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  2008年03月  

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異色作、かも
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Altered States - Mosaic

Altered States
Mosaic


95年のサード・アルバム。
ネッド・ローゼンバーグとの共演盤同様、これも現在入手困難な模様。
でも、たまたま運良く手に入れることができた。
リリースは、ホッピー神山さんのGod Mountainからで、プロデュースは、そのホッピーさんと内橋さんによるもの、だそうだ。
そして、面倒なので名前を全部は挙げないけれど、ゲスト多数。
ローゼンバーグさん他、まだ演奏を聴いたことがない人が多いけれど、ライブのスケジュールをチェックしていて見かける人達ばかりの(ある筋では)非常に豪華な面々。

そんな訳で、ゲスト全員が全曲に参加している訳ではないけれど、もしかしたら音がてんこ盛りでちょっとつらいかも、なんて聴く前には考えていた。
ところが、どうでしょう。
聴いてみたら、確かに少々てんこ盛り気味には違いないけど、とても面白い。
このアルバムも即興ではなく、作曲された曲がベースになっているようのでキメもあるし、現在の姿と比べればかなりカッチリとした印象があるけれど、Altered Statesの面々も、ゲストの面々も、自由なところはもの凄く自由で、よくこれをまとめたなあと思う。
曲、演奏も激しい場面が多く、寄って集って混沌を作り上げている感じ。
どの曲も強烈だが、中でも最後のSuite "Circle"という曲が30分近くもあり、圧巻。
こういう構成力に富んだ曲は、最近のライブでは聴けないものだし、聴いたことのアルバムでもこうした曲はないのでかなり新鮮だった。

ゲスト陣に目を向けてみると、まず、ローゼンバーグと梅津和時さん、広瀬淳二さんという方のサックスがどれも凄い。
どれも、というのはまだ細かくチェックしてなくて、どの音がどなたなのか区別がついてないのだけれど。
大雑把ですいません。
そして、巻上公一さんによるものと思われるヴォーカル、というよりは、ヴォイス・パフォーマンスと言った方が良いのか、ともかく誰よりも何よりも、強烈としか言いようがない。
どれひとつとして意味の通じる単語を発してはいないのにも関わらず、この説得力。
前から一度生で見てみたいと思っていたが、これは凄そう。

全作品を聴いたことがある訳ではないけれど、ここまで作り込んだアルバムは珍しそうだし、異色作と言ってもいいのかも、という感じでしょうか。
かなり充実しております。



河口湖、おしまい。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
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[2008/03/31 22:14] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(0)
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良いところを突いていたような気がします
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G. Love & Special Sauce

G. Love And Special Sauce
G. Love And Special Sauce


久しぶりに、こんなのを聴いてみました。
94年のファースト・アルバム。
気付けば、Flaming Lipsに始まり、90年代前半に良く聴いていたものが続きます。
このアルバムがリリースされた時、ブルースをベースにヒップホップなどを加えた音楽として、いくつかの実際にはあまり繋がりのなさそうなバンド、アーティストと一緒に紹介されていて、でも、どれもそれなりに面白そうだったので興味を持ったことを思い出す。

で、最初に聴いた時の印象は、たしかそれほどインパクトは強くなかったはず。
1曲目など、いくつか良いなと思える曲はあったものの、元々ブルースそのものはあまり得意ではなかったからか、なんとなく聴き流してしまう感じだった。
それが、何度も聴いているうちに、アルバムの中で満遍なく好きな曲ができたりして、結構愛聴するようになっていた、とか、そんな感じだったと思う。
94年当時だと、自分自身、ちょうどヒップホップも聴くようになっていたので、そんな面でもしっくり来たのかも。

久しぶりに聴いてみると、終盤で少々ダレたりもするが、細かいところも凝っているし、完成度もなかなか。
何と言うか、分かってるね~、という感じか。
何を分かってるのか、よく分からないけど。
もの凄く好きというほどではないが、結構、いつ聴いても気持ちよく聴ける1枚。
ジャスパーさんが良いです。

そう言えば、ライブは1度も見たことないです。



数日振りに。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/29 00:00] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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2日行って良かったと思います
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Dinosaur Jr

Dinosaur Jr.
03/27/08 O-East - Shibuya, Tokyo, Japan


という訳で、性懲りもなく、東京2日目も行ってきました。
今回の来日に対する心持ちのようなものは、前回にほとんど書いてしまったし、やはり曲順が違うくらいで、演奏の出来にも大きく変化がある訳ではないから、そんなに書くことがないのだけれど、手短に。

1日目同様、7時を10分ほど過ぎた辺りでメンバー登場。
携帯電話の時計をチェックしてみたら、7時12分。
1日目もまったく同じ7時12分だった。
で、1曲目は"Beyond"の1曲目でもある"Almost Ready"。
1日目の"In A Jar"も良かったけれど、こっちの方がライブのスタートにはぴったりだし、今のこのバンドの状態を表していて良いと思う。
その後もやはり、古い曲、新しい曲と織り交ぜながら本編ほぼ1時間、というのも1日目と同じだ。
古い曲の中では、1日目はセカンド・アルバムからの曲が多かったように思うが、2日目の今日はサード・アルバムからの曲が多めだったような気がする。
曲順が違うだけ、とは書いたけれど、1日目にやらなかった曲も結構あったので、そこは単純に思い切って2日続けて行ってみたことを喜びたい。
代わりに、聴きたかったけれど聴けなかった曲("Out There"とか)もあったのだけれど、それはそれとして。

そして、アンコールは、1日目同様3曲。
1日目にはやらなかった"The Lung""No Bones"(の間違いでした)や"Just Like A Heaven"、"Mountain Man"(だったと思うんだけど)。
本編最後の方に"Freak Scene"や"The Wagon"を連発していたので、結構パターンが読めたけど、まあ、それもそれとして。
終わってみると、やはり8時半を少し過ぎた辺り。
時間に正確だ。

そんな感じで、2日目も淡々と進行し、結構あっさり終わってしまったけれど、セットリストの流れとしては今日の方が良かったんじゃないかと思う。
見ていた位置が端の方とは言え、一段高くなっているところの一番前だったので遮るものがほとんどなく、ストレスがなかったのも大きい。
ステージ上を満遍なく見渡せてなかなか楽しかった。
マーフは演奏中、コーラを飲んでたな。

そう言えば、昨日気付いて書き忘れていたのだけれど、新しめのアルバムの曲ほどカポの使用率が高かったような気がする。
ヴォーカルに気を使うようになった結果なんだろうか、それともたまたまそういう選曲だったのか、なんてことを少し気にしながら2日間のライブを堪能。
大きな驚きはなかったし、新鮮味は薄かったけれど、充分楽しめたと思う。
次回の来日は、ぜひ新作を引っさげてお願いします。
もうちょっと時間置いても良いかも。



ちょっとお知らせ。
最近、スパムコメントが多いので、認証式にしてみました。
コメントくださる皆さん、ご協力、よろしくお願いします。



今日もお休みです。
back-woods song
[2008/03/28 00:22] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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懲りずに
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Dinosaur Jr

Dinosaur Jr.
03/26/08 O-East - Shibuya, Tokyo, Japan


前回の来日から1年も経っていなければ、新しいアルバムが出る訳でもなく、また来るの?、という感もあったので、今回はどうしようかなと思ったのだけれど、結局行くことにした。
前回のライブがなかなか良かったこともあったし、こうなったら、さすがに地方まで追いかける気はないが、徹底的にお付き合いしましょう、ということで。
あ、でも、フェスティバル関係も嫌です。

ということで、7時を10分ほど過ぎた辺りでメンバー登場。
1曲目"In A Jar"から始まり、これは予想外だった。
その後、"Beyond"からの曲を中心に、昔の曲を織り交ぜつつ、という感じに進行。
この辺は、再結成してから3年連続で見ているから、曲順が違うくらいで新鮮味はあまりないし、ルー脱退後の曲も"Out There"、"Feel The Pain"、アンコールでの"The Wagon"と、前回もやった曲ばかりなので、驚きもなかった。
今までライブでやってなかった曲や、ひょっとして丸っきり新しい曲なんかももしかして?、なんて淡い期待もあったと言えばあったが、そう言うのもまったくなく、想像通りの内容だ。
違いと言えば、かなり"Beyond"からの曲の比重が大きくなったかな、というくらい。

で、楽しめなかったのかというと、全然そんなことはなくて、普通に楽しかった。
音も相変わらず爆音ではあったけれど、不自然なほどではなかったし、もしかしたら、会場の規模もちょうど良かったのかも。
何度も見に行っている来日アーティストって意外と少なくて、よくよく考えてみるとこのバンドが最多のはず。
好きなバンドを、こうして楽しんで見られるというのはなかなか幸せなことだな、としみじみしながら見てました。

という具合で、本編約1時間、アンコール"Freak Scene"と"The Wagon"、"Chunks"の3曲で、トータル約1時間半で終了。
終わったのが8時半過ぎだったので、ちょっと驚いてしまった。
最近、こんなに早く終わるライブへあまり行かないから。
その音楽に見合った長さがあると思うので、長ければ良いってものではないけれど、あまりにもあっさりだったので、ちょっと物足りないと言えば、そうだったかも。
でも、そのくらいがちょうど良いのかもしれない。

はい、性懲りもなく、明日も行きますよ。



今日は休みです。
back-woods song
[2008/03/26 23:58] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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さらに、おセンチ
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Yoshimi Battles the Pink Robots

The Flaming Lips
Yoshimi Battles The Pink Robots


ここまで来れば、順当にこのアルバムを。
2002年の10枚目。
前作"The Soft Bulletin"参照)を気に入ってはいたものの、そこから間が空いていたため、少し冷めていたし、この辺への興味も少々薄れていたので、どうしようかなと思いつつ、かろうじて購入したのではなかったか。
多分。
そんな感じだったので、内容は悪くはないし、気に入る曲もあったものの、繰り返し聴くたりというようなことはなかったアルバムだ。

そんなこのアルバムを、久しぶりに。
これ以前の雰囲気を踏襲しつつ、打ち込みをさらに大胆に導入し、スケール感もアップ。
メロディは相変わらず良いし、曲作りの方もますます磨きがかかっている。
とても良くできているし、良いアルバムだと思う。
この手の音が打ち込み化したり、エレクトロニカっぽくなったりするのは、どちらかと言えば苦手なのだけれど、このアルバムに関してはそれほど気になっていない。

と書いておいていきなり矛盾するようだけれど、やっぱりその辺が気になっているのか、特に文句がある訳ではないものの、そう頻繁に聴きたい感じではないのはたしかで、このバンドを聴きたくなった時に一番に手に取るアルバムではないと思う。
まあ、単純に、好みの問題ということで。
でも、良いと思う曲は凄く良くて、1曲目なんかはかなり好きだ。
そんなこんなで、印象に劇的な変化がある訳でもなく、以前感じていたことを再確認。

この盤は国内盤なのだけれど、最後にタイトル曲の日本語ヴァージョンが収録されていて、そう言えばその昔、Toy Dollsも似たようなことをやっていた(あるいは、やらされていた)なあ、と思い出したりしました。

そんな感じです。



正月と、桜。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/25 22:08] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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おセンチ
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The Soft Bulletin

The Flaming Lips
The Soft Bulletin


特に何かを考えていた訳ではないのだけれど、なんとなく流れで引き続き行ってみます。
特殊なやつをひとまず飛ばし、99年の9枚目のアルバムを。

このアルバムでは、それまでのテイストを残しつつ、かなり大胆に様変わりしていて、最初は結構面喰らった憶えがある。
でも、聴いているうちに徐々に好きな曲なんかも出て来て、結構愛聴していた。
そんなこんなで、聴いた中では"Transmissions From The Satellite Heart"参照)に次いで好きな作品。
なので、かえって改めて書くこともそれほどなかったりするのだけれど。

初めて聴いた時に面喰らったというのは、元々いろいろ細かいところに凝っているバンドだったけれど、さらにそれが進行していて、やかましいドラムは健在ながらもギターは抑えめ、その代わりにその他のいろいろな音が増えていて、少々ゴテゴテした印象が強かったからだ。
後は、やはり元々そう言う傾向はあったけれど、妙におセンチな雰囲気が強くなっていたから。
それでも、その音になれてくると、メロディは良いし、バランスよく好きな曲も配置されていて、時々聴くようになっていた。
で、久しぶりに聴いてみると、1曲目と13曲目に2度出てくる"Race For The Prize"は多分一番好きだが、どちらかと言えば比較的すっきりした印象の13曲目の方や、その他、同じく比較的音作りが控えめな中盤の曲辺りが良かった。
昔から、シンプルな音作りを好む傾向にあるので、自分にとっては自然なことだけれど。

でも、アルバムとしては良いと思うし、久しぶりに結構楽しみました。
そんな感じです。



富士山、あと一息です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/24 22:30] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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つまらない、って書こうと思ったんですが
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Clouds Taste Metallic

The Flaming Lips
Clouds Taste Metallic


続きまして、95年の7枚目のアルバム。
前作参照)をとても気に入っていたので、結構期待して聴いた憶えが。
でも、なぜか全然気に入らず。
その後も、結構時間を置いて試してみたりもしたのだけれど、やはり全然気に入らず。
だから、聴いたことのある作品の中では、最も思い入れがなく、「つまらない」という印象の強いアルバム。

そんな訳で、どうせつまらないだろうと思いながらも、一応聴いてみました。
で、曲の面でも音の面でも一歩進んでいて、その結果、やや中途半端になっているようなところはあるにせよ、次の段階へ進む段階だったことが、今になってやっと分かった、ような気がする。
このアルバムでは、全体的に音がゴツくなっていて、その変化に抵抗を持ったことを思い出しす。
ちょうどこのアルバムを聴いた頃、ゴツい音が少し苦手になっていて、さらに好きだったバンドにそういう変化が起こると、より一層抵抗を憶えていたので。
その辺がクリアになった今だと、それも気にならず。

どっち付かずな曲もあるけれど、良い曲はなかなか良いし、アルバムとしても悪くはないと思う。
以前のイメージが悪かっただけに、そのギャップは大きく、意外と楽しめたので少し拍子抜けしているところ。
本当に久しぶりに聴いたので、どの曲がどうだとかは今のところあまりないが、たまに聴いてみると良いかも。

そんな感じです。



春です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/23 17:46] | Rock | トラックバック(0) | コメント(4)
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やかましい
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Transmissions from the Satellite Heart

The Flaming Lips
Transmissions From The Satellite Heart


突然、こんなのが聴きたくなったので、これにしてみます。
93年の6枚目のアルバム。
このバンド、以前はそれなりに好きだったのだけれど、メンバーの名前も良く知らないし、このアルバム以前の作品は興味を持ちながらも結局聴いてないという、そのくらいの感じ。
てっきりこのアルバムがメジャー第1弾だと思っていたら、どうも第2弾らしい。
さらにキャリアが長いことは知っていたが、このアルバムが6枚目というのも初めて知った。
ついでに言うと、最近はあんまり興味がなくなってしまい、最新作(と言ってももう2年近く前だけど)も聴いていない。
そのくらいの感じです。

で、そんなこのアルバムは、初めて聴いた作品だ。
最初は、まあ悪くはないね、程度の印象だった。
それが、徐々に愛聴するようになり、気付いたらこのバンドの作品の中では一番好きなものになっていた。
満遍なく良い曲が入っているけれど、中でも最初の曲と最後の曲が好きで、その2曲聴きたさに間の曲もついでに(?)聴くようになったのがきっかけだったような、そんな記憶がかすかにある。
今、改めて聴いてみても、やっぱりその2曲にとても惹かれてしまう。

このアルバムと言えば、ドラムの音がやたらとやかましい、というイメージが強い。
聴き始めた最初の頃にもうひとつしっくり来なかったのは、その極端な音作りのせいでもあった、というのを今思い出した。
その後、そんな音にも慣れ、むしろこうでなくては、とさえ思うようになったのだけれど。
今聴くと、やっぱりそれが当たり前のようになっているので、特にやかましいとは思わなかったが、やっぱりやかましいような気がする。
でも、こうではなくては、このアルバムを聴いた気がしない。

そんな感じです。



裾野。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/21 22:35] | Rock | トラックバック(1) | コメント(8)
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ストレート
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IMGP4108.JPG

Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet
03/19/08 Tokyo Kinema Club - Uguisudani, Tokyo, Japan


昨年12月にリリースされたアルバムも良かったし、同じく昨年12月のオーチャード・ホールの時にゲスト出演した類家心平さんの演奏が印象的だったので、これは新しい編成のライブを見てみなければ、ということで鴬谷の東京キネマ倶楽部へ。
鴬谷は、通りかかったことがあるくらいで、この場所を目的に行くのは多分初めてのはず。
だから、当然、キネマ倶楽部へ行くのも初めてだし、知らなかった、と思ったらRovoとアルゼンチンのミュージシャン達とが共演したライブ盤の録音がここであるのを知って、そういえばチラシで見かけたことがあるな、と思い出した。
結局、見には行かなかったけど、こんなところにこういった会場があるんだ、とその時もそう思った記憶が。
中へ入ってみると、雰囲気が1年前に行ったクラブハイツに少し似ていて、なるほど、と思った。
ステージ前には、一応パイプ椅子が並べられていたけれど、到着した時には既にすべて埋まっていたので、FOBにて立ち見。
2階席がせり出しているので、天井低くてちょっと息苦しい感じ。

という訳で、定刻7時半を少し過ぎ、メンバー登場。
多分、アルバムの1曲目から始まったと思うが、アルバムの雰囲気そのままの演奏が続く。
言うまでもなく(?)、60年代のマイルスの音に、ちょっとオーネット・コールマンとか、その辺を足したかのような。
今現在、2ホーンでこういう音を演奏するバンドってそれほど多くないと思うし(知らないだけ?)、自分もこういう音を生で聴くのは初めてなので、なかなか新鮮。
昔からジャズを聴き続けている人には新鮮味はないかもしれないし、ストレートな分、結構評価は分かれそうだけど。
自分としては、やっている内容はクインテット時代より好みかも。

中盤、少々中だるみを感じるところもありつつ、聴きどころも多かった。
2ホーンのユニゾンの格好良さと、3曲目だか4曲目辺りでの、ベースのみをバックにしたトランペットとテナーの掛け合い。
菊地さんが全編バリバリ吹きまくるライブはあまりないので、こういうのが見てみたかったんですよ、という感じか。
類家さんのトランペットは、前にも感じた通り、凄く引きつけられる音で、ソロでもソロ以外でも非常に印象的なところが多かった。
華があるし、素晴らしい。

それとベース。
実を言うと、鈴木正人さんのベースは今まであまり面白味を感じたことがなく、好きなタイプのベーシストとは言い難かったのだけれど、このバンドでの演奏にはかっちりとハマっていて、かなり良かった。
今まで見たことがある中では、と言ってもそう多くはないけれど、間違いなく今回がベスト。
トランペットとベースが今回の編成の肝では?、と思ったほど。

本編のラストでは、ダブ&ドラム・ソロ、とクインテットの時と同様な終わり方。
なかなか面白かったが、クラブハイツでの藤井さんの演奏があまりにも強烈な印象として残っていたせいか、少しばかりおとなしく感じてしまった。
もうひと工夫、あると嬉しい。
そして、ダブ。
効果的に使われているところもあれば、少し邪魔に感じるところもあり、面白いとは思うけれど、なければないで構わない、といった感じ。
この辺はクインテット時代の方がしっくり来ていたような気がする。
今後、どんな展開になって行くのか、楽しみではあるけれど。

で、長めのしゃべりの後、アンコール2曲。
どちらも本編とは少し違った雰囲気の、どちらかと言えば軽快なアレンジで、軽快に終了。
約2時間。

何だか今ひとつまとまりがないけど、こんな感じ。
全体的には、思っていた以上に楽しめたと思います。
今回は、人の往来が多いところで見ていたため、少し気が散ったので、次の機会には座ってじっくりと堪能できると嬉しいです。

写真、違う日のです。



なんとなく、正月に。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/20 20:54] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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やけに耳に残ります
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Comme à la Radio

Brigitte Fontaine
Comme A La Radio


ブリジット・フォンテーヌという人がどんな人なのかは知らないけれど、さすがに名前くらいは知っているし、このアルバムも内容は知らずともジャケットくらいは見たことがある。
でも、このアルバムがブリジット・フォンテーヌのアルバムだということは知らなかったし、ジャケットから想像する音はいわゆるフレンチ・ポップスとか、そんな程度の認識しか持っていなかった。
ましてや、このアルバムにArt Ensemble Of Chicagoが参加しているなんて。

そんなこのアルバムに興味を持ったのは、先日の芳垣さんのライブにて、このアルバムの1曲目でありタイトル曲の「ラジオのように」を聴いたから。
で、帰って調べてみてこのアルバムがそれと知り、聴いてみたいけど、つまんなかったらどうしよう、とかいろいろ考えているうちに、いろいろあって(?)その「ラジオのように」を聴くことができた。
すると、これがもう、あまりにも格好良くて気に入り、CDを即注文。
という訳です。

聴いてみると、まず「ラジオのように」がやたらと耳に残る。
先日のライブでも、2本のギターによるメインのフレーズが、やはり耳に残ったし。
何と言ったら良いのか分からないけど、とても印象的な曲だ。
クールというのともちょっと違い、妙に淡々と進んで行くのも良し。
他の曲については、今のところ、この曲ほど強いインパクトは感じないが、それでも聴いていて気持ち良いやら、気持ち悪いやら、で一気に聴いてしまえるので、アルバムとしても素晴らしいと思うし、かなり気に入っている。
短歌というタイトルの曲があるから、詩にかなり重きが置かれているようだし、詩の意味がダイレクトに分からずともそれは伝わってくる。
でも、正直に言ってしまうと、曲によってはヴォーカルなしでも結構楽しめてしまいそう。
なんて言うと、怒られそうだけど。

で、このアルバムがリリースされた時の状況やら、Art Ensemble Of Chicagoが参加した経緯なんかを知りたいなと思って、一応ライナーを読んでみると、筆者による思い入れたっぷりの文章で大半が占められ、AEOCに至っては一文字たりとも触れられていないという、ガッカリな内容...。
文章そのものは別に悪くはないと思うけれど、こうしてライナー離れ(?)が進みます。

でも、このアルバムは素晴らしいと思います。
まだ3月だけれど、今年聴いた中ではかなりのインパクト。



ロープウェイに乗ってみます。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/18 21:53] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(8)
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これは勿体ないですよ
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Altered States - Cafe 9.15


Altered States With Ned Rothenberg
Café 9.15


96年にリリースされた5枚目のアルバム。
中身は、ネッド・ローゼンバーグなるニュー・ヨークのミュージシャンと共演した、94年9月15日の吉祥寺MANDA-LA2でのライブ。
そのローゼンバーグさんは、アルト・サックスとバス・クラリネットで参加の模様。

先日、この次の作品にあたる"内垣満"についてのエントリーで、入手困難なアルバムについて、「気長に探すしかなさそう」なんて書いたのだけれど、実はそのとき既にこのアルバム手に入れていて、手元に届くのを待っている状態だった。
本当に運良く、しかも結構安く手に入れることができたので、とても嬉しい。

という訳で、喜びを噛み締めながら(?)。
冒頭いきなり、ローゼンバーグの鋭い音から始まり、それに応えるお三方の演奏も鋭く、緊張感たっぷり。
途中、サックス&ギターのデュオなんて場面も挟みつつ、延々と緊張感が持続。
凄いし、面白い。
一応、曲名が付けられているものの、演奏は全編インプロらしく、たしかに聴いてもそれと分かるほどで、印象としては最近の音にかなり近い。
でも、管楽器が加わることで3人だけの演奏とは少し雰囲気が違う(特に内橋さんのギター)のがさすが。
ベースの音に共鳴するスネアのスナッピーの震える音なんかも生々しくて良し。
ネッド・ローゼンバーグは、このアルバムで初めて知ったけれど、ただ者ではなさそうな感じ。
作品も多いようだし、何か聴いてみたいと思う。

先日の坂田明さんとの共演の時にも思ったが、こうした管楽器入りの演奏も生で聴いてみたい、と思うには充分すぐるほどの充実した内容。
ごく最近の"Bluffs""Bluffs ii"は別としても、今まで聴いたそれ以前の作品の中では一番好きかも。
これはちょっと、入手困難にしておくにはもったいないアルバムではないでしょうか。



春です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/17 21:51] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(4)
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ノイズだらけです
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Further

Flying Saucer Attack
Further


なんとなく、こんなのを。
95年のセカンド・アルバム、らしいです。
らしいです、というのも、このバンドのことはそれほど知らないので。
なんで興味を持ったのかもあまり憶えていないほどで、そのわりには棚を漁ってみたら3枚もCDが出て来た。
少なくとも2枚持っていることは記憶にあったのだけれど、もう1枚出て来た時には少し驚いてしまった。

そんなことで驚くくらいなので、以前は大して気に入らず、数回聴いたのみ。
決して嫌いな音ではなかったが、どうも途中で飽きてしまうことが多く、何度か試してみたものの、結局駄目だった、というパターン。
だから、内容の方も全編ノイズに覆われている、という印象しか残っていなかった。

そんなこのアルバム、どうせ今更聴いたって、という感じかなと思いながら聴いてみました。
で、こういうバンドにありがちなように、少々、曲の質そのものがおろそかになっているような節はあるし、音響面で凝っているわりにはヴォーカルの処理が中途半端に感じるところがあったり、それなりに思うところはあるけれど、以前に比べると意外と面白く聴けたりしている。
それもまた、ちょっと驚いているところ。
以前はあまり気にしていなかったけれど、少しジャーマン・サイケっぽい雰囲気もあり。
調べてみると、てっきりアメリカのバンドだと思い込んでいたが、ブリストルのバンドということが分かった。
なるほど。

という具合に、以前に比べれば、印象はずっと良くなった。
でも、久しぶりにこうして聴く前は、正直に言って少しなめていたけれど、思っていたよりは楽しめたという程度か。
少なくとも今のところは。
終盤で打楽器が登場する箇所があり、そこはなかなか良い。
イヤホンを耳に突っ込んで聴くと、頭がクラクラして気持ちいい(?)かも。
今度、試してみます。



もう一息です。
back-woods song その1
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back-woods song その4
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back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/16 22:46] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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実は持ってたりして
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Nothing Can Stop Us

Robert Wyatt
Nothing Can Stop Us


芳垣さん絡みのライブで何度か"At Last I Am Free"という曲を聴く機会があり、その後、何かでその曲をロバート・ワイアットがカヴァーしていることを知った。
オリジナルのChicも聴いてみたいとは思ってはいるけれど、どちらかと言えばワイアットの方に興味があり、どのアルバムに入っているんだろうとちょっと調べてみた。
で、このアルバムに入っていることが分かったのだが、なんとなくジャケットに見憶えがあり、もしかして、と思ってCDの棚を探してみると、実は既に持っていた、という訳です。

そんなこのアルバムは、82年リリースの4枚目のアルバム。
中身は、80~81年にリリースされた4枚のシングルに2曲を加えたもの、ということを、当時のワイアットの活動状況やら社会状況やらと共にライナーで知った次第。
この盤は、2002年に紙ジャケで発売されたもの。
2002年にワイアットの作品がいくつか紙ジャケで発売され、その時に3枚ほど購入していて、もちろんそれははっきりと憶えていたのだけれど、どれも深く聴き込むには至らず、"At Last~"に関してもまったくと言っていいほど記憶がなかった。
情けないことに。

という訳で、さっそくiPodに入れて聴いてみたが、前述の通りのような事情(?)のため、かなり新鮮に楽しむことができた。
決してこの人の大ファンといえるほど入れ込んでいる訳ではないのだけれど(忘れてたけど、そんなことを既に以前書いてました)、やはり独特な雰囲気はここでも発揮されている。
シングルの寄せ集めなので、結構バラエティに富んでいながら、不思議と統一感もあり。
時期の近い録音だからかもしれないけど。
本格的にタブラを導入していたり、民族音楽色が強い曲などは、今聴くととても面白い。

で、気になる"At Last I Am Free"。
Emergency!のライブで聴いた時、どこかで聴いたことある曲だなと思ったのだけれど、このアルバムに入っていることを知った時、もしかするとこのアルバムを聴いていたからなんとなく憶えていたのかも、と思って聴いてみると、見事に聴き憶えがなかった。
だから、気のせいか、他の曲に印象が似ていたか、どっちかだったようだ。
まあ、それはともかくとして、独特な柔らかい雰囲気のカヴァーで、一聴して強いインパクトが残る感じではないけど、妙にじわっと来る。
もうちょっと、他のアルバム共々、聴き込んでみたいと思う。

それにしても、当時の状況などはあまり知らないが、この曲に目を付けるって、なかなかのセンスなのでは。
他にもMonkeesの"I'm A Believer"なんかもカヴァーしていたりするし、面白い人だなと改めて思う。
その辺は、また追々ということで。



気分転換です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/15 23:33] | Rock | トラックバック(0) | コメント(4)
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いろいろ、さっき知りました
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Here Be Monsters

Ed Harcourt
Here Be Monsters


Snugのベーシストだったエド・ハーコートの2001年のファースト・アルバム。
Snugの、と言いながら、実は全然知らないバンドだし、そのバンドのメンバーだったことを知ったのは、ついさっき。
このエド・ハーコートというアーティストのことも良く知らないし、持っているのもこのアルバムだけだ。
これは、以前、友人に薦められて購入したもの。
ただ、聴いてみて充分自分の好みの範疇に入る音だったので気に入らなかった訳ではないのだけれど、なぜかあまりピンと来なくて、数回聴いたまま、最近までそのままにしていた。

で、先日、iPodに入れてみたのでなんとなく聴いてみた、という訳です。
内容があんまり記憶になかったので、結構新鮮に聴けたかも。
少なくともこのアルバムに関しては、取り立てて個性的であるようには感じなくて、この曲はアレに似てるな、とか、ここはコレっぽいな、とか、そんな風に感じるところがところどころある。
多分、以前聴いてピンと来なかったのは、そんなことが原因のひとつだったのかもしれない。

それと、細かい話になるけれど、ヴォーカルのエフェクトの掛け方など、音的な処理が少しだけ大袈裟に感じたりするところがあって、それも以前あまりピンと来なかった理由のひとつ。
多分。
でも、それもやっぱりそのうち気にならなくなりそうな、そんな気がしているところ。
実際、今、以前ほどは違和感を感じていないし。
もう少しじっくりと、気長に付き合ってみれば、良い曲も多いし、好きな感じではあるので、もう少し楽しめるように思うし、良い作品だとは思う。

それにしても、ほんとにこの人のことを全然知らなくて、その後も順調に作品をリリースし続けていることを知ったばかり。
こういう歌ものを聴きたくなった時に手を出してみても良いかも、と思っているところ。
ちょっと驚いたのが、トランぺッターのエリック・トルファズのアルバムに参加していること。
トルファズといえば、ドラムンベースやらヒップホップを導入したりして、少し話題になっていたことがあった人だ、というくらいのことしか知らなくて、結局聴くには至らなかったのだけれど、それでも一体どんなことを一緒にやっているのか、少し気になると言えば、気になります。



雲ばかり。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/14 23:55] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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最高、って訳ではないんだけど
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Degenerate Introduction

Dub Narcotic Sound System
Degenerate Introduction


先日、久しぶりにBeat Happeningなどを久しぶりに聴き、そんな流れでその後何度か聴いてみているこのアルバム。
Beat Happeningのカルヴィン・ジョンソン率いるDub Narcotic Sound Systemの2004年作。
このバンドのCDはこのアルバムしか持っていないのだけれど、聴いたのはこれが最初ではなくて、"Rhythm Record Volume One - Echos From The Scene Control Room"というタイトルのタイトルのアナログ盤だった。
なぜアナログかというと、アナログのみのリリースだったから。
そして、Beat Happeningほどではなかったと思うが、やっぱり演奏はユルユルで、インチキ臭さたっぷりの内容がなかなか良い、とそのアルバムを聴いて思った、ような憶えがあるけれど、実はあんまり憶えていない。
だから、印象は悪くないけれど、その後ハマることもなくその後も活動を追いかけていた訳ではなかった。

で、リリースされた当時CD屋で見かけ、大した理由もなく、ただなんとなく買ってみたのがこのアルバム。
最初に聴いたアナログに比べると、音も演奏も随分しっかりしていて、ちょっとばかり驚いたし、違和感もあったのだけれど、何度か聴いてみると、なかなか面白く、意外と一気に聴けてしまったりする。
ただ、やっぱりハマりはしなかったが。
ここのところ久しぶりに聴いてみても、やはり、最高、という感じではなく、ただなんとなく、漠然と悪くはないねえ、という感じ。
でも、そのくらいがちょうど良いような気もする。
このバンドって。
バンド名に「ダブ」と冠しているわりには、ダブが前面に出ているところが少なめで、つたない演奏によるパンク風味のダンス・ミュージックという趣か。
この雰囲気は、狙ってもなかなか出せないと思う。

そんなこんなで、それほどこのバンドのことを知っている訳ではないので、ディスコグラフィーなどを調べてみると、このアルバム以降の作品はないことが分かった。
もう、既に活動してないんだろうか。
最初に買ったアナログはその後CD化でもされているかな、と思ってチェックしてみるとなぜかディスコグラフィーに記載がない。
レーベルのサイトも見てみたけれど、こちらも同様。
なぜでしょう。
凄く気になる。



うどん、うまかったです。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/13 22:13] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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詰まってます
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Sights - El Sur

Sights
El Sur


狙っていた訳ではないのだけれど、先週末にこのCDが届いたので、なんとなくタイミングも良いし、昨日のライブに続いて。
昨日は、会場でこのCDだけが売られてました、そういえば。

"First Sight"のところでも書いたけど、その"First Siight"以前にカセットテープで販売されていたという、実質的なファースト・アルバム、だそうです。
"First Sight"がなかなか面白かったし、唯一手に入りやすいこのアルバムも、またいつ手に入りにくくなるか分からないので、さっそく購入。
CD化されたのは2001年で、ライナーによれば、既にマスターテープが紛失していて、カセットテープからマスタリングしたものだとか。
なるほど。

カセットテープ起こしということなので、曲間や音量が小さくなるところではヒスノイズが聴こえるけれど、気にするほどではなく、むしろ音が良くて驚いた。
マスタリングの力も大きいとは思うが、元々の録音も悪くなかったのではないかと思う。
でも、それ以上に演奏が凄くて、熱気とエネルギーに溢れた感じがギュッと詰まっているように感じる。
"First Sight"とは収録曲の一部は重複しているし、時期もそれほど違わないから、大きく印象が異なる訳ではないのけど、アルバムとしてならこちらの方が好きかも。
そして、やっぱりライブはもっと凄かったんだろうなあ、と想像できるのが嬉しいと同時に残念でもあり。

で、ライナーを読んで、この"El Sur"と"First Sight"の他に、もう2枚作品があることを知った。
たしか、少なくともそのうち1枚はライブ盤だとどこかで読んだような気がするし、できれば再発なんてあると嬉しいが。
難しいんでしょうか。
気長に探してみますか。



雲が続きます。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/12 22:25] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(0)
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もっと回数増やしてくれると嬉しいです
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Yasuhiro Yoshigaki

芳垣安洋EG4 =「Muitikulti」
03/10/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


昨年6月のライブがあまりにも凄かったので、また見たいと思っていたEmergency!。
このグループでの活動はあまり盛んではないので、なかなか見るチャンスがない。
ピット・インの年越しライブに出演していたので、南さんのトリオ共々、とても気になっていたのだけれど、どうも夜中のライブはあまり好きではないし、まあ大晦日だし、ということで残念ながら見に行かなかった。
で、それがやっと実現し、当然、見に行って来ました。

でも、今回は、Emergency!ではなく、EG4=「Multikulti」だそうです。
メンバーは、芳垣さんの他、大友良英、斉藤"社長"良一のEmergency!の両ギタリストに、ベースは水谷さんではなく、ふちがみとふなとの船戸博史さん。
船戸さんは以前に一度見たことがあるだけだが、演奏はとても印象深いものだったし、前から芳垣さんとの共演を生で聴いてみたいと思っていた。
さらに、芳垣さんと船戸さんが参加していたSightsのアルバムをちょうど聴いたばかりだし。
水谷さんでないのは残念だけれど、Emergency!と芳垣&船戸の共演を同時に見られるという、自分にとっては一石二鳥なライブだ。

前置きが長くなりました。
まず、ファースト・セット。
思い思いに音を出しつつ、時間をかけて徐々に曲の体裁を成して行くという展開から、サイケデリックな演奏が延々と続く。
これが、やたらと格好良い。
ピット・インは演奏中に照明をチカチカしないので、普段はそれが良かったりもするのだけれど、この演奏にはライト・ショーとまでは言わずとも、そんな感じの照明があったら、なお雰囲気が盛り上がっただろうと思う、そんな演奏。
"Dark Star"やってくれませんか?とか思いながら、聴いていたり。
これが、ブリジット・フォンテーヌとArt Ensemble Of Chicagoによる"ラジオのように"という曲だそうで。

これですね。
ラジオのように(紙ジャケット仕様)

ジャケットは知っているが、内容は全然知らなかった。
聴いてみたい。

続いて、ミンガスの"Better Git Hit In Your Soul"、ローランド・カークの"Inflated Tear"、バカラックの"I Say A Little Prayer"と、前回のライブでも演奏していた曲が続く。
"Better"のかけ声では、照れくさそうにほとんど声を出していない船戸さん、大友さんと社長さんのノイズ合戦、全然しっとりしていない"Inflated Tear"、とてもメロディアスな"Prayer"、などなど、聴きどころ、見どころ多数。
"Inflated Tear"は、とても大友さん寄りなアレンジ、展開だなと思うが、どうだろう。
そんなこんなで、ファースト・セットが70分弱と、結構長めで終了。
ここまででも、かなりの満足感。

そして、セカンド・セット。
やはり前回のライブでも演奏していたミンガスの"Fables Of Faubus"(だったと思うけど)から。
船戸さんのベース、良いです。
もしかすると、このグループには水谷さんよりも合っているかも、とファーストが終わった時点でそう思ったほど。

続いて、残念ながら曲名を憶えられなかったが、ドン・チェリーの曲。
関西で活動していた頃、船戸さんや内橋さんと良く演奏していた曲だそうだ。
ドン・チェリーはまだ聴いたことがなので知らないはずだが、ちょっと聴いたことがある感じ。
どこで聴いたかな?と思えば、多分、昨年12月の芳垣2daysのソロ演奏の時ではないかと、芳垣さんの歌(というよりチャント?)を聴いて思い出した。
あのソロ演奏の一部に織り込まれていたのだったと思う。
記憶が正しければ。
ただ、社長さんの弦が切れ(この日2度目)、弦を交換した後、曲を見失っていたようで、ベストの状態の演奏ではなかったのが残念だ。
曲はとても印象的だっただけに。

ちょっと話が逸れます。
このドン・チェリーの曲名を思い出そうといろいろ調べていたら(結局分からなかったけど)、今回の"Multikulti"というのが、ドン・チェリーのアルバムのタイトルであることが分かった。

これ。
Multikulti

なるほど。
芳垣さんのルーツのひとつなんでしょうか。
でも、残念ながら廃盤な模様。
DVDもあるようです。

戻ります。
続いて、フリー・ジャズを、ということでオーネット・コールマンの"Lonely Woman"。
かなり強烈。
本物の方はベース2本という編成で演奏していたけれど、こちらもギター2本という、この手の音としてはおそらく特殊な編成で。
芳垣さんのドラムは言うまでもなく、船戸さんのベースもかなり凄かった。
元々、こういう方なんですね。

で、締めはやはり前回も演奏していたChicの"At Last I'm Free"。
今回は、芳垣さんのヴォーカルはあまり聴こえなかった。
でも、良い曲です。
そう言えば、ロバート・ワイアットのカヴァーも聴いてみたい。

そして、アンコール。
デューク・エリントンの"Mood Indigo"で、本当にしっとりと。

終了したのが、11時近かったので、かなり長めだったと思う。
でも、もっと聴きたかったし、かなり満足なライブだった。
欲を言えば"Sing Sing Sing"も聴きたかったが、贅沢は言いません。
それより、もう少しライブの回数を増やしてくれると嬉しいです。

セットリストが確定したので追記しときます。

Set1:
Comme A La Radio (Brigitte Fontaine)
Better Git Hit In Your Soul (Charles Mingus)
Inflated Tear (Rahsaan Roland Kirk)
I Say A Little Prayer (Burt Bacharach)

Set2:
Fables Of Faubus (Charles Mingus)
Mopti (Don Cherry)
Lonely Woman (Ornette Coleman)
At Last I Am Free (Chic)

Encore:
Mood Indigo (Duke Ellington)



立派な杉です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/11 23:01] | Live | トラックバック(0) | コメント(3)
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深入りはしませんでした
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Flea - Topi O Uomini

Flea
Topi O Uomini


その昔、とある友人の影響でイタリアのプログレに興味を持ったことがあった。
その友人が、いくつかのバンドを入れたカセット・テープをくれ、その中で印象に残ったバンドのCDを自分でも買ってみた。
その中の1枚が、これ。
その中の、とは言っても、その時に買ったのはこのアルバムを含めて2枚だけで、結局深入りはせずに終わったのだけれど。

ともかく。
これは、Fleaというバンドの72年作で、アルバムとしては唯一の作品、というのを先ほど知りました。
Fleaと言っても、どこかのバンドのベーシストではないです。
昨日、何気なく聴いてみたら意外と面白かったので。

一応、プログレとされているようだけれど、曲を聴くとハード・ロック色が強い。
1曲目がいきなり20分あったり、展開がいろいろあったり、変拍子が登場したり、たしかのそれっぽくはあるけれど、ハード・ロックっぽいからか、かなり聴きやすい部類だと思う。
演奏力はかなりのもの。
ヴォーカルは、イタリアっぽく(?)歌い上げているけれど、Areaほどではありません。
以前は、聴き慣れていなかったイタリア語の響きに少し違和感を持った。
でも、今でも聴き慣れている訳ではないのに不思議とそれほど気にならず。

で、今、また改めて聴いているのだけれど、細かく聴いてみると、ところどころLed Zeppelinを思わせたり、Deep Purpleを思わせたりするのは、ご愛嬌。
多分、Captain Beyond辺りが好きなら気に入るのでは、というそんな音じゃないかと。



雲です。
back-woods song その1
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back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/09 22:13] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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代用品
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Multi-Personality Tabletop Vacation

Flowchart
Multi-Personality Tabletop Vacation


今日は暖かかったので、2時間ほど外をウロウロしながら、こんなのを聴いてみました。
Flowchartというバンドの95年作。
たしかファースト・アルバムだったと思うけど、記憶が定かではない。
当時、雑誌のレビューで、Stereolabのフォロアー、のような感じで紹介されたのを読み、興味を持ったのだったと思う。
で、聴いてみると、フォロアーどころか、あまりにもそのままだったので、笑ってしまったほど。
ただ、やはり本家に比べれば質が落ちるので、嫌いな音ではなかったけれど、それほど面白いとも思えず、棚に眠ることに。

そんな感じなので、Stereolabに似ている、ということと、1曲目のイントロにかろうじて聴き憶えがあった程度。
改めて聴いてみても、やっぱりそのまんまだし、このバンドならではのアイデアがどこにもない感じだし、あまりにも本家にそっくりな入れ方のコーラスの音程も時々怪しいし、と、まあ概ね以前と変わらぬ印象。
でも、Stereolabにも興味がなくなって久しい今となっては、意外と気持ちよく聴けたような気がする。
本来、嫌いな音ではない訳だし、似ていることが気にならなければ、そんなに悪くないアルバムではないかと思う。
ほぼコピーと言っていいほど、ここまで似ていて、良くアルバムが出せたなあとは思うけど。

未だに活動しているのかどうか分からないが、検索してみるといくつか作品が出て来るので、少なくとも、その後何年間かはも活動は続いていた模様。
ちょっと気になったので調べたものの、"Flowchart"なんてバンド名(少し力が抜けます)のおかげで、検索しにくいこと。
それでも、もっと有名であればすぐに発見できるのだと思うのだけれど、そんなに力を入れて探したいほどではなかったので、あっさり諦めました。
その後、どんな音になったのか、気になると言えば気になる。
でも、他の作品のジャケットを見る限り、Stereolabを連想させる物も見受けられるので、どうでしょう。



今日は暖かかったですが、寒い日の写真です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
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back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/08 21:56] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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ジャンルって何なんでしょう、の続きのようなもの
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BATUKA!

Orquesta Nudge! Nudge!
Butuka


エスニックついでにもうひとつ。
芳垣さん主催の打楽器アンサンブルの2005年のファースト・アルバム。
昨年の秋頃に既に手に入れていたのだけれど、何度か聴いてそのままになっていた。
そのままになっていた、とは言っても、別に気に入らなかった訳ではなく、ただ、なんとなくこうして文章にしそびれていただけです。

中身はライブ同様、いろいろな国の音楽やらリズムやら、アンサンブルやら即興やら、いろいろなものがごちゃ混ぜに。
混沌とする場面もありながら、ちゃんと引きもあり、打楽器ばかりというのにポップな響き。
良く練られているなあ、と思う。
アルバムを聴くよりも先にライブを見てしまっているので、迫力という点ではライブに軍配が上がるが、ライブとほとんど同じだなと感じる箇所と、ここはちょっと違うなと感じる箇所と、いろいろ細かいところを聴くと面白いし、何より、ライブではどうしても聴き取りにくくなってしまうような楽器の音がはっきりと聴こえるのが良い。
やはり、このアルバムもスピーカーを通して聴いても楽しいけれど、今のところ、イヤホンを耳に突っ込んで聴くのが気に入ってます。
できれば、ライブを見る前に聴いとくべきだったな、とちょっと思うけど。
まだ見たことのないVincent Atmicsは、先にアルバムを聴いておきたいな、とそんなことを考えてます。

このグループでのライブを見たのは、昨年6月の芳垣4Daysが最後なので、そろそろまた生で見たいと思っているのだけれど、でも、そう思っている時に限って、なかなかライブがなかったり...。



もう3月ですけど。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/07 23:01] | Ethnic | トラックバック(0) | コメント(0)
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ジャンルって何なんでしょう
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PRIMER ENCUENTRO

Anima Mundi "Vazquez-Yoshigaki Project"
Primer Encuentro


昨年リリースされた、アルゼンチンのサンチャゴ・ヴァスケスと芳垣安洋を中心としたプロジェクトの作品。
その他、内橋和久、GOMA、岡部洋一、高良久美子、やはりアルゼンチンのアレハンドロ・フラノフが参加。
アルゼンチン勢の2人とGOMA(一度見たことあるけど)以外は、(自分にとっては)お馴染みのメンバーだ。
リリースされた時から、こりゃ面白そう、と思いながらもずっと買いそびれていて、先日のライブの時にやっと購入。
芳垣さんより直々に。
ステッカーも付けていただきました。

で。
これが面白いし、素晴らしい。
あまりにも。
期待していた以上に。
もっと早く聴いておけば良かった。
でも、最近、ちょっと傾向は違うとは言えライヒなど、少々ミニマル付いてたので、タイミングとしてはちょうど良かったかもしれない。

細かい音の積み重なりとずれ、緊張感、すべての音が一点に向かいながら同時に拡散して行く感じとか、凄く引き込まれる。
なので、もちろんスピーカーを通して聴いても楽しめるけれど、今のところ、イヤホンを耳に突っ込んで聴くのが気に入ってます。
メンバーそれぞれの個性も出ていて、特に内橋さんの存在感、大。
同じようなメンバーが集まっても、誰を中心に置くかで、これだけ多様な音を作ることができるのかと、改めて唸らされた。
こういう音を聴くと、ジャンルって何なんだろう、と思うけど、便宜上"Ethnic"なんて項目を新たに加え、ちょっと自分でも矛盾を感じたりしている。

できれば、こんなメンバーでのライブを見てみたい。
もしかして、やったことあるんだろうか。
さらにAltered States&打楽器ゲストなんてのも面白そう、などと勝手に想像している今日この頃です。

続編も聴かねば。



3日目の続きです。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/06 22:40] | Ethnic | トラックバック(0) | コメント(0)
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タイトルが良いですね
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Altered States 6

Altered States
6: 内垣満


97年リリースの6枚目のアルバム。
先日のライブの時、会場にて購入。
昨年の3Daysの時に4枚目のアルバムを購入したのだけれど、その際、あと持っていないのはどれだとチェックしておき、予定通りに、という訳です。

で。
4枚目のアルバムは、初期の頃と最近の音とのちょうど中間のような印象を持ったのだけれど、このアルバムはもう少し最近寄りの音のような気がする。
それでも、キメもちゃんとあるし、聴いているだけでも作曲されたものがベースにあることが分かるので、その辺りの印象の違いはあるけれど。
クレジットをチェックしてみると、1曲のみナスノさん、残りは内橋さんが作曲しているらしい。
なるほど。

ともかく、やはり最近とは違うなと感じる面白さと、この辺が今の音の礎になっているんだなと感じる面白さと、両方あり。
理不尽なフレーズ(主に内橋さんのギター)も、理不尽な展開もたくさん出てくるけれど、演奏面でのオーソドックスなテクニックに裏打ちされたものであることを、先日のライブを見ていても感じたし、このアルバムを聴いても改めてそう感じた。
その辺が、何とも凄い。
時々、いわゆるポスト・ロックと呼ばれるものに通じるような展開があるが、こちらの方が全然刺激がある。
多分、このアルバムをリリース当時に聴いていたとしても気に入ったのではないかと思う。
そんな音でした。

他にも4枚ほど持っていないアルバムがあるのだけれど、どうやら廃盤。
気長に探すしかなさそうです。



正月、続きです。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/05 21:57] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(0)
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印象も変わるものです
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Happy Days

Jim O'Rourke
Happy Days


ジム・オルークの97年作。
当時、Gastr Del Solのアルバムを気に入っていて、その流れで買ったものだったと思う。
当時はまだ、デヴィッド・グラッブスよりもオルークの方に目が行っていたこともあり。
中身は、約47分で1曲。
曲の方も、ずっと「プーーーーー」という音が入った、なかなか極悪な内容。
なので、あまりにキツくて聴いていられなくて、最近まで長らく聴いていなかったものだ。

そんなこのアルバムを、10年以上たった今、多少はどんなだったかなという気持ちもあったし、先日聴き直してみた。
多分、ピット・インでご本人を見かけたからそんな気にもなったのだと思う。
で、これが今聴くと全然大丈夫。
むしろ、結構好きかも。
自分でも不思議なことに。

あまりにもキツかった印象が強くて、ずっと「プーーーー」という音が入っているかと思っていたのだけれど、最初はアコースティック・ギターによるシンプルなフレーズの繰り返しのみだった。
それが徐々にちょっとした、やはりギターによるフレーズが重なる。
この辺りは、ジョン・フェイヒーや自身のグループGastr Del Solっぽい。
そして、約10分ほどした辺りで、例の音が被さる。
でも、実際には記憶にあった音とは違い、もう少し複雑な音の組み合わせだった。
「プーーーーー」なんて単純にカタカナで表せないような。
何の音なんだろう、と思ったら、この音はハーディ・ガーディによるものだそうだ。
なるほど。

で、ここから3分ほどしてから、このハーディ・ガーディによる音が延々と、延々と続く。
少しずつ、フレーズを変えながら。
でも、フレーズが変わることなどどうでも良いくらい、延々と。
で、最後に少しだけ、再びギターが加わり、終了。

と、こんな具合に、本当にこれだけなので、多分、聴く人をかなり選ぶだろうと思う。
実際、自分も以前は良さが全然分からなかった。
結構印象って変わるものだなと、驚いたほど。
そう頻繁に聴くようなものではないけれど、意外と悪くないです。

誰にも薦める気はないですが。



3日目へ入りました。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/04 22:15] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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思い切って買っといて良かったと思います
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Steve Reich: Tehillim; Three Movements

Steve Reich
Tehillim/Three Movements


ライヒの4枚組のボックス・セット最後のディスク4です。
このアルバムは、93年に録音された"Tehillim"と92年に録音された"Three Movement"を収録。
前回"Sextet/Six Marimbas"同様、まったく印象に残ってなかったので、もしかするとこのアルバムも1度も聴いてなかったかも。
だから、今回も短めに終わりそうです。

まず、"Tehillim"。
ブックレットに"for Voisece and Ensemble"とある通り、声が大々的にフィーチャーされていて、それは"The Desert Music"参照)以上。
なので、多分、買った当時に聴いていたとしても気に入らなかっただろうし、聴いていたかどうかさえ憶えていないのもそのせいだと思う。
でも、最近になって改めて聴いてみると、これがなかなか、他の作品とはまた違った完成度、濃縮度を感じる。
感じる、というより、まだ、感じるような気がして来ている、程度かもしれないけど。
少なくとも、声とそのバックでシンプルに打ち鳴らされる打楽器の組み合わせが良いなと思う。
一方、"Three Movements"の方はと言うと、他のアルバムで聴くことのできる路線なので、安心して不安になりながら(?)楽しむことができます。
オーケストラ編成による演奏なので、他より迫力があるかも。

という訳で、数回続いたライヒもここまで。
購入してから15年近く経った今頃、これらの作品をこんなに楽しめるようになるとは全然予想もしていなかった。
どの作品も、今でも普通に手に入るものばかりだけれど、あのとき思い切って手に入れていなければ、多分こうして聴くこともなかったんじゃないかと思う。

未だ一番良く聴いていたアルバムが見つからず、と言うより面倒で探していないだけでもあるのだけれど、ひとまず見つかったらまた登場するはず。



少しミックス。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/03 21:50] | Contemporary/Classical | トラックバック(0) | コメント(6)
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これは良いかもしれません
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Steve Reich: Sextet; Six Marimbas

Steve Reich
Sextet/Six Marinbas


ライヒ、続きです。
今回は、ボックスセットの3枚目、86年録音のこのアルバム。
"Sextet"と"Six Marinbas"の2つの曲から構成されている。
実は、このアルバム、全然印象にない。
もしかすると、購入当時には1度も聴かずにいたかも。
改めて聴いても思い出す箇所はまったくなかったし、なんとなく、そんな気がする。

なので、少々書くことが思いつかなかったりするけど。
その上、最近、一連の作品を聴いてみて、このアルバムは地味かなと感じた。
他の作品も特別派手な訳ではないし、あくまでも他と比べて、ということではあるけれど。
でも、地味なのが駄目、という訳ではなく、かえってそこが良いと思っている。
マリンバやヴァイブによって執拗に繰り返されるフレーズが心地良く、同時に心地悪く、やっぱり他の作品同様の妙な心持ちに。

他のアルバムと比べて、過去の印象もなく、そんなにまだ聴き込んでいないので、今はただ、その妙な心持ちになることを軽く楽しんでいる程度。
今までは、使用する楽器や音を置き換えているだけで、どのアルバムも同じようだな、という印象があったのだけれど、その印象も徐々に変わりつつあり、もしかすると、今後このアルバムを聴く回数は、他のアルバムよりも増えるかも、なんて考えているところ。

もう少し、聴き込んでみます。



2日目終了。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
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back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/02 23:05] | Contemporary/Classical | トラックバック(0) | コメント(0)
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妻です、とは言わないですね、やっぱり
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DSCF5432

芳垣安洋×高良久美子
02/29/08 No Trunks - Kunitachi, Tokyo, Japan


毎回楽しみな、季刊芳垣安洋です。
今回は、高良久美子さんを迎えた、打楽器夫婦デュオ。
昨年の秋頃にお二人のデュオがあるのを知りながら、結局見に行かなかったので一度見てたいと思っていた。
それが、ここで実現。

ファースト・セットが、8時を10分ほど過ぎた辺りでスタート。
毎回、始めにメンバー紹介、というか、その回の相手を紹介する訳だけれど、今回の場合はどう紹介するのか、ちょっと楽しみ(?)だったり。
すると、「今回は、高良久美子さんを迎え、~~」と、毎度のことながら、少しやりにくそうな、照れくさそうな雰囲気。
決して「妻です」とは言わないけど、それはそれでライブでの紹介の仕方としては違うだろうなあと思うし、何と言うか、客としては単純に面白いです。

と、それはそれとして、始まると、非常に息の合った演奏。
芳垣さんはブラシをメインに様々な小物を駆使、高良さんはヴァイブは当然のこととして、やはり小物も駆使し、比較的静かめの展開が多かったか。
お二人が参加するグループの中での、お二人それぞれのエッセンスを取り出して、ギュッと凝縮したかのような雰囲気だ。
なので、その辺りの演奏を聴き慣れた人なら、ある程度想像できる音だとは思うけど、これが想像以上に面白い。
毎度、様々な技を見せてくれるけど、タンバリンのようなものに取り付けれらた親指ピアノをスネアの上に乗せて演奏していたところが興味深かった。
スネアのスナッピーを足で緩めたり締めたりすると、音がクッキリしたり、エフェクトがかかったような音になったり。
この日、電気を使った楽器は高良さんのヴァイブだけだったけれど、電気を使わずとも面白い音はいくらでも出せることを毎回思い知らされているような気がする。
そんな具合に、45分から50分ほどで終了。

そして、休憩後のセカンド・セット。
今度は、お二人とも、木箱の上の部分をマレットで叩く楽器を使用。
名前も分からない上、説明もしにくいが、溝があって音程が違う音が出るようになっているようで、芳垣さんの方は鰹節を削る箱(?)より一回り大きいくらいで高めの音、高良さんの方は食パン1本分くらいの大きさで低めの音。
ここ、凄く面白かった。
最近ちょうど、ライヒを良く聴いていたところだったので、それとも少し違うけれど、少しは通じるところがあるような。
どちらかが少しリズムをずらしたり、フレーズを変えると、相手も反応して演奏が展開して行く。
お見事。

で、これがずっと続いても良いくらい面白かったのだけれど、途中、芳垣さんが前半は一切使わなかったスティックを持ち出し、小物をガシャガシャやり出し、少しずつ騒々しくなって来た辺りからの展開がまた凄かった。
これも毎度のことながら、1時間弱も続く長い演奏の中での山の作り方、流れの作り方、次へ展開して行く時への繋ぎ方があまりにも見事。
そして、ひと盛り上がり合った後、再び静かな展開へ進み、やはり50分ほどで終了、だったと思う。

その後、一応、アンコール。
何も準備がなかったということで、ジャズ畑の人ではない高良さんの考えるジャズ(という芳垣さんのフリがあり)、をテーマに演奏が始まる。
高良さんは、かなり困った様子で、最初はなぜかホイッスルを手にしていて、何するんだろうと思っていたら、やはり違うと思ったのか普通の大きさの4分の1くらいの大きさのアコーディオン(おもちゃ?)を使用。
使用、と言うか、かなり適当に音を出す感じ。
一方、芳垣さんの方はブラシを使って、お構いなしにジャズっぽいドラミング。
あくまでおまけ的、遊び的なものだし、高良さんとしてはかなり不本意な演奏だったとは思うが、途中吹っ切れたのか、もの凄い勢いでアコーディオンをのばしたり縮めたりしている様は、なかなか面白かった。

という感じです。
演奏終了後、お店の方が「こういうセッションをご自宅でもやることあるんですか?」と、まさに自分も聞きたかったことを聞いてくださった。
それに対する答えは、「やる訳ないじゃないですか!」だったけど。
演奏の方は、大変素晴らしいもので、機会があればまたお二人のデュオを聴いてみたい。
それもライブハウスではなく、このNo Trunksはもちろん、後はin Fとか、そういう感じの店だとなお良し。
大変、楽しいライブでした。

本日のドラムセット
DSCF5435



昼の部です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/03/01 23:23] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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