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  2008年11月  

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7:3くらいの感じ
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David Murray

David Murray Super Session
11/28/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


2日ほど経ってしまったけど、先週の金曜日に見たこのライブ。
デヴィッド・マレイという名前を知ったのは、去年だか一昨年だかに来日してライブをするということをピット・インのスケジュールで見かけた時。
その時にGrateful Deadとも関係のある人、ということを教えてもらい、結局そのライブには行かなかったけれど、何となく気になっていた。
でも、未だに作品は全然聴いたことがなくて、オクテットでGrateful Deadの曲を演奏している音源を聴いたことがある程度。

こんなアルバムもありますね。
Dark Star: The Music of the Grateful Dead

で、この日のライブを見に行こうと決めたのは、やっぱり共演者の名前を見て。
山下大輔、内橋和久、不破大輔、芳垣安洋、なんて、マレイ抜きでもこんな組み合わせなかなかないでしょ、という豪華さ。
リーダー格の人ばかり。
興味はあるけどオーネット・コールマンのライブにゲスト参加した時やとあるイベントでしか演奏を聴いたことのない山下さん、前から生で聴いてみたいと思っていた不破さんのベースに、普段好んで見に行っている内橋さんと芳垣さんが絡むとなったら、それはもう。

行ってみたら、チケットがソールド・アウトということで、座席は普段の半分ほど、立ち見客多数で大変なことに。
デヴィッド・マレイが日本でどのくらい人気がかるのかまったく分からないけど、何となく山下さんのファンと思われる方々が多めだったような印象。
そんな中スタート。

不破さんとともに今回のセッションの企画者であるという年配の方(お名前、分かりません)の司会で、メンバーが一人ずつ紹介され登場。
デュオとかトリオとか、いろいろな組み合わせで演奏するのかなと想像していたけど、どうやら全員での演奏が基本となるらしい。
で、1曲目から大爆発の凄い演奏だった。
司会の方が「剛のミュージシャンばかり」と言っていたけれど、ほんとにゴリゴリ。
鋭い山下さんのピアノに低音域でうごめくような不破さんの独特なベース、煽りまくりの芳垣さんのドラムと、この組み合わせの中で間違いなくかなりのアクセントになっていた内橋さんのギターと、どこを中心に聴いていいのやら、という状態。
もちろん、主役のマレイのサックスの存在感も大。
1曲目を聴いただけで、来て良かったと思えるほどだった。

2曲目以降、少し雰囲気が変わり、よりジャズっぽい感じだったり、バラードだったり。
1曲目では、様子を探るように妙な音を入れつつ、ソロでは弾きまくりだった内橋さんのジャズ・ギターっぽい演奏が聴け、これ以降、なんとなく自然と耳が内橋さんのギターの音を探すようになった。
全体としては、マレイのサックスが引っ張り、後ろでは不破さんのベースを中心に残りのメンバーが肉付けして行く、といったような印象。
終盤では、聴いたことのあるフレーズ、曲名が出て来ないけど、多分マイルスの演奏で何度も聴いているはずの曲のテーマが登場するも、1曲目のような激しい展開になだれ込んで終了。
あまりにも濃い。

そして、セカンド・セット。
まず、この日急遽出演ということになったらしい中村明一さんという尺八奏者の方とマレイのバス・クラリネットのデュオからスタート。
中村さんの尺八も、その後ろで細かいフレーズを吹くマレイのクラリネットも面白く、印象的な演奏だった。
しばらくして、そこに山下さんのピアノが加わり、今度は尺八がバックに、クラリネットが前に、と変化して行く辺りも面白かった。
この後、残りの3人が加わり、中村さんが抜け、と進行。

で、しばらくすると、区切りがどうなのかよく分からないのと既に憶えてないのとで曖昧だけど、いつの間にやらファンキーな演奏に変化。
ファースト・セットにはなかった展開。
途中、マレイによるヴォーカルまで飛び出す。
芳垣さんのしなやかなドラム内橋さんのカッティングやアルト・サックスのようなフレーズに耳が行く。
で、後ろのリズムがどうあろうと、独特のスタイルで鋭く切り込む山下さんのピアノがとても素晴らしかった。

ソロ回しでは、ベース・ソロに行くかと思いきや、芳垣さんのドラム・ソロへ、そして、その間不破さんはウッド・ベースからエレクトリック・ベースへチェンジ。
エレクトリックを弾く時が特に凄いと聞いていたので、両方見れて嬉しい限り。
そして、そのままソロに行くかと思えば、突然、アルト・サックスが乱入。
やはりこの日急遽出演ということになった、ステージ上の人達の中では若い方。
名前を忘れてしまったけど、多分、渋さ関連の人じゃないかと。
マレイとの掛け合いもあったりして、これもなかなか面白かった。

この後、区切りがあったかどうか、やっぱり憶えてないけど、いつの間にかサンバっぽい明るい曲調へ。
これまた、確実に聴いたことがある曲、のはず。
曲名が出て来ないけど、ソニー・ロリンズの曲だったような気が。
でも、まったく自信なし。
違うかも。
ここから、いつ終わるんだろうというくらいにさらに延々と続き、山下さんのソロに対してベースでそんなことしちゃうの?とか、凄い聴き所はたくさんあれど、さすがにちょっと長いかなと感じなくもない。
今思うと。

で、終盤、というより結果的に終盤となってしまったのだけれど、ハプニングが。
バックの演奏なしで、内橋さんがいつものエフェクトを多用した演奏でソロを始めると、しばらくして座って眺めていたマレイの方からビールだか何かの飲み物が内橋さんへ飛ばされた。
自分の席からはマレイの表情がまったく見えなくて何が起こったのか分からず。
でも、不破さんと芳垣さんが顔を見合わせ、マレイの様子を伺っていたので、何だか妙な雰囲気に。
さらに今度はカップを投げつけ、そのままマレイ退場。
マレイが考えていた流れと違う方向に行ったのが気に入らなかったのか、内橋さんの演奏が気に入らなかったのか、ああいったエフェクトを多用した演奏が嫌いなのか、いろいろと想像してみるも、何が起こったのかまったく不明。
内橋さんの、誰が相手でも遠慮をしない演奏が好きなAltered Statesファンとしては、待ってましたの演奏だっただけに、残念。
そんなこんなで、マレイ不在のまま、演奏終了。
一応、最後の挨拶ではマレイも出て来て、内橋さんにヘッドロックして怒っている仕草してたけど、アンコールはなし。

終わってみると。
やっぱり凄かった。
もう2度と見れない確率の方が高そうだし、とても面白かったと思う。
山下さん、不破さんのベースは、また違う機会に見に行ってみたいと思うし、元々好きで良く見に行っている芳垣さんと内橋さんの、普段とは違う雰囲気の中で聴く演奏もたっぷり堪能。
内橋さんに至っては、いるのといないのとでは全く違う内容になっていたのでは?と思うほどのインパクト。
初めて見るマレイも、いろいろなタイプの演奏を聴くことができ、若干、どんな個性なのか未だ掴めないところはあるけど、演奏は素晴らしかったと思う。

それだけに。
最後のあの態度は、理由がどうあれ残念としか言いようがない。
アンコールがないことに関しては、アンコールがいらないくらい濃い充実した内容だったので構わないけど、終わり方が終わり方だっただけに、短くても良いからバシッと決めて終わって欲しかったのが正直なところ。
なかなか見れないハプニングとしては面白かったとも言えるけど、複雑な、妙な気分が残る。
満足なのと、残念なのと、7:3くらいの感じ。



上高地の続き。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
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[2008/11/30 18:41] | Live | トラックバック(0) | コメント(8)
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気の抜けた感じが良いのかも
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Neu! 2

Neu!
Neu! 2


先日、特に理由もなく久しぶりに聴いてみたこのアルバム。
73年のセカンド・アルバム。
ファースト・アルバムも持っているけど、iPodにはまだこのアルバムしか入れてなかったから、こっちを先に。
もうすっかり忘れてしまったが、実際に聴いたのもこっちが先だったような気がする。

このアルバムを買ったのは、もう15年くらい前。
よくこのバンドと並べられて名前が登場するCanは既に聴いていて好きだったので、このNeu!にも興味があったし、当時わりと好きだったStereolabがこのバンドに影響を受けているとよく言われてもいたので、そういう意味でも興味を持っていた。
でも、その頃、このバンドのアルバムはCD化されていたのか、いなかったのか、とにかく手に入りにくい状況で、ようやく再発、ということで手に入れたことを思い出す。
とは言っても、正式にリリースされたものではなくて、ブートレッグだったようだけど。

そんな期待の大きかったこのアルバム。
初めて聴いた時には、あまりにもStereolabがそのまんまなので、影響を受けているどころではないなと知り、笑ってしまうほどだった。
でも、ドラムの音作りの少し気の抜けた感じとか、ちょっとばかり期待していたのと違っていたこともあり、それを確認した程度であまり聴き込むには至らず。

なので、聴いたのはかなり久しぶり。
で、聴いてみたら、相変わらず気の抜けた感じではあるけど、ちょっとほのぼのとしたところもあって、意外と面白かったりして。
内容は、最初の曲くらいしか印象に残っていなかったけど、ひとつの曲を回転数をいじって数パターン収録してあったり、もうちょっと何とかならなかったのかと思うような古臭さも感じたけれど。
ただ、このバンドについて詳しいことはほとんど知らなかったので、調べてみたら、予算不足による苦肉の策でもあったようなので、まあ、しょうがないかなとも思う。

という訳で、どう考えても今から嵌るということはないと思うけど、最近はいわゆるプログレの不必要なまでに大袈裟なフレーズやら展開が少しダメになって来ていて、でも、こういう感じだったらたまに聴く分には良いかな、とそんな感じか。
それほど聴いてなかったわりには、他に2枚も持っているので、そのうちまた登場すると思います。



コウトノリです。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/27 22:03] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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当て字の如く
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ナスノミツル - 離場有浮

ナスノミツル
離場有浮


今月の頭にリリースされたばかりのナスノさんのアルバム。
5月に最初のアルバム参照)の後すぐにリリースされる予定だったようだけど、なぜだか延びに延びてやっと、という感じらしい。
でも、おかげで先日のSardine Headとの共演の時に買うことができた訳だけど。

前作は、ゲストもたくさん、打ち込みも結構使っていたけど、このアルバムでは、ナスノさんの他、灰野敬二、石橋英子というトリオ編成。
1曲目がなんとなくBastroとか、そんな感じを思わせるような曲でドカンと来る。
でも、激しい曲はこのくらいで、後は間を活かした、三者のいろいろな音が聴こえて来るような、そんな感じ。
タイトルが、「リヴァーブ」ということだけど、まさに当て字の如く。

灰野さんのギターが鋭くて、さすがキャリアを感じさせる。
十何年も前に一度ライブを見たきりで、作品も全然聴いたことがないのだけれど、こういう感じなら生で見てみたいと思う。
石橋さんのドラムは初めて聴くけど、間の取り方がとても良い。
手数に頼らないのも、嵌っている。

ナスノさんは、ベースを弾いているという感じではなくて、エフェクトを多用して、まさに「離場有浮」な空間を作っている。
ベーシストというよりはアーティストとしての面が強く出ているのは、リーダー作なので当然かもしれないけど、10年前の録音を中心とした前作にも通じるところがあり、もちろんまったく同じという訳ではないけど、まったくブレてないんだなと思った。

好みの分かれるところだろうし、1、2度聴いてどうとかいう感じではなくて、聴けば聴くほど面白くなっているところだけど、良いアルバムだと思います。
ライブ希望。

IMGP5653



上高地です。
back-woods song その1
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[2008/11/26 22:17] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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聴きやすくはなっているけど
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Me - Fecund Haunts

Me
Fecund Haunts


唯一持っていたファースト・アルバムが意外と面白かったので、当時は手に取らなかった他のアルバムを手に入れてみた。
廃盤ながら、中古盤が安かったから、という理由の方が大きいけど。
で、さっそく届いたのが95年のセカンド・アルバム。
これはジャケットに見覚えあり。

聴いてみると、ファーストの雰囲気を継承しているところもあるけど、曲によってはどうしちゃったの?というくらいスッキリと聴きやすくなっていて、なかなか良いな、と最初は思った。
後半に入ると打ち込みの曲も登場したりして、これが後のOrganellesに繋がるんだろうか、と想像してみたけど、聴いたことないので不明。

ただ、聴き進むにつれ、不思議なもので、以前は今ひとつこのバンドの音に入り込めない原因になっていたクセが薄まっていて、ちょっと物足りないとさえ思ったりもした。
良くも悪くも、聴きやすくなった、というのが通して聴いてみた印象。
結果、質は向上したかもしれないけど、少しばかり個性が薄まってしまったようにも聴こえる。
敢えて手に入れて聴いてみるまでもなかったかも。
決して悪くはないし、もうちょっと聴いてみようとは思っているけど。
そんな感じです。



オラウータンなど。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
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back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/25 20:59] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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実はよく知らない3日目
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IMGP6412

Altered States
11/20/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


いよいよ3日目、恒例カヴァー大会。
今年のお題は、Chicago。
自分のことを言えば、Chicagoは"Stay The Night"しか知らず。
知っていると言ってもちょうど洋楽にヒットチャートものを聴いていた頃にヒットしていたからというだけで、アルバムを聴いた訳ではないし、どのアルバムに入っているのかも知らないのだけれど。
後は、初期の頃はちょっと感じが違うということを知っている程度。
なので、今回のセレクトに関してはそれほど心躍る感じでもなかったけど、まあ、縁起もの(?)ということで。

そして、今回は初期、1枚目から5枚目のアルバムからの選曲とのこと。
Chicagoに詳しい某兄貴がセットリストを作ってくださったので、参考にさせていただきました。

Set 1:
Introduction (1)
Poem For The People (2)
Make Me Smile (2)
Does Anybody Really Know What Time It Is? (1)
25 Or 6 To 4 (2)
Sing A Mean Tune Kid (3)
Drum Solo
Free (3)
Beginnings (1)

Set 2: (5をまるごと)
A Hit By Varese
All Is Well
Now That You've Gone
Dialogue (Part I)
Dialogue (Part II)
While The City Sleeps
Saturday In The Park
State Of The Union
Goodbye
Alma Mater

Encore:
Lowdown (3)
I'm A Man (1)
Questions 67 And 68 (1)

という具合に、セカンド・セットは5枚目を丸ごと、あとは1枚目2枚目3枚目からの選曲。
4枚目は、ライブ盤なんですね。
だから、カーネギーな訳だ。

原曲を知らないので、どのくらいの再現度だったのか自分にはよく分からず、例えば、ギターは内橋さんそのものに、芳垣さんのドラムも芳垣さんそのものに聴こえてしまったけど、演奏の方はさすがとしか言いようがない。
ただ、Pink Floydの時同様、ヴォーカルの面ではちょっとつらいところはあったけど。
そのヴォーカルの1人、サム・ベネット氏はChicagoは歌詞がダサイから嫌い、といいつつノリノリだったのが可笑しかった。
やるからには楽しもう、ということだと思うけど、好感は持ちました。
度々名前を見かけるけど、普段はどんな活動をしているんだろう。
その他、いろいろ笑える場面はあれど、演奏はビシッと。
母体がAltered Statesとは思えないほど、さわやかなフレーズもあり、そのギャップがまた面白い。

ファースト、セカンド共に1時間前後、アンコールも3曲とたっぷり。
終わってみると3日間で一番長い演奏時間。
正直に言うと、個人的にも思い入れのあったPink Floydや、積極的には聴いて来なかったけど、多少は知っているし、何より演奏面でのインパクトが凄かったジェフ・ベックの時に比べると、少々感動は薄かった。
ちょっとくらい予習しておくべきだったか。
でも、普段、あんなことやこんなことをしている人達が真剣に遊んでいる姿は痛快だし、素晴らしいし、やはり面白い。
多分、次回も行ってしまうと思います。

Chicagoは、とりあえず5枚目辺りから聴いてみようかと思う。
と、去年もそんなことを書いたけど、ジェフ・ベックのアルバム、未だに買ってないのでいつになることやら。

IMGP6411



上高地です。
back-woods song その1
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back-woods song その7
[2008/11/21 10:25] | Live | トラックバック(0) | コメント(2)
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盛りだくさんの2日目
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Altered States

Altered States
11/19/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


さて、2日目です。
この日は、お馴染み(?)高良久美子さんと今井和雄さんというギタリストをゲストに迎えての3セット、とのこと。
今井さんは、見るのも聴くのも初めて、名前も今回初めて知った方。

まず、ファースト・セットは高良さんを加えての「芳垣プロジェクト」。
とても芳垣さんらしい、エスニックな雰囲気のリズムに、内橋さん、ナスノさん、高良さんが細かいフレーズを積み重ね、心地良いことこの上なし。
芳垣さんと高良さんの演奏がベースになっていて、以前見たお二人のデュオに近いけれど、当然の如く、内橋さん、ナスノさんによって、また違う感じに。
30分ほどの演奏で、盛り上がりに持って行くまでの過程、圧巻。

そして、休憩を挟んでセカンド・セット。
今度は、今井さんを加えての「ナスノプロジェクト」。
ステージ上にウッドベースが置いてあったので、今日のベースはナスノさんだけのはずだし、誰が弾くんだろう?、やっぱりナスノさん?、とライブ開始前からいろいろ考えていたのだけれど、弾くのはやっぱりナスノさん。
初めて見るウッドベースを弾く姿、音がまったく想像できず。
始まってみると、今井さんがあまりに強烈なので、目が釘付け。
フリー、インプロ系のギタリストのようで、大人げないことこの上なし。
もちろん、褒め言葉です。
それに応えるかのように、内橋さんが輪をかけて大人げなく、弾きまくり。
そして、芳垣さんが叩きまくりで、それらを煽る、煽る、煽る。
ナスノさんは、途中でエレクトリック・ベースに持ち替えるも、ひたすら冷静にフレーズを探るかのような演奏で、下手をすると崩壊しそうなところで見事になっている4人の構図が面白過ぎ。
15分ほどの演奏で、短めだったけれど、あまりに見事で、やはり圧巻。
欲を言えば、短くても良いからもう1曲くらい聴きたかった。

さらに休憩を挟んでサード・セット。
今度は、ゲストなしで「内橋プロジェクト」。
イコールAltered Statesということで、要するに通常通りの演奏。
内橋さんのちょっとした合図や、誰かのフレーズによって、別の誰かが反応する様など、これまた圧巻。
2曲で15分から20分と短めだったけど、とても濃い演奏だった。

で、全員参加のアンコール。
いぶし銀、ということで、わりと静かめに抑えた感じで。
でも、この日の他のセットのすべての要素が詰まったような、まさにいぶし銀な演奏だった。
新たな刺激が加わって、ステージ上も楽しそうに見えたし。

という訳で、とても充実した内容だった。
今井さん、あまりに凄かったので、そのうち通常の演奏を聴きに行ってみたいと思う。

そう言えば、内橋さんSGの弦が切れたので使っていた赤いテレキャスター、例によって(?)3日目のために購入したものだそうで。
芳垣さんのラディックのドラムも。
どうなるんでしょう。
Chicago、全然知らないんですけど。



シマウマからチンパンジーへ。
back-woods song その1
back-woods song その2
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back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/20 11:55] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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通常営業の1日目
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Altered States

Altered States
11/18/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


今年もこの季節がやって来ました。
Altered Statesの恒例、再現プロジェクト(?)を含む3days。
今年の1日目は通常営業、2日目はゲスト入り、3日目はChicago、とのこと。
そんな感じで、約3ヶ月振りのAltered Statesです。

まず、ファースト・セット。
わりとコンパクトに4曲ほど。
今年に入ってから、去年までとははっきり線を引けるほど、演奏内容に変化が表れているような気がするけれど、そんな雰囲気で。
ただ、やたらと激しかった印象の前回と比べると、激しいところは激しいけれど、もう少しバランスを取ったような感じ。
1曲目で内橋さんの弦が切れ、2曲目は芳垣&ナスノ・デュオでスタート、途中から内橋さんが参加し、徐々に流れを変えて行く辺り、とても面白かった。
トラブルによって生まれる要素も含め、こういう音楽ならではの面白さ。
ちょっとばかり、ウォーミング・アップっぽいところもありつつ、終わってみると40分行ったか行かないかくらいの短めのセットだった。
聴いている時には、時間の感覚が麻痺していたのか、短いとも長いとも感じず、不思議な感覚だった。

で、セカンド・セット。
ファースト・セットとは打って変わって、間を取るところは充分に間を取り、ダイナミックに展開することが多く、ファースト・セット以上に時間の感覚が麻痺。
さっき去年までとは違う雰囲気、と書いたけど、それともまた違う雰囲気。
今年数回見た中では、一番印象に残る演奏だったかも。
内橋さんは、去年の3daysでも使っていた白いフェンダーのアンプで、音が何時もより延びるし、突き刺さる感じが凄かった。
バランス、ということで言えば、普段使っているジャズ・コーラス(だったと思うんだけど)の方が良いような気もするけど、機材の違いによる変化も面白いし。
芳垣さんは、より「らしさ」が出ていたのはセカンド・セットだったような気がする。
ナスノさん、やはり目が離せず。
とは言っても、3人とも目が離せないので、忙しかったです。

そして、アンコール。
今回もリクエストを求めるのかと思っていたけど、わりとさらっと演奏開始。
コンパクトながら、濃い演奏で、スカッと終了。

聴いている時はまったく気付かなかったけど、(たしか)セカンドの1曲目が、ファースト・アルバムの曲だったとか。
もうちょっと聴かねば。

という訳で、今日はゲスト入りの3部構成だそうで、楽しみです。



河童橋からスタート。
back-woods song その1
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back-woods song その3
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back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/19 13:21] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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独特のセンスをお持ちです
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Me - Harmonise Or Die

Me
Harmonise Or Die


Moonflowersが終了したので、周辺のバンドなど。
MoonflowersのメンバーがやっていたPraise Space Electricもあるけど、それは随分前に取り上げたので、このMeを。
メンバーに重なりがあるのかとか、そこまでよく知らないし調べてもいないけれど、Moonflowersにかなり近い位置にいたバンド。
93年のファースト・アルバム。

Moonflowersに共通した雰囲気もあるけど、それよりも独特なメロディー・ラインが特徴で、2曲目の"We Must Be"という曲が特に好きだったし、ちょっとWeenみたいなねじくれた感じの曲があって、それも好きだった。
だから、当時からわりと印象が良い。
でも、一方でメロディーの独特なクセが気になる曲もあって、もうひとつ入り込むことができず。
嫌いではなかったけど、嵌るほどではなかった、そんなアルバム。

で、最近になって久しぶりに聴いてみたら、以前気になったクセの部分もそれほど気にならず、なかなか楽しい。
やはり"We Must Be"が一番良いなと思うけど、その他の曲もなかなか面白いし、ちょっとサイケがかった独特なポップ・センスが心地良いと思う。

この後もアルバムやEPがリリースされていて、当時、一応知ってはいたけど、結局手に取ることはなかった。
調べてみると、この他2枚ほどあるらしい。
1枚は知っているけど、もう1枚の方は知らなかった。
ちょっと気になる。

さらにこのバンドの中心人物は、Organellesというバンドで活動中、なのかは分かりませんが、その後この名義で何枚かリリースしているらしい。
名前はなんとなく知ってたけど、聴いたことないです。
ちょっと気になる。



キリンとシマウマ。
back-woods song その1
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back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/18 15:44] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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終焉?
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Don't Just Sit There...Fly

Moonflowers
Don't Just Sit There...Fly


良い機会なので、未聴だったこのアルバムを購入。
2000年リリース。
もうMoonflowersの名前もあまり意識しなくなっていた頃、突如リリースされてずっと気になっていたものの、知る限り評判もそれほど良くなかったし、なんとなくずっと買いそびれていた。
でも、やっぱり一応聴いてみたかったので。
リリースは2000年でも、録音時期は"Brainwashing And Heartists Blue Life Stripes"参照)と同じ頃らしい。

中身は、いろいろとテクノロジーが導入されていた"Brainwashing~"と比べるとずっと素朴で、路線としては"Colours And Sounds"参照)に近いし、好みも含め、この時期のこのバンドらしい音だなと思う。
でも、残念なことに音質が今ひとつで、1曲目などは曲も演奏も悪くはないのにドラムがパタパタしていて、もうひとつ入り込むことが出来ず。
詳しいことは分からないけど、音を聴く限り、発表することを目的に録音されたというよりも、たまたま録っておいた演奏を寄せ集めたかのような、そんな印象。
このバンドの良さや当時の雰囲気は伝わるけど、良くも悪くも未発表音源集、といった感じ。

この後、実物は見たことないけど2002年にシングル曲を集めた編集盤が1枚リリースされている模様。
収録曲を見る限り、"Hash Smits"(参照)や"The Black Beetles And White Bird"参照)と大差ないので、敢えて探す必要もなさそう。
そういった編集盤を除けば、このアルバムが現時点でのラスト・アルバム。
やっぱり95、6年あたりで実質的に終わっていたことを確認した次第。
何年か前にこのバンドのドラマーが若くして亡くなってしまったというし、少々寂しい終わり方かな、と思う。



上高地の続きです。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/17 22:37] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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充実していたあの頃
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Moonflowers - Shake It Together

Moonflowers featuring Drummy Green
Shake It Together


再び、Moonflowersへ。
95年の"Colours And Sounds"参照)が前にリリースされた4曲入りのEP。
リリースされたばかりの頃、店頭ではアナログしか見つけることが出来なくて、アナログを購入。
でも、やっぱりCDも欲しかったので、結局買い直す。
いつ頃だったか忘れたけど、結構、時間が経ってからだったような気が。

一応、タイトル曲の"Shake It Together"がアルバム"Colours And Sounds"にも収録されているけれど、アレンジがまったく違って、ここではレゲエ・アレンジ。
それどころか全編ドラミー・グリーンなる人物がフィーチャーされていて、全曲レゲエ/ダブ風味。
4曲目は、そのドラミー・グリーンの曲らしい。
当時、そういう音もそれなりに好きではあったので、面白く聴きはしたものの、"Shake It Together"に関してはアルバムに収録されたものの方が好きだったし、それほど熱心に聴いていた訳でもなかった。
その頃、アナログはあまり聴かなくなっていたし、CDで買い直したのがちょっと興味が薄れていた頃という、あまり良いとは言えないタイミングだったことも大きいと思う。

で、昨日、何となく久しぶりに聴いてみたら、なかなか良かったので。
気楽に聴いていいなあと思えるのと、この頃の充実振りが確認できるのと、そんな感じでなかなか楽しい。
元々の印象が悪かった訳でもないので、新たな感想やら感慨がある訳でもないけど。

今日、本当はナスノさんの新しいアルバムにしようかと思っていたのだけれど、一日中歩き回って疲れてしまい、ちょっと手抜きしたかったというのもあって、そんなところで終わります。



象と昼飯。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/16 21:35] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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表も凄いが裏も凄い?
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Sardine Head - 03

Sardine Head
03


ナスノさんの余韻に浸ったまま、会場で買ったこのアルバムを。
リリースされたて、ホヤホヤです。

前作"Shuffle"参照)がライブの雰囲気をそのままスタジオに持ち込んだような感じだったけれど、今回もそれは健在。
でも、それ以上にスタジオでのレコーディングならではな要素がいろいろあって、一段と凝っているんじゃないかと思う。
"Cream Cheese Cake"のコーラスなんかも凝っていて、凝っている上に笑えもするし。
例えば"Beg"とか、こんなフレーズ弾いてたのか、といろいろ分かるところもあるし。

数回聴いて、ハッとしたところ。
"Endolphin"から"Soil"へ繋がるところ、そしてライブよりもスッキリした感じの"Soil"。
その他の曲の長さも絶妙で、聴きやすさもあり、とても心地良い。
その中で、今までライブではあまり「曲」として意識していなかった"Go Get Your Lemon"が、凄く密度が濃く、ここで引きずり込まれる感じ。
素晴らしい。

で、やっぱりジャケット。
"Shuffle"のジャケットもインパクトのあるものだったけれど、さらにインパクト・アップ。
良い写真です。
で、表のジャケットで引きつけておいて、本当にパンチが効いているのは実は裏だったりして。
この間のライブの帰り、ジョージさんに「裏ジャケも楽しみに」と言われ、帰って空けてみたらこんなことになってたので、笑ってしまった。
詳しくは、買った人だけのお楽しみ、ということで。
でも、このお母さん、料理うまそうですよね。
一度、ぜひ、このお姿でライブを。

という訳で、快作です。

IMGP5652



上高地の雲、など。
back-woods song その1
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back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/15 17:59] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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低音バンザイ
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IMGP5744

Sardine Head w/ Nasuno Mitsuru
11/12/08 Crocodile - Shibuya, Tokyo, Japan


困った。
この日は、Sardine HeadのCD発売記念ライブ。
それと青木タイセイさん(そして、芳垣さん)のBrassticksのライブが重なった。
そう言えば、Brassticksを見に行った芳垣4Daysの最終日もSardine Headと重なり、結局Brassticksを選んだったんだった。
あの時のライブが素晴らしかったので、また見たいとずっと思っていて、迷いに迷う。
どうしようと思っていたところで、さらに会田桃子&南博がin Fで、とさらにもうひとつ重なる。
ちょうど1年前の会田さんと南さんの共演も、やっぱり素晴らしくて、また見てみたいと思っていたし。
見たいライブが2つ重なることはたまにあるけど、3つというのはなかなかないので、さらに迷う。
そこで、スペシャル・ゲスト「ナスノミツル」とお知らせが。
決定。
今回見逃したら、2度と見られないかもしれないのがこれだったから。

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という訳で、ファースト・セット。
"Yellow Tale"から始まり、わりと淡々と、進行。
CDの発売記念というのに、宣伝もそれほどなく。
後になって思うと、メンバー自身、ナスノさんの登場が待ち遠しかったような雰囲気。
何となく、Sardine Headの前座がSardine Headのような。
もちろん、演奏はいつも通り充実したものだったけれど、わりとあっさり目に終了、と感じたのは、先に書いてしまうとセカンド・セットがあまりにも凄かったからだと思う。

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そして、セカンド・セット。
まず、川田さんが一人で出て来てギターを弾き始め、ドラムが加わり、といつもと違うただならぬ雰囲気で、どういう登場の仕方になるのだろう、といろいろ想像するも想像できずにいたのだけれど、曲をやるなら、希望も含め、あの曲だろうと思っていたら、見事に的中、"Shuffle"から。

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ナスノさんが思い切り音を歪ませて入って来たところで、まず鳥肌。
バンドとして確固たる安定感が既にあるにも関わらず、さらにぶっとい芯が通り、さらに安定感が増す感じ。
ただただ、凄いとしか言いようがなく、圧倒されっ放し。

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この後、ナスノさん入りで"Trick Cycling"、"Killifish Dance"、"Cream Cheese Cake"。
即興演奏もあるのかなと思っていたので、ここまでSardine Headの曲で攻めてくるとはおもはなかった。
もちろん、ベース2本というあまり一般的ではない編成のおかげで、ベース1本だったら入れないようなフレーズも聴かれたり、バトルがあったり、タイプは違えど弾き方によっては似た音色でパキパキ、パキパキ弦が弾かれる様は面白いやら、気持ち良いやら。
写真撮ってたので、本当はいろいろ移動するべきなんだろうけど、ほとんどベースアンプの前から動けず(動かず)。
4曲もあって、結構長い時間の演奏だったはずなんだけど、あっという間に終わってしまった。
この後、通常通りのSardine Headで4曲ほど。

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そして、アンコール。
"Interlude"からドラム・ソロをへて、"Chi Chi Boooo"へ。
このドラム・ソロから次の曲へ行くパターン、格好良い。
とか言いつつ、実はこの間、何時ナスノさんが出てくるだろうと、ちらちらステージの袖を見てました。
で、やっぱりベースがゲストならこの曲を聴いてみたい、"Loop"でナスノさんが再び登場。
本編同様、圧倒されっぱなし。
やはり2台のベースアンプの前から、動けず(動かず)。
ちょっと低音酔い。

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という訳で、凄いだろうとは思っていたけど、想像以上に凄かった。
凄い、という言葉しか浮かびません。
ゲスト・シリーズは、毎年ナスノさんでお願いします(という訳にも行かないですね)。
ライブ終了後、ナスノさんと少しお話できたのですが、「良いバンドだよね~」と仰ってました。
Altered Statesの3Days、楽しみです。

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セットリストは、鰯メモ

音源、早くも登場

その他の写真



象です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/13 22:14] | Live | トラックバック(1) | コメント(14)
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さらに薄まる
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Brainwashing and heartists blue life stripes

Moonflowers
Brainwashing And Heartists Blue Life Stripes


同じくCLUE-Lよりリリースされた97年作。
"The Black Beetles And White Bird"参照)同様、気にはなるけどちょっと冷めてた時期に、やっぱり気になるから買ってみたので、どうも入り込むことが出来ず、数回聴いたのみ。

このアルバムでは、打ち込みやサンプリングがかなり導入、よりクラブ・ミューッジック的になっているのだけれど、さらにクラブ・ミュージック的な薄まり方をしているように感じてしまう、のは、やっぱり個人的な好みやら、偏見やら、思い過ごしなのかもしれない。
でも、少なくとも"Colours And Sounds"参照)のような創造性を感じないのはたしか。
見方を変えれば、ちょっと初期に戻って力を適度に抜いたような感じでもあるし、"Colours And Sounds"が特殊なのかもしれないけど。
そんなこのアルバムと、ついでに言えばこの次のアルバム(未聴です)も、大半のレコーディング時期が"Colours And Sounds"と同時期だそうで、そう考えると、Moonflowersとしてはその時期で終わってたのかなと思う。

とは言っても、聴いていられないほどかって言うとそこまでではなくて、"Naima"とかやってたりして、それなりに面白いところもあるし、ただ単に今後、聴く機会はそれほど多くはないだろうなという、そのくらいの感じです。



上高地です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
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back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/11 20:36] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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少し薄まる
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The Black Beetles and white bird

Moonflowers
The Black Beetles And White Bird


"Colours And Sounds"参照)の後、まさかの来日。
たしか、Moonflowersとしては最初で最後。
その後、日本と急接近、したのかどうかは知らないけど、CLUE-L Recordsより作品をリリース。
その第1弾が、これ。
"Hash Smits"と何曲か重複する曲含む、シングル曲を中心とした96年リリース編集盤。

一応、当時、気になって買ってはみたものの、情報も少なくどこか謎めいたところが魅力だったこのバンド、来日して実物を見てしまったためか、良くも悪くも妙に冷めてしまい、数回聴いたのみで終わる。
この編集盤自体、特別印象が悪かった訳でもなく、ライブの方も結構楽しんだし、今の耳と感覚でもう1度あの場にいてみたいとさえ思ってもいるのだけど。

改めて聴いてみると。
選曲も良いし、よく考えられていると思う。
CLUE-Lらしく(?)、とてもクラブ映えしそうな雰囲気。
ただし、そのクラブ映えしそうなところが、少々音楽を薄めてしまっているような、そんな印象、なのは、好みだったり、偏見だったり、思い過ごしに他ならないのだけれど、多分、リリース当時にあまりピンと来なかったのもそんな自分の感覚にマッチしないところを感じたからではないかと思う。

そんな感じなので、やはりオリジナル・アルバムほど思い入れもないし、Moonflowersを聴きたいと思った時にこのアルバムを選ぶことは、オリジナル・アルバムよりは少ないと思う。
でも、"Hash Smits"よりは多いかも。
内容は、決して悪くないですが。
そんなところです。



フラミンゴと象の尻。
back-woods song その1
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[2008/11/10 20:44] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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荒削り
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Moonflowers - Hash Smits

Moonflowers
Hash Smits


ちょっと遡って92年にリリースされた編集盤。
"From Whales To Jupiter And Beyond The Stars"参照)以前のシングル曲とピール・セッションでの演奏を収録。
"From Whales~"を気に入って聴いていた頃、探してみてもなかなか売っていなくて、やっと見つけたと思えば値段が高くて見送ったのを最後に、2度と実物を目にすることが出来なかった。

で、インターネットでCDを買うようになり、このバンドに対する興味ももうそれほどなかったのだけれど、何となく探してみたら見つかり、手に入れたのが何年か前のこと。
何年か前と言っても、もう5、6年、もしかしたらもっと経つかも。
そんなこのアルバム、やっと聴くことが出来た、と思ったらバンド初期らしく、全般的に荒削りで、中にはとてもその後の姿とは結びつかないようなどうでもいい曲もあったりして、あまり気に入らず。
何度か挑戦するも、ハマることもなく。
ふざけたジャケットはなかなか良いんだけど。

そして、かなり久しぶりに聴いているところ。
やはり荒削りだし、どうでもいい曲はどうでも良いまま。
ただ、やっぱりその後に繋がるようなところは確実にあるし、決して聴いていられないというほどでもなく、それはそれなりに面白かったりもする。
でも、今後、Moonflowersを聴こうかなと思ってこのアルバムを手に取る確率は低いと思う、そんなアルバム。
このバンドを隅から隅まで聴いてみたいと思う人向け、ってところだろうか。
いずれにしろ、入手困難のようだけど。



新島々から上高地へ。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/09 19:52] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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ちょっと早すぎたのかも
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カラーズ&サウンズ

Moonflowers
Colours And Sounds


続いて95年作。
これも"From Whales And Jupiter And Beyond The Stars"参照)同様、その昔、よく聴いていた1枚。
その"From Whales~"同様、いろいろなことをやりながらも、ちょっと民族音楽っぽい要素が全面に出て来てアルバムとして統一感がある。
以前から入っていたけど、それほど目立つ感じではなかったフィドルが、ここではかなり重要な存在に。

で、このアルバムも、最初から気に入ったかというとそうではなくて、"From Whales ~"を気に入っていた耳からするとどうもすんなりと入り込めないものがあり、少々違和感を覚えた。
それでも、しばらくするといつの間にやら結構好きになっていたのだけれど。
ただし、アルバムとしてどっちかを選ぶとすれば、当時は"From Whales ~"の方だったと思う。

で、今聴くと、不思議なことにこちらのアルバムの方が、妙にしっくり来るし、心地良い。
作品としても完成度が高いと思うし、バンドとしての方向性がはっきりしたかのような集中力も感じるし。
今、このまんまの音で新しいバンドとして登場したとしても違和感なし。
そう考えると、少しばかり登場するのが早すぎたバンドでもあったのかもしれない。
いずれにしろ、爆発的に売れるようなことはないと思うけど。

このアルバム、何年か前にリミックス等を収録したディスクを加えた2枚組として国内盤が再発されている。
リリース当時、ちょっと買おうかと思ったけど、多分、リミックスの方はほとんど聴かないと思って、結局手を出さず。
今後も、多分、買わないでしょう。
本編は、とても良いですが。



ネコ類とフラミンゴ。
back-woods song その1
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back-woods song その3
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back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/07 20:05] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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今思うと器用
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ホエールズ・トゥ・ジュピター

Moonflowers
From Whales To Jupiter And Beyond The Stars


何となくこんなのを。
Moonflowersの93年作。
編集盤を除けば、多分、ファースト・アルバムだと思うんだけど、どうなんだろう。
ともかく、その昔、よく聴いた1枚。

で、最初から気に入ったかというとそうでもなくて、サイケ、ダブ、ジャズ・ファンク、ソウルフルな歌もの、フォーク、ヒップホップ風リズム、なんでもありの感じが、それなりに面白く聴ける部分はあっても、どこにも焦点が定まらず、散漫に聴こえ、中途半端な印象だった。
それがいつのまにやら、気に入って頻繁に聴くことに。
きっかけは、たしか中盤辺りのソウルフルな曲やジャズ・ファンクの曲辺りだったと思う。
そうなると不思議なもので、あれだけ散漫に感じていたにもかかわらず、どんな曲調であっても、雰囲気に統一感を感じたりして。
多分、録音にあまりお金がかかってなさそうな感じが、全体をサイケ感で覆っているからかも。

今からこのアルバムがヘヴィー・ローテーションってことはなさそうだけど、たまに聴くと結構楽しめます。
なかなか面白いバンドだったな、と思う。
「だった」としか言えないのが残念だけど。
昨年、国内盤が再発されていたりして、少なくとも日本では未だに根強い人気があるらしい。



2日目に入りました。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/06 22:51] | Rock | トラックバック(0) | コメント(0)
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自然な響き
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Richard Crandell: Spring Steel

Richard Crandell
Spring Steel


全然知らなかったけど、とある方に教えてもらったこんな作品など。
リチャード・クランデルというアーティストの2007年作。
ジャケットの写真通り、ムビラを使った演奏で、先日日本でもライブを行ったばかり(行かなかったけど)のシロ・バプティスタがパーカッションで参加。
プロデュースが、ジョン・ゾーンで、Tzadikからのリリース。

そんなところに興味を持ち、即購入、ちょっと前に届き、それから何度か聴いているところ。
正直に言うと、今のところ、嵌りに嵌っている、というところまでは行かず。
でも、ムビラの音がとても心地良く、後々もっと好きになりそうな、そんな気がしている。
変に民族音楽っぽくしようとしたり、変にミニマルであることを意識しているような感じでもなく、ごくごく自然に音が連なっているところが好印象。

ちなみにタイトル曲の"Spring Steel"は、もともと"Ichiro 51"というタイトルが付けられていたそうで、これはもちろん、アメリカで活躍するあの日本人野球選手のこと。
リチャード・クランデルのお気に入りの選手だとか。
なんて、一応書いてはみたものの、個人的にはそれほど関心はないけれど。
さらに、"Japanese Lullaby"というタイトルの曲もあり、これはこのレコーディングにも関わっている日本人スタッフの娘さんのために、日本のペンタトニック・スケールを使って書いたものだそうで。
詳しいことは知らないけど、わりと日本びいきなところがあるらしい。

という訳で、まだまだ聴き込んでみたい1枚です。

昨日、たまたまムビラ、カリンバなどいろいろな名前で呼ばれる親指ピアノを触る機会があったのだけれど、未だちょっと親指痛い。
このアルバムで聴かれるような音を出すには、かなりの訓練が必要なようです。



動物園です。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/04 20:53] | Ethnic | トラックバック(0) | コメント(6)
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南さんのおかげです
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IMGP5059

南博3Days/Trio
11/02/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


という訳で(?)、2日目。
この日は、Trio。
トリオ、とは言っても、ドラムが芳垣さんということは普段の南博トリオと同じだけど、ベースが鈴木正人さんではなく、吉野弘志さん。
先日のなってるハウスでのライブも良かったし、南さん、芳垣さん、吉野さんという並びを見た時、ああ、やっぱりこれも見たい、と思っていた。
そして、これもまた、ジョアンの来日延期のおかげで、見ることができたという次第。
ジョアンの延期の裏では、南さんが動いたとの噂です。(?)

セットリスト、多分合ってると思います。

Set 1:
But Not For Me
Wildflower
I Loves You Porgy
How Insensitive
Eiderdown

Set 2:
All Of You
Mr. Snave
白鍵と黒鍵の間に~プロローグ(朗読)
Misterioso
Solar

Encore:
My Foolish Heart

この日は一体どんなことをやるんだろう、やっぱりスタンダードになるんだろうか、と思っていたらその通り。
その通りというか、普段の南さんのトリオで演奏される曲目そのまんま。
本当にベースが変わっただけ、でも、音の変化の方は当然そんな単純なものではなく。
吉野さんの堅くて芯があるけど、同時にふわっと柔らかいベースの音が入ると同じ曲でも表情が変わり、とても面白かった。
久々に聴いた南さんの著書の朗読に続いて、吉野さんのアルコ~ソロ、芳垣さんとの掛け合い、ここが格好良かった。
アルコの音も繊細で素晴らしい。

ベース・ソロでは、弾きまくるというのではなく、じっくり音を選び抜いた感じ。
その後ろでは、ベースの音をかき消さないよう、静かにバックアップする芳垣さんのドラム。
これがまた普段とちょっと違った感じ。
一方、ドラム・ソロではいつも通り大爆発。
やっぱり"Solar"のソロは特に凄い。

"My Foolish Heart"は、久しぶりに生で聴いた気がする。
締めにふさわしく、しみじみと聴き入る。
もちろん、全編に渡り、南さんのピアノを堪能。

1日目、2日目ともに楽しみました。
締めの3日目、Go There!を見に行くことが出来ないのが悔やまれますが、12月の横浜にぶつけます。


池袋から新宿へ歩いてみました。
IMGP5047




美術館から夕飯へ。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/03 14:53] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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ジョアンのおかげです
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Hiroshi Minami

南博3Days/Reunion
11/01/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


予定通りなら、本当はこの日、ジョアン・ジルベルトを見に行くはずだった。
ジョアンが予定通り来ていたとしても開演時間が早かったので、両方見に行こうと思えば可能だったのだけれど、時間を気にしながらジョアンを見るのも嫌だったので、南さんの方は泣く泣く諦めていたところ。
でも、先週、来日延期のお知らせがあり、おかげで見に行けるようになった。
ただ、3日目のGo There!だけは、残念ながら行けませんが。

という訳で、1日目。
この日はReunionということで、南さんがアメリカから帰って来てまず最初に組んだカルテットのメンバー、と日記に書いてありました。
お馴染み(?)水谷さんのベースに、芳垣さんのドラム、そして菊地成孔さんのサックス。
今や、ありそうでなさそうな組み合わせなので、まず見たいと思ったのがこの日。
そして、予想通り、大入り。

セットリストを分かった限りで。

Set 1:
Taro Aso(ホント?)
Parla
Subprime(ホント??)
Angie Dickinson

Set 2:
Unknown Bossa
Barack Obama(ホント???)
Caroline Champetier
?????

Encore:
?????

ウソかホントか分からないような曲名がいくつかありますが、南さんと菊地さんの曲で構成。
スタンダードが中心になるのかな、とも思っていたので、良い意味で予想が外れた。
音の方は、メンバーがほとんどGo There!と一緒ながらこうも違うもんかというくらい雰囲気が違うのが面白かった。
それはもちろん、意図的に変えているというのは当然だと思うけど。
Go There!から少しばかりリズムの粘りを取り除き、いわゆるジャズらしいジャズ成分を少し多めに、菊地風味をプラス。

菊地さんの曲は、南さんの曲とは違った感じで難しそう。
"Palra"は、Dub Sextetのアルバムにも収録されているらしい。
だから、聴いて知っているはずなんだけど、ライブ中、それと気付かず。
"Caroline Champetier"は、菊地さんプロデュースのGo There!のアルバムに収録されているので、すぐに(この日唯一)それと分かったけど、同じくDub Sextetのアルバムにも。
聴き込み、足りず。

多分、この日初めて聴いたと思われる南さんの各曲は、どれも良かった。
ぜひ、Go There!やトリオの方でも聴いてみたい曲ばかり。
特に"Subprime"、曲名の方はともかくとして、とても印象に残る。
女優のアンジー・ディッキンソンって、調べてみたらバート・バカラックと一時結婚していたこともある人なんですね。
余談ですが。

セカンド・セットの最後にやった曲名の分からない曲は、テーマから察するに菊地さんの曲っぽいような気がしたのだけれど、どうだろう。
途中から、南さんのピアノをきっかけに目まぐるしく展開が変わり、この日の集大成と言ってもいいような演奏だった。
各人の技が随所で光ります。

こういう感じの菊地さんのサックス、もっと聴いてみたいと思ってはいるものの、間違いなく混むのでどうしても敬遠してしまうので、この日は思い切って行ってみて良かったと思う。
久しぶりに軽く遊んでみましょうか、っぽい雰囲気も少しありつつの、楽しいライブでした。

で、今日は2日目へ行きます。



ライオンです。
back-woods song その1
back-woods song その2
back-woods song その3
back-woods song その4
back-woods song その5
back-woods song その6
back-woods song その7
[2008/11/02 14:17] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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