの色が出ていたのではないだろうか。
このアルバムでは、マートッシュ名義の曲は2曲のみで、マートッシュの声が聴けるのもその2曲だけ(だと思う、多分)。
Built To Spillの最初のアルバム参照)もりリースが93年なので、マートッシュは掛け持ちか、ほぼ脱退している状態だと思われ、バンド内のバランスが変わっていたのでは。
そうすると、なんとなくこのアルバムのまとまりのなさと、まあまあな感じが納得できる。
更には、メンバー・チェンジ後の最後のアルバム参照)のつまらなさが。
まったくの推測だし、今更どうでも良いですが。

という訳で、まあまあです。
これでも、最後のアルバムよりはかなりましですが。

と、ここまで、このアルバムを聴きながら書いていたところ、終わったと思ってそのまま放っておいたら最後の曲から少し間があって、シークレット・トラックのようなものが始まった。
全然、記憶になかったです。
いるかな、これ。



今日は雪でした。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
[2008/02/03 21:53] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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やっぱり1曲目でしょう
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Something Vicious for Tomorrow/Time Whore

Treepeople
Something Vicious For Tomorrow / Time Whore


再びこのバンド。
92年の"Something Vicious For Tomorrow"というEPと90年の"Time Whore"というEPをカップリングしたもの。
だから正式にはセカンド・アルバムとは呼ばないのかもしれないけれど、何となく勝手に2枚目のアルバムだとずっと思って来た。

それはともかく。
一番最初に聴いたのがこのアルバムだった。
で、多分、徐々にだったと思うが、結構気に入り、他のアルバムも聴いてみるが、どれもこのアルバムほどには気に入らず。
なんやかんやで、このバンドの作品の中では最も好きなものだ。

そんな中、なんと言っても1曲目の"Liquid Boy"という曲。
全体的には、まあまあな曲もあるものの、この曲を聴きたくてこのアルバムを良く聴いていたし、この曲があるのとないのでは、このアルバムに対しても、このバンドに対してもガラッと評価が変わったと思う。
へなちょこなギターのフレーズによるイントロとメロディーが、とにかく好きだ。
他にもそれなりに好きな曲はあるけれど、自分にとってのこのバンドは、ほぼ、この曲のみ、90年代の前半によく聴いていた音楽の中で特にこのバンドが好きだった訳ではなくて、この曲が好きだったと言えるかも。
バンドとしては後のBuilt To Spillの方がずっと優れていると思うし。

そう言えば、当時、このアルバムを聴く度、後半に差し掛かると飽きてしまっていたことを思い出す。
後半が"Time Whore"なので、音はCD化の際にミックスし直しているようだけれど、前半に比べれば少々音質が落ちるし、曲も演奏も荒い。
良い曲もあるし、決して悪くはないけれど、今聴いてもやっぱり前半の方が良いだろうか。
クレジットを見たら、ジャック・エンディノなんて名前があって、そういえばそんな人いたよな、としみじみ思ったり。

という訳で、1曲目がなければこんなに印象に残るものではなかったと思うが、このバンドなら、やっぱりこれです。
でも、誰にもお薦めはしません。
単なる思い入れです。



樹海を進みます。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
[2008/02/02 21:48] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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引き出し、多いですね
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DSCF5402

Mani Neumeier & Kazuhisa Uchihashi
01/31/08 Super Deluxe - Roppongi, Tokyo, Japan


マニ・ノイマイヤーと内橋さんのデュオがあるということで六本木スーパー・デラックスへ。
昨年3月のライブが、とても面白かったので機会があるならまた見たいと思っていたら、思っていたよりもずっと早く実現した。
しかも今度は単独。

で、始まる。
一応、8時スタートとなっていたけれど、少し過ぎた辺りではないだろうか。
店に到着した時点で、携帯電話の電池が切れてしまっていたため、正確には分からず。
ファースト・セットは、長めに1曲、中くらいの長さでもう1曲、計2曲で1時間弱だったと思う。
内橋さんは、基本マニさんを引き立てつつ、出るところはしっかり出て、と、言ってしまえばいつも通りなのだけれど、それでもやはり相手の出方次第で機敏に変わる反応が素晴らしい。
マニさんは、強引なところも見受けられ、少々大雑把なドラミングに聴こえるところもあり、柔軟で面白いことには違いないが、以前に感じたほど繊細さは感じなかった。
それに、この数日前に堪能して来たばかりの芳垣さんとどこかで比較してしまっている、というのもあって。
でも、前回は立ち見で後ろの方にいたため、演奏している姿がまったくと言っていいほど見えなかったが、今回はとても良く見えたので、それだけでもかなり面白い。

しばし休憩の後、セカンド・セット。
ファーストとは、趣向を変え、少し短めに区切り、たしか4曲ほど。
多分、1時間ほどの演奏だったと思う。
ファーストの延長のような雰囲気の1曲目の後、2曲目では予めセッティングしてあったこれ↓が活躍。

DSCF5403

そういえば、前回も床に置いた金属を叩く場面があったけれど、前述の通り全然見えなかったので、食器類であることまでは分からなかった。
ともかく、叩くこと、叩くこと。
適当なように見え、一瞬のひらめきの早さが凄い。
それに対する、「適当」Tシャツを着用した内橋さんの反応もパーカッシヴになったり、いろいろ技を繰り出してくる。
弦を叩いていたのは、シャーペンかボールペンの頭のところにティッシュを巻き付けたものらしい。
マニさんは、食器叩きの後、ジャンベに移行、これがまた良い雰囲気で、もっと長く聴いていたいところだった。
この後の演奏でも、マニさんはファーストよりも調子が良さそうで、滑らかな演奏だったように思う。
後になって思うと、ファーストではまだエンジンがかかり切ってなかったのだろうか。
そして、アンコールなしで終了。

前回は1時間強と、比較的に短めに凝縮したような演奏で、それはそれで聴きどころがたくさんあったが、2セットとなると単に時間を引き延ばしただけではない、短い時間では行かないような展開もあり、素晴らしかったと思う。
激しい展開と静かな展開のバランスも良かったし。
これでベース等が入ったりしたらまた違った感じで面白いだろうなと思いつつ、思い浮かぶのはナスノさんなので、もっとAltered Statesよりになってしまうだろうか。
それはそれで見てみたいけど。
ともかく、同じ週に面白い演奏が2回も見ることができたので嬉しい限り。

マニさんのスケジュールをチェックしたら、あちこち回りながら、3月の頭くらいまで日本で演奏するらしい。
もう1回くらい、何かで見てみたい気もするけど、どうだろう。

DSCF5406



こっちは2日分です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
[2008/02/01 23:57] | Live | トラックバック(0) | コメント(2)
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