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← 2009年11月 →- 中毒性はありませんでした [2009/11/30]
- 時間の経過が早い [2009/11/29]
- 中毒性がありました [2009/11/25]
- 結局は必要としているか、していないかってところ [2009/11/24]
- 自分で意外 [2009/11/23]
- 聴き入りました [2009/11/22]
- ママのマナを集めろ、って何? [2009/11/21]
- あんまり良く知らないんですけどね [2009/11/20]
- 砂を掛けたりとかはしてないそうです [2009/11/19]
- 笑った、笑った [2009/11/17]
- ドラムが変わるとこういう感じ [2009/11/15]
- 待った甲斐があったというものです [2009/11/14]
- いろいろ大変らしい [2009/11/12]
- 今ならむしろこっちの方が [2009/11/11]
- 響き [2009/11/10]
- そのうち復活したりするでしょうか [2009/11/08]
- 長ければ良いってものでもないけれど [2009/11/07]
- パンクです [2009/11/06]
- トラボルタではだめな訳ですね [2009/11/05]
- 懐かしい、けど [2009/11/04]
- ツギハギに聴こえたものですが [2009/11/03]
- 見事です [2009/11/02]
![]() Portishead Portishead ちょっと間があいたけど、Portisheadの続きなど。 97年のセカンド・アルバム。 最初のアルバム その中間くらいだったかも。 で、このアルバムも、たしか評判は良かったと思う。 でも、全然馴染めず。 妙に大袈裟になっているような気がしたし、妙に音が固く感じたから。 まあ、自分にとってはということではあるけれど、ここまで来ると、ちょっと過剰だったんだと思う。 なので、あまり聴き込むこともなく、かなり久しぶりに聴いた。 改めて聴いてみると、より映像的になっていたり、いろいろと深まったいたり、完成度は高いと思う。 でも、おおよその印象は以前とそれほど変わらず。 でも、この曲いいなと思えたのがいくつかはあったので、以前よりも抵抗は薄まったらしい。 でも、全然悪くはないと思いつつ、それ以上でもなく、それで以下でもない、と言ってしまうと身も蓋もないけど、その辺に落ち着いている。 そんな感じなので、ライブ盤 多分、今後も聴かず仕舞い。 クラゲは終わり。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 スポンサーサイト
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![]() Minami Hiroshi Go There! 11/26/09 Dolphy - Yokohama, Kanagawa, Japan もう3日も経ってしまったけど、先週の木曜日には、多分、年内最後の南博 Go There!のライブへ。 場所は、約1年ぶりの横浜ドルフィー。 ちょっと遠いので平日にここまで行くのは少々しんどいんだけど、ここでの演奏はどうしても生で見ておきたいので。 という訳で、セットリスト。 Set 1: Oracion Serene Tears December Window In The Sky Set 2: Angie Dickinson Falling Falling Falling 白鍵と黒鍵の間に~プロローグ on A3 Peaceful Destruction Encore: Over The Rainbow もの凄かった9月のピットインの時と同様、"Oracion"でスタート。 やっぱりここで聴くGo There!、凄く良い。 もちろん、どこで聴いても凄く良いけど。 演奏は、必要以上に激しくなることなく、南さんのMCも毒を吐く一歩手前で踏みとどまり(?)、比較的落ち着いた内容。 妙に時間の経つのが早く感じ、あっという間に終わってしまった印象。 セカンド・セットは、"Angie Dickinson"から。 芳垣さんがちょっとリズムのパターンで遊びを入れたりして、変な感じになっていて面白い。 去年は開場時間になってもリハをやっていて、この曲を聴いたことを思い出す。 その時の演奏とは、1年経ってかなり変化があり、さらに面白い。 で、"Falling Falling Falling"と来て、"A3"、が始まったと思えば、久しぶりに南さんによる著作の朗読。 この朗読は何度も見ていて、いつも即興での演奏付きではあったけれど、南さんの曲をバックにというのは初めて見たかも。 で、そのまま"A3"本編に突入するのかと思いきや、"Peaceful Destruction"ヘ。 で、もう1曲あるのかと思えば、本編終了。 そして、アンコールは、"Over The Rainbow"。 Go There!のライブを見始めた頃に、やっぱりアンコールで聴いたことを思い出す。 結構、久しぶり、な気がするけど、どうだったか。 演奏時間は、全体的に短めで、終わってみるとここ最近ではあっさり目かな、と思ったんだけど、それ以上に時間の経過が早く感じ、やっぱりかなり楽しかったんだと思われます(こっちがね)。 来年もまたここで見れるといいなと思います。 1月。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Portishead Dummy 特に関連性がある訳ではないけれど、何となく近いところに来たような気がして、ついでに。 そして、もうちょっと有名どころを。(?) Portisheadの94年のファースト・アルバム。 何でこれを聴いてみようと思ったか、とか、最初に聴いた時の印象なんかは、なぜかあんまり憶えてないんだけど、気付いたら気に入っていた1枚。 ちょうどヒップホップを良く聴いていた頃だったので、それに近い感じで聴くことができたし、ダークな雰囲気とこれまたダークなヴォーカルが相まって、妙にクセになったことを思い出す。 という訳で、一時よく聴いていたという訳です。 でも、あまりにも聴き過ぎたから、ってほどでもないけど、飽きるとなるとあっさり飽きてしまい、パッタリと聴かなくなって久しい。 改めて聴いてみると、やっぱり以前好きだったので、何か懐かしい、というくらいで、これといって文句もないし、改めて良いなと思う。 一方で、新たな発見のような物もないけれど、まあ、それはそれとして。 よくよく考えてみると、これを好きでよく聴いていたというだけで、そんなに良く知らないかも。 そんなところです。 クラゲ。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Nicolette Let No One Live Rent Free In Your Head またもや関連性はまったくないけれど、クラブ・ミュージックで歌物、それから、あんまり良く知らないけど持っている、という共通点(?)から思い出したのが、これ。 ニコレットの96年作。 すっかり忘れていたけど、Massive Attackの作品にも参加しているシンガー。 そういえば、そうだった。 調べてみたら、どうやら2枚目のアルバムらしい。 これは、当時、雑誌なんかでも評価が高く、友人にも薦められて聴いた、はず。 でも、それなりに面白いなとは思いつつ、あまりしっくり来なくて、そんなに聴いてなかったと思う。 理由は、多分、前回のフェンリー・クェイと同じような感じ。 音の傾向は全然違うけど。 今になって聴いてみると。 曲によっては、かなり過激な音だったりして、こういうトラックの上でのびのびと歌い上げちゃう辺りは、なかなかの実力なんじゃないかと思う。 面倒なんで調べてないけど、たしか、テクノやらそっち方面のいろいろなアーティストが曲を作っていたはず。 これまた曲によるけど、かなり良いと思う物もあるし、全体的にも面白い。 ただ、やっぱりこういう音を積極的に聴いていない現在、ちょっと過剰なところもあり、少々疲れるかな、という感じでもある。 あくまでも自分の場合は、ということで、このアルバム自体はかなり意欲的で全然悪くない。 悪くない、というか、良いと思います。 が、まあ、やっぱりそんなに積極的に聴きたいとは思わないかな、と煮え切らないところに落ち着きます。 1月です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Finley Quaye Maverick A Strike ここのところ、よく知らないんだけど、何だか持っていてあまり聴いてなかったものが続いたりして(ライブの感想を除く)、これもそう。 特に意識した訳ではないんだけど。 フィンリー・クェイの97年作。 多分、ファースト・アルバム、だったはず。 然るべきところではよく知られているのかもしれないけど、どのくらいの知名度があるのか全然知らず。 リリース当時、雑誌で結構評価が高くて興味を持ち、のパターン。 音は、Massive Attackやらなんやら、ダブの影響が強いクラブ・ミュージックなトラックに思いっきりレゲエの影響下にある歌い回しの歌が乗る、というもの。 で、一応、当時、そういう音も少しかじっていたので興味を持った訳だけれど、これはあまりしっくり来なかった。 単純に歌ものがちょっと苦手だったから、というのが大きな理由ではないかと、あまりはっきり憶えてないので、そう推測。 本当に、ただただ馴染めなかった。 そんな感じなので、大した期待があった訳でもなく、何となく目に留まったので聴いてみているところ。 で、これが思いの外、良い。 最近では、クラブ・ミュージックよりの音楽はあんまり、というかほとんど興味がなくて、どこかから聴こえて来ても、良いなと思うのはほんの一瞬、たいてい流れて行ってしまうんだけど、そんな自分が良いと思えたのが、自分で意外。 何がどう良いのかよく分からないけど、何となく心地が良い。 結構、発見、かも、今更。 とは言え、他のアルバムを買い漁ってみよう、というほどテンションが上がっている訳ではないんだけど。 まあ、機会があったら聴いてみたいかな、という程度。 ということは、なかなか他のを聴く機会はないような気がしないでもない。 とりあえず、気が向いた時にこれを聴いてみて、楽しんでみようと思います。 クラゲ。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() 水谷浩章 3Days/Trio 11/21/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 多分、水谷さんは生で演奏を聴く機会が最も多いベーシストだと思うんだけど、メインのライブは初体験。 3日間はどれも面白そうで、できれば全部見てみたいところなのだけれど、なかなかそうも行かず。 ならば、どうしてもこれだけは見ておきたい、という1日目を選択。 ドラムが芳垣さんだから、というのは言うまでもなく、ギターの加藤崇之さんの演奏はまだ松風さんのアルバム という訳で、行ってみると、ギター・アンプがなく、アコースティック・ギター(後でガット・ギターと分かる)がピアノの上においてあるのみ。 エフェクトを使ってインプロ的に、という演奏を予想していのだけれど、どうやら違うらしい。 そして、スタート。 マイクを手にしゃべる水谷さんを初めて見たので、新鮮。 ファースト・セット、セカンド・セット(アンコール込みで)ともに6曲ほど(だったと思うんだけど)、それぞれちょうど1時間ほど、の演奏。 曲目は、チャーリー・パーカーに始まり、ビル・エヴァンスやセロニアス・モンクやロン・カーターなど大御所の曲に加え、水谷さんの曲、加藤さんの曲という内容。 で、とても静かに、曲と音色を聴かせるような感じ。 ピットインで見たライブの中では、多分、最も静かな演奏。 ベースを中心に、加藤さんのギターをかなりフィーチャー。 水谷さんのベースの音をこれだけじっくりと聴ける機会は、多分、あんまりなかったので嬉しい。 初体験の加藤さん、今回はガット・ギターだったけれど、時折変な音を混ぜつつ、の演奏がやたらと格好良く、素晴らしかった。 芳垣さんは出るところは出ながらも静かにバックアップ、なんだけど、ガムテープを裂く音や、タムやスネアに貼って、それをはがす音なんかも取り入れたりと、変態プレイもしっかり忘れず。 それぞれ、さすがとしか言いようのない演奏だった。 加藤さんの曲は、即興の要素の強い曲もあるし、メロディアスな曲は徹底的にメロディアスだし、とどれも興味深い。 もちろん、演奏面でも。 この組み合わせでもまた見てみたいし、別の機会にもぜひ見てみたい。 良い意味でこじんまりとして、音に集中できるような雰囲気が、素晴らしかったです。 客が少なかったのが残念だけど。 それにしてもこの1週間、ドカドカうるさいのからこうした静かなのまで、いろいろなタイプの演奏を見た。 どれも楽しかった。 休み。 back-woods song |
![]() Zamla Mammaz Manna Familjesprickor (Family Cracks) 前回に続き、何となくこんなのを聴いてみようと思い立ち。 関連性はまったくありません。 そんな訳で、Zamla Mammaz Mannaの80年作。 多分、15、6年ほど前、こんなのが再発されたと雑誌で紹介されていてちょっと興味を持った。 でも、こんなのはどこで売っているんだろう?、と積極的に探すには至らず。 すると、もう今はなくなってしまったけど、地元に個人で、どう考えても趣味でやっているとしか思いない変わったCD屋であっさり発見。 試聴した上で、購入。 で、試聴した時、実はそれほど好みの音とは言えず、これはどうだろう?とは思ったんだけど、なかなか売っていないかもしれないので、勢いで買ってしまった。 改めて聴いてみても、やっぱり馴染めなかったので、そのまま放置。 今日に至る。 そんな感じだったので、このバンドのことは全然知らず。 スウェーデンのバンドなんだけど、勝手にギリシャかどこかと思い込んでいたほど。 調べてみると、元々はSamla Mammas Mannaというスペルだったとか。 で、これは"Z"になってからの3枚目で最終作だとか。 その後、Zamlaになったり、また"S"に戻ってアルバム出したりだとか。 いろいろとややこしいことが分かった。 そういえば、吉田達也さんがこのバンドでドラムを叩いたりしたこともあったんですね。 それは何となく知っていた、と思う。 で、さらに改めて聴いてみると。 今でも全然ダメかなと思っていたんだけど、結構そうでもなく。 手に入れた当時に好きになれなかった理由と、今聴いたらそれなりに楽しめている理由は、自分なりに何か納得するところがある。 以前は、このシンセサイザーの音が馴染めなかった。 曲は、1曲目以外、全然記憶に残ってなかったんだけど、時々フュージョン寄りなったりして、多分、それも馴染めなかった原因のひとつ。 今だと、こんな奇天烈な音にも関わらず、そのフュージョンっぽさが聴きやすさに繋がったりもして。 それに、ちょっとMassacreみたいなところもあるし、是巨人とか、日本のその周辺の音にも通じる(というより吉田さんへの影響か)ものもあるし。 という訳で、もの凄く好みな音ではないということには変わりはないけれど、思っていたよりも面白かったので、嬉しい限り。 1月。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() 3rd Bass The Cactus Album 特に理由もなく、目に付いたのでこんなのを聴いてみました。 3rd Bassの89年のファースト・アルバム。 この人達のことは、実のところ良く知らないんだけど、一応、名盤とされているようなので、何となくぼんやりと気になっていたところ、中古盤を見つけたかなにかで購入した憶えが。 いつだったかはっきりとは憶えてないんだけど、かなり時間が経ってから。 90年代の後半くらいかも。 で、悪い印象は全然持たなかった。 でも、まだ聴いた当時の自分の好みとしては少々古い音に聴こえ、聴き込むにも至らず。 そんな訳で、内容の記憶もあまりなかった。 で、さっき買い物に出掛け、歩きながら聴いてみたところ。 すると、A Tribe Called Questのファースト いわゆる、(当時の)ニュー・スクールってやつなんですね。 勝手にもっと古いイメージを持っていたので、そこまで華やかではないながらも、ちょっと新鮮なところも。 よくよく考えてみれば89年で1枚目となれば、同じ時期だし、全然不思議はないんだけど。 で、印象はというと、やっぱり全然悪くはない。 ただ、今からハマるというほどでもない。 今、積極的にヒップホップを聴いている訳ではないということも大きいけど。 ちょうど、さっき歩きながら聴いていたように、何かしながら聴く分には全然嫌ではないです。 一応、少しは発見がありつつ、それほど印象変わらず、といったところ。 何だか、あんまりパッとしませんが、こんな時もあるでしょう。 クラゲ。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Altered States &UA 11/18/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 内橋さんの生誕半世紀記念3Days、3日目。 2日目も面白そうだったので、もちろん見たくはあったんだけど、最近、どうも3日連続という気分になれず、断念。 8月のひかり祭りには行けず、最後にAltered Statesを見たのが3月だったから、やっぱりこっちを見たかったし。 とは言っても、今回はUA入りということでいつもと違うんだけど。 で、行ってみたら、予想はしてたけど、かなり混雑。 おそらく初めてピット・インに来たんじゃないかと思われる方もいて、隣のライブハウスへ入って行こうとした方も見かけたりして。 1日目もなかなかの混み具合だったけど、それ以上。 で、いつもとちょっと違った雰囲気の中、スタート。 まずは、Altered Statesのみの演奏。 久しぶりなので、嬉しい。 でも、いつものように激しく爆発する場面はなく、内橋さん、ナスノさんともにエフェクトを多用し、徐々に、緩やかに盛り上がるような展開。 とても丁寧に演奏されていたような気がする。 そして、しばらくするとUAが登場。 たまたま通りかかったかのように、ヌッと。 そのまま歌いだすのかと思いきや、Altered Statesの演奏をバックに、挨拶とその日の朝にあった出来事を話しだす。 この話は一体どこへ行くんだろうと聴いていると、何かとんでもないところへ着地。(?) 大雑把に要約すると、紆余曲折あった後、すっきりしたんだけど、尾てい骨が痛くなって空を仰いだ、という話。(??) アンコールの時の話では、砂とか掛けたりしなかったそうです。(???) 話の流れにそって、演奏でちゃんとアクセントをつけたりしているのが、さすがというか何と言うか、面白かった。 その後、スキャットで演奏に加わる。 おおよそ、予想通りの雰囲気ではあったけれど、前半の3人での演奏が不必要に激しくなることはなかったのは、ここへ繋がるのかと納得。 そんな感じで、40分弱の演奏。 やや短め。 で、セカンド・セットは、UAの曲を、ということでスタート。 最近の作品は全然聴いてないのだけれど、一時それなりには聴いていたので、知っている曲もそれなりにあり、あの曲がこんな風に?という感じで、よく聴いていた頃からすると、今になってこういう形で生で聴くようになるとは思いもよらず。 UAをしっかりとバックアップしつつ、変態性も失わず、のさすがの演奏。 内橋さんのギターはやっぱり多彩だし、ナスノさんの乾いた音とエフェクトの使い分けは格好良いし、久しぶりに聴いた歌ものの時の芳垣さんのドラムは相変わらず素晴らしいし。 一方、バックの演奏がどんなことになろうともブレることなく歌い続けるUAもやっぱり凄いなと思った。 癖のある歌い手さんではあるので好みの分かれるところだとは思うけど、しゃべりの内容など諸々含めて、ただ者ではないことを再認識。 その後、アンコールではテンポの良い(そして、きわどい)おしゃべりとおまけ的な1曲の後、2曲演奏。 わりと長めのセットだった。 終わってみると、やっぱり素のAltered Stetesをたっぷり堪能したいなという気持ちは強くあるんだけど、こういう機会は、しかもこういう規模の会場でとなるとなかなかないだろうし、いろいろと違う面を見ることもできるし、やっぱり面白かったなと思う。 そんな、インプロ歌謡(?)の夜でした。 また、1月。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 |
![]() 内橋和久&ドラマーズ 11/16/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 今年はAltered Statesの3Daysはどんなことをやるんだろうと思っていたのだけれど、一向にその気配がなく、どうやら内橋さんの生誕半世紀記念3Daysというのがその代わりらしいと知ったのがいつだったか。 とにかく、内容をチェックして、思わず笑ってしまったのがこの初日の企画。 何しろ、内橋さん他、メンバーが、芳垣安洋、外山明、吉田達也、本田珠也というドラマーばかりだったから。 期待しない訳がないです。 で、これだけのメンバーということも大きな興味だったけれど、ドラム・セット4台がどう配置されるのかというのも興味があった。 中へ入ってみると、思いの外すっきりと(?)、ぴったりとステージ上に収まっていて、真ん中の内橋さんを囲むように上手から外山さん、吉田さん、本田さん、芳垣さんと並び、しかも内橋さんは客席に完全に背を向けるという配置。 で、ファースト・セットは、各ドラマーとのデュオ形式でということで、まず本田さんが呼ばれ、スタート。 本田さんは、菊池さんのバンドで見たことがあるし、アルバムも聴いてはいるけれど、自分にとってはまだまだ馴染みがあるとは言えず、その上、こうしたライブハウス規模で見るのは初めて。 (あくまでも)このメンバーの中では、最もストレートで、普通の意味で最もドラマーらしいドラムを叩く人、というイメージを一応持っている程度。 今思うと、内橋さんとは初顔合わせということもあり、何となく様子見というか、距離感を探っているようなところがあり、若干よそよそしさがあったような気が。 でも、それがかえって面白かったし、内橋さんが、時々あんまり聴いたことないような音を出したりもしていて、興味深い共演。 次に、この中で最も付き合いが長いという芳垣さんとのデュオ。 これはもう見事というか何と言うか、お互いの反応の俊敏さの凄いこと。 合わせて100歳な訳で、そんなお二人がステージ上で一緒に小物をならす姿は素晴らしかったです。 ただ、今まで何かしらのライブでデュオ状態になる場面は経験しているけれど、こうして完全なデュオ演奏となると初体験。 今だとかえってそういう機会がなさそうなので、この日最も見てみたかった組み合わせ、その1。 そして、3番手が吉田さん。 この組み合わせでは、ライブもやっているし、アルバムもいくつか出ているけれど、未だ聴いたことがなくて、こっちこそ本当にまったくの初体験。 どちらかといえばロック的な激しさが加わり、さらに変態度もアップ、これまでとは雰囲気が変わる。 一応、それぞれのスタイルは知っているので、想像通りと言えばそうだけれど、目の当たりにするとやっぱり迫力あり。 ここで、やや短めに2曲。 で、このセット最後を飾るのが、外山さん。 唯一、デュオによる演奏を見たことがある組み合わせ。 にもかかわらず、いくら見たことがあっても面白くない訳がなく。 内橋さんはもちろん、外山さんの面白さは計り知れず。 もしかして、このセット、変態度の低い順? 休憩後、セカンド・セット。 まず、芳垣さんと外山さんが呼ばれ、トリオによる演奏。 実は、この日最も見てみたかった組み合わせ、その2。 芳垣さんと外山さんという組み合わせ、前から一度でいいから見てみたいと、ずっと思っていたから。 でも、意外とあっさり実現し、嬉しい限り。 内橋さんそっちのけ(という訳でもないだろうけど)で、音を合わせてみたり外してみたり。 達人同士の駆け引きにも見えるし、子供同士の遊びの延長にも見えるし。 やっぱり個人的にはこの演奏が一番面白かったし、素晴らしかった。 そして、ドラム2人が入れ替わり、吉田さんと本田さんを加えたトリオ。 芳垣さんと外山さんが、相手の動きを耳だけではなく、目でも確認しながらの演奏だったのとは対照的に、それぞれ黙々と(もちろん、耳では捉えているだろうけど)叩きまくるスタイル。 内橋さんも激し目に応戦。 同じドラムという楽器を使っても、これだけ表現が異なるというのが、当たり前のことながら感心するばかり。 で、最後、全員参加。 もちろん、見てみたかった組み合わせ、その3。 全員叩きまくりとなると、当然やかましく、ギターが激しくなってもかき消されるという場面も。 芳垣さんと外山さんは、どちらかといえば装飾的な演奏に回ることも少なくなくて、ここでもやっぱりスタイルの違いが面白かった。 これはもう、笑うしかない演奏。 アンコール。 かなりやり尽くした感もあり、何をやるんだろうと思えば、内橋さんが一人でドラムを演奏。 しかも、ブルースとのことで。 内橋さんのドラムは、前にマニ・ノイマイヤーとのデュオの時に見たことがあるけれど、また見る機会が訪れるとは。(?) なかなかの脱力ぶりで、この日最も音の小さい演奏、だったかも。 これだけ凄腕のドラマーをそろえておきながら、オチ(?)がこれというのもなかなか。 欲を言えば、ドラマー総当たり戦とかも見てみたかったけど、それをやられると多分、聴く側ももっと体力が必要になりそうだったので、ちょうど良い感じだったかも。 外山さんを紹介する際、「知っているドラマーの中で一番アホなドラマー」と言っていたけれど、これを企画した内橋さんもそれに負けないくらいアホな音楽だと思いました。 もちろん、褒め言葉です。 海遊館が続きます。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() The Frank Hewitt Trio Not Afraid To Live フランク・ヒューイットの2004年リリース作品。 "We Loved You"と一緒にSonnyさんが紹介していたので、試しに購入してみた次第。 先に聴いた"We Loved You" "We Loved You"が、素晴らしい演奏ながらドラムやベースがちょっとばかり物足りない感じだったのに対し、こっちはドラムがルイス・ヘイズという名の通った人なので、どう変わるのかとても興味があった。 で、どうしても"We~"との比較になったしまうんだけど、ドラムの質がまったく違う。 リズムがさらに生き生きとした感じに。 ベースも"We~"よりも表情があるので、違う人?と思って念のためチェックしてみたら、あり・ローランドという人で、どちらのアルバムも同じ人だった。 "We~"の方では、ソロなどもベターと平べったい感じだったのに、ちょっと不思議。 ルイス・ヘイズ効果かも。 で、フランク・ヒューイット。 ピアノそのもののインパクトは、"We~"の方が上かも。 これまた不思議なことに。 でも、演奏は素晴らしいものだし、細かいところが結構荒いなあと思うところもあるんだけど、そういうのも含めて生々しく、ライブハウスやクラブで聴いているような、そんな雰囲気。 という訳で、あと3枚ほどアルバムがあるようなので、いずれ聴いてみる予定。 少し。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 |
![]() Zekatsuma Akustik Trio Lindenbaum Session 先日のライブの時に購入した1枚。 出る出るといわれ、延び延びになっていたので、いつ出るんだろうと凄く楽しみにしていたら、知らない間にとっくに出ていた(今年の9月)という。 という訳で、松風鉱一、南博、吉野弘志のトリオによるライブ録音。 グループ名もタイトルも、ドイツとかその辺りっぽいのでなんだろうと思ったら、リンデンバウムって会場(?)の名前な訳ですね。 たしか、習志野だったかな? とにかく、なってるハウスの数日後の演奏。 で、これが素晴らしくて、ここ数日、聴き入っているところ。 ライブそのまま。 なのは、ライブ録音なので当たり前だけど。 ただ、それ以上に、多分、生で聴いている時には聴き逃しているような細かいところもキチッと記録されているし、ライブを思い出しながら楽しんでいる。 本当は、ライブの前に購入して予習するつもりが、復習になってしまいました。 何年か前なら、こうしたドラムレスの演奏だと、まだちょっと自分には敷居が高かったんだけど、最近は、こういう演奏もかなり楽しめるようになり、嬉しい限り。 もしかしたら、この松風さんのトリオがきっかけのひとつかも。 とにかく、ドラム入りの演奏以上にごまかしが利かず、実力丸分かり。 ただただ、素晴らしく。 でも、ライブからそう日が経っていないので、あまり書くことも思い浮かばず。 でも、期待以上に素晴らしかったので、良し。 海遊館。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Polvo Today's Active Lifestyles 脈略もなく、こんなのを。 Polvoの93年作。 あんまり良く知らなかったけど、どうやらセカンド・アルバム。 雑誌のレビューを読んで興味を持って、というよくあるパターンで購入。 積極的に買ったというよりは、中古盤を見つけたから、という程度で、「興味を持って」とは書いたど、そのくらいの興味、だったと思う。 で、その当時の自分の好きな音から、そう離れていなくて、どころか充分好きな部類に入る音ではあったけれど、ちょっと中途半端な感じがしてハマれず。 何度か聴いてはみたものの、面白いと思えるポイントを掴めず。 結局、まあまあなバンド、という認識のまま、ずっと聴いていなかった。 よって、聴いたのはこの1枚のみ。 改めて聴いてみると、これはこれで全然悪くないと思った。 メロディー・センスが欠如したPavementというか、思い切りの悪いTrumans Waterというか。 ちっとも褒めている感じではないけれど、その中途半端さが以前は受け入れられず、今は何か妙なところに落ち着いていて面白いと思えているという、そんな感じ。 かと言って、これからハマる、ってことはないと思うけど、まずまずです。 ところで、このアルバムのジャケットって、上の画像の通り、黄色地に虎だかライオンみたいなのが描いてあって、持っている盤はもちろんそれ。 それがいつの間にか、単に黄色いジャケットに。 ![]() 何でだろうと思っていたんだけど、どうやら訴訟やら何やらになったようで、現在のようになったらしい。 いろいろ大変ですね。 1月です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Set Fire To Flames Sings Reign Rebuilder 再び、Godspeed You! Black Emperorに戻って、もう1枚。 GYBEじゃなくて、関連作品ということで。 あんまり詳しくは知らないんだけど、そのGYBEのメンバーも参加しているというグループの2001年作。 もちろん、そういう理由で興味を持ち、買ってみたもの。 で、買ってみたは良いけど、印象残らず。 決して印象が悪かった訳ではなかったものの、一通り確認して終わってしまった、のだったと思う。 そんな訳で、内容はぼんやりとしか憶えておらず。 で、久しぶりに聴いてみたら、なかなか良い。 音の感触やら雰囲気やら、GYBEと大きくかけ離れてはいないけど、あそこまで大袈裟な展開はあまりなく、より実験的。 もうちょっと近くで演奏しているような感じ。 13人編成の上にゲストも多数参加しているようなので、こじんまりしているという雰囲気でもないけれど、GYBEに近いコンセプトでそっと演奏しているような。 うまい表現が見つからず。 でも、少なくとも今だったらGYBEよりもこっちの方が好みかも。 知らなかったけど、アルバムがもうひとつ しかも、2枚組。 聴いてみたいような、どっちでもいいような。 大阪です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Zekatsuma Akustik Trio 11/09/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 先月から今月の頭に掛けて、風邪を引いて体調を崩していたので、見たかったライブをいくつか諦め、しばらくおとなしくしておりましたが、久しぶりにピット・インへ。 1年と1ヶ月ほど前に見て、その翌日(だったかな?)のライブ録音がリリースされると聞き、いつでるんだろうとずっと思っていたところ、今回のこのライブを知った。 だから、このライブのちょっと前辺りにアルバムもリリースされるんだろうと楽しみにしていたら、既に9月にリリースされて チェックが甘かった模様。 ともかく、ライブは素晴らしいないようだったし、今月、楽しみにしていたライブのひとつ。 で、中へ入ってみたら、ピアノが真ん中で、客席に対して真横に、そして、南さんの背中側に吉野さんが、その反対側に松風さんが、という配置。 吉野さんが真ん中でちょっと奥かなと予想していたので、ちょっと驚いたし、新鮮。 で、ファースト・セット、セカンド・セット共に、たしか6曲ずつ、すべて松風さんの曲という内容。 まず、曲が格好良い。 松風さんがメインのライブは1度見たきりだし、まだ全然、松風さんの曲に慣れ親しんでいるとはいえないけれど、思っていたよりも憶えている曲があったりして。 特に、ベースのリフが印象的な曲とか。 それと、音の響き。 それぞれの楽器をマイクで拾ってはいるものの、吉野さんはアンプを使っておらず、楽器の響きのみ。 それがとても心地良かった。 ソロ回しもとても滑らかで、ベテランの技(?)を堪能。 松風さんは、マイクを持って人前でしゃべるのがあまり得意ではないようで、簡単な曲紹介程度で、ひたすら、黙々と曲が進行して行くのが、かえって良かったりして。 考えてみると、南さんがもっとも若いというライブも、そう機会はないし、なかなか貴重かも。 という訳で、楽しんできました。 回数を重ねて、よりいっそう深まった演奏も聴いてみたいです。 1月。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Godspeed You! Black Emperor Yanqui U.X.O. 続いて、2002年作。 そんなことはすっかり忘れていたけど、どうやらアルビニがプロデュース。 これがリリースされた頃には、以前ほど熱心に聴いていた訳ではなかった。 でも、やっぱり期待するものがあり、購入した憶えが。 で、聴いてみたら、あまり入り込めず。 どうもこれまでに作り上げた型のようなものにすっぽりとハマり、それ以上の物に聴こえなかったから。 全体的にぎこちないというか、固いというか、そんな風に聴こえてしまって、聴いていて疲れたし。 それから、今思い出したけど、元々アルビニがプロデュースした作品をこれ以前に気に入ったことがなかったので、そういう先入観も関係していたのかも。 で、聴き直してみたら、思っていたほど悪くない。 無駄に大仰に聴こえたりするところもあるし、多少の固さは感じるし、というのは多少あるけれど、これはこれで聴き応えがある。 これを聴いて興味をなくしていたので、あまりチェックしていなかったけど、これ以降の作品のリリースはなく、活動もしていないらしい。 どういう理由によるものかは分からないものの、ちょっと納得するところがある。 きっちり完成されてしまっていて、これ以上の発展性があるようには聴こえないから。 ただ、やっぱり興味をなくしていたので全然チェックしてなかったけど、このアルバムには(これ以前にも)かなり過激なメッセージが込められているらしく、活動をしていないのはそういうことからのような気もする。 正確なところは知りません。 という訳で、褒めているのか、貶しているのか、どっちだか分かりにくいけど、わりと好きになりました。 今頃。 ジンベエザメなど。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Godspeed You Black Emperor! Slow Riot For New Zero Kanada 続いて、99年のEPなど。 最初に聴いたアルバム でも、結局未だに聴いていないファースト・アルバム で、このEP。 別に気に入らなかった訳ではないものの、何度か聴いただけ。 何でかは分からないけど、確認する程度で終わってしまった。 改めて聴き直してみたら。 基本路線は一緒で、現代音楽をロック的に分かりやすくしたような。 ちょっと語弊はあるかもしれないけど。 全然悪くないし、むしろ好きな音。 でも、EPゆえ、収録時間時短く、少々物足りないような気がする。 こういうのは、ある程度の長さで、徐々に徐々に盛り上がったりだとか、そう言う方がいいのかも。 前回の"Lift~"が気に入っているのも、そういうところだし。 まあ、無意味に長過ぎても嫌だけど。 という訳で、悪くないことは分かったので、またそのうちじっくり聴いてみます。 1月です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Godspeed You Black Emperor! Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven 特に理由はないけれど、久しぶりにこんなのでも聴いてみようかと思いまして。 日本のドキュメンタリー映画から取ったというけったいな(?)名前を持つグループの2000年作の2枚組。 当時、このバンドのことは全然知らなかったけれど、CD屋で見かけ、試聴してみて思わず聴き入ってしまい、購入、とかそんな感じだった憶えがある。 全曲インスト、それぞれが一応組曲仕立てにはなっているようだけど、2枚組にも関わらず4曲入り。 ノイズもあれば、ストリングスも入っていたり、ホーンも入っていたり、実験的だったり、意外と聴きやすいところもあったり。 現代音楽っぽいところも少しあるかな、と思うけど、そこまできっちりした感じでもなく。 大いに好みの分かれるところではあるけれど、長いのに飽きずに聴けるし、今聴いてもなかなか良くできているなと思う。 特に好きなのが1曲目の導入部分で、静かな音からストリングスが入り、徐々に盛り上がって行くところ。 CD屋で聴き入ってしまったのもその部分。 そこ聴きたさに聴き始め、最後まで、という感じで一時よく聴いていたことを思い出す。 強いて分類するなら、ポスト・ロックとかその辺ということになるんだろうし、まったく無関係とまでは言わないけど、似て非なるもの、と思って聴いてたりする。 多分、こんな音ながら、パンクっぽいから。 そう言えば、Crassと比べられたりもしてたような気が。 で、しばらくしてパッタリ聴かなくなってしまっていたんだけど、今聴いても良いですね。 これは好きです。 海遊館。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Mr. Bungle Mr. Bungle 結局、Faith No Moreのアルバムは前回だけしか持っていなくて、でも、ここまで来たならついでにこれも聴いてみようと思い立ちまして。 マイク・パットンがFaith No More以前から参加していたというMr. Bungleの91年作。 これ以前にもカセットやら、いくつかあるようだけど、一応、ファースト・アルバムということでいいんだろうか。 ともかく、当時、マイク・パットンのバンドということでかなり期待して買った憶えが。 で。 面白いとは思った。 けど、ちょっと付いて行けないところもあったり、アルバム1枚が長くて飽きたり、いろいろあって、ハマるには至らず。 それなりには聴いていたんだけど。 音楽性の振れ幅は、Faith No Moreの比ではなく、めまぐるしい展開に、高い演奏力。 で、以前はそれがちょっとくどく聴こえたところがあって、今聴いてもだめかなと思っていた。 あまりギチギチに詰め込まれた音は、未だにそれほど好きではないので。 でも、面白いと思えるところが増えていて、自分でもちょっと意外に思っているところ。 マイク・パットンはやっぱりこっちの方が活き活きしているように聴こえる。 やっぱりちょっと苦手だなと思う部分も多少はありつつ、結構聴いていられるし、今聴くならFaith No Moreよりも確実にこっち。 すっかり忘れていたけど、ジョン・ゾーンが関わっている訳ですね。 いろいろ納得するところあり。 ただ、以前はそれほど好きになれなかったので、聴いたのはこれ1枚のみ。 他のも面白そうとは思うけど、今から聴いてみるのも、どうなんだろう。 余談。 持っている盤では、1曲目が"Travolta"。 それが結構早い段階で、"Quote Unqupte"というタイトルに変更されていたので、ずっと不思議に思っていた。 で、たった今知ったけど、やっぱりレコード会社から要請があってのことらしい。 まあ、それはそうですね。 紫じゃなくてピンク。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 |
![]() Faith No More Angel Dust Red Hot Chili Peppersと同じ頃に好きだったんで、ついでに聴いてみようかな、ということで。 Faith No Moreの92年作の4枚目。 ライブ盤入れると5枚目か。 でも、好きでよく聴いていたのはひとつ前の"The Real Thing" 友人に借りたCDを録音して聴いていたんだけど、いつか自分でも買おうと思いつつ、結局買いそびれてしまった。 それより前、マイク・パットン加入以前の作品となると、たしか当時まだCD化されてないのもあったりで、これまたいつか聴いてみようと思いつつ、結局買いそびれ。 ビデオ で、このアルバム。 久しぶりのリリースということで、注目度も高かったし、結構期待して聴いた憶えが。 でも、悪くはないものの、あまりしっくり来なくて、何度も聴いてはみたけれど、気に入るには至らず。 すっかり忘れていたけど、当時ライブを見に行って(たしか中野サンプラザ)いて、思っていたほど楽しめず。 その後、すっかり冷めてしまい、これ以降の活動はほとんど知らず。 という訳で、聴いたのはかなり久しぶり。 でも、やっぱり妙に重苦しく、憶えてない曲も結構あったりして、しっくり来ない。 重く、シリアスになったのはマイク・パットン色が強くなったからだと思うんだけど、その分、軽めのキーボードの音がむなしく聴こえたりも。 完成度が低いとは全然思わないし、マイク・パットンって才能あるなとさえ思うんだど、ここではそれもちょっと無理があるような。 好みの問題としか言いようがないけれど、こんなところ。 で、好きだった"The Real Thing"を今になって聴きたいかというと、そういう訳でもなく。 ただ、懐かしい、という感じでしょうか。 海遊館。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
![]() Red Hot Chili Peppers Californication ついでなんでもう1枚。 99年の7枚目。 ジョン・フルシアンテが抜け、デイヴ・ナヴァロが参加した6枚目 だから、いいアルバムだったのかもしれないけど、知りません。 で、このアルバム。 こういう音楽はほとんど聴かなくなっていた時期だったんだけど、フルシアンテが復帰ということで期するものがあり、購入。 でも、聴いてみたら、決して悪くはないんだけど、以前の良いところをツギハギしたようにしか聴こえず。 少なくとも当時の自分には。 ということですっかり冷めてしまう。 で、改めて聴いてみているところ。 何年ぶりだろう、というくらい久しぶり。 以前にはあんまり感じなかった力強ささえ感じるし、これはこれで良いかも、と思った。 ツギハギ感は多少感じはするけれど、以前ほどでもないし、フルシアンテの音楽性がかなり反映されているのか、ここで既に音楽性に変化があったことも実感。 と、いろいろ発見しつつも、でも、やっぱりもう自分の興味の対象ではないなということも実感。 "Blood Sugar Sex Magik" この次の"By The Way" そのまた次の"Stadium Arcadium" でも、"Stadium~"の頃、やっぱりCD屋で見かけた映像で、"Give It Away"を演奏していて、それは凄く格好良いなと思ったんだけど。 自分にとっては、そんなバンド。 フルシアンテのソロ作品には、前から興味があるんだけど、未聴です。 9月です。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 |
![]() Red Hot Chili Peppers Blood Sugar Sex Magik 先週は、当時あんまり面白くなかったものを立て続けに聴いたりして、体調が今ひとつなのと相まって、本当につまんなかったので、まだ思い当たるものがいくつかあるけれど、趣向を変えて当時から好きなものを行ってみます。 ということで、91年の5枚目。 最初の3枚は興味は大いにあったけど、結局ちゃんと聴くには至らず、1つ前の"Mother's Milk" で、これはかなり好きで、今とはなってはさすがに滅多に聴かないけど、今聴いても充分格好良いと思える1枚。 細かいところがいちいち良くて、ギターもさることながら、これ以前のイメージとちょっと違うシンプルなベースと渋いドラムに特に耳が行ってしまう。 すべてがピッタリとハマった感じ。 当時のインタビューで、フリーがこのアルバムのレコーディングの間、ニールの"Harvest" で、やっぱり好きな作品を取り上げた際の常として、あまり書くこと思い付かず。 とても知られた作品でもあるので、細かく書く必要もなさそうだし。 とにかく、好きな訳です。 で、一応、思い出されるのが来日。 渋谷公会堂のチケットを取っていたけど、フルシアンテの脱退で中止。 知ったのが当日の朝、新聞で。 それを知らなかった友人は、会場まで行って知ったとか。 そんなこんなで、なんか少し冷めてしまって、結局一度も生で見たことない。 結局、このバンドが好きなんじゃなくて、このアルバムが好き、という感じ、かも。 海遊館。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
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