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← 2009年03月 →- いてもいいけど、いない方がいいかも [2009/03/30]
- プロです [2009/03/29]
- この後、化けます [2009/03/27]
- カップリングも善し悪し [2009/03/26]
- 来てるんだか、来てたんだか [2009/03/25]
- ジャケットはちょっと [2009/03/24]
- さすが、って感じでもないです [2009/03/23]
- ますます面白くなってきました [2009/03/21]
- 前哨戦 [2009/03/19]
- 怒りっぱなし? [2009/03/18]
- 入りっぱなし? [2009/03/17]
- この余裕 [2009/03/16]
- この貫禄 [2009/03/15]
- 今はちょっと待ってください [2009/03/14]
- やめられません [2009/03/12]
- 戻るべきところへ戻るべくして戻った感じ [2009/03/10]
- ライフワーク、なんですか? [2009/03/09]
- こっちでも、Jazz Thing [2009/03/08]
- 生き残るのは大変です [2009/03/07]
- とにかく、Jazz Thing [2009/03/06]
- 聴きすぎたかも [2009/03/05]
- こっちのいつも人達も [2009/03/04]
- やっぱりいつもの人達も [2009/03/03]
- たまには違う人達も [2009/03/02]
![]() Jello Biafra With Nomeansno The Sky Is Falling, And I Want My Mommy 再び、Nomeansnoで。 一応、リリース順にということで、"Wrong" 91年リリースの、リリース元のAltenative Tentaclesの主催者でもあった(当時は、で、何か不祥事起こして追い出された、はず)Dead Kennedysのジェロ・ビアフラとの共演作。 この頃、Ministryと共演したLard で、Lardは友人に借りて聴いたけど、そもそもMinistryが好きじゃなかったので、気に入る要素ほとんどなし。 Tumor Circusは、同じ友人に借りて聴いたような気もするけど、聴いてなかったような気もするし、いずれにしろ、記憶なし。 聴いたことはないけれど、D.O.A.と共演 他にもあるんだろうか。 そして、肝心のこれは、というと、気に入らなかった。 ジェロ・ビアフラについては、まあ、Dead Kennedysのファースト・アルバム でも、両者が一緒になったこのアルバムはなぜだか全然ピンと来るものがなかった。 例えば、自分はお菓子の最中が好きじゃないんですが、皮(?)も大丈夫だし、あんこも大丈夫なんだけど、その2つが一緒になるとダメ、というのに近いでしょうか。(ほんと?) そんな感じだったので、これに関してはなかなか聴く気にならなかったのだけれど、聴いてみたらこれが。 意外と悪くなかったりして。 Nomeansnoでは聴けないようなストレートなハードコア・パンクみたいな曲があったり、やっぱりNomeansnoだけでは聴けないようなこともやっていたり、それはそれなりに。 何だか訳が分からない、妙なパワーでゴリゴリ押す感じとか。 多分、以前はそのゴリ押しなところが苦手だったのだと思うけど、時間が経って冷静に、ちょっと引いて聴いてみると、不思議なことにそれほど嫌でもなくなっていた。 ただ、その一方で、どこかNomeansnoの持ち味が死んでいるように聴こえるところもあるし、Nomeansnoに期待しているのとはちょっと違うし、というのが正直なところ。 その違いが聴けるという意味では、面白いアルバムだと思うけど、Nomeansnoを聴きたくなった時にこれを選ぶ機会というのは少ないと思う。 でも、多少なりとも良さが分かったので、まずまず。 こんな感じですよ。 横浜。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 スポンサーサイト
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![]() 菊池成孔 & 南博 03/28/09 Tokyo Midtown, Canopy Square - Roppongi, Tokyo, Japan とある方から教えてもらい、無料だというのでいそいそと六本木まで。 情報、感謝です。 菊地さんと南さんのデュオ・アルバム「花と水」 なので、当然選曲は同アルバムから。 Flowers And Water: Improvisation Blue In Green Orange Was The Color Of Her Dress, Then Blue Silk Concert For Cembalo No.5 In F Minor BWV.1056 2nd Mov.: Largo まだ、この時点ではアルバムを聴いてなかったので、会場で流れる音楽を聴きながら、これが多分そうなんだなと思いながら、待つ。 と、いきなり音の割れたでかい音(雰囲気、やや壊れる)で、FM曲のテーマ曲なのかジングルなのか、そんな感じのが流れて、いかにもFMのパーソナリティな感じのしゃべり方の女性が司会として登場。 何で最初の方、英語なんだか、よく分かりません。 一通りの紹介があった後、お二人が登場し、気を取り直す。 ステージ上、とても寒そう。 もちろん、見ている方も寒かった。 菊地さんはソプラノ。 菊地さんのソプラノって初めて聴いたかも。 とにかく、サックスにしてもピアノにしても(まあ、その他どんな楽器でも)、寒いと指つらいんじゃないかと思うんだけど、そんなことを感じさせない演奏。 サックスとピアノの調和が見事。 3曲目のミンガスの曲、格好良かった。 続いてのバッハの曲が、他の曲に比べると分かりやすいというか、親しみやすいというか、うまく言えないけど、ジャズの人が作った曲とは違っていて、でも、違和感なく並んでいるのが面白かった。 どう見ても、お二人とも、昼間でしかも野外というシチュエーションが似合わなかったように思うけど、こういう開放的な空間で聴く南さんのピアノも良いものです。 でも、本当はPAを通した音じゃなくて、生音で聴きたいけど。 4曲と少なめだったのが残念だけど、まあ、こういうイベントなので。 無料だし。 行った甲斐はありました。 ビルボードでのライブ、見たいけど、いろいろあって迷い中。 という訳で、アルバムを購入。 また、改めて。 で、夜ですが、場所は変わって新大久保に友人のAC/DCのコピー・バンドを見に。 この落差。(失礼) でも、こっちも面白かった。 コピー・バンドは、こうでなければ。(?) ![]() その他の写真 お疲れさまでした。 久しぶりのベロフレックス。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Nomeansno The Day Everything Became Isolated And Destroyed 続いて、88年の"Small Parts Isolated And Destroyed"というアルバムと同じく88年の"The Day Everything Became Nothing"というEPをカップリングしたこのアルバム。 その2枚のタイトルを併せて"The Day Everything Became Isolated And Destroyed"、という訳だけど、それに気付いたのは昨日です。 と、実は、そのくらい印象に残っていないこのアルバム。 中身に対する印象は、前回の"Sex Mad / You Kill Me" でも、多分、"Sex Mad / You Kill Me"以上に聴いてないと思う。 何だか凄くつまらなくて。 で、改めて聴いてみたら。 音のキレや締まりの面では、やや向上。 でも、やっぱり妙にダラダラとした展開が少なくなくて、まあ、それなりに面白いところもあるんだけど、やっぱり途中で飽きる。 終盤に至っては、ちょっとキツかった。 変態っぷりは発揮されているけど、"Wrong" こうして初期の2枚を聴いてみて、"Wrong"での化けっぷりが、どうしちゃったんだろうというくらい凄いことを再認識。 どんなところから出発しているのかを知るということでは面白いけど。 そんな感じです。 動物園、終了。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Nomeansno Sex Mad / You Kill Me まず"Wrong" 順番は憶えてないけど。 なので、まず86年の"Sex Mad"というアルバムに85年の"You Kill Me"というEPをカップリングしたこのアルバムから。 調べてみるとこれ以前にも"Mama" CD化されてなかったのかも。 で、これは"Wrong"ほどには気に入らず。 久しぶりに聴いてみて、それなりに憶えていたので、それなりには聴いていたと思うけど。 後に繋がるような変態性や、何考えているのか分からない妙な空気は既に漂っているけど、強烈というほどではなく。 音作りのせいか、"Wrong"ほどのキレもなく、それなりに面白くはあるんだけど、妙にダラダラとした曲展開も少なくないし、途中で飽きる。 多分、EPがプラスされているおかげで、通して聴くには少々長くなっていることも原因のひとつ。 まあ、初期はこんな感じだったんだな、と楽しめるかな、とそんな感じ。 でした。 寒さで萎えた日です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Nomeansno Wrong 最近来日してたか、その最中か、のこのバンド。 以前に好きだったので、一度見ておきたいなとは思ったのだけれど、チケットを手配して、という一連の事柄が面倒で放っておいたらアッと言う間にその日が来てしまったので断念。 こういうバンドを見に行くテンションでもないので、それほど後悔してないけど。 そんなNomeansnoの89年作。 聴いたのはリリースから2、3年後だけど、一番最初に聴いたのがこれだった。 何で知ったかあまり憶えてないけど、多分、雑誌か何かで。 で、これはすぐに気に入る。 切れの良い演奏にバカバカしさで満ちた訳の分からないパワー、いろんな要素がごちゃ混ぜになってるけどどう聴いてもパンクな感じ、メンバー3人いるのにギターの人だけちゃんとクレジットされていないと言う意味不明な感じ、など。 ギターもベースもドラムも、どれも音が格好良く、センスが良いし。 歌詞はちゃんとチェックしたことがないけれど、多分ろくでもない内容がほとんどではないかと想像させてくれる雰囲気とか。 なので、今聴いても楽しく、スカッとします。 短めに。 ところで、このバンド、79年結成で、この当時でも結構な年齢だったはず。 今、一体いくつなんだろう。 と思って、ライブではそのおっさんぶりを一番見てみたかったんだけど、残念ながら叶わず。 蝶、終わり。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() The D&D Project 一応、Gang Starr絡みラスト。 Gang Starr絡みとは言っても、Gang Starrの2人が全面的に参加とかではないのでちょとばかりこじつけではあるけれど、Gang Starrとも縁の深いD&Dスタジオのコンピレーションということで。 何しろプレミアがそのスタジオを買い取ったそうだし。 今どうなってるのかまったく知りませんが。 という訳で、95年にリリースされたこのコンピレーション。 D&Dに集う(?)面々が参加。 プロデュース側には大物(?)の名前が多いけれど、MC陣はほとんど無名に近い(少なくとも当時は。今は?...分かりません)人達ばかり。 で、こんなチープなジャケットだし、これと言って目立つようなところも無く、全体的にどちらかと言えば地味な印象だった。 最初は。 それが、しばらくすると1曲目のD&D All-Stars(と言うにはやっぱり地味なメンバーだけど)による"1,2 Pass It"という曲が格好良いことに気付き、そこからは芋蔓式に(?)他の曲も気に入りだし、なかなかの愛聴盤に昇格。 ジャケットだけは相変わらず戴けなかったけど。 なので、最近になって久しぶりに聴いているけど、全然問題なし。 手堅い作りの曲が多く、やっぱりどちらかと言えば地味な印象ではあるけれど、堅実さが好印象。 "1,2 Pass It"の最初を飾るラガ・スタイルのマッド・ライオンがなかなか格好良いので、このコンピレーションと同じ頃にリリースされていたアルバム 一方で、新たな発見みたいなのはないし、相変わらずジャケットは戴けないけど、たまに聴きたくなりそうな感じ。 以前好きだったものだと、やっぱり短めです。 知らなかったけど、続編 安い。 でも、2002年リースってのが少し微妙。 ジャケットも、やっぱりねー、という感じ。 でも、こっちよりましかも? ![]() 先日撮りました。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Haze Presents.....New York Reality Check 101 Mixed By DJ Premier さて。 久しぶりにGang Starr絡みで。 97年にリリースされた、プレミア・ミックスのコンピレーション。 95~97、98年頃、なかなか秀逸なアンダーグラウンド物のコンピレーションがいくつもリリースされていて、アナログ・リスナーではなかったので12インチでしか聴けない曲を聴けることもあるし、どちらかと言えばコンピレーションの類いは好まない方なのだけれど、わりとマメにチェックしていた。 そんな時、プレミアがミックスしたこのアルバムがリリースされ、プレミアなら、という期待を持って購入、したような憶えが。 でも、印象が薄い。 プレミアってことの期待が大きすぎたのか何なのか、よく分からないけど。 この頃愛聴していた他のコンピレーションに比べると、これと言ったポイントも無く、インパクトが弱かった。 なので、聴いたのは、多分数回のみ。 で、今落ち着いて聴いてみると。 曲単位に目を向けてみると、どれも好きな雰囲気だし、これと言って嫌な曲は無いし、改めて聴いてみて、好きな曲もできたりして。 でも、何だか通して聴くと、妙にインパクトが薄まる。 コンピレーションの中でも、こういうミックス物はあまり好んで聴いてこなかったというのもあって、ミックスのテクニック面でのことやら、ミックスとしての出来に関してはよく分からないし、あまり興味も無いのだけれど、インパクトが薄いのはミックス物だから、かも。 誰がミックスしたかじゃなくて、好みの問題として。 とりあえず、聴いていられないほど嫌な訳ではなく。 それに、また印象も変わるかも知れない。 でも、この辺の音が聴きたくなったら、多分別のコンピレーションを選びそう。 そんな感じ。 格好良い曲は入ってるんだけど。 さすがプレミア、という感じではないです。 蝶ばかり。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() 津上研太 Bozo & Phonolite Ensemble 03/20/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 最後に見たのが昨年10月なので、いつの間にやら結構時間が経っていたBozoのライブへ。 でも、この日は津上さんの新しいアルバム セットリストはこんな感じだったと思います。 Set 1: Beyond The Mind Age Sweet & Bitter On A Little Red Brigde 夜雪 ~In Between Rain & Snow~ Autumn 41 Set 2: A Spring In Our Step Floating Boat Mars Rush Imada Minu Yama -The Mountain Yet To See- Easy Crunch Encore: Elegy 3 まず、ファースト・セットは通常通りのBozoでの演奏。 10月に見た時くらいから、その後もアルバムを聴いたりして、かなり自分なりにBozoの面白さが分かって来たところ。 なので、すんなりと、ただただ楽しむ。 楽しい。 あっちで火花が散ったと思えば、こっちで違う火花が散り、かと思えば一斉に火花が散ったり、終始目が離せず。 南さんのピアノが何だか溌剌としてた気が。 楽しい。 セカンド・セット、まず、南さんが抜け、Phonoliteの面々が加わるという津上研太&Phonolite Ensembleで2曲。 外山さんもPhonoliteのメンバーだ、そう言えば。 人数が増え、当然楽器の数が多く、まったく違う雰囲気。 ゴージャズというのとはちょっと違うけど、何となく優雅な感じが加わる。 そして、南さんが加わり、フルメンバー。 最初の2曲が津上さんがPhonoliteをバックにという感じだったのに対して、今度はBozoにPhonoliteが加わるといった感じで、これまた違った雰囲気。 水谷さんのアレンジが光ります。 松風さんのソロ、竹野さんのソロ、フルート2人の掛け合いなどなど、聴きどころが多い。 外山さん、抑えるところは抑えるという場面が4人の時よりもやや増えるんだけど、叩くところでは徹底的に叩き散らす(?)という異能ぶり。 面白すぎる。 で、アンコール。 津上さんと南さんのデュオで、南さんの"Elegy 3"。 そうこうするうち、外山さんがステージに上がり、南さんのソロの途中でシンバルを少し鳴らす。 そのまま演奏に加わるのかと思ったら、ドラムセットの後ろで体育座り。 なんてうちに水谷さんも登場し、ちゃんと演奏に参加、トリオに。 聴き慣れた南さんの曲が、違う表情になるのが面白く、素晴らしい。 という訳で、堪能。 大変満足でした。 でも、一番楽しんでたのは津上さんだったのかも。 この編成でのライブとなるとなかなか見ることはできなさそうなので(またやってほしいけど)、アルバムを楽しみたいと思います。 この日、中途半端に終了。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 |
![]() Steve Kimock & Friends 03/07,08/09 The NorVa - Norfolk, VA まだ、Gang Starr絡みが少しあるのですが、最近聴いているこんなのを挟んでみます。 そろそろSteve Kimock Crazy Engineという名前でようやく動き出すらしいキモックのライブ音源。 3月7日と8日の2日間行われ、両日ともチャーリー・ミラー録音の音源が無料で配布されてるよ、と友人が教えてくれたので、さっそくダウンロード。 昨年は、パーマネントのバンドでの活動が無かったので、あまり熱心に追いかけてなかったけど、これは期待していたので。 音源は、これ。 念のため。 03/07/09 03/08/09 ずっと無料なのか分かりませんけど。 メンバーをチェックしてみると、メルヴィン・シールズのキーボードにキモックの息子、ジョン・モーガンのドラム、後はベースに女性コーラスが2人。 で、これがそのままCrazy Engineのメンバーになる模様。 なるほど。 なので、かなり演奏のまとまりが良く、期待以上に良い内容だった。 中でも、ジョン・モーガンのドラムの成長が著し、以前よりはかなり安定感が増したような気がする。 シンプルにリズムをキープすることに専念して、小難しいことはやってない(もしかすると、やらせてもらってないのかも知れない?)けど、なかなか良い感じ。 メルヴィン・シールズは、さすがの貫禄。 そして、女性コーラスが新鮮。 SKBの時のような高揚感とは違うけれど、ゆったりした中に時々走る緊張感が心地よく、ロドニー・ホームスのドカドカ手数の多いドラムが苦手という向きには受けが良いかも(個人的には、それも聴きたいけど)。 1曲だけキモックが歌っちゃってるのは...、ノー・コメントでお願いします。 今のところ、3月の終わりから5月の頭まで日程が発表になっているようなので、期待したいところ。 余談。 この音源を教えてくれた友人の話では、Phishが復活ライブを行ったハンプトンから、近いのか遠いのか、全然位置関係とか分かりませんが、少なくとも同じ週なので、Phishのメンバーの誰かがこのライブに現れるんじゃないかという噂があったとか、なかったとか。 でも、実現しなかったみたいです。 蝶です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() M.O.P. Firing Squad Gang Starr Foundationに含まれるのかよく分からないんだけど(違うっぽい)、Gang Starrの曲にゲスト参加したりもしているし、このアルバムはプレミアがプロデュースしているし、少なくとも周辺にはいたということで、ついでに。 これは、96年のセカンド・アルバム、らしい。 てっきり1枚目なのかと思っていたけど、94年に1枚 知らなかった。 このグループというと、「怒ってる」というイメージで、とにかくゴリ押し。 リリース当時、プレミアが関わっているということで聴いてみた訳だけれど、ゴリ押しだと1枚通して聴くにはどうかなというのもあり、買うのは少し迷った憶えがある。 で、聴いてみて、案の定、大して聴かずに終わる。 酷いというほどではないけれど、何だか途中で飽きてしまって。 という訳で、最近、いろいろGang Starr絡みのものをいろいろ聴くにあたって、これだけはあまり聴く気が起きなかった。 なら、別に聴かなくてもいいんだけど、やっぱり聴いておきたいということで。 で、聴いてみたら、トラックの風通しの良さが手伝ってか、ゴリ押しのわりには暑苦しくならず、意外と聴けた。 曲によっては、かなり格好良くもある。 でも、肝心のラップが、瞬発力はあるけれど、何となく印象に残りにくい。 その上、アルバムが進むにつれ、終盤ではどうでも良い感じの曲が続いたりして、やっぱりちょっと飽きる。 ちゃんとチェックした訳ではないけど、どうやらプレミアによる曲ではない模様。 ちょっと納得。 結局、こういうタイプの人達は、誰かの曲にゲスト参加するとか、コンピレーションで1、2曲聴くらいがちょうど良い、というところに落ち着く。 そのくらいだと結構インパクトを感じることができそうだし。 まあ、自分にとってはということですが。 調べてみると、このグループはこの後も順調に作品をリリースしているらしい。 それも知らなかった。 でも、まあ、いいかな。 何となく想像がつくし。 菜の花、など。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Group Home Livin' Proof Gang Starr Foundationと言えば、ジェルーと共に思い出すのがこのグループ。 95年のファースト・アルバム。 このアルバムも評判が良く、評価も高くて、プレミアが絡んでいるし、当然のように聴いた。 記憶が正しければ、当時メンバー2人が凄く若くて、たしか20歳そこそことか、そのくらいだったような気がするけど、勘違いかも。 少なくとも若かったのはたしかで、その若さのわりにはなかなか渋い内容で、繰り返し聴くほどハマりはしなかったものの、格好良さは理解できたし、良い印象の残っているアルバムだった。 今聴いてみると、これはもう全然問題なし。 こんな曲あったなとか思い出したり、こんなに格好良かったかと再認識したり。 今でも充分に楽しめるし、むしろ今の方が楽しめるかも。 聴いた感触が、ちょっとShow & A.G.のセカンド なんてことは、ヒップホップに馴染みのない方には何のこっちゃ分からないかと思いますが、独り言だと思って流してください。 良いアルバムです。 で、これまた記憶が正しければ、デビューして高い評価を得たわりにはこの後の活動がパッとしなかったような。 たしか、メンバーのどっちかが刑務所に入ったりしてなかったっけ? 勘違いかも知れないけど。 それからセカンド 調べてみたら、昨年サード でも、もうGang Starr Foundationからは離れているとか。 そして、やっぱりメンバーの片方は刑務所だとか。 入りっぱなし? いろいろ、ありますね。 これだけ聴いとけばいいのかも。 蝶です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Jeru The Damaja Wrath Of The Math 続いて、ジェルーの96年のセカンド・アルバム。 ファースト・アルバム でも、多分、リリース順に聴いた、と思う。 とりあえず、どっちが先かってことは置いといて、前回書いた通り、ファーストの方はなかなか良さが分からなくて入り込めずにいたのだのだけれど、このアルバムは比較的分かりやすく、こっちのアルバムを聴くことが多かった。 分かりやすいとは言っても、比較的、ってことで、素直に楽しめるようになるまで少し時間が掛かったような憶えもあるけど。 改めて聴いてみると、以前それなりに好きだったものなので、特に違和感がある訳も無く。 ファーストと比べると、ちょっと風通しの良い感じ。 プレミアの変化がそのまま反映されているのは当たり前。 そんな感じで、やっぱり以前好きだったものなので、あんまり新たな感想も思い付かず。 ただ、冷静に聴いてみるとファーストの方がインパクトがあるな、と思う。 多分、それぞれのリリース当時もそうだったんじゃないだろうか。 そんな感じです。 で、この後、いつの間にやらGang Starrの元を離れ、セルフ・プロデュースで次のアルバム 一応、聴いてみたいなと思ってはいたものの、いつの間にやらすっかり視界から外れてしまい、結局聴かないまま。 調べてみると、もう2枚ほどリリースしていることが分かった。 でも、今はいいかな...。 昨日撮った春っぽいやつ、など。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Jeru The Damaja The Sun Rises In The East ちょっと間が空きましたが、久しぶりにGang Starr絡みに戻りまして。 Gang Starrを中心としたGang Starr Foudationで真っ先に思い浮かべるのがこの人(その後、抜けちゃったけど)。 そのジェルーの94年のファースト・アルバム。 このアルバムは雑誌なんかでもやたらと評価が高く、アーティストからの支持も高かった、はず。 なので、当然興味を持ち聴いてみた訳だけれど、何がどう凄いのか、どのように衝撃的なのかが当時の自分にはよく分からず。 その後一応、何となく独特な異様な感じが少しずつ分かるようにはなったけれど、結局その程度で終わる。 この感じ、Gang Starrの"Hard To Earn" でも、このアルバムの方がもっと分からなかった、と思う。 で、最近になって改めて聴いてみて、やっと良さが分かった、ような気がする。 まあ、分かってんのか、分かってないのか、とりあえずそれは横へ置いといて、これがやたらと格好良い。 少なくともそう思えるようになったらしい。 やっぱりこの頃のプレミアの作るトラックは、鋭いし、深いし。 そして、それに負けないジェルーの存在感。 何なんでしょう、この人のこの貫禄、という感じだろうか。 アルバム1枚が、必要以上に長くない(むしろCD時代としては短い)、と言うのもポイントが高いと思う。 そんな訳で(?)、普通に楽しめるようになって良かったな、という話です。 この感じも、"Hard To Earn"に近い。 今日は、休んどきます。 back-woods song |
![]() Off The Wall -The Spirit Of Pink Floyd- このライブのことを知った時、Pink Floydは好きなので、それなりに興味は持った。 でもこういうのはどうかな?という気持ちもあって、それとチケットの値段(8800円)を天秤で量ると、どう考えても面白そうだから試しに見てみるか、という感じでもなかったので行かないことに。 と、思っていたらひょんなことからお誘いいただいて、結局見に行くことに。 感謝。 ちなみに、本物の方を21年前の88年に体験してます。 武道館と代々木オリンピックプール。 チケットは、たしか7000円だったはず。 今、もし同規模でのライブが実現するとしたら(まず無理でしょうけど)、一体いくらになるんでしょうか。 以下、感じたことを箇条書き。 何となく。 ○ロビーに到着すると、King Crimsonの"21st Century Schizoid Man"が流れてて、そのひねりの無さにちょっと萎える。(曲そのものは好きですけど) ○開演時間直前になっても、空席がかなり目立つ。会場選び、間違ってるんじゃ?(余計なお世話ですね) ○開演を迎えても、何となく緊張感なし。普段のライブのようなドキドキする感じもなし。 ○演奏の方は、腕のいいミュージシャンが集まっているようなので、取り立てて問題なし。その代わり、そつもないけど。本家のような独特なタメというか、間を求めるのは無理な話ですね。 ○背景の映像が微妙にチープ。本家公認だけあって、シド・バレットの写真や映像が使われていたりもしたけれど、CGの類いが...。特に1曲目の"One Of These Days"の途中、あの怪獣みたいなやつ、いりますか? ○照明、確かに凝ってはいたけど、宣伝ほどでもないような...。もちろん、あれだけでも大変な労力なのは間違いないし、多くは求めませんが...。 ○"Money"なんかいいから(という訳にも行かないでしょうけど)、"Echos"をフルコーラスやんなさいよ。 ○"Wish You Were Here"、聴きたかったのでやってくれたのは嬉しいんだけど、ヴォーカルの人がモニターの上に座って歌ったりとか、妙にこなれた感じがちょっと嫌。 ○まったく持って私事ですが、実は"The Wall" という訳で、列挙してみると文句ばっかりのようですが、全然楽しめなかったということでもなくて、好きな曲に関してはでかい音で聴けたのがそれなりに嬉しかったし、こういう世界もあるんだなといろいろ面白く感じるところもあった。 でも、ライブを見た、というよりは、どちらかと言えば、芝居や何らかのエンターテイメントのショーを見たような後味。 例えば、メンバーが登場するところでの、ちょっとした演出など、どこか役割を「演じている」ような気がしたし。 多分、そういうことなんでしょう。 ただ、あんまり自分には向いてなかった、という良くも悪くも、予想通りなものだったと思う。 で、帰ってから調べたら、"The Wall"のリリースから30年を記念してというコンセプトでもあったようで、なおさら自分には向いてないようでした。 でも、いっそのこと、"The Dark Side Of The Moon" 結論。 いい加減、Pink FloydのCDを買いなさいよ。 でも、今はちょっと待ってください。(独り言) 猿とキジ。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Minami Hiroshi Go There! 03/11/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan お馴染み(?)、南博 Go There!です。 2月は南さんを見る機会がなく、先週の南トリオも断念したので、楽しみでした。 セットリスト。 多分、合ってると思うんだけど。 Set 1: Taro Aso The Dream Dreams Dreams December Barack Obama Window In The Sky Set 2: Tears Angie Dickinson Subprime Serene Peaceful Destruction Encore: My Foolish Heart まず、1曲目の"Taro Aso"から凄かった。 久しぶりに、飛ばす感じで。 この曲に限らず、昨年11月くらいから登場したいくつかの曲が、すっかりGo There!っぽく変貌。 特に芳垣さんのドラム。 芳垣さんが曲を消化するとこうなる、というくらいの爆発ぶりやら遊びっぷりが凄くて、新曲に限らず、ドラム・ソロとなると竹野さんや水谷さんが横でニヤニヤ、というのが面白かった。 もちろん、それぞれが臨機応変に対応していくという面でも。 そして、久しぶりに登場した"The Dream~"やら、"Decenber"やら、"Teas"やら、"Subprime"やら、とにかく南さんのピアノの映える曲も素晴らしかった。 で、最後のアンコール。 トリオのアルバム 水谷さんとのデュオというのがミソです。 水谷さんは、結構思い出しながらの演奏のようだったけれど。 余韻の残る感じが良かった。 という訳で、今回も素晴らしかったけど、間違いなくここ数回のうちでは、一番印象に残る演奏だった。 文字にできないしゃべりの方も絶好調。(?) これだから、やめられません。 代々木公園周辺です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Phish 03/06,07,08/09 Hampton Collseum - Hampton, VA 続けてGang Starr絡みで、と思っていたけれど、ちょっと(自分なりに)切りがいいし、ちょうどPhishの再結成ライブの3日間を聴き終わったので、そっちにしてみます。 ここのところPhishに関しては、それほど積極的に聴くでもなく、再結成に関して興奮することもなく、「やっぱするんだ、再結成」と遠巻きに眺めてる感じだった。 元々それほど熱狂的なファンという訳でもないし。 でも、もちろん、この3日のライブは、一応何らかの形で音源を手に入れて聴くつもりではいて、そんな時に、LivePhish.comからmp3を無料配布するというお知らせが来たので喜んで申し込み。 太っ腹。 普通にオーディエンス録音を手に入れていたら、聴くのがいつになったか分からないので、ありがたい。 これで、チケットの販売に関する、あの一連の事柄がなければ完璧なのに。 で、おそるおそる聴いてみた1日目。 何だかトレイが危なっかしい。 時には、かなり。 その他、何となく、メンバー同士でチグハグなところも散見。 でも、ブランクを考えればそれもそうだな、という程度ではあるけれど。 ただ、そんなこともあって、あまりグッと来ない。 と思っていると、ファースト・セット、セカンド・セット共に終盤が結構良かったりもして、エンジンのかかり方としては正しいような気もする。 それにしても、曲が多い。 そして、気になる2日目。 冒頭から落ち着いて、良い感じ。 ちょっとまだトレイが不安定なところもあるけれど、ペイジが歌っている曲とか良いし、全然問題なし。 1日目より2日目の方が良いというのは、素晴らしい。 そして、やっぱり曲が多い。 3日目。 2日目の延長というべきか、安定していて、安心して楽しめる。 まだ、以前のようなスリリングな場面は少ないけれど、そこは敢えての安全運転な印象。 1曲1曲確かめながらのような、そんな演奏。 もちろん、曲が多い。 3日間を通して、もの凄い曲数、もの凄い演奏時間だけれど、ファンへのサービスであると同時に、本人たちの確認作業でもあったのかも。 じっくり時間をかけて、戻るべきところへ、戻るべくして、戻ったような、そんな印象だった。 オッ、という驚きがあって一番楽しく聴けたのが2日目だった。 と言うのは、何かしながら流して聴いていた感想なんで、また聴き返せば違った感想になるかも知れないけど。 あしからず。 今後に期待してます。 猿づくし。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Guru Jazzmatazz Volume II: The New Reality 続いて、95年にリリースされたJazzmatazzの第2弾。 第1弾 で、ある日安い中古盤を見つけ、購入した憶えが。 多分、リリースから2、3年は経っていたと思う。 曖昧な記憶では。 そんな感じで手に入れた当時の印象。 簡単に言ってしまうと、可もなく不可もなくってところ。 多分、2、3度聴いたのみ。 なので、当然の如く、音の印象は薄い。 で、久しぶりに聴いてみた印象。 改めてゲスト陣をチェックしてみると、ドナルド・バードやロニー・ジョーダンなど前回から引き続いての人もいれば、チャカ・カーンやらフレディ・ハバードまで連れて来て、参加人数も多くなり、幅も広くなっている模様。 そのわりに音の方が、ジャズを強く意識しつつも、どちらかと言えば普通のヒップホップよりになってしまっているのはご愛嬌。 でも、その辺の細かいことを気にせず聴けば、意外と悪くない。 思っていたよりも、全然、普通に楽しめる感じだった。 と、今のところ、こんな程度の感想しか浮かばないのだけれど。 悪くないです。 この後、第3弾 2007年には、第4弾 どこかで見かけた気もする。 ちょっと気になりはするけど、今のところは手に入れる予定なし、です。 代々木公園。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Guru Jazzmatazz Volume 1 Gang Starrのアルバムが一通り終わったので、周辺作品に入ります。 まずは、メンバーの一人、グールーによるJazzmatazzの第1弾。 93年リリース。 "Hard To Earn" すっかり忘れてしまったけど。 ともかく、このアルバムがリリースされた頃は、ヒップホップを聴き出した頃で興味津々だったし、ジャズにも少しは興味を持っていた(けど、まだよく分からなかった)ので、やっぱりこれも興味津々で買った憶えがある。 で、聴いてみてどうだったかというと、ジャズの良さもよく分かってなかったし、いわゆるクラブ・ジャズの類いのどこかソフトに聴こえる感じもまだ少し苦手だったので、結局あまり入り込めず。 どこを焦点に聴いて良いのかよく分からない状態。 でも、一応、何度か聴いているうちに好きな曲もでき、どうにか聴いていられるという状態になり、そこからさらに、まあまあ好きかな、のところまでにはなった。 そんなところでストップ。 で、今聴いてみると。 参加ゲストをチェックすると、ロイ・エアーズやら、ドナルド・バードやら、ロニー・ジョーダンやら、コートニー・パインやら、ロニー・リストン・スミスやら、それっぽい(どれ?)名前が並んでいて、なるほどな、ちょっと納得、できるくらいにはなったらしい。 この耳障りの良い感じは、もうちょっと行ってしまうと好みから外れてしまいそうだけれど、今ならとりあえず全然問題なく楽しめる。 サンプリングが主流だったあの頃に生演奏を持ち込んだというのは、画期的だったのかも知れないけど、果たしてそれが成功しているのかどうか、今となっては驚きは少ないし、よく分からず。 でも、格好良い曲はあるし、心地よく聴けるので、その辺はどっちでも良いかも。 MCソラーのフランス語ラップは、なかなか良いです。 たしか当時の雑誌のレビューでは、「プレミアのJazz Thingをかっぱらって、グールーが作った~」みたいな文章を見かけた憶えがあるけど、今やっと意味が分かった。 そんな、わりと懐かしい1枚でした。 猿。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Gang Starr The Ownerz Phishの復活で、何やら賑やかではありますが、マイペースに。 一時はどこを見渡してもプレミア一色で、もの凄い影響力を持っていたGang Starrの名前をあまり見かけなくなり、どうしてんのかなという感じになっていたベスト盤 個人的には、ヒップホップに関しては、メジャーなものを聴いてもアンダーグランドなものを聴いてもあまりピンと来なくなっていて、かろうじてAnticonとか、ヒップホップとは言い切れないものくらいしかチェックしなくなっていた頃。 でも、このアルバムがリリースされると知った時、Gang Starrなら、と思って聴いてみたいと思った。 と同時に、ヒップホップに興味があまりなくなっていたので、多分、買っても確認して終わりだろうとも。 で、気付いたら買わずに5年ほど経過。 そんなに時間が経っていたとは思わなかったけど、良い機会なので、購入してみた。 何しろ中古盤が安かったから。 安くなければ、聴かないままだったかも。 で、聴いてみると。 "Moment Of Truth" なので、インパクトには欠けるけど、思っていたよりもなかなか楽しめた、と思う。 ただ、この「変化が少ない」というのが良いのか悪いのか。 多分、「敢えての狙い」なんだろうし、決して悪くはないけれど。 それが成功してるのかどうか。 ヒップホップの今の音に興味のない者にはよく分かりません。 とりあえず、つまらなくはなかったので、一安心、そして、Gang Starrの平均点を超えたアルバムとして楽しめる、といった感じ。 この次にちょっと期待してみたい、と思うけど、この後、2006年にDVD付きのベスト盤 どうなってるんでしょう。 明治神宮から代々木公園へ。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Gang Starr Full Clip: A Decade Of Gang Starr さて、Gang Starrが続きます。 99年の2枚組のベスト盤。 当時、"Moment Of Truth" でも、何曲かの新曲と、アルバム未収録曲に惹かれ、迷いに迷って結局手に入れた、とかそんなだったと思う。 2枚組ということでちょっと高い上、しかもさらに高い国内盤。 国内盤の方が、曲数が多かったから。 とにかく、自分としては、わりと珍しい。 で、アルバムの冒頭に当時、撃たれて亡くなったばかりのBig Lを讃える掛け合いのようなもの(ライブの様子?)がイントロとして入っていて、それに続いて新曲の"Full Clip"が始まるのだけれど、その"Full Clip"の冒頭でグールーが一言、"Big L, Rest In Peace"と。 そこのところがもの凄く格好良くて、そこばかり強い印象が残った。 肝心の曲については、何となくしか記憶なし。 そして、2枚組というヴォリューム、大半の曲は各アルバムを聴けば済む、ということで、2、3度通して聴いただけ。 たしか。 勿体ないけど、ベスト盤は買ってもあまり聴かない、という自分の法則(?)通りに終わる。 で、久しぶりに聴いてみると。 こういう曲順で聴いてみるのも新鮮で悪くなかった。 そして、思っていたよりもアルバムに収録されていない曲、ミックスが多かった。 一聴して驚くようなものは少なかったけど、どれも質はそれなりに高いし、聴き込めば気に入る曲もありそう。 そんな中、"Jazz Thing"のVideo Mixとやらが、やたらと格好良くて耳を奪われた。 "Mo' Better Blues" なるほど。 という訳で、やっぱりこのヴォリュームなのでなかなか聴く機会は少なそうだけど、収穫もあったし、まあ、持っておいて良かったかなと思う。 ただ、仮に持っていなかったとしたら、今からわざわざ手に入れるほどでもないかな、とそんな感じ。 とにかく、"Jazz Thing"。 熊など。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Gang Starr Moment Of Truth ライブが続いたので、久しぶりにGang Starr。 98年の5枚目のアルバム。 Gang Starrは、何となく良いなと思って聴いてはいたけれど、ちゃんとハマったと言えるのはこのアルバムから。 最初の3枚のアルバムに遡ってみようと思ったのも、このアルバムを聴いてからだったと思う。 記憶は曖昧だけど。 という訳で、Gang Starrに関してはかなり遅い。 そんなこのアルバムも、最初から気に入った訳ではなかった、と思う。 たしか。 ちょっと派手になったような気がしたし、ヒップホップのトラックに歌が乗る、いわゆるR&Bというものがどうにも好きになれなかった(今でも好きじゃないです)自分にとってはK-Ci&JoJoのゲスト参加だとか(1曲だけにも関わらず)、ちょっと違和感があって。 でも、何度か聴くうちに何曲か好きな曲ができ始め、気付けばへヴィー・ローテーション。 通勤時に、ほぼ毎朝聴いていた時期もあったほど。 コートニー・パイン という訳で、思い入れのある1枚。 久しぶりに聴いてみたら、ああ、こんな曲あったよね、とか、この曲好きだったな、とか、結構長いこと聴いてなかったので、いろいろと懐かしかったりも。 でも、以前のようにワクワクする感じが少なく、妙に流れていってしまった。 多分、その昔、聴きすぎて今はあまり必要としていないというのもあるような気もするけど、今冷静に聴くと1枚のアルバムとして少々長い。 長くとも60分くらいだとちょうど良いような。 でも、きっとその時の気分にハマれば、その辺も気にならず、昔と同じように楽しめるのでは、と、そんな気がする程度の違和感。 相変わらず、格好良いところは格好良いし。 今は、何となく、"Hard To Earn" 明治神宮です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Sardine Head 03/03/09 Starpine's Cafe - Kichijoji, Tokyo, Japan Altered Statesに続いて、いつもの人達ってことで(?)、Sardine Head。 今回は3バンド出演で1番目。 当然、演奏時間短いけど、新曲を2曲もやるというし、吉祥寺は行きやすいので、行ってみることに。 ![]() ![]() まずは、いきなり"Romanchica"から。 他のバンドのお客さんもいるのに遠慮がないなあと思ったけど、途中の展開がわりとあっさり目で、深く潜り過ぎず、といった感じ。 まあ、いつもと比べればという程度ではあるけれど。 ![]() ![]() そして、続いて注目の新曲を2曲連続で。 まず、"Fusion"。 その曲名の通り、いわゆるフュージョンっぽい出だしから、絶対このままで終わるはずがないと思っていたら、やっぱりその通りの展開へ。 今後に期待、その1。 ![]() ![]() そして、"Goose Bumps"。 この会場のPAの関係でか、シャッフルを刻むバスドラの音がド迫力。 "Shuffle"のリズムと、"Block Signal"のリズムの外し具合と、"The Ending"のブルージーな感じを併せたような印象を持った。 今回の新曲では、こちらの方がインパクトがあったかも。 今のところ。 今後に期待、その2。 ![]() ![]() その後、すっかり極めナンバーとなった"Soil"へ行って、"Interlude"からちょっとしたドラム・ソロを経て、という最近のお馴染みの展開から、今日はどの曲へ繋げるのだろう(と考えるのは結構楽しい)、と思っていたところで、"The Ending"。 曲名通り、ラスト。 この曲は、演奏しているのが楽しそう。 ![]() ![]() で、トリのバンドが良いらしいと聴いていたので、見ていこうか迷ったのだけれど、前日も遅かったし、雪も降ってるしで、そそくさと退場。 コンパクトながら、新曲もあり、結構盛りだくさんで楽しかったです。 次は、巨人戦(!)ですね。 期待してます。 セットリストは、鰯メモ。 早くも音源登場。 その他の写真。 オウムと熊。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Altered States 03/02/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 昨年の3days(こことこことここ)以来、3ヶ月とちょっと振りのAltered States。 もっと見たい気もするけれど、このくらいの感覚が見る方にとっては(もしかしたら、やる方にとっても?)良いのかも。 ファースト・セットは、長めに、延々と続くのでこのまま行くのかと思いきや、30分ほどで一区切り。 グワッと盛り上がったと思えばいきなり流れが寸断されたり、予想できない展開なのはいつも通り。 途中、あてもなくさまよう感じで中だるみなところは少々あったかも。 次に10分ほどと短めに(普通なら充分な長さ?)1曲。 今度は、どこか90年代に良く聴いていたようなノイズ混じりのギターやらポスト・ロックなんかを感じさせるような展開。 ナスノさんのベースに注目。 そこからやっぱり流れを寸断するかのように、いきなり静かになり、いきなり終了。 緩急つけるとか、そんな感じでもなく、いきなり。 以上、プログレ・セット(?)。 セカンド・セットは、まず、10分ほどで一区切り。 このまま、短めに区切っていくのかと思いきや、次は長めにやっぱり30分ほど。 ファーストとは逆のパターン。 何となくセカンド・セットの方が流れがスムーズだったような気が。 それと、ナスノさんのベースの鳴る位置やフレーズが以前とは少しずつ変わっているような気も。 この辺の変化も、やはり面白い。 アンコールは、恒例(?)リクエスト。 紆余曲折あり、「春」に落ち着く。 相変わらず、「どこが?」という感じではあるけれど、これは面白かった。 本編にこういう感じがあっても良かった気がする。 アンコールとしては、やや長めに10分弱ってところ、だったと思う。 全体的にコンパクトなのは、昨年から引き続き、という感じだったけど、昨年のゴリゴリ行く感じとは少し雰囲気が違ったと思う。 例えば、内橋さんが切れたフレーズを連発しても、芳垣さんとナスノさんが冷静に抑えた感じだったり。 今回、たまたまそうだっただけかも知れないけど、ここ数年見続けてきて、傾向が毎年変わるのが面白い。 そんな感じで、次回もやっぱり見に行かねば、と思う訳です。 明治神宮の続きです。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() 吉野弘志 Nbaba Trio 02/28/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan すっかり、ピット・インに行くと言えば、芳垣さんか南さんか、って感じなので、ちょっと違った人達も見てみたいなと思っていたところで、最近興味を持っていたベーシストの吉野弘志さんのトリオの名前をスケジュールで見つけ、行ってみることに。 吉野さんにしても、芳垣さんや南さん絡みで知った方なのだけれど、それはまあともかく、メンバーが芳垣さんとのデュオが面白かったピアノの田中信正さんに、今まで何度も見たことはあるけれど大きい会場ばかりでライブハウスではなかなか見る機会のなかったドラムの藤井信雄さんということで、その組み合わせがとても興味を引いたから。 で、ファースト・セット、セカンド・セットともに5曲ずつ(だったはず、でもうろ憶え)、セカンド終了後、引っ込まずにそのままアンコール1曲。 曲は、吉野さんと田中さんのオリジナルに加え、リー・コニッツが2曲にドン・プーレンが1曲、武満徹が1曲、だったはず。 武満さんの曲は、安部公房の「他人の顔」という小説が映画化された時のために書かれた曲だとか。 1曲目にやる予定だった田中さんの曲が、リハーサルでうまく行かず、今回は見送ったとか。 で、思っていたよりもジャズらしいジャズって感じだったけれど、予想通り、単純にジャズとは括れないところも多く、独特な広がりがあって素晴らしかった。 破綻はないけれど、どっしりと安定したベースとドラムの上に、破綻スレスレの鋭いピアノ、といった感じ。 田中さんのピアノ、面白い。 前に見た時よりもその面白さを実感できた気がする。 藤井さんのドラム、やや消化不良なところは見受けられたけれど、熟練の技が光ります。 吉野さんは、間違いなく今まで数回見た中では、最も素晴らしい演奏だった。 やっぱり自身の指向する音楽性だったから、それにぴったりとハマった感じ、なんて自分が言うのもおこがましいけど。 1曲目は、ちょっと慎重に進める感じだったけれど、曲が進むにつれ、三者がピタッとハマる瞬間が多くなり、何とも言えず、心地よかった。 あとは、選曲もリー・コニッツだとかドン・プーレンだとか(少なくとも自分にとっては)珍しく、新鮮。 ちょっと異質な武満さんの曲なんかも違和感なく溶け込んでいたあたりも、面白かった。 で、その中でも一番良かったのが、セカンド・セット4曲目にやった(たしか)吉野さんの曲。 これが、とても素晴らしい。 じっくり聴いてみたい曲。 という訳で、素直に、行ってみて良かったと思った。 機会があれば、また行きたいと思います。 馬、など。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
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