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← 2009年02月 →- これですこれです [2009/02/27]
- なるほどなるほど [2009/02/25]
- めでたしめでたし [2009/02/24]
- よかったよかった [2009/02/23]
- 怪人から目が離せず [2009/02/22]
- でも、ついでにもうひとつ [2009/02/21]
- そして、ここまで [2009/02/19]
- ここからが問題です [2009/02/18]
- そう言えばこんなのも [2009/02/17]
- そう言えばこんなのが [2009/02/16]
- 次回も行かねばならないようです [2009/02/15]
- まず、これ [2009/02/14]
- 買う気満々でしたが [2009/02/10]
- 短いけど、好きなんですよ [2009/02/08]
- 忘れてたけど、良好です [2009/02/07]
- あれ? [2009/02/06]
- ダメな気分に浸るなら [2009/02/05]
- どっちかと言えばヒプノシスじゃない?、と思ったけど実は [2009/02/04]
- 名前を変えて活動するとか、そんな選択肢はなかったんですね、きっと [2009/02/03]
- こんなのもあったね、ってことで [2009/02/02]
- 写真でごまかし気味に、スタート [2009/02/01]
![]() Gang Starr Daily Operation 再び、Gang Starr。 92年のサード・アルバム。 記憶が正しければ、これもファースト で、これは素直に気に入った。 最初の3枚の中では、間違いなく一番聴いた回数が多い。 音は、"Hard To Earn" その頃、"Hard To Earn"を分かっているような、分かっていないような、そんな感じでしか聴けないままだった自分にとっては、こちらの方が分かりやすくて、ストレートに楽しめた。 今となっては、やっぱり"Hard To Earn"の方が凄いと思うけど、それはそれとして。 聴いていて素直に格好良いなと思うところはいろいろあるけれど、特に、Lil' DapとJeruがフィーチャーされていて、それぞれラップする人に併せてトラックが変わる6曲目の"I'm The Man"。 ベースのリフ(ミンガスの?)に続いて登場するJeruが格好良すぎ。 何なんでしょう、この存在感。 もちろん、Guruも格好良いんだけど、このJeruが登場するところ、短いけれど、インパクトがものすごく大きい。 こんなのあったなと懐かしく思い出すとともに、今聴いても感心してしまった。 そんな感じで、久しぶりに楽しんでます。 明治神宮です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 スポンサーサイト
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![]() Gang Starr Step In The Arena 順当に進めまして、91年のセカンド・アルバム。 これもファースト・アルバム だから、98年とか、そのくらい。 で、その当時、自分にはファーストは古臭く感じられ、良さが分からなかったというのは前回書いた通り。 このセカンドはどうだったかというと、91年ということでやっぱり自分が好きだった音からすれば古臭さを感じたのはたしかだった。 でも、ファーストほどではなく。 ただ、この次の"Daily Operation" ファーストよりは、こちらの方が聴いた回数は多かったと思うけど、インパクトという意味ではまだファーストの方が大きかったかも。 で、今、冷静に聴いてみると。 まだまだ後のイメージとはどこか違うけれど、細かいところの凝り方が徐々に進化していて、でも雰囲気はファーストにも近い。 ただ、ファーストの方が何となく勢いを感じるし、こちらは少々過渡的に聴こえる。 と言うのも、後になってこうして俯瞰しているからそう思うのであって、きっとリアルタイムで聴いていたら全然違う感想になっていただろうな、と思う。 きっと、この時代として、完成度の高い音。 このアルバムも。 これ以降の音と比べると、どこかのどかなところもあり、これはこれでなかなか。 なるほどなるほど。 という感じでしょうか。 動物園、いろいろ。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Gang Starr No More Mr. Nice Guy 予定通り、Gang Starr。 前回書いた通り、一番最初に聴いた"Hard To Earn" かなり時間が掛かった。 で、はっきり覚えてないけど、"Hard To Earn"以前に遡ったのは、たしかその後。 中古盤を見つけては手に入れていたような、そんな記憶がある。 そして、ここからはリリース順に、まず89年のファースト・アルバムなど。 ヒップホップを熱心に聴いていた頃の自分にとって、完全に後聴きだった80年代や91、2年の音は少々古臭く聴こえ、どうも取っ付きにくい印象があった。 簡単に言えば、あまり格好の良い音とは思えず。 このアルバムもまさにそんな感じで、時代を感じさせるジャケットやプレミアとグールーの服装に抵抗を感じて、買うかどうかも迷った覚えがある。 なので、あまり聴いた記憶がない。 当然、内容に関しても、漠然と古臭かったとしか覚えてなかった。 で、久しぶりに聴いてみたら。 たしかにGang Starrと言えばこういう音、という感じで思い浮かべることができる要素は希薄だし、90年以前の音だなとは思うけど、かすかに記憶していたほどには古臭く感じなかった。 不思議なことに。 どうやらある程度時間が経ち、この辺の音も許容できるようになったらしい。 この時代なりに完成度は高いし、充分楽しめる音。 ということを確認できた以上に、あんまり話が広がらなかったりはするけれど。 でも、こういうストレートな良さが分かったということで、めでたしめでたし。 という感じです。 菊ばかり。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Gang Starr Hard To Earn 以前から、気に入っていたのもそうでなかったのも含め、手持ちのCDを全部iTunesで読み込んでやろうと少しずつ進めていたのだけれど、最近ロック関連のほとんどが終わりヒップホップに突入したところ。 そして、最近すっかり聴かなくなっていたので、いろいろと懐かしんだりしながら聴いてもみていて、そんな中からまずこれを。 ということで、Gang Starrの94年の4枚目のアルバム。 このグループの作品で一番最初に聴いたのがこれだった。 ヒップホップを聴くようになって、かなり最初の時期に買ったものでもある。 たしか、リリース当時からかなり評判が良かったはず。 で、その頃の印象はというと、今聴いても格好いいとしか言いようのない3曲目の"Code Of The Streets"を始め、いくつかの曲は素直に気に入ったのだけれど、何となく凄いらしいということは理解しつつ、初心者の自分にはすんなりと入り込めないところもあった。 どうにか分かろうと、何度も聴いたけれど、なかなかハードルが高かった。 適切な言い方ではないかもしれないけど、何か難しい、という印象。 で、それからしばらくして、と言うよりもかなり時間が経ってからだったと思うけど、それ以前よりは、多少分かるようになったというか、まあ、ややハードルの高さが払拭されたような感じにはなった。 でも、その後、今聴いてもやっぱり凄いよ、と友人に言われたりもして気になりはしたものの、ヒップホップそのものへの興味が薄れてしまったので、何となくそんな感じの印象のままストップ。 で、今聴いてみたら。 これは、たしかに凄いし、格好良い。 15年も経った(そんなに?)今にになって、ようやく正しく理解(もちろん自分なりにということで)できたような気がする。 ヒップホップはこうでなくちゃ、というのはいくつかあるけど、確実にその中のひとつに入れときましょう、この際。 よかった、よかった。 という訳で、しばらくGang Starr関連で行ってみようと思います。 鳥だらけ。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() 坂田明×芳垣安洋 Birthday Special 02/21/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 昨年に続いて、この日誕生日を迎えるお2人のスペシャル・セッションということで、ゲスト陣が昨年とは全然違うし、やっぱり面白そうなので行ってみました。 ファースト・セット。 まず、坂田さんと芳垣さんに藤原大輔さんというトリオで。 なんと藤原さんも誕生日が同じということで、2月21日生まれがステージ上に3人。 昨年見た芳垣さんとのデュオの時と同じく、どちらかと言えば音数少なめにジワリジワリとフレーズを重ねていく藤原さんに対し、ブリブリ吹きまくる坂田さん。 テナーとアルトということもあり、なかなか面白いコントラストだった。 ジワジワと盛り上がるフリー・ジャズ。 続いて、藤原さんに代わり、ベースの鈴木正人さんが参加のトリオ。 鈴木さんはここ1年ほど、主に南さんのトリオで見る機会が増えたけど、こういう場では多分初めて。 フリーというイメージは全くないし。 そして、坂田さんはクラリネットを演奏。 最初の演奏と比べると静かな雰囲気。 でも、抑えた激しさというか、静かなだけではなく。 聴いていてやや乗り切れないところもあったけれど、興味深い演奏だった。 で、このセットの最後。 鈴木さんに代わり、チェロの坂本弘道さんが加わる。 坂本さんは、以前に台風の中、酒井俊さんを見に行った時以来、だと思う、多分。 坂田さんと芳垣さんがしゃべっている最中、黙々と鉛筆に付いた消しゴムの部分でチェロのボディーをゴシゴシ擦り付け、その音にエフェクトをかけ、一人演奏を開始している坂本さん。 その他、鉛筆削りをグリグリまわしたり、気付くと足のつま先で、最近使っている方を良く見かけるパッドの付いた黄色い四角い小さい機材(すいません、名前忘れました)を操作していたり、アナログとデジタル問わず、いろいろな方法でいろいろな音を出す怪人ぶり。 前半、坂田さんがピアノを弾く場面もあり、やや音を抑えた展開から、最終的にはやはりというべきか煽りまくりの激しい展開。 その間、坂本さんの怪人ぶりから目が離せず。 ファースト・セットでは、やっぱりこの演奏が一番凄かった。 そして、休憩後、セカンド・セット。 坂田さん、芳垣さん、鈴木さんの3人に谷川賢作さんという方がピアノで加わる。 谷川俊太郎さんの息子さんだとか。 その谷川俊太郎さんの詩に息子の賢作さんが曲を付けたという曲(レコーディング時のドラムを担当したのは芳垣さんだったとか)を演奏。 歌(わされたの)は、谷川さん。 酒の勢いも手伝ってか、ちょっとくだけた感じのブルース。 昨年にはなかった感じだし、予想外の展開。 でも、こういう場だし、これはこれでなかなか面白い。 次に、そこに坂本さんが加わり、さらにスペシャル・ゲストということで小室等さんが登場。 これにはビックリ。 そこで谷川俊太郎作詞、武満徹作曲の「死んだ男の残したものは」(だっけ?)を演奏。 前半、小室さんが歌い、後半、坂田さんが歌う。 小室さん、伸びやかな声で、さすがうまい(当たり前)。 坂田さん、がなるような声で、まさに対象的。 坂本さんは、ここでもさりげなく怪人ぶりを発揮していて、面白い。 これもまた、意外な展開。 でも、積極的に聴いているような音ではないので、こういう機会でもなければ接することもあまりないから、面白かった。 そして、小室さんと谷川さんが抜け、藤原さんが加わり、さらに先ほどまでサントリー・ホールでマーラーの7番を演奏していたというクラリネット奏者の方が(ほぼ無理矢理)ステージに呼ばれる。 調べてみると、東京交響楽団の十亀正司さんという方らしい。 何でも良いから吹け、という坂田さんの指示のもと、渋々(?)吹き始める十亀さん。 滑らかでとても澄んだ音。 そこに全くタイプの違う音色の坂田さんのクラリネットが絡み、周りのメンバーが徐々に肉付け。 気付けば、テナー、ベース、ドラムがグルーヴィーな方向に展開させていて、その間もちろん坂本さんは遺憾なく怪人ぶりを発揮、というかなり面白いことに。 途中、坂田さんの頭の上あたりから火花が散り始め、てっきり坂田さんが噴火したのかと思った(ウソです)ら、よく見えなかったけど、どうやら坂本さんがチェロのスタンドの部分を電動グラインダーでゴリゴリやってたらしい。 鈴木さん、気の毒に火花をかぶって熱そうだった。 それは、まあともかく、演奏の方は、本編最後にふさわしく、凄かった。 で、アンコール。 昨年同様、坂田さんと芳垣さんの2人で、と思ったら、坂田さんの「皆、いらっしゃい」の一言で、藤原さん、鈴木さん、坂本さんの3人が加わることに。 静かで、大らかな、でも、フリーな演奏。 締めにふさわしい感じ。 最初に発表になった時には、坂田さん、芳垣さん、藤原さん、鈴木さんの4人だけだったので、実はカルテットで2セット、というのを期待していて、それで行ってみようと思ったのだけれど、蓋を開けてみればご覧の通り、という感じだった。 でも、普段、あまり馴染みのない方の演奏や歌も聴け、たまにはこういうのも面白いなということで、楽しむことができたと思う。 期待通りのところでは、充分すぎるほど凄かったし。 という訳で、楽しかったです。 脈略もなく、明治神宮。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Turn On Turn On Stereolabは、一応終了したけど、関連作品をついでにひとつ。 これも棚から出してきてジャケットを見た時、「なんだっけ、これ?」と思った1枚。 でも、眺めているうちに何となくStereolabのメンバーのサイド・プロジェクトみたいなものだったことを思い出した。 あと、どうやらHigh Llamasの人だとか。 そのHigh Llamasのショーン・オヘイガンは、Stereolabにも関わっていたし、あまり詳しくは知らないので何とも言えないけど、とりあえず、そんな感じの97年作。 97年というと"Dots And Loops" で、音の方は、分かりやすいくらい共通するところがあって、その"Dots And Loop"で比重が高まったエレクトロニカ(というか何というか、そんな感じの音)の部分だけを切り取ったようなアルバム。 "Dots And Loop"の制作時期の順番がどうなのかまでは知らないので何とも言えないけど、こっちで実験的に試したことをStereolabに持ち込んだのか、Stereolabの方で溢れたことをこっちで消化したのか、それとも平行して作業が行われていたのか。 いずれにしろ、この時期、少なくともこういう音に興味があったということだけは、分かりやすいくらいに分かる。 内容は、取り立てて驚くようなところはないけれど、聴いていて心地よい音でそれなりに楽しめるし、まずまずと言ったところ。 リリース当時の印象もたしか悪くなかったし、もしかしたら"Dots And Loops"よりもこっちの方を聴いていたような気もする。 今なら、両方併せて聴くと面白いかも。 そう言えば、High Llamas。 いつか聴いてみようと思って、結局聴きそびれたままだ。 遠いバクと鳥類。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Stereolab Dots And Loops 続いて、97年作。 前作"Emperor Tomato Ketchup" なので、買おうかどうしようか結構迷った覚えがあるけれど、結局購入。 一応、気になる存在ではあったので。 で、そんな感じだったわりには、聴いてみたら、なかなか良い感じで良い印象を持ったことを思い出す。 少なくとも、当時は"Emperor~"よりは気に入っていたと思う。 でも、それを確認したのみで、聴き込むには至らず。 このアルバムがどうとか、このバンドがどうとか言うよりも、この手の音に対しての興味があまりなくなっていたことの方が大きい。 たぶん、それだけ。 そして、このバンドの作品で聴いたのは、ここまで。 久しぶりに聴き直してみると、当時としてはややありきたりな方向に流れたな、とはちょっと思うけれど、一聴してこのバンドと分かるほどの特徴はそのままに、新しい要素をうまいことを取り入れ、うまいこと進んでいるなと改めて思った。 センスの良さを再確認。 という訳で、前述の通り、聴いたのはここまでだった。 一応、この次にリリースされた編集盤"Aluminum Tunes" このアルバム以降、特にヴォーカルが一人になってからってどうなんだろう、というのと、今更ねえ、というのと半々くらいの感じ。 Stereolab、とりあえず以上です。 餃子で、締め。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Stereolab Emperor Tomato Ketchup 続いて、ジョン・マッケンタイアがプロデュースした96年作。 たしか、このアルバムの頃に来日もして、人気も飛躍的にあがったような覚えが。 某所のレビューを見ると、最高傑作なんて言葉も見受けられるし、評価の高いアルバムでもあるらしい。 あんまり気にしてなかったけど。 というのも、このアルバム、当時はあまり好きになれなかった。 聴いていて嫌だというほどではないし、嫌いとまでは言い切れないんだけど、何となく馴染めないところがあって。 それには、来日してライブを見たことが関係していて、そのライブで聴いたこのアルバムの1曲目が、そのライブではあまり格好良くなかったから。 また、ライブ全体に関しても、期待していたのとちょっと違った感じだったからというのもあった。 今思えば、自分が期待していたのはノイジーな音で、このアルバムではそういう面はかなり押さえられているからそれも当然で、演奏が悪かったとかではなく、自分の期待と合わなかっただけ、ということではあるけれど。 でも、ライブを見て以来、このアルバムと、このバンド自体にも興味が薄れていったのはたしか。 で、久しぶりに聴いてみたら。 思っていたよりも内容を覚えていてちょっと驚いた。 よくよく考えてみると、馴染めないながらもなんとか馴染もうと、それなりに聴き返していたことを思い出した。 これ以前にはなかった変化(特にリズム面で)もあるし、これまで通りの路線もあるし、いろいろ混在していて、個人的には結構過渡的なものに聴こえるけど、過渡的であることが悪い訳でもないし、たしかに完成度は高いかも。 本当は、これはつまらん、という感じで締めようかと思っていたけど、聴いてみたら思いの外、楽しめてしまって、ちょっと拍子抜け。 やっぱり自分としては、これ以前の作品の方が好きではあるけど、これはこれで悪くないです。 いや、なかなか良いと思いました。 クジャクが再び。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Stereolab Music For The Amorphous Body Study Center 前回と同様、ジャケットを見て、そう言えばこんなのも持ってたなと思いだした1枚。 95年のEP。 存在を忘れてたくらいなので、このEPについて全然知らなかったのだけれど、チャールズ・ロングというニュー・ヨークの彫刻家とのコラボレーションという形で、そのロング氏の展覧会のために作られ、その会場で限定で販売されたものだとか。 そして、その後、やはり数量限定で一般にも販売されたものだとか。 当然、その展覧会を見に行っている訳もないので、自分が手に入れたのは後者の盤だと思う。 ちなみに画像は白いジャケットだけど、手元にあるのは黄色。 現在はどうやら廃盤のようだけど、これ で、内容についてはどうかというと、聴いてみたらわりと覚えていた。 印象は悪くなかったと思うし、アルバムほどハマりはしなかったけど、それなりに聴いていたはず。 これまでを踏襲しつつ、ちょっとひねりを加えた曲調なんかもあって、これ以前のアルバムと比べれば小粒な感はあるものの、今聴いてもなかなか楽しめる。 今までになかった曲調というのも、特別なコンセプトがあったからかも。 とにかく、この時期のStereolabが好きなら全く問題ないでしょう、という感じ、でしょうか。 31mmです。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Stereolab Mars Audiac Quintet 再びStereolabに戻りまして、94年作のこのアルバム。 iTunesに読み込むため棚から出し、このアルバムのジャケットを見て、ああ、そう言えばこんなのがあったなと思い出した。 そのくらい久しく聴いていなかった上、存在すら忘れていた。 でも、このアルバム、気に入らなかったのかというと全然そんなことはなくて、久しぶりに聴いてみたら、当時もよく聴いていたことを思い出した。 とにかく前作"Transient Random-Noise Bursts With Announcements" ますますポップさに磨きがかかり、曲が良くて、今聴いても心地の良い音。 個性がはっきりと固まったのはもしかしたらこのアルバムからだったのかも、と今になって思う。 そんな感じで、久しぶりに素直に楽しんでいるところ。 良いアルバムです。 ゴールデンターキンと言うそうです。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() 芳垣安洋 02/14/09 No Trunks - Kunitachi, Tokyo, Japan 昨年9月以来、1回飛ばして約5ヶ月ぶりの季刊芳垣安洋です。 毎回、いろいろな相手といろいろなタイプの演奏が楽しめるこの企画、今回は芳垣さんのソロ。 ソロの演奏は以前にピット・インで一度見たことがあるけど、2セット完全ソロというのは初体験。 いろいろあって国立は行くのがちょっとばかり面倒な場所になってしまった(地理的にではなく気分的に)のだけれど、どうしても見ておきたかったので、行ってみることに。 ファースト・セット。 まず、ドラム・セットの周りに置かれた小物やらタライのようなものやらカメのようなものやらを使ってジワリジワリとスタート。 そこからシンバルへと流れ、ハイハットを使った演奏、さらにスネアやタムの上に置かれた小物が片付いたと思えば、叩きまくりの展開に。 Go There!のドラム・ソロで、ジャズから逸脱した時のような。 ソロということで、ピット・インで見た時のような民族音楽的な色の強い演奏を想像していたのだけれど、わりと予想外な展開だった。 このセット終了後、「ジャズ・ドラムのようになってしまってすいません」と仰ってましたが、ただただ圧倒されるばかり。 ハイハット一つであれだけいろいろな音が出せるものかと、感心することしきり。 セカンド・セット。 トーキングドラムやら親指ピアノやら弓やら、その他様々な道具、自らの声を使って、ファースト・セットとは全く違った雰囲気。 やや音量を押さえた展開が多く、見る前に想像していた民族音楽的な演奏の割合が高い。 当然の如く、いろいろなさじ加減が絶妙。 親指ピアノの件が、とても心地よかった。 アンコール。 ビリンバウを使って、短めに1曲。 木を削って作ったものではなくて、ペグが付いているモダンにアレンジされた(?)ビリンバウを使用。 ちょっと前に、この楽器を触る機会があって、基本的には石を弦に付けるか離すかの2種類の音しかないと教えられたのだけれど、芳垣さんの演奏を聴いているととてもそうとは思えず。 シンプルなだけに奥が深そう。 という訳で、どこを切っても芳垣さんらしい演奏の連続だったけれど、始まってみないとどこへどう繋がっていくのか予想ができず、面白いライブだった。 帰りに電車がなかなか動き出さないとか、いろいろあったけど、行った甲斐がありました。 次回は、広瀬淳二さんとのデュオだとか。 また、国立まで行かねばならないようです。 31mmです。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Stereolab Transient Random-Noise Bursts With Announcements 久しぶりに更新です。 93年リリースのこのアルバム。 一番最初に聴いたのがこれで、Stereolabと来ればまず思い浮かべる作品。 これを初めて聴いた頃というと、まだNeu!なんかも聴いたことがなく、まず1曲目を聴いただけで、こんなやり方もあるのかと驚いた覚えがある。 そこからハマるまでにはそう時間は掛からず、とにかく良く聴いていたことを思い出す。 そんなアルバムなので、今聴いても全然問題なく楽しめる。 聴いたのは結構久しぶりだし、今後、以前のように繰り返し聴くようなこともないと思うけど、きっとたまに聴きたくなったりはするかな、と思う。 で、例によって好きだったものほど、書くことがあまり思いつかず。 でも、付け加えるとすれば。 このアルバム以降、このような感じを求めてこれ以前や、その後リリースされたアルバムをしばらく聴き続きていたけれど、こういう感じとはちょっと違ったものばかりで、このアルバムほど気に入ったものはなかった。 たしか2週間程度で作られたこのアルバムが、このバンドの作品の中では特殊なのかも、ということが今頃分かったような気がする。 そんな感じの1枚です。 レッサーパンダなど。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Brassticks 02/09/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 昨年6月の芳垣4daysの4日目に見て以来、また見たいと思っていたBrassticksへ。 昨年の11月にもそのチャンスはあったけど、Sardiene Head&ナスノさんと重なってしまい、残念ながら見送り。 考えてみると、最初にBrassticksを見た時、やっぱりSardine Headと重なっていていて、Brassticksを選んだ、そう言えば。 内容は、ファースト・セット、セカンド・セットともに7曲ずつ、アンコールが1曲。 青木タイセイさんの曲と青木さんのアレンジによるモンクの曲を中心に、芳垣さんの曲も2曲。 トランペットが一人、最初に見た時とは変わっていた模様。 で、期待通り、とても良かった。 曲毎に入るMC込みで、独特な柔らかい感じで。 その柔らかいところをトランペットやドラムが鋭く切り込んだりだとか、いろいろな組み合わせで掛け合いのようなものがあったりだとか、飽きることがなく。 モンクの曲はどんなアレンジでもモンクだなあという感じだし、青木さんの曲も独自のムードがあって素晴らしい。 また、芳垣さんの2曲もやっぱり独自の色がある。 当たり前だけど。 大半の曲は、前回見た時にもやっていたと思うけど、より密になったような気がする。 金管とドラムだけという特殊(かな?)な編成のため、一般的なバンドの編成と比べるとどこか何かが足りないような音。 でも、その足りないところがとても魅力的。 言い方が悪いも知れないけど。 で、青木さんの曲がとても良いので、今回、青木さんのアルバム たしか、前にもそんなことを言ってたような気が。 そのうち、どこかで買います。 という訳で、楽しいライブでした。 なぜか投稿がうまく行かないので休み。 back-woods song |
![]() Stereolab Space Age Batchelor Pad Music 続いて、93年にリリースされた8曲入りのEPだか、ミニ・アルバムだか。 これは、聴いてすぐに気に入った訳ではなかったのだけれど、いつの間にかかなり気に入って良く聴いていた1枚。 "Peng!" 今現在、まあ以前のように繰り返し聴くようなことはないと思うけど、今聴いても充分楽しめる。 アナロク・シンセの音が心地よく、適度な実験性と適度なポップさ、Neu!あたりからの影響が伺えたり。 と、思い入れがあるというわりには、"Low Fi"と同じような感想しか思い浮かばなかったりもする。 でも、勢いも感じるし、やはり好印象な1枚でもある。 そんな感じで、とても短めに終了しますが、好きなんですよ、これ。 31mm初登場です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Stereolab Low Fi 続いて、92年リリースの4曲入りEPなど。 iTunesで読み込むために棚からCDをいろいろ出してきて、そういえばこんなのも持ってたなあ、と思い出した。 たしか印象はそれなりに良かったはず。 でも、棚から出して来てやっと思い出したくらいなので、内容に関してはほとんど記憶なし。 そんな1枚。 で、改めて聴いてみると。 取り立ててビックリするような感じではないけれど、アナログ・シンセの音が心地よく、かなり良いと思う。 適度な実験性と、適度なポップさ。 それとNeu!とか、その辺りからの影響が強く伺えたりとか、なかなか面白い。 これからしばらくStereolabについて書いていこうと思っているところで、いきなりこう言い切ってしまうのもなんだけど、やっぱりこのバンドは最初の頃が好きだな、と改めて思った。 という訳で、このEPに関しては、あまり聴き込んでいなかったため、これといった思い出や思い入れもなく、4曲と曲数も少ないので、こんなもんで終了です。 でも、好きですよ、これ。 動物園の続きなど。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Stereolab Peng! Stereolabは、"Transient Random-Noise Bursts With Announcements" そして、当然、そこから過去へ遡ってみたわけで、せっかくなので順番に。 Too Pureよりリリースされた92年のファースト・アルバム。 最初に聴いた"Transient~"は、衝撃を受けたと言っても良いほど。 だから、このアルバムはかなり期待して買ったことを覚えている。 でも、期待に反し、あまり気に入らず。 決して悪くはないんだけど妙に中途半端に感じたから、だったと思う。 その後も何度か試してはみたのだけれど、どうにも途中で飽きてしまって、いつの間にか聴かなくなってしまった。 なので、内容も大雑把にしか記憶なし。 で、まあリリース順に聴いてみようと言うことで、かなり久しぶりに聴いてみた次第。 前述のような印象しかなかったので、あまり期待しないままに。 でも、予想に反して、これが意外と良かった。 取り立ててどこが凄いとか、そういう感じではないんだけど、それなりに凝ってはいるものの、その後と比べればシンプルな音作りが好印象。 なぜ、以前はこれがダメだったのか、自分でも不思議に思う。 という訳で、今更ながら、もう少し聴き込んでみます。 このアルバムとジャケットが似ている"Switched On" ![]() 77mmです。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 |
![]() Supreme Dicks The Unexamined Life Rapeman という訳でもないけど、93年の、たしかファースト・アルバム。 当時、ローファイやらなんやら、って感じの流れで購入。 で、聴いてみると、救いようもないほどのヨレヨレの音に、何これ?という感想しか思い浮かばず。 どうにもこうにも馴染めず。 そして、しょうもないバンド名と併せ、友人との間での笑いのタネとして有効活用(?)。 でも、何度か聴いているうちに不思議と慣れてきて、ハマるほどではなかったけれど、これはこれで悪くはないんじゃないかと思うように。 簡単に言ってしまうと、サイケやアシッド・フォークということだと思うんだけど、さらにもっとダメにしたような音。 ルー・バーロウの宅録のソロ作品あたりはこれとかなり近いテイストだけど、こっちの方がずっとずっとダメな感じ。 で、かなり久しぶりに聴いてみているところ。 相変わらずのダメな感じ。 だけど、以前聴いたよりも、この心地悪さをより楽しめている。 不思議なことに。 本当にもう、どうしようもないくらい救いのない感じなんだけど、怖いもの聴きたさというかなんと言うか、妙に捨て置けないところがある。 万人向けではないのは間違いないので、どなたにもお薦めしませんが、ダメな気分に浸りたい方は、ぜひ。(嘘です。) 友人の話だと、セカンド・アルバム そう言われるとキツかろうと何だろうとどっちも聴いてみたくなってしまう。 そう思って、何年か前に買ってみようかと思ったけど、買いそびれてそのまま。 かと言って、今更?という感じでもあります。 うまく投稿できないので休みです。 back-woods song |
![]() Us and Them: Symphonic Pink Floyd 95年にリリースされたPink Floydのクラシック・アレンジのカヴァー集。 Killing Jokeのユースがプロデュース、同じくKilling Jokeのジャズ・コールマンがアレンジ、演奏がロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ。 曲は、"The Dark Side Of The Moon" ということで、リリース当時、オーケストラでってこともそうだけど、Killing Jokeのメンバーが関わっているってことで、何だか分からないけど興味を持ち、購入した1枚。 今思うと、Pink Floydは好きだったけど、Killing Jokeには特に思い入れはなかったのに。 で、聴いたはいいけど、全然良さが分からず。 何度聴いても馴染むことができず。 買って良かったとは到底思えず。 当然、長いこと聴いていなかった。 そして、久しぶりに聴いてみると。 あまりにも壮大な演奏なので、最初は思わず笑ってしまったけど、以前よりはこちらの間口が多少なりとも広がっているからか、思っていたほど抵抗を感じなかった。 大きなスクリーンで映画を見ているような感じ。 熱意も感じるし、良くできているなと思う。 でも、そう思いつつも、何か違うな、と思わざるを得ないのも正直なところ。 聴いていて嫌な訳ではないし、面白いとは思うけど、今後、再び聴く機会は少ない、と思う。 たぶん。 そして、気合いの入ったジャケット。 ロジャー・ディーン作。 でも、ロジャー・ディーンと言えばYesの諸作の印象が強いし、Pink Floydのジャケットと言えばやっぱりヒプノシスの印象が強い。 だから、なんで?と思ったんだけど、よくよくCDの帯やらライナーを読んでみれば、このジャケットの絵は本来"Dark Side Of The Moon"のために描かれたものだとか。 さらに、ロジャー・ディーンは、その昔、シド・バレットとルーム・シェアをしていたことがあったとか。 なるほど。 それは失礼しました。 まあ、そんな作品です。 松本、ラストです。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Rapeman Two Nuns And A Pack Mule 前回のRoyal Truxと同じく、iTunesに取り込んだばかりのこんなのを。 スティーブ・アルビニのバンドの88年の唯一のアルバム。 それに同じく88年の"Budd" これは学生の頃、友人にカセットに録音してもらい、あまりに格好よいので後で自分でもCDを購入したことを思い出す。 Nirvanaをクラブ・チッタで見た帰りだったことを良く覚えている。 なんでか分からないけど。 日本の漫画から取ったという碌でもないバンド名から想像できる通り(?)、そのバンド名にクレームがついて、理由がそれだけではないかもしれないけど、結局解散しただとか、このアルバムに収録されている"Kim Gordon's Panties"という曲をSonic Youthと一緒にライブをやった際に演奏し、サーストン・ムーアに殴られただとか、そんなエピソードを知ったのは去年だったか、一昨年だったか、結構最近。 活動期間も短いし、アルビニのバンドということ以外、実はあまりよく知らなかった。 でも、リフで押すロックの格好良さとパンクの勢いと抑制の利いたノイズが渾然となった音は、今聴いても文句なく格好良く。 アルビニってなんて格好良いギターを弾くんだろう、と久しぶりに思った。 そのわりには、これ以前のBig Blackやこれ以後のShellacはまともに聴いたことがないんだけど。 加えて、90年代前半に聴いた(あくまでも聴いたことある限りでは、だけど)アルビニがプロデュースした作品は、全然好きじゃない。 なんでか分からないけど。 それはともかく、久しぶりにしばらくハマりそう。 ってほどでもないか。 でも、たまに聴きたくなりそう。 サイとヤギの類いの何か。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Royal Trux Cats And Dogs iTunesに取り込んだばかりで、何気なくこんなのを。 何枚目なのは知らないけど、93年作。 Pussy Galoreのメンバーのバンドだかユニットだかってことで、雑誌のレコード・レビューで評判が良かったので興味を持った覚えがある。 実のところ、Pussy Galoreは、まともに聴いたことがないんだけど、それはそれとして。 で、興味を持って聴いてみてどうだったかというと、あまりピンと来なかった。 なぜ、これがそんなに絶賛されてるのか(されてたっけ?)よく分からず。 結局、数回聴いてそのままになっていたと思う。 なので、聴いたことがあるのはこれのみ。 そんなこのアルバムです。 で、さっき、久しぶりに聴いてみると。 記憶では、ただひたすらダラダラしてたような気がしていたけど、思っているほどダラダラしているだけではなく。 同じく、記憶では、ブルースがどうのって言われてたような気がするけど、たしかにそういう感じ。 同じくPussy Galoreのメンバーだったジョン・スペンサーのブルース解釈とは違ったものだけど。 ちょっとギターの感じが、シド・バレットっぽいところがあったり。 などなど、いろいろ気付くこともあり、これは決して嫌いな音ではないなあ、と改めて思った次第。 何となく、気に入るアルバムや曲が他にもありそうな気がしている。 でも、今これを追求するかね、って言うとそこまででもなく。 そんな感じです。 嫌いじゃないですけど。 松本城を後にしました。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Sardine Head 01/31/09 Yukotopia - Umejima, Tokyo, Japan 年末からちょうど1ヶ月ぶり、今年一発目のSardine Headへ。 ユーコトピアは、昨年10月以来なので、わりと久しぶり? まず、セットリストは、鰯メモ。 ファースト・セット、"Cream Cheese Cake"で軽快にスタート。 いろいろ手が加えられていて、随所に変化が。 ギター・ソロ後の(このバンドにしては)ストレートな展開が凄かった。 で、次の"38 Pieces"。 これが凄いことに。 ステージの前面、サブ・ギターとしてはおかしい位置にジャズ・マスターが置いてあったので、どう使うんだろうと思っていたら、どうやらレス・ポールとは違うアンプに繋いであって、スタンドに立てかけたまま音を出し、エフェクトで音をいじり倒す。 そして、そのまま音出しっ放しにして、ドローンともちょっと違うかもしれないけど、そんな感じで曲を進行。 さらに、いつ終わるの?というくらいめまぐるしい展開。 ![]() ![]() 当然、これで終わる訳がなく、"Tele Tele Television"と続いて、"Romanchica"で再びぐっと潜り込み、タイトル未定の曲で終了。 足下のセットリストには、いつも「新曲5」って書いてあります。 この曲、好きです。 ![]() ![]() ![]() ![]() セカンド・セット。 "Killifish Dance"と来て、"Go Get Your Lemon"。 これまた、全然違う感じに様変わり。 かなり自由度の高い曲。 ![]() ![]() そして、"Interlude"から"Soil"、最後に"The Ending"。 今になって思うと、ファースト・セットがやたらと濃かったせいか、セカンド・セットはわりとあっさりしていたような気もする。 それでも充分濃いんだけど。 "The Ending"は、回数を重ねるほどしつこくなっているような気が。 そして、聴けば聴くほど、よい感じ。 ![]() ![]() アンコールは、"田園の東"から"Block Signal"。 繋がりが素晴らしかった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ひたすら曲を詰め込んだ年末のライブと違い、1曲をじっくり、といった感じで、どちらも濃いには違いないけれど、対照的な内容だったかも。 細かいところがいろいろ手を加えられていて、かなり面白かった。 今後も、さらに期待。 川田さんのニュー・アンプ。 とても良い音でした。 ![]() その他の写真。 77mmです。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
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