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← 2009年06月 →- 変えて来た(変えざるを得なかった?)訳ですね [2009/06/30]
- 終わってしまいました [2009/06/29]
- キョロキョロしてました [2009/06/28]
- 期待通りで期待以上 [2009/06/27]
- まだやる気あるみたいです [2009/06/25]
- やりすぎちゃった訳ですね [2009/06/24]
- 症状が悪化していた訳ですね [2009/06/23]
- 最初から変だった訳ですね [2009/06/22]
- 7枚目も跳ばして8枚目 [2009/06/21]
- 5枚目跳ばして6枚目 [2009/06/20]
- 特に思い付かないけどやっぱり楽しい4枚目 [2009/06/18]
- 新鮮味は薄いけど結局楽しんでしまう3枚目 [2009/06/17]
- 結局楽しんでいる2枚目 [2009/06/16]
- 興味深い1枚目 [2009/06/15]
- やっと聴けた訳です [2009/06/14]
- 思い出したのでもうひとつ [2009/06/13]
- 少し様子の違った日 [2009/06/11]
- ここでお別れしました [2009/06/09]
- ここでやっと仲良くなれた訳ですが [2009/06/08]
- また20年後くらいですか? [2009/06/07]
- 新しい道具は楽しいはずです [2009/06/06]
- 少しはお近づきになれたかも [2009/06/04]
- こっちはどうにか届きました [2009/06/03]
- もう一歩で届きそう [2009/06/02]
- 残り1枚だったものですから [2009/06/01]
![]() Jungle Brothers Raw Deluxe 中断していたJungle Brothersをやっつけてしまおう(?)、という訳で、久しぶりに。 97年の4枚目。 前作 ヒップホップではアルバム間のインターバルが4年というのはそれほど珍しくないような気もするけれど、同じくNative Tongue出身のDe La SoulやA Tribe Called Questと比べると今ひとつ奮わない印象があったし、実際そんな文章も読んだ憶えもあるし、いろいろあったんだろうか。 で、これがこれ以前とはガラリと雰囲気が変わって、渋めでシリアス。 ガラリと変えて来たのは、時代の流れか、前作でちょっとばかりやり過ぎちゃった反動か。 多分、その両方じゃないかと思うんだけど。 ともかく、まだこの人達の魅力がよく分からなかった当時の自分にとってはとても格好良く聴こえ、一時かなり聴いていた。 Jungle Brothersの作品中、一番聴いたのは間違いなくこれ。 とか言いながら、実は最近になって久しぶりにこのジャケットを見るまで、こんなアルバムがあったことをすっかり忘れていた。 あれだけ聴いたわりには。 もちろん、久しぶりに聴いてみて今でも格好良いと思えるし、全然有効。 ただ、地味でちょっとばかりインンパクトに欠けるところはあるかな、という感じ。 そんなこのアルバム、一番聴いたなら、一番好きかと言うと、初期の魅力が分かってしまった今となっては、そうとも言い切れないというのが正直なところ。 その一方で、最初の3枚のうちどれ、と言われてもはっきりしないんだけど。 この感じ、何となくDe La Soulの"Stakes Is High" でも、まあ、好きなアルバムではあります。 ちなみに持っているのは、ボーナス・ディスクの付いた2枚組。 レッド・アラートによる初期の曲のミックスなんかが入っていて、当時はあまり聴かなかったけど、なかなか良かったです。 年末です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 スポンサーサイト
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![]() 芳垣安洋4Days/Vincent Atmicus Nudge! Nudge! Special 06/28/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan いよいよ最終日。 今回は、Orquesta Nudge! Nudge!のメンバーを中心にVincent Atmicusの曲を演奏するという、芳垣さん主催のグループを2つくっ付けたかのような趣向。 打楽器5人にベースが2人というとんでもない編成だし、これは見ておかねば、ということで。 セットリスト。 合ってるでしょうか。 Set1: For Your Sleeplesss Night Re-Baptizum 大建設 Mbir-Va Set2: Oferere Parade Part1/Part2 Untitled Minimal Tune Eatborfa Encore: 屋上の飛行機凧 Vincent Atmicus自体はまだ見たことがなく、アルバムもまだ聴いていないんだけど、その変形グループのようなライブは何度か見ているし、Nudge! Nudge!でやる曲もあったので、聴いたことがある曲が多かった。 でも、編成が違うから、同じ曲でも全然違う印象。 3日目にもやっていた"Re-Baptizum"(Re-Baptism???)なんかは、キューバ仕込みのパーカッションがフィーチャーしつつ、ロックのような展開もあって、とても同じ曲のヴァリエーションとは思えないほど。 打楽器中心なので、Nudge! Nudge!のような感じを想像していて、もちろんそういう場面はたくさんあったものの、ベース2本という低音重視な編成、かつ鈴木正人さんがベースではなくてギターを弾いている曲もあったいりとか、ロックと言ってもかなりへヴィーでダークな展開もあり、これは予想外。 "大建設"なんかは、混沌としていてエラいことになってました。 鈴木さんのギターは、そこはかとなく運指がベーシストっぽかったり、ベースほど扱い慣れてない感はあったけど、多分ドラムなんかも叩けちゃうんだろうなと想像できるほどのマルチぶり。 セカンド・セットは、どちらかと言えばNudge! Nudge!寄りの雰囲気だったような気が。 あくまでも、「どちらかと言えば」という程度だけど。 そんな中、高良さんによるミニマル曲がアクセントとして面白かった。 夫妻で並んで演奏する姿なんかも。 高良さんと言えば、1曲目にやった"For Your Sleepless Night"でのソロが格好良かったです。 で、セカンド最後はアフロ・ビートで締め。 そして、アンコールは、多分そうだろうなという予測と、この曲だったら良いなと思ってもいた"屋上の飛行機凧"。 最初は、静かだったけど、徐々にセカンドの最後にやったアフロ・ビートの延長っぽい展開に。 過去に聴いたことのあるどの演奏とも違っていた。 終わってみると、曲数は少ないけど、1曲あたりが長く、かなり内容の濃い、詰まったライブだった。 リズムが、濃厚すぎるくらい濃厚で。 客の入りも、席がほとんど埋まっている感じで、自分が見に行った3日間の中では一番多かったと思う。 とにかくどの日も内容が違っていて、ピットインで3Daysや4Daysをやるミュージシャンはたくさんいるけれど、ここまで毎日雰囲気ががらりと変える(変えられる)人は他にはいないんじゃないかと思えるほど。 ついでに、芳垣さんが下の世代のミュージシャンで誰に注目してるかなんてことも分かるようになっているのも面白い。 そんな訳で、楽しい3日間でした。 少なめ。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 |
![]() 芳垣安洋4Days/芳垣安洋 × 田中信正 Acoustic Jazzset 06/27/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan さて、3日目。 自分にとっては、2日目。 今回は、芳垣さんとピアニストの田中信正さんを中心にしたアコースティック・セット。 田中さんの名前を見て、これは見ておきたい、見ておかねば、と思った。 田中さんは、まだ過去に2回ほど見ただけではあるけれど、見る度に面白さと凄さが更新中なので。 先に、分かる範囲のセットリスト。 Set1: Scarborough Fair I Got Rhythm Clark All Blues Re-Baptism Set2: ??????(キューバのナントカって音楽のナントカってシンガーの曲、聞き取れず) Moritat Tango-Ballad(多分、これです。「ヒモのバラード」) Alabama Song The Look Of Love Encore: 皇帝 ファースト・セットは、まず芳垣さんと田中さんのデュオで4曲、ほぼぶっ続けに。 田中さんのオリジナル"Clark"やその他有名な曲をを大胆に、どころかほぼ原型をとどめないアレンジで。 以前に見た時にやっていた曲ばかりだけれど、さらに鋭さを増し、口アングリ、な感じ。 田中さんの、何かが乗り移っているとしか思えない、独特な猫背スタイルに目を奪われる。 一方、芳垣さんもやはり凄いので、左右キョロキョロしながら見てました。 そして、最後、芳垣さんの曲"Re-Baptism"を、井上陽介さんというベーシストを加えて。 芳垣さんと井上さんがステージ上で共演するのは約21年ぶり、東京では初めて、だとか。 ベースが加わると、また少し雰囲気が変わり、これはこれで一筋縄でいかず。 続いて、セカンド・セットは、芳垣さんがお好きだという曲を、ということで井上さんの他、前日も急遽参加となった藤原大輔さんに、芳垣さんのライブで何かと見る機会の多いチューバのギデオン・ジュークスさんが加わる。 面白い編成。 キューバのシンガーの曲や三文オペラの時に演奏していたと言うクルト・ワイルの曲が2曲、三文オペラではないけど、やはりクルト・ワイルの曲をもう1曲、最後にバカラックを1曲、という内容だった。 時々、どこかで聴いたことがあるメロディーは出てくるものの、原曲を知らない状態。 "Mortat"は、ソニー・ロリンズ なので、元々風変わりであろうと想像するしかない原曲を、さらにどのくらいかは分からないけど風変わりにアレンジした演奏を、ただただ楽しむ。 ファースト・セットとはガラリと雰囲気が変わり、ただただ、どころかかなり面白かった。 そんな中、あれ?これ知ってるな、とはっきり自覚したのが"Alabama Song"。 曲名で何となく引っかかるものがあったんだけど、途中で出て来たメロディーを聴いてハッとした。 Doors この曲、好きだったんです。 で、最後、バカラックの曲は、それまでと比べればストレートな感じで。 もちろん、それだけで終わる訳もなく。 ゲストで加わったかがたがの演奏も素晴らしかったけど、やっぱり田中さんに目と耳を奪われ、同じく芳垣さんに目と耳を奪われ、ファースト同様キョロキョロしながら見ることに。 最後、アンコールでは、加藤崇之さんというギタリストの「皇帝」という曲。 曲を紹介した段階では曲名の漢字が分からなかったので、皇帝かな?校庭かな?それとも行程?工程?とかいろいろなことを考えていたのだけれど、メロディーを聴いて「校庭」じゃないかと判断。 でも、帰宅して調べてみたら、「皇帝」であることが分かった。 ただ、渋さ知らズで演奏する時には「校庭」になるらしく、よく分からないけど、あながち間違いでもなかったらしい。(?) ともかく、メロディーが良くて、とても良い曲だった。 メロディーの途中まで、ニール・ヤングの歌声が聴こえてきそうなのは気のせいでしょうか。 アンコールが意外と長くて、終わってみると11時近く。 空席がチラホラあるくらいだった前日よりも客の出足が悪かったので、前日よりも少ないかなと思ったけど、同じか、ちょっと多いくらい。 サックスやピアノをマイクで直接拾わず、ステージの前に立てられた2本のマイクでステージ上の音全体を拾っていたりとか、そんなこだわりも面白いライブだった。 そんな訳で、4日目の今日もイソイソと出かける予定です。 今日は休みましょう。 back-woods song |
![]() 芳垣安洋4Days/芳垣安洋×大友良英 Duo & More 06/26/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 今年もこの季節がやって参りました。(?) 芳垣さんの4Days。 今年は行けても2日くらいかな、と考えていたところ、土日にかかっていたおかげで、それなら3日連続で行ってしまえ、ということで2日目から4日目まで行くことに。 さすがに4日連続は、なので、残念ながら1日目は断念。 という訳で、2日目。 大友さんとのデュオを中心に、ゲストを迎え、という形式。 大友さんとのデュオって、1年と10ヶ月ほど前に一度見たきりで、ありそうで意外とないので、かなり楽しみだった。 で、ファースト・セットがお二人によるデュオ。 芳垣さんは床に置いたシンバルを叩くところから、大友さんはギターを仰向けに膝に置いた状態から、というイレギュラーながら、全然不思議ではない光景からスタート。 音の方は想像通りと言えばそうなんだけど、これを求めて来た訳で、始終楽しくて仕方がなかった。 ゾクゾクしっ放し。 大友さんの後ろにはギターがもう1本立ててあったので、どこかで持ち替えたりするんだろうかと思っていたら、いつものをギターを弾きつつ、たまにもう1本のギターの弦をはじいてみたり、マレットで叩いてみたり、そんな使い方。 そのギター、最初はジャガーかと思ったんだけど、よく見たら弦が太いし、どうやら6弦ベースだった模様。 なかなかえげつないもの持ってきますね。 このセットでは、長めに1曲、短めにもう1曲。 かなりロックっぽい展開もあったり、このセットだけでもかなりの満足度。 そして、セカンド・セット。 まず、曽我大穂さんが加わったトリオ。 大友さんと曽我さんの共演が今まであったのかは知らないけど、何となく相性良さそうだなと思っていたので、これもなかなか楽しみだった。 曽我さんのカセットテープを使ったコラージュっぽい音やら、スクラッチっぽい音なんかを交え、抑えめに、でも、途中でスイッチを入れたかのごとく、大友さんと芳垣さんが前に出たり、などこちらも予想通りと言えばそんな感じではあったけど、やはり面白かった。 このトリオでまず1曲。 次に、ここに藤原大輔さんがテナーで加わる。 3日目(つまり今日)のリハーサルのために来ていたのだけれど、そのまま居残り急遽参加、らしいです。 何か音が出るものさえあれば、何らかの形で演奏にしてしまうであろう3人に囲まれ、ここにサックス1本で切り込むのはなかなか大変そうだけど、ジャズっぽい雰囲気が現れたり、これは思った以上に面白かった。 まとまりがないようにも聴こえる大友さん、藤原さん、曽我さんの3人の誰に芳垣さんが寄って行くかで全然印象が変わったり、大友さんのギターと藤原さんのサックスが絡んでみたり、大友さんと芳垣さんが前面に出ると藤原さんと曽我さんの音が微かに聴こえるような感じになり、そのバランスの変化が見事。 大友さん、ちょっとだけ6弦ベースに持ち替えるも、あまり使わず、ちょっと残念。 藤原さんは、芳垣さん絡みでしかまだ見たことがないんだけど、今回の演奏が一番良い印象だったかも。 ちょっと長めに1曲、短めにもう1曲、で終了。 そして、アンコールでは再びデュオ。 どんな感じにするか迷った末、フリージャズの神髄、ということで。 大友さんは、"Song For Che"のフレーズを交えつつ、芳垣さんは煽りまくり、といつもの通りではあるけれど、今回はまだこういう展開はなかったし、このデュオならこういう展開はやっぱり聴いてみたいし、ということで短くはあったけど最後にスッキリ。 予定外ながら会場で珍しいCD(いや、CD-R)も購入し、かなり満足しながら帰宅。 そして、今日もいそいそと出かける予定。 年末の続き。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Dinosaur Jr. Farm 今日はちょっと予定を変更し、Dinosaur Jr.など。 "Beyond" リリースされたばかり。 で、今回、国内盤にはボーナス・トラックとして4曲追加されているのだけれど、輸入盤にはボーナス・ディスク付きの限定盤 そして、曲目をチェックしてみると、2曲一緒で2曲違うという、非常に困った状態。 こういうの、やめて欲しい。 とは思ったけど、思っただけで結局両方注文。 我ながら、アホだなと思いました。 で、聴いてみると。 これが、まあ予想以上でもなければ、予想以下でもない、という感じ。 つまらないということではなくって、このバンドはもう音楽的に新たな展開を迎えるというような段階でもないし、また、こちらもそういったことは求めてないし、そういう意味では、期待通りということ。 より「Jのバンド」っぽくって、"Where You Been" そして、前作同様、ルーの曲が2曲。 やはり前作同様、いかにも「ルーの曲」な出来。 でも、前作同様、それ以上ではない感じでもあり、この人ってソロや自分のバンドでの方が良い曲を作るような気がしている。 演奏面ではバンドらしさが深まってはいても、音楽性の面で溶け合うことはもうないのかも。 それくらい両者の個性が確立されているということでもあるんだけど。 気になるボーナス・トラックは、Zombiesの"Whenever You're Ready"という曲とElyseなるアーティストの"Houses"の2曲のカヴァーが国内盤、輸入盤、どちらの盤にも共通。 国内盤には、上記の2曲の他、この新しいアルバムの収録曲でもある"I Don't Wanna Go There"という曲のライブとセカンド 輸入盤の方には、Jひとりによる、ほぼ遊びと言っても良いような感じの2曲。 新鮮味、ということで言えば、輸入盤、でも国内盤の方の"Tarpit"は好きな曲だし、いかにもJらしいタイトルの"I Don't Wanna Go There"は、アルバム中でもかなり良いと思った曲だし、どちらか一方を選ぶのは難しい。 両方買っておいて正解だった、とも言い切れないもどかしさはありますが、一応、そうしておきます。 ところで、Elyseって全然知らなかったので、調べてみたら、このアルバムだそうで。 ![]() 68年リリースで、フォークとかサイケとか書いてあったので、何となく想像付きますが、ちょっと気になります。 全体としては、前作もなかなか良かったとは思うけど、今回の方がより好み。 Jのバンドっぽさが増したから、ってことではなくて、フレーズやらメロディーやら、自然に入ってくるところが多かったから。 今後、どうなって行くのでしょうか。 5月の別の日。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Jungle Brothers J. Beez Wit The Remedy さらに順番通りにサード・アルバムを。 リリースは93年。 ちょうどヒップホップに興味を持ち始めた頃で、この人達を最初に聴いたのがこれだった。 で、このアルバムと言えば、その当時、評判が今ひとつよろしくなかったことを思い出す。 あちこちから情報を集めた訳ではなく、雑誌など、たまたま目についた範囲では、という程度だけど、たしか、そんなに良く言われてなかったはず。 そういう先入観をちょっと持って聴いたこのアルバムは、妙に地味だし、何やってるのかよく分からず。 ただし、それは先入観がどうとかと言うよりも、単にこの手の音楽を聴き始めて日が浅く、こちらの耳の準備ができてなかったということの方が大きいと思う。 しばらくして、そんなこのアルバムの印象がちょっと良い方に変わったのは、ある人が評価していたのを知ってから。 その、ある人ってのは、山塚アイさんですが。 で、妙に納得できるものがあり、そういう耳(どういう耳?)で聴いてみたら、後半垂れ流される滅茶苦茶なコラージュのような曲もなかなか面白いと思えるようになった。 よく聴いてみると、ストレートにヒップホップとして良い曲もあるし。 とは言っても、飽きるほど繰り返して聴いたというところまでは行かず、結構良いかも知れない、くらいのところでストップ。 今聴いてみると。 これが凄く良い。 自分の耳にはやっぱりこの頃の音が一番しっくり来るというのもあるし。 当時としては、やっぱり当時としてはちょっとやり過ぎちゃったのかなと思える節もあって、とんでもないエンディングを迎えたりもするけど、かえって今の方が素直に受け入れられるような気がする。 早すぎた1枚、って感じがしなくもない。 昨今、どんな聴かれ方をしているのかさっぱり知らないので、単なる思い込みでもありますが。 これは好きですよ。 誰にもお勧めしませんけど。 年末。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Jungle Brothers Done By The Forces Of Nature 予定通り、セカンド・アルバムを。 89年リリース。 前回書いた通り、このアルバムを聴いたのは、かなり後になってから。 ファースト・アルバム で、そのファーストと同様の理由により、良さが分からず、聴き込むこともなく終わる。 そんなこのアルバム、2、3ヶ月ほど前に何気なく聴き直してみたのだけれど、なかなか良いねと思ったのも束の間、途中からアッという間に流れてしまって、印象に残らず。 まあ、たしか何かやりながらとか、決して集中して聴いていた訳でもなから、その所為もあると思うけど。 で、最近になって、さらに改めて聴き直してみたら。 ファーストとは、時期はそう変わらないから、音の印象、傾向はかなり近いけど、ちょっとだけこちらの方が耳に馴染みが良かった。 ヒップホップとしてストレートに格好良い曲と、これ何だか変じゃないか?という曲と、というのもファーストと共通。 最初の方は、わりと前者に当てはまる曲が続き、徐々におかしなことなってくるという、その傾向も一緒。 で、ストレートなところもシンプルで良いんだけど、おかしくなり始めた辺りがやたらと格好良かったりして。 そのおかしくなり方が妙に地味で、よく聴くとそれに気付くという、でも、その度合いがファーストの頃よりも確実にひどくなっていて、徐々に確実に「症状が悪化している」ような雰囲気。 そこが面白くて、この人達、やっぱり変、ということを再認識した。 なかなか奥が深い人達、のような気がしてます。 が、どうでしょう? 5月の後半。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 |
![]() Jungle Brothers Straight Out The Jungle ニールのボックスも終わってしまったので、久しぶりにNative Toungueの続きでも。 という訳で、Jungle Brothers。 88年のファースト・アルバム。 この人達を最初に聴いたのは、いろいろと評価の分かれるサード・アルバム それについては、また改めて、ということにして、このファーストやセカンド でも、どのくらい経ってからかは忘れてしまったけど、かなり後になってそれら2枚をまとめて買った憶えがある。 下手をすると、"V.I.P." で、聴いてみたは良いけど、それだけ時間が経っていても、まだ聴いた時点での自分の感覚にはフィットせず。 ちょうどDe La Soulのファースト 自分にとっては、ということですが。 そんなこのアルバム。 やっぱり今聴いても古臭いかなとも少し思っていたけど、これがなかなか良い。 もちろん、時代なりの古臭さは感じるものの、ストレートにヒップホップとして格好良いし、ヒップホップの一言では片付けられないような曲もあるし。 途中、徐々に実験的な香りを漂わせつつダラダラと不穏な空気を、ちょっとだけまき散らすところとか、この人達って最初からこうだったんだな、と思わせてくれるところがいろいろあったりもして。 今更ながら、この人達がどう凄いのか、どう変なのか、ちょっと分かった気がする。 そんな訳で、続きます。 年末。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Neil Young Neil Young Archives Vol. I (1963-1972) North Country (1971-1972) 次の7枚目も、これ そして、ラスト。 その8枚目は、North Countryということで、71年から72年の音源を収録。 アルバムだと、"Harvest" そして、例によって(?)、未収録曲、テイク違いなどを挟みつつ、"Havest"に収録された曲が中心。 1曲目の"Heart Of Gold"のライブも良いんだけど、まず気になったのが次の"The Needle And The Damage Done"。 これは、アルバムに収録されているのと同じテイクではあるようだけど、自分の持っている"Harvest"のCDでは、終わりの方にノイズが入っていて、それがない。 このノイズってのが、アナログにも入っているのかどうか、その後にプレスされたCDにも入っているのかどうか、その辺りがずっと気になっていた。 今回取り除かれたのか、以前のCDに何らかの形で混入してしまったのか。 いずれにしろ、入っていないのは嬉しい。 それと約16分に及ぶ"Words"。 これは"Harvest"じゃなくて、未だCD化されていない"Journey Through The Past"のサウンドトラックに入っている方。 この長い"Words"を聴いてみたくて、"Journey~"のアナログを買おうと思ったこともあったんだけど、買いそびれたままで、やっと聴くことができた。 途中でやり直したりとか、唐突に終わったりとか、生々しくて面白い。 でも、これは映像で見た方がもっと面白いのかも。 で、これはこの8枚目に限らず、このボックス全体に言えることだけれど、未発表曲とは言っても、1枚目に収録されてものを除いて、何らかの形で聴いたことがある曲が多い。 自分でもそう思うのだから、ブートまでチェックしているような、もっとディープなファンの方だったら、もっと新鮮味は薄いのでは、と思った。 ただ、聴いてしまうと、そういうこともあんまり気にならずに楽しめるんだけど。 多分、この手のボックスとしては、なかなかの充実ぶり。 結局、腑に落ちない点も相殺されてしまった、ような気がする。 続編は、出るんだろうか。 出なかったら出なかったで仕方がないかな、くらいの感じで待つのが正しいかも。 そんな8枚目、とボックスセットでした。 以上です。 5月の半ば頃。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 |
![]() Neil Young Neil Young Archives Vol. I (1963-1972) Topanga 3 (1970) 順番通り行けば次は5枚目な訳ですが、これ そんな6枚目は、Topanga 3ということで、70年の音源を収録。 アルバムだとサード 例によって(?)アルバム未収録の曲を挟みはすれど、ほぼ"After The Gold Rush"に収録された曲が続く。 何曲かは、"After~"のファースト・プレスに収録されたものとクレジットされていて、ファースト・プレスなんて持ってないから当然初めて聴いた。 詳しくは知らないけど、たしかちょっと長いとか短いとか、そんな感じだったように思うけど、ちょっと聴いた程度では違いは分からず。 拘る人向け、といった感じで、個人的にはそれほど関心なし。 それよりは、"Wonderin'"だとか、あとは不覚にもまだほとんど聴いていないに等しいCSN&Yによる演奏だとかの方が、新鮮に、素直に楽しめた。 と言いながらも、"After~"ってもの凄く好きなアルバムだし、時期としても凄く好きだし、結局当たり前のように楽しんでいる訳です。 そんな6枚目。 ところで、Blu-ray盤 年末です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Neil Young Neil Young Archives Vol. I (1963-1972) Topanga 2 (1969-1970) やっぱり続いて、4枚目。 Topanga 2ということで、69年から70年の音源を収録。 アルバムだと、セカンド 最初の3曲が既発曲の既発テイクなため、音が良くなっていること以外には、ベスト盤みたい、という印象を持つ程度。 でも、半分くらいは別テイクや未発表曲だし、中にはウッドストックのサウンドトラックに入っていた"Sea Of Madness"のように既発であっても初めて聴いた曲だとか、"Dance Dance Dance"のスタジオ録音だとか、いろいろと聴きどころがあるし、何より好きな時期だけに、取り立てて問題もなく楽しんでいる。 まあ、時期がちょっと違うというだけで、中身の趣旨は"Topanga 1"と同じため、思い付く感想も似たようなものな訳ですが。 予想通り、徐々に文章が短かめに。 強いて言えば、今までニール以外に興味が持てず、CSN&Yって"Deja Vu"しか持っていないので、今更ながら聴いておこうかな、と思う今日この頃。 そんな(?)、特に思い付かないけど、やっぱり楽しい4枚目、でした。 余談ですが。 今日、某所のレビューを読んでいたら、DVD盤を買った方が、"Sugar Mountain" ということは、Blu-ray盤の方にも入ってるんだろうか。 多分、入っているんでしょう。 CD盤は、「仕方がないから出した」って感じなんですね。 5月の半ば頃。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Neil Young Neil Young Archives Vol. I (1963-1972) Live At The Riverboat 1969 さらに続いて、3枚目。 69年2月のトロントでのライブ。 今回のボックスには3枚のライブ・アルバムが含まれているけれど、唯一、初めてリリースされたのがこれ。 初出のライブがこれだけってのも寂しい限りだけど、前にも書いた通り、高音質でリリースするのが目的のひとつだと思われるので、諦めるしかないんでしょう。 買ってしまった今となっては、諦めるも何もないけど。 で。 思い出されるのが、なぜかこのボックスには入らなかった、"Sugar Mountain" それが、68年の11月。 会場は違うけど、どちらも弾き語りで時期はかなり近く、演奏曲目も大差なし。 一応、こっちのアルバムには"1956 Bubblegum Disaster"という、未発表とされる曲があるものの、曲感の遊び程度の短いもの。 なので、雰囲気は"Sugar Mountain"とそう変わらないと思う。 そういう意味では、新鮮味は薄い。 でも。 それほど熱心なファンでもない人が敢えて買い求める必要はないと思うものの、細かいことを気にするでもなく、結構楽しんでる訳で。 ダラダラしゃべりながら、ダラダラ演奏してたんだな、と当時の雰囲気を味わっているところ。 考えてみると"Greendale" という感じで、新鮮味は薄いけど、結局楽しんでしまう3枚目、でした。 年末です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Neil Young Neil Young Archives Vol. I (1963-1972) Topanga 1 (1968-1969) 続いて、2枚目。 Topanga 1と題して、68年から69年の音源を収録。 Topangaって、カリフォルニア州の地名だと思うんだけど、どうなんでしょう。 この頃の拠点だったりとか? 正確なところは知りません。 68年から69年ということは、アルバムで言えば最初のソロ作 ということで、アレンジ違いの"Everybody Knows This Is Nowhere"から。 ここでも徹底的に時系列、レコーディング順に並べられているようで、2枚目収録のこの曲が既にレコーディングされていたのが興味深い。 ついでに、3曲目、サード・アルバム どちらも、雰囲気が全然違って面白い。 その後、ミックス違いだとか、"Sugar Mountain"のようなアルバム未収録曲なんかもありつつ、やっぱり1枚目と2枚目の曲中心。 ここでも当然レコーディング順なので、アルバムとは曲順が違い、ちょっと面白い。 そして、音質も向上して、くっきり聴こえる。 CDをiTunesで読み込んだ音を聴いてもそう感じるのだから、しかるべき環境でBlu-ray盤を聴くことができたなら、一体どんな音で聴けるんでしょうか。 ただ、ここまでするなら、アルバムの曲を全部収録して欲しい。 もっと言えば、Grateful Deadのボックス(これ と思っている人も少なくないはず。 とかなんとか言いながら、好きな時期だけに、これがなかなか良い。 なかなか、どころか、かなり良い。 結局、楽しんでいる訳です。 そんな2枚目。 余談。 今更、なのかも知れないけど、今日この記事を知り、このボックスのリリースに至る経緯を知った。 かなり面白く、いろいろ納得。 余談その2。 さっき気付いたばかりなんだけど、"Neil Young" これって? 5月です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Neil Young Neil Young Archives Vol. I (1963-1972) Early Years (1963-1968) 一応、一通り聴き終わったので、じっくり聴き直すのも兼ねて、ディスクごとに何回かに分けて取り上げてみようかと思いまして。 そんなに書くことあるのかと言われると、全然自信なくて、間違いなく尻すぼみになるかと思われますが、念のため。 という訳で、まず1枚目。 Early Yearsということで63年から68年までの音源が収録されている模様。 ジャケットがこの人達 という、どうでも良い話は置いといて、多分、このボックスの目玉のひとつと思われるThe Squiresというバンド時代の音源が最初に収録されていていて、もちろん初めて聴いた。 このバンドの音がどのくらい珍しいものか、全然知らないんだけど。 とにかく、このボックスに収録されなければ、多分、聴くことはなかっただろう曲ばかり。 時代を感じさせるサーフ風(?)のインストが多くて、音だけ聴かされたらニールが参加しているなんて気付かないと思う。 で、歌が入っている曲で、どうにかニールと分かる感じ。 一応こういうところも通っているんだなと、ちょっと微笑ましくもあり。 そんな中、"I Wonder"という曲が"Don't Cry No Tears"の原型だったりもして、かなり興味深い。 そして、次にデモやら未発表やらの弾き語り音源が続く。 音が荒いんだけど、その荒さが良い雰囲気で、そう頻繁に聴くようなものではないものの、わりと好きな感じ。 これらの中にも、後の曲をかするところがあったりして、やっぱり興味深い。 で、大雑把に分けると、最後がBuffalo Springfield時代。 ここまで来ると、聴いたことのある曲も少なくないから、The Squiresや弾き語り音源と比べれば新鮮さはないけれど、Buffalo Springfieldのボックス 今頃欲しくなってきました、Buffalo Springfieldのボックス。 という訳で、全体として、やっぱり頻繁に聴きはしないだろうなとは思うけど、かなり興味深く、なかなか収穫の多い1枚目、でした。 去年の終わり頃。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Elvin Jones Live At The Lighthouse ここ数ヶ月、CDはできるだけ買い控えていて、これは!と思うものだけ選んで手に入れているというのは前にもどこかで書いたけれど、そういう時に限って、前から、これは!と思っていたものが次々とリリースされたりして、これもそんなアルバム。 随分前に友人に教えてもらい、探しては見たものの見つけても高値が付いていたりして、なかなか手に入らず。 で、2年ほど前にぬどいさんが取り上げていたのを読んでますます聴きたくなって、さらに探してみてもやっぱりあまり見かけないし、見かけても高いし、で、これは気長に再発を待つしかなさそう、と思って気長に待っていたところ。 そして、この度、めでたく再発。 72年のライブ盤。 2枚組。 そんな感じで、聴くのがとても楽しみだったこのアルバム、最初はストレートに入ってこなかった。 想像では、もっとガッツンガッツン来るのかと思っていたのだけれど、思っていたほどではなく。 ちょっと肩すかしを食らったような感じ。 でも、何度か聴いているうちに徐々に様子が分かるようになって来て、冷静に聴けば、これでも充分ガッツンガッツン来ているし、一体自分はどんな想像をしていたんだろうと。 多分、どこかでコルトレーンの"Village Vanguard" 強いて言えば、コルトレーンの"Village Vanguard"の混沌をかなり減らした(薄めたんじゃなくて)ような感じ? ところどころ、やや噛み合ってないところがあって、特にボスが暴れ出すと途端に危うくバラバラになりそうだったりして。 でも、それがダメなんじゃなくて、そういう生々しいところが妙に良かったりする。 加えて、若い連中(フロントの2人)を連れて来て、お前らちょっと吹いてみろ、みたいな風情(多分、誤解ですが)とか、呑気にハッピー・バースデーとかやっちゃうあたりとか、意味不明なジャケット(特に中)とか、そんなことも含めて、何だか楽しくなって来ているところ。 そして、何年か越しで、やっと聴けたのが何よりも嬉しい。 こういう再発は良いですね。 4月の終わり、終了です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Black Label: Hip Hop 101 De La Soulで思い出したのをもうひとつ。 2000年リリースのコンピレーション。 たしか、Tommy Boy傘下のアンダーグラウンド向け(?)のレーベルのコンピレーションだった、はず。 アンダーグラウンド向けってのも変なので、(当時として)アンダーグラウンドで活動している、これからのアーティストを集めた、と言い直しておいた方が良いかも。 CDを手元に持ってくればいいんだけど、パッと目につくところになくて探すのが面倒で、曖昧な記憶で書いておりますが。 一応、ちょっと検索して調べてみたら、De La Soulがプロデュース、ということらしい。 なるほど。 で、このアルバムには、3曲目にCamp LoをフィーチャーしたDe La Soulの曲が入っていて、これがなかなか格好良い。 なので、De La Soulの格好良い曲が入っているコンピレーションとして記憶に刷り込まれることに。 2000年ということは、あの(?)自分には良さの分からないアルバム どっちを先に聴いたかは忘れてしまったけど、この曲を聴いて、何でアルバムではこういう感じでやんないの?と思ったことをはっきり憶えている。 メジャーとアンダーグラウンドを使い分けてるんだろうか、とも思えなくもないし、そのくらい軽くやってのける人達だろうから、全然不思議はないけれど。 レコーディング時期など、そういったデータの類いもまったくチェックしてないので、単なる憶測で書いておりますが。 今聴いてみると、言うほどアンダーグラウンド臭の漂う曲ではないけれど、この時期のDe La Soulとしてはかなり格好良い曲。 その他、この時期の活きのいいところが集められているので、中にはどうでもいい感じのもあるけれど、わりと全体聴きける感じ。 すっかり忘れてたけど、Masta Aceなんて結構なベテランさんも混じってたりして。 この人、時代によってスタイルをまったく変えるので、アルバムごとに全然違うことをやっていて、悪く言えば自分の音を持たない主体性のない人、でも、それなりにどれも良かったりもする(2枚しか持ってませんけどね)、そんな印象の人。 ここでも、何だか全然違うことをやってたりして(人の作ったトラックに乗っかっているだけかも)、特に印象に残るというほどでもないけど、それほど悪い感じでもなかった。 特に印象に残ったと言えば、終わりの方に入っているThe Bad Seedというのが結構好きな感じ。 まあ、この頃のこの手のコンピレーションとしては、他にもっと好きなのがあるけど、それなりに印象の良かった1枚、でした。 De La Soul関連、以上です。 横浜から3日後。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Minami Hiroshi Go There! 06/10/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 久しぶりに、南博Go There!。 気付けば、前回から3ヶ月も経っていたりして。 早いもんです。 セットリストは、こんな感じでした。 Set 1: A3 Window In The Sky Barack Obama Angie Dickinson Set 2: Serene Falling Falling Falling December Peaceful Destruction Encore: Praise Song お客の入りは、あんまり気にしてなかったけど、半分強の席が埋まっている感じだったかな? いや、もっと入ってたかも。 そんな感じで、ファースト・セット。 珍しくMCから入り、いきなりそんな話題から?というところから始まり、ひとしきり毒を吐いた(?)後、これまた珍しく、演奏曲目を紹介。 さらに珍しく、6曲も演奏するらしい。 で、ここのところしばらく演奏していなった"A3"から始まり、"Window In The Sky"と"Barack Obama"と続く。 久しぶりの"A3"、嬉しい。 そして、全体的に、熱いと言うか、激しいと言うか、ガツンと来る感じ。 前回もそんな演奏だったけど、今回はさらに輪をかけて、だったような気がする。 この後、冒頭のMC通りなら、"Subprime"、"Waltz Rain"のはずが、南さんの一声で"Angie Dickinson"へ。 流れを考えて曲順を変えたのかと思いきや、この曲で終了。 でも、この"Angie"がやたらと格好良かった。 そして、セカンド・セット。 再び、MCから。 そして、"Serene"、"Falling Falling Falling"、"December"と今度はMCで紹介した曲順通りに。 前半の流れを汲みつつ、ちょっと抑えた感じもあり。 前半よりは、若干乱れがあったようにも思うけど、どの曲も変化があって、面白かった。 で、最後、"Peaceful Destruction"で締め。 アンコールは、また水谷さんとデュオでもやってくれるんだろうか、とか思ってたら、"Praise Song"。 "A3"以上に久しぶりに聴いた気がする。 最近では珍しい終わり方。 そういえば、今回、芳垣さんのソロってあったかな?、なかったかな?とか考えていたら、この曲の終盤で、いわゆるソロってのともちょっと違うけど、一応ソロ。 これが結構長くて、終わりのテーマに入るタイミングを計っている様子が面白かった。 そんな訳で、気迫というのとも違うし、テンションが高いというのとも違って、うまいこと言葉を見つけられなんだけど、南さんのピアノが全般的に激しいことが多く、とても印象に残ったライブでした。 今日は緑が中心で。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() De La Soul Art Official Intelligence: Mosaic Thump 続いて、2000年の5枚目のアルバム。 前作 もちろん、残り2作も聴くつもりで。 この頃、メジャーなヒップホップの音にはまったく興味を示さなくなっていたのだけれど、De La Soulなら大丈夫だろう、という期待もあった。 で。 全然好きになれず。 音はますます様変わり。 活動期間が長くなれば音が変わるのも当然だし、これが単に当時の主流の音(売れているという意味での)に乗っかったものでないことは理解できたのだけれど。 何度か試してみても、やっぱりダメ。 結局、3部作の残り2作を聴くこともなく、それら2作のリリースをチェックすることもなく、興味を失ってしまった。 そんな感じだったので、ここ最近、一連のアルバムを順番に聴いたりしていたんだけど、これだけはなかなか聴く気になれず。 なら無理に聴く必要もまったくないとは言え、一応気になったので、聴いているところ。 聴いてみると、やっぱりちょっと...。 まず、イントロに続く最初の曲から好みじゃない。 ラップだけを取ってみれば格好良いと思うし、結構聴ける曲もあるし、気に入るのもそのうち出てきそうなんだけど、曲によっては、かなりキツい。 相変わらずセンスの良さを感じることはできる。 それに完成度も高いと思う。 評価が高い(のかどうか知らないけど)としても異論はない。 でも、やっぱり好みじゃない、としか言いようがない。 こればっかりは。 De La Soulは、こんな残念な終わり方でした。 当時も今も。 横浜、終了。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() De La Soul Stakes Is High しばらく振りに、De La Soul。 96年の4枚目。 96年というと自分の、ロックとヒップホップを聴く比率が逆転し、ますますヒップホップを熱心に聴くようになっていて、そんなタイミングでリリースされたこのアルバムは、De La Soulの作品中、聴いた回数が最も多かった。 でも、最初から気に入ったかというとそうでもなくて、あまり、どころか全然ピンと来なかった、どころか、全然好きじゃなかった、ような憶えが。 漠然と、随分音が変わってしまったな、という印象を持った程度。 それがいつの間にやら、徐々に引っかかりができ始め、気付けば愛聴するまでに。 きっかけがなんだったのか、まったく思い出せないけど、とにかく一時よく聴いていたことを思い出す。 これ以前と比べると随分と雰囲気がシリアスになり、まるで別のグループになってしまったように当時は感じたけれど、今聴くとちゃんとDe La Soulらしさもあるし、なかなか見事。 さらにこのシンプルさは、今聴いても格好良いと思える。 ただ、「らしさ」があるとは言っても、その「らしさ」が薄れていて、以前ほど画期的という印象がないのも確か。 地味に職人技が光るような感じ、な気がする。 まあ、このアルバムに関しては、そこが良かったりするんだけど。 余談ですが、中盤あたりの女性ヴォーカルをフィーチャーした曲が当時は全然好きになれなくて、今聴いたらどうかなと思っていたけど、やっぱり好きじゃないです。 そんなこのアルバムですが、De La Soulの作品中、これが一番好きかと聞かれても、ちょっと即答しかねる。 じゃあ、一番好きなのはどれ?と聞かれれば、今のところ、特定できず。 という、不思議なグループです。 自分にとっては。 もうちょっと続きます。 1ヶ月とちょっと前。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Neil Young Neil Young Archives Vol. I (1963-1972) 本当にリリースされるんだろうかと半信半疑ながら、また、いろいろと腑に落ちない点がありながら、一応注文しておいたら、無事届きました。 自分がニールを聴くようになったのが92年とか、そのぐらいの頃で、当時のインタビューで未発表音源を含めたアーカイヴ物のボックスを出すつもりだ、と言っていたので、知る限り17年越し。 もしかするともっと前から公言していたのかも。 で、過去にもいよいよ出ると言われながら何度か流れたこともあるし、DVDとCDでリリースという話から、いつの間にかBlu-rayとDVDでのリリースで、CDはリリースしないとか、話が二転三転。 でも、蓋を開けてみれば、3種類ともリリースされるということで一安心。 何しろBlu-rayの再生環境を導入する予定は今のところない上、Blu-ray盤 それに最近は音楽をiTunesとiPodで聴くことがほとんどで、DVDからコンバートすることも可能ではあるけれど、ちょっと面倒。 という訳で、一番リーズナブルなCD盤を迷わず選択。 CD盤には、"Jouney Through The Past"のDVDと豪華なブックレットが付かず、というこれまた中途半端な状態であることには目を瞑り。 とは言っても、オフィシャル・サイトでは、すべてのディスクと付属物を別々に注文することもできるようなので、気が向けば"Journey~"のDVDも手に入れられるし、とりあえずいいかな、という感じ。 それと、同じくオフィシャル・サイトで注文すると、全曲mp3をダウンロードすることも可能なようで、懐具合に余裕がある時だったらBlu-rayを買っておいても良かったかも、とちょっと思った。 ただ、再生できないものを買っても仕方がないし、そもそもBlu-rayでより高音質な物をリリースすることに拘っていたはずなのに、ちょっと本末転倒な気がしなくもない。 そんな中、一番腑に落ちないのが、既発の"Fillmore East" このボックスを買うくらいの人達(自分も含めて)なら、ほぼ間違いなくリリース時に手に入れているはずなのに。 多分、Blu-rayでリリースすることが念頭にあって、音質が向上したものを再リリース、ということなんだと思うんだけど...。 加えて、この2枚を含めるなら、じゃあ"Sugar Mountain" と、いろいろ腑に落ちない点を書き連ねてみたけれど、手元に届いてみれば、結局嬉しい訳で。 毎度のことながら、ここに至るまでに制作に関わった人達は、いろいろと振り回されて大変だったことでしょう。 徹底的に時系列に並べられた中身を見て、多分、ニールなりの拘り、ストーリーがあるんだろうな、とかいろいろ想像しながら、順次楽しんでいるところ。 まだ、途中までしか聴いてないので、中身の感想は、また改めて。 多分。 えーと、この続きは、また20年後くらいですか? 赤レンガから、移動。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Sardine Head 06/05/09 Yukotopia - Umejima, Tokyo, Japan 約4ヶ月ぶりのユーコトピアにて、Sardine Head。 今回は、The Isosceles Triangleという初めて見るバンドが出演。 主に千葉のあたりで活動しているとか。 まず、そのThe Isosceles Triangleから。 ギターの方の足下に置かれた、夥しい数のエフェクターに度肝を抜かれる。 ![]() ![]() 強引ともいえるほど音を詰め込んで突っ走り気味のベースと、どちらかと言えばもたり気味のドラムの両者が妙にかみ合ってなくて、もっとカッチリしていたらもっと格好良いのに、というところと、そのかみ合ってないところがハマっているところもあったりして、不思議な味わいのあるバンドだった。 終わりから2曲目の4ビートで始まった曲、面白かったです。 エフェクター類の効果のほどは...、謎ですが。 そして、Sardine Head。 充分すぎるくらい間を取った"Romanchica"で、ズルズルと、そしてこれでもかというくらいネチネチとスタート。 今回、なんか妙に雰囲気が違ったような気が。 ![]() ![]() ![]() そこから一転、久しぶりの"Cream Cheese Cake"から"Trick Cycling"、"Yellow Tale"とノリの良い曲で畳み掛ける。 これ、凄かった。 こういう展開も久しぶりだったかも。 ![]() ![]() ![]() ![]() で、続いて"Goose Bumps"と"Fusion"という新しめの曲を連発。 "Fusion"では、ジョージさんの新しいギターの紹介とともに、曲の解説など。 途中、ラリー・カールトンの"Room 335"という曲のフレーズを含むとか。 演奏中、わざわざ曲を止め、ここです、なんて場面も。 それもこれも、新しいギターを弾くのが嬉しかったから? これです。 ![]() ![]() セミアコだけに、今までと違うパリッパリの音だなあと最初は思ったけど、だんだんいつもとそれほど変わらない音に聴こえて来た。 多分、あるレベルに達すると使う楽器はあんまり関係なくて、その人の音が自然と出るのでしょう。 で、締めは"Soil"で。 ![]() ![]() アンコールは、最後にふさわしく"The Ending"。 小林さんが、意外とありそうでないくらい激しくドラムをボコボコ叩き始め、適当に曲スタート。 ブルース調のこの曲の特徴を活かし(?)、演奏中にこの曲を作った時のエピソードとブルーノートの解説付きで。 それもこれも、新しいギターの効果(?)でしょう。 ![]() ![]() という訳で、とても濃い内容で少々くたびれつつ、堪能してきました。 新しい道具は楽しいですよね。 セットリストは、鰯メモ。 写真は他にもございます。 今日は休みです。 back-woods song |
![]() De La Soul Buhloone Mindstate さらに続いて、93年のサード・アルバム。 ファースト ちょうどこの前後にヒップホップに興味を持つようになったもので。 で、聴いてみると、当時の自分にはまだ少々ハードルが高く、分かったような、分からないような、そんな感じだった。 リリース当時の雑誌なんかでのこのアルバムの評価って、たしか煮え切らない感じだったような憶えがあるけれど、そういうことでもなく、単純にまだ楽しめる耳を持っていなかっただけ、だと思う。 その後もたまに取り出しては聴いてはみたものの、ハマることもなく、結局仲良くなれないまま。 嫌いでもないし、印象が悪いというのでもでもないんだけど。 そんな感じの1枚だったので、今聴いたらかなり良いんじゃないか、という期待があった。 で、聴いてみたら、今も昔もインパクトを受けるのが、突然登場する日本語ラップ。 高木完とスチャダラパー。 高木さんの方は、良いのか悪いのか、昔から何だかよく分からないけど、スチャダラパーの方は、内容があると言えばあるような、でもないような歌詞とか、今聴いても格好良い。 あっという間に終わってしまうけど、そんな扱いで良いのかと思いつつ、だからこそ、という感じ。 というのは、あまりこのアルバムの本筋のところではないですが。 で、じっくり聴いてみると。 やっぱり細かいところの凝り方とか、聴きどころが多いし、渋いし、これ以前とのイメージとは少し違う雰囲気に仕立て上げつつ、でも、そうかけ離れていないところに落ち着けているあたりのさじ加減とか、見事だなと思う。 一応、以前よりはお近づきになれたような気がする。 ただ。 聴き終わったあとの、全体的な印象がどこかぼやけた感じ。 耳に残らないというのとはちょっと違うんだけど、うまく説明できず。 例えば、A Tribe Called Questだったら、このアルバムが好き、というのが明確にあるけど、この人達の場合、センスの良さに一目は置き続けているものの、なぜかがっちりとハマることができない。 不思議なグループ。 まあ、自分にとってはということですが。 もう少し時間が掛かりそう。 1ヶ月とちょっと前。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() De La Soul De La Soul Is Dead 続いて、91年のセカンド・アルバム。 これもファースト で、ファースト同様、聴いた時点での自分の耳にはやや古く聴こえ、あまりピンと来なかった。 ファーストとこのアルバムは、何やら画期的なことが行われていたらしいことは分かるけど、積極的に聴く気が起こらないという、そんな印象をずっと持ったまま。 そんな感じだったので、久しぶりに聴くにあたって、どうかな?という気持ちと、今なら大丈夫なんじゃないかという気持ちの半々くらいだった。 でも、聴いてみたら、全然問題なし。 今聴くとかなりしっくり。 内容も思ったよりも憶えていて、ファーストよりはこっちの方が多少なりとも印象が良かったようなことも、うっすら思い出して来た、ような気がする、けど、ちょっと記憶が曖昧。 なので、それはまあどっちでも良いとして、ファーストがリリースされたのが89年だから、この頃の2年の差って小さいようでかなり大きくて、91年頃の音だとどうやら大丈夫になっているらしい。 89年まで、あと少し。 聴きやすいんだけど、聴きやすいだけではなくて、細かいところがいろいろ凝っているし、中にはダニエル・ジョンストンみたいな曲(というより部分?)もあったりして、やっぱり一筋縄では行かない。 という訳で、全然問題なく楽しめていて、かえって何も思い付かなかったりするので、短めに。 これを機会に、たまには思い出したように聴き込んでみたいと思う今日この頃。 横浜の続きです。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() De La Soul 3 Feet High And Rising 久しぶりに聴いたBlack Sheepがよかったので(こことここ)、Native Tongue絡みのグループで行ってみることに。 A Tribe Called Questは、以前に済ましている(という言い方もどうだか)ので(こことこことこことこことここ)、まずDe La Soulなど。 89年のファースト・アルバム。 この人達のサード・アルバム それについては、また後日、ということにして、名盤と紹介されることの多いこのファースト・アルバムとセカンド・アルバム で、聴いてみたは良いけど、当時の自分には、やや古い音に聴こえ、ピンと来なかった。 その後しばらくヒップホップを熱心に聴いていた期間が続いたけど、この時代の音はどうもピンと来ないまま興味をなくしてしまったので、このアルバムも聴き込むには至らず。 そんな、愛着があるとは言えない1枚。 で、今聴いたらどうかな、というのは自分でも凄く興味があった。 でも、残念ながら、Black Sheepのファースト・アルバム スキットなどで、ずっとぶっ続けのような感じになっているからか、やや引っかかりが少なくて、聴いていて流れて行ってしまう。 ただ、どう考えても普通のグループがやってないことをたくさんやっているし、リリース当時、かなり画期的でインパクトのあった作品だったことは、充分理解できる。 引っかかりも今のところ少ないというだけで、素直に格好良いと思えるところは確実にあるし、あまり聴いてなかったわりには内容を憶えてるし。 何となく、そのうち好きになりそう、という気がしている。 ちょっと時間掛かりそうだけど。 今頃そんな時間掛けてどうすんの?という気がしなくもないですが、多分、以前よりは楽しめているので、まあ、良いんじゃないでしょうか。 4月の終わり頃。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Soul Coughing El Oso ですが?、の続きということで、98年のサード・アルバムにして、ラスト・アルバム。 リリース時に聴いたのはセカンド・アルバム でも、なかなか買う気は起こらず、結局そのまま。 で、良い機会なのでちょっとチェックしてみたら、国内盤の方が曲数が多いことが分かり、さらにチェックしてみたら、たまたま安く売っているのを見つけ、手に入れてみた次第。 これが、あと5枚や10枚も聴いたないのがあったならば買わなかったと思うけど。 聴いてみると、実験的な雰囲気はやや後退、その代わりもっと曲がはっきりして、聴きやすくなったような印象。 過去2作にはなかったような曲調も。 とは言っても、この人達は初めからわりと分かりやすく、くっきりとした曲と実験性を同居させていたし、そこが面白かった訳なので、そう大きくかけ離れている訳でもないんだけど。 でも、そのちょっとの差で、別のバンドに聴こえてしまうようなところもあり、なかなか面白かった。 曲によっては、かなり格好良いし。 ただ、これが最後のアルバムということから、どういう経緯でそうなったのか全然知らないけど、何となくこのまま発展させながら続けて行くのは大変そう、とも思った。 良いとか悪いとかじゃなくて、いろいろバランスが変わったようにも聴こえるし。 それはともかく、思っていたよりもずっと良くて、なかなか気に入っております。 聴いてみて良かったと思う。 リリース当時に聴いていたとしたら....、多分、2、3回聴いて終わってたと思うけど。 そんなこのバンドのヴォーカルの人、近々来日するそうで。 行きませんけどね。 横浜です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
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