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← 2010年05月 →- 手抜きメモ2010年5月 [2010/05/31]
- 邪魔をしないでください [2010/05/30]
- 特徴はないです [2010/05/27]
- 嫌いじゃないです [2010/05/25]
- 軽快です [2010/05/24]
- しっくり [2010/05/22]
- 聴きそびれ [2010/05/21]
- 続けて聴きたくなります [2010/05/19]
- 底力 [2010/05/17]
- MCも1曲と数えたい [2010/05/15]
- これもよくできています [2010/05/13]
- しっかり作ってあります [2010/05/10]
- やっぱり見てみたい [2010/05/09]
- 見てみたい [2010/05/07]
- 手に入るとは思わなかったです [2010/05/06]
- そろそろ [2010/05/05]
- 手抜きメモ2010年4月 [2010/05/03]
- まだまだいろいろな人がいます [2010/05/01]
今月はこんな感じ。
05/14/10 Minami Hiroshi Go There! @ 新宿 Pit Inn 05/16/10 Sardine Head @ 梅島 Yukotopia 05/29/10 Matsukaze Koichi Quartet @ 新宿 Pit Inn 3本とかなり少なめ。 南トリオのCD発売記念とか、他にも行きたいのはあったんだけど、何となく。 Go There!、Sardine Head共に大変素晴らしく、蒸し返すようだけど松風さんのライブは残念だった...。 またの機会に。 買った/届いたCD。 Matsukaze Koichi Quatet - Guest House De Hirune Metallica - Ride The Lightning Metallica - Master Of Puppets Neil Young & Crazy Horse - Mansion On The Hill (EP) Milt Jackson Quartet - Statements Duke Ellington - Quadromania/The "C" Jam Blues 訳あって懐かしいのを購入してみたり、勢いでニールの持っていなかったEPを購入してみたり。 探していたミルト・ジャクソンのアルバムが無事再発、していたけど買いそびれてやっと購入。 これまた探していたデューク・エリントンのクアドロマニア、去年の12月に海外に注文し、もうダメかと思っていたら約5ヶ月がかりで到着。 こんなこともあるんですね。 ライブの予習に購入した松風さんのアルバム、素晴らしいです。 また、改めて。 去年の2月。 back-woods song その1 スポンサーサイト
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![]() Matsukaze Koichi Quartet 05/29/10 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 前から見てみたいと思っていて、何度か行くチャンスはありながら見逃していた松風さんのカルテット。 やっと実現。 今月はライブに行く回数を絞りに絞ったけど、これはととても楽しみだった。 いや、どれも楽しみだったけど。 で、ライブ開始直前になってピアノがセッティングされて、急遽なのかは分からないけど、ゲスト入りになる様子。 どうやら水上聡さん。 水上さんのラクダカルテットに興味があったんだけど、結局未体験のうちに活動休止してしまい、今回、予想外に初体験ということに。 で、スタート。 何やら自然発生的に演奏が始まるような、不思議な感じ。 そして、名前は分からないけど、女性のヴォーカルが加わる。 まずは、マイクなしで。 最初は、まあこういうのも有りか、と思って聴いていたんだけど、徐々に何となく、噛み合っていないと言うか、空気が読めてない感が気になりだし、松風さんのマイクを借りて歌いだした辺りで、結構うっとうしい感じに。 ちゃんと歌えば歌唱力はありそうなんだけど、周囲と対等にやれる「つもりになっている」だけであることに本人だけが気付いてないという。 で、詳しくは書かないけれど、あることがあってヴォーカリストが途中退場。 ここで、すっきりと一気に視界が開けたように。 と思ったのも束の間で、その女性ヴォーカリストが、さすがにステージに上がりはしないものの、ステージ付近をウロウロしたり、声を発したりと、出演者気取りを続行。 これが、セカンド・セットの途中まで続き、これがかなりうっとうしく...。 まだ、ステージ上で歌ってた時の方がましだったかも。 というのも何とか治まり、心から楽しめたのは、セカンド・セットの3曲目辺りの加藤さんの曲から。 この曲は、水谷さんのトリオの時に聴いたけど、とても良い曲。 そして、加藤さん、その水谷さんのトリオではガット・ギターだったので、エレクトリック・ギターは初体験。 噂に違わぬ(?)変態ぶりで、もの凄く格好良い。 外山さんとの変態対決(?)もかなりの見物。 水谷さんのエレクトリック・ベースは、わりと久しぶりだったかも。 相変わらず、とても良い音。 松風さんは、楽曲、演奏ともに、やはり渋い。 水上さんのピアノは、どうだろう。 様子見ながらといった感もあり、少なくとも今回は、何か特別な要素を加えていたようには聴こえなかった。 知るには別の機会を持った方がいいかも。 今回は、初体験だっただけに、純粋な4人のメンバーだけによる演奏が聴きたかったのが正直なところでもある。 で、その4人のメンバーによる演奏が、とても素晴らしかった。 それだけに、諸々、残念。 途中、変な空気にもなるし。 また、別の機会に挑戦。 ライブ終了直後、見に来ていた某大御所が「変なバンド~」と仰ってたのが聞こえたんだけど、その言葉がすべてを表しているような気がする。 もちろん、褒め言葉です。 反射です。 back-woods song その1 |
![]() Brand Nubian Everything Is Everything 引き続き、Brand Nubian。 94年のサード・アルバム。 買ったときのことは何となく覚えているんだけど、大きな期待を持って手にしたような記憶がない。 ジャケットの雰囲気はいいなあと思った、ような気がする。 内容は、ここでまた、ガラッと雰囲気が変わり、歌詞まではチェックしてないので分からないけど、少なくとも音の面ではイスラム色がなくなっている。 まあ、それは別にいいんだけど、面白くない、という印象しか残ってなくて、本当に数えるほどしか聴いてなかったと思う。 なので、当然、ここの曲の印象は薄い。 で、本当にどれくらい振りだろうというくらい久しぶりに聴いているところ。 で、意外に、1曲目を聴いて、そう言えばこんな曲だったなと思い出した。 思っていたよりは、印象に残っていたらしい。 けれども、当然曲が進むにつれ、記憶のない曲が登場。 で、これまた意外に、曲によってはあまり好きじゃないのもあるものの、良い曲もあるし、思っていたよりも悪くない。 もしかしたらつまらなくて途中で止めたくなるかも、と思っていたけど、それほどではなかった。 ただ、何となく、Brand Nubianである必然性がないというか、何というか。 悪くはないけど、これといった個性を感じなくて、特徴のあるサダトXの声もうまく活きてないようにも聴こえてしまう。 主流をガラリと変えてしまうような音と、それに追従する音に分けるとすれば、これは残念ながら後者。 と言いながらも、何かしながら聴いている分には全然悪くなくて、それはそれで収穫。 だったかも。 去年の2月。 back-woods song その1 |
![]() Brand Nubian In God We Trust 続いて、93年のセカンド・アルバム。 一番最初に聴いたのがこれだった。 何でこれを聴こうと思ったのかは全然覚えてないし、リリースされてすぐに手に入れたとかではなかったと思うんだけど、たぶん、雑誌で紹介されていて興味を持ったとかだと思う。 で、ここでは早くも中心人物のグランド・プーバがいなくて、音の雰囲気がガラリと変わっている。 当時はそんなことは全然知りもせず、気にもせずに聴いていたけど、今になって思うに93年頃の音だなあという感じ。 たしか、最初はそれほどインパクトがなくて、気に入った曲はあったものの、全体としてはまあまあな印象だった、はず。 でも、しばらく聴いているうちにわりと気に入った、とかそんな感じだった、はず。 改めて聴いてみると、最初のアルバム さらにこのアルバムがないといられないほど気に入っているか、と言うとそこまでではないのもたしか。 でも、一応、それなりに気に入って聴いていたものだし、雰囲気はしっくり来るのでとりあえず問題なく楽しめる。 4曲目辺りだったか、かなり好きな曲もあるし。 レッド・フォックスの無茶な感じも悪くないし。 何だか、貶してんだか、褒めてんだか、感想も中途半端なものだけど、嫌いじゃないです、これ。 4月。 back-woods song その1 |
![]() Brand Nubian One For All 今朝、何となく久しぶりに聴いてみようと思い立った、これ。 90年のファースト・アルバム。 このグループを最初に聴いたのはこの次のアルバム もしかしたら、そのまた次のアルバム このグループには、決して強い思い入れがあるという訳でもないものの、サダトXの特徴的な声が好きで、セカンド・アルバムをわりと良く聴いていたけど、この最初のアルバムになかなか至らなかったのは、90年リリースというのが、若干、抵抗があったんだと思う。 で、聴いてみたら、悪い印象を持ったりはしなかったけど、やっぱり自分の好んで聴いていた音からすると少々古さを感じ、たまに確認するように聴いた程度に終わった、はず。 久しぶりに聴いてみると、あまり聴き込んだりはしなかったので、思った通り序盤の曲以外、記憶になし。 アルバムが先へ進めば進むほど、印象に残っていなかった。 でも、今となっては、古臭さを感じる訳でもなく、なかなか新鮮に楽しめた、と思う。 以前は軽い音と感じたものが、今聴くと軽快さと感じるようになったりもして。 サダトX同様、やっぱり特徴のあるグランド・プーバも良いし、もう一人のロード・ジャマーはインパクトに欠けるけど、コンビネーションは良いし。 かと言って、今から聴き倒すようなこともないと思うけど、少なくとも楽しめるようにはなったので、嬉しい限り。 そんなところです。 去年の2月。 back-woods song その1 |
![]() Main Source The Best Of Main Source Built To Spillを久しぶりに聴いたら妙に良くて、そのまま続けて他のアルバムも聴いてみたりしているんだけど、以前に一通り取り上げているから他のものを、という訳でもないんだけど、何となく聴いてみたので、これを。 タイトル通りMain Sauceのベスト盤。 96年にMary Joy Recordingsからリリースされたもの。 当時はアルバム CDリスナーにはありがたく、当然、最初に聴いたのがこれ。 で、そのアルバムとお蔵入りになっていたアルバム とは言いつつ、どちらのアルバムも以前移管そうを書いているので、改めて書くこともあまりなかったりするんだけど、一番最初に聴いたからか、この曲順が結構しっくり来たりもする。 収録時間が長いせいで終盤、こんな曲入ってたっけ?と思いつつ、やっぱり好きな音だし、無条件で楽しめるので、文句ないです。 文句ない分、余計に書くこともないかも。 ところで、お蔵入りになっていた"F*ck What You Think" "Breaking Atoms" 気になる。 でも、買うか?っていうと、それもどうだろう。 優先順位は低め。 そんなところです。 4月。 back-woods song その1 |
![]() Built To Spill The Normal Years 2年とちょっと前、このバンドからダグ・マートッシュのソロへ行って、Treepeopleまで遡ってみたことがあり、その頃に聴きそびれていたこのアルバムを買ってみようかな、なんて思って購入。 もちろん、その時に聴いて感想を書こうなんて思っていた訳ですが、2回くらい聴いてそのまま放置。 特に理由はないんだけど、手に入れて落ち着いてしまったのかも。 中身は、93年あたりから95年あたり(たぶん)にかけてリリースされたシングルを集めたコンピレーション。 カルヴィン・ジョンソンのK Recordsより、96年にリリース。 当時からCD屋で見かけて存在は知っていて、聴いてみたいとは思いつつ、眺めただけで終わっていた。 これまた、たぶん特に理由はない、と思う。 そんなこのアルバムを、昨日、何となく聴いてみたので。 で、聴いていたら、4曲目にダニエル・ジョンストンのカヴァーなんかが入っていて、すっかり忘れていたのでちょっと新鮮だった。 アレンジが秀逸、というほどでもないけれど、やはり曲が良いし、単純に好きな曲でもあるので、なかなか良い。 その他の曲も、古ければ古いほどチープだし、荒削りながら良いメロディーだし、別のアルバム そう言えば、昨年、新しいアルバム これを機会に、と行きたいところだけど、さて。 まあ、そのうち、気が向いたら。 去年の2月。 back-woods song その1 |
![]() ![]() Atomic Theater Tilters Vol.1/Vol.2 さて、Atomic。 4月のピット・インで購入。 作品は全然聴いたことがなかったので何か欲しいなと思っていたところ、どうやらこれが最新作らしいのでこれを買ってみようかなということで。 さらにVol.2の方は、まだ一般的には発売されていなくて、今年の8月にリリース予定のものだとか。 どうせ買うならと思い切って2枚とも購入。 そんなライブ盤2枚。 中身は2009年のライブらしく、実際に見た演奏そのものと言ってもいい内容。 2枚に分かれていはいるけど、特別に雰囲気を変えた編集がなされている訳ではなくて、どちらもそのまま生の演奏をぶつけられる感じ。 だから、かえって自分の目で見て、耳で聴いて来たことが蘇って来たりして、Vol.1を聴くと続けてVol.2を聴きたくなり、Vol.2を聴くとまたVol.1に戻りたくなり、とライブ直後はそんな風に聴いていた。 で、しばらく間を置いて久しぶりに聴いたんだけど、あれは凄かったな、としみじみ思い出しながら、楽しんでいたところ。 これは、他の作品もぜひ聴いてみたい。 もちろん、また見たい。 ぬどいさんがもっと詳しく書いておられます。 Vol.1とVol.2。 4月。 back-woods song その1 |
![]() Sardine Head 05/16/10 Yukotopia - Umejima, Tokyo, Japan 先月の吉祥寺は、見に行こうか迷っているところで熱だして寝込んでそれどころではなかったりして、今年に入って意外と見てないSardine Head。 で、日曜でスタートも早いと言うし、梅島もしばらく行ってないし、久しぶりにワンマンを見れるし、何やら変わったことをやると言うし、という訳で迷うことなく行くことに。 梅島って最後に行ったのいつだったかなと思って調べてみると、昨年6月。 1年近く行ってなかったらしい。 変わった趣向というのが、ギターの2人がアコースティック・ギター(ニセ?)を使って演奏というもの。 生で見るのは初めてなので、当然期待が高い。 ![]() ![]() 演奏がスタートしても、最初はどの曲をやっているのかまったく想像もつかず。 でもしばらくすると徐々に曲の輪郭がはっきりして来たりして、エレクトリック・ギターを使っているときとは違ったやり方でバンドらしさが出ていて素晴らしかった。 ![]() あんな曲やらこんな曲が、あんなことやこんなことになっていて、面白いとしか言いようがなく。 湯浅さんがいつものフェンダーのベースではなく、5弦ベースを使っていたりして、より粘っこい音に。 アコースティック主体ということでのアレンジの違いもさることながら、使う楽器でフレーズや雰囲気巧みに変えてくるを辺りはさすが。 ![]() ![]() セカンド・セットでは、ある方に捧げるということで若干しんみりしたスタート。 曲は、"Loop"。 ベース・ソロも、いつも以上にメロディアス。 ![]() で、"Interlude 2"の後、ギターの2人はエレクトリック・ギターに持ち替え、いつも通りの形態に。 心なしか、緊張から解き放たれて生き生きとしていたような気が。 ![]() ![]() 凄く印象に残ったのが"Fusion"。 いい具合に壊れ始めてます。 この曲、かなりの目玉になりつつあると勝手に思っているところ。 ![]() ![]() アンコールは、2曲。 最後の"Movin'"では、再びアコースティックに持ち替え、静かに。 でも、静かだけど、どこか激しい。 何だか、改めて底力を見せつけられたような、素晴らしい演奏。 ![]() ![]() 7月も面白いことになりそう。 セットリストは、鰯メモ。 その他の写真も適当に。 今日は休んどきましょう。 back-woods song |
![]() Minami Hiroshi Go There! 05/14/10 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan さて、南博Go There!。 3月の横浜振り。 セットリスト。 Set 1: Barack Obama The Sea And The Ocean December Window In The Sky Set 2: Falling Falling Petals(でいいのかな?) Tears Sakura Angie Dickinson Praise Song Encore: Body & Soul 各セットとも、まず南さんの曲解説があり、徐々に話が逸れ始め、一体いつ演奏が始まるんだろうというほどの長さになり、ひとしきり笑った後に演奏を楽しめるという趣向。(?) 内容は...、書いたらまずそう、なのはいつも通り。 どうやら7月にリリースされるというアルバムに収録されるという曲を中心(なのか、そればかりなのか)に。 ファースト・セットは、とても安定感があり、メリハリもあり(いつもだけど、今回は特に)、何だか徐々にじんわりと聴いてくるような、そんな演奏。 最初の曲紹介では、最後に"Peaceful Destruction"と言っていたけど、急遽取りやめた様子。 とても好きな曲なので、聴けなかったは残念、でも、"Window In The Sky"がいつにもまして濃い内容だったので、あの後にもう1曲となるとちょっと蛇足っぽく、くどくなってしまったかも。 セカンド・セットも、ファースト・セットに引き続き、の雰囲気。 落ち着いていて、何だか凄くいい。 "Falling~"は、アルバムに収録されるにあたって、改題された模様。 よりイメージが湧いてくるようなタイトルに。 "Angie Dickinson"では、テーマのところで竹野さんが珍しく曲を見失ったりしていたけど、それを取り返すようなソロが一段と凄くて、軽く帳消しに。 で、また芳垣さんのドラムがいつもながら凄かったり、南さんが珍しく演奏中に声を発したり、とにかく熱い。 そこへ来てのラストの"Praise Song"が、一段と感動的。 アンコールでは、水谷さんとのデュオ。 この曲、聴いたことあるなあ、なんだっけなあ、と思っていたら、"Body & Soul"。 この辺、未だ曲と曲名が一致せず。 いい加減、覚えたい。 という訳で、今回も堪能。 で、一段と素晴らしい演奏だった、ような印象。 アルバムのタイトルは"From Me To Me"、だったはず。 楽しみです。 去年の2月。 back-woods song その1 |
![]() Lootpack Soundpieces: Da Antidote! Lone Catalysts 両者に繋がりがあるとかではなくて、おおよそ同じ2000年前後くらいに聴いて印象が良かったから、とかそんな理由で。 後は、どちらも"L"から始まるのでiTunesで眺めた時に近かったから、かも。 という訳で、マッドリブが関わるLootpackの1999年作。 アルバムとしては最初のもの、で良いんだろうか。 実のところ、このグループについて良く知っている訳ではなくて、やはり友人に薦められて聴いたのだったと思う。 マッドリブは、ヒップホップをチェックしなくなった今でも、チラホラと名前を見かけるのでかなり活躍しているというのは何となく知っているんだけど、ちゃんと聴いたことがあるのはこれだけだったりする。 QuasimotoだとかYesterdays New Quintetなんてのも気にはなってたんだけど、結局聴かず。 それはともかく、やっぱりこれもとてもヒップホップらしい音で、気に入って結構聴いていた1枚。 地味って言うほど地味ではないけど、派手って言うほどでもなく、これまた細かいところまでしっかりと作られている感じが好印象。 自分が聴き始めて一番好きな辺りの音が、(当時としての)新しい感覚で作り直されているような。 ひとつ難を言えば、アルバム一枚が長い、というくらい。 かなり久しぶりに聴いたけど、おかげで終わりの方の印象が薄い。 けど、その分新鮮に聴けたりもしたけど。 これ以降というのを知らないので調べてみたら、他にはこのアルバム以前に作られたものを作品化した"The Lost Tapes" それはそれでちょっと聴いてみたいけど。 それとYesterdays New Quintet辺りは、今聴いても行けそうな気がしている。 けど、どうだろう。 やはり1枚。 back-woods song その1 |
![]() Lone Catalysts Hip Hop 先日、何となくこんなのを聴いてみたので、何となくこれにしてみようかと。 久しぶりにヒップホップ。 2001年のファースト・アルバム、らしい。 この頃になると、アンダーグラウンド方面のヒップホップを中心に聴いていたけれど、それも少々食傷気味になり始めていて、やや惰性で聴いていたようなところがあった、ような憶えが。 でも、ちょうど自分がヒップホップを聴き始めた頃の雰囲気を継承したような音をだすグループやらアーティストもチラホラと見受けられるようになっていて、やっぱりその辺は好きだったので、それなりに聴いてみていた訳で、これもその中の1枚。 たしか、友人に薦められたはず。 で、聴いてみたら、なかなか良いね、と思いつつ、パッと聴いて派手さはない上にアルバム1枚が長めなので、わりと聴き流してしまうような感じだった。 でも、何度か聴いて行くうちに、それも気にならなくなった。 だけど、その辺りで、パッタリ聴かなくなってしまって、ハマるというほどではなかった。 ただ、ジャケットの雰囲気と併せ、この頃聴いた中では印象は良かった1枚なのはたしか。 改めて聴いてみると、やっぱりなかなか良いねという感じ。 (当時としての)古臭さも良い感じだし、単に古臭いだけではななくて(やっぱり当時としての)新しさみたいなのもうまいことブレンドされていたりして、しっかりと作り込んである感じは好印象。 やっぱり派手ではないし、劇的に感想や印象が変わった、ということはないんだけど。 少なくとも、たまにはこんなのを聴いてみてもいかなとは思える。 そんな1枚。 結局、このグループはこれしか聴いてないので、その後をまったく知らないんだけど、何枚かはリリースしている模様。 今のところは....。 まあ、いいかな。 しばらく1枚。 back-woods song その1 |
![]() Tyft Smell The Difference 続いて、もう1枚。 ヒルマー・ジェンソンのTyftの2009年作。 一番最初に聴いたのがこれ。 で、いきなりロックっぽいリフで始まり、ゴリゴリ攻めてくるのでインパクトが大きかった。 曲によっては、King Crimsonの"Red" だけど、まあ、こういうのあるよね、くらいの感じ。 最初は。 でも、気付いたら、それが妙に耳に残るし、スカッとするし、結局クセになり、他のアルバムまで買い求めることに。 このアルバムでは、ジェンソン、ディアンジェロ、ブラックのトリオの他にクリス・スピード(テナーとクラリネット)とピーター・エヴァンス(トランペット)というミュージシャンが参加していてる。 これが最初だったので、当然そんなことはまったく気にもせず聴いていたんだけど、管楽器が多いからか、過去の作品と聴き比べてみると、もうちょっと細かくカッチリとアレンジされているところの比重が大きいような気がする。 強いて言えば、"Meg Nem Sa"くらいの感じが好みではあるけれど、こちらはこちらで混沌さが増していて、誰かが暴れだすとやっぱりとんでもないことになっているし、凄い。 3枚とも聴いたけれど、結局どれも捨て難い。 という訳で、これもまた、最近聴き入っている1枚。 ライブ、見てみたいです。 今日も1枚。 back-woods song その1 |
![]() Tyft Meg Nem Sa ジム・ブラックの名前が出て来たついでに、という訳でもないですが。 ヒルマー・ジェンソンのTyftの2枚目のアルバムなど。 2006年リリース。 最初のアルバム で、その最初のアルバムの時にも書いたけれど、最初に教えてもらって聴いたのがこのアルバムの次の"Smell The Defference"で、それを気に入り、いろいろと検索していたら、どうやらもう1枚アルバムがあることが分かり、それがこのアルバムだった。 でも、いろいろ探しても、日本国内ではちょっと手に入りにくいことも分かり、しつこくさらに調べてみたら。 意外とあっさりとAmazon.comにあったりして、少々迷った挙げ句にやっぱり注文。 で、聴いてみると、最初のアルバムから間が空いていることもあるからか、少々雰囲気が違う。 最初のアルバムにはなかったロック的なリフで押す曲もあったりして、これがとても格好良く、当然フリーっぽい曲もあり、それもまた格好良く。 ギターの低音弦の音が、かなりベースに近いと言うか、ベースの音が混ざったような音(ベースの弦を張っているかも?)で、サックスとのユニゾンがこれまた格好良く。 これまた最初のアルバムの時にも書いたけど、こんなのをライブで見てみたい、と思わせる内容。 そんな訳で、これも最近聴き入っている1枚。 この日は終わり。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 |
![]() Hiroshi Minami Message For Parlienna 再開ついでに(?)、もうひとつ南さん。 南さんがアメリカにいる頃にレコーディングされ、92年にオーストリアのレーベルからリリースされたもの、だとか。 現在、入手困難。 中古盤は結構な値が付くという話も聞いたし、実際、オークションで一度見つけたことがあるんだけど、どんどん値段が上がって行くので、その時は諦めた。 で、これはもう手に入らないかなと思いつつ、思い出した時にたまに方々をチェックしていたら、とあるところで中古盤を発見。 でも、送料を入れるとかなりの値段。 それでもしつこくチェックしていると、同じところで今度は新品が出品されているのを発見。 しかも、中古盤よりも安い。 けど、CD1枚の値段としては、やっぱりちょっと高い。 でも、これを逃すともう機会はないかもしれないと思い、思い切って購入。 オークションで値段が上がって行くのを見ているよりは、精神衛生上、健康的だし。(?) という訳で、ドイツより購入。 で、メンバーが、南さんの他、ダン・グリーンスパン(でいいのかな?)というベーシストとジム・ブラックがドラム。 ちょうどヒルマー・ジェンソンのTyftでジム・ブラックを知り、さらにその後、大活躍しているドラマーであることを知ったばかりで、その名前を南さんのアルバムで見つけるとは思わず、ちょっと驚いた。 でも、Tyftを知った時、ジム・ブラックってどこかで見かけた名前だなとは思った。 それは、南さんの本 たぶん。 いずれにしろ、意外なところで意外な形で繋がり、やっぱり驚いた。 で、中身の方は、"Bird In Berlin"が再録されていたり、最近はトリオで演奏されることも多く、最新作 今後、このメンバーで作品を作るということも難しいだろうし、とても貴重な演奏。 聴くことはできないかも、と思っていたので、単純に嬉しい上、いろいろ面白いのでさらに嬉しい。 という訳で、これまた、聴き入っているところ。 1枚だけ。 back-woods song その1 |
![]() Hiroshi Minami Trio The Girl Next Door 5月に入ったからというのはあんまり関係ないけど、そろそろライブ以外の更新も再開しようかな、と思い立ち、このアルバムから。 再開するならこのアルバムから、となんとなーく決めていたような、決めていなかったような、そんな感じです。 今年の3月24日にリリースされた南さんのトリオの2枚目のアルバム。 発売日の前日にBozoを見に行った時に購入。 もちろん、心待ちにしていた1枚。 前作 唯一の違いは、最後に1曲だけ、南さんのオリジナルが入っていること。 前作と比較すると、ライブの演奏そのまんま、な印象が強い。 前作がライブの演奏を感じさせなかった訳ではないし、1曲当りの演奏時間はライブよりも短いんだけど、よりライブ感が盛り込まれているような。 そして、南さんの作品としての色よりも南トリオとしての作品の色がより強くなったような、そんな気がする。 これまた、前作がトリオとしての作品の色がなかった訳ではないんだけど、それがより深まったという感じ。 選曲の方は、ライブで演奏されているものばかりで、耳に馴染みやすく、最初に聴いたインパクトは前作の方が上だったけど、こちらもまた、素晴らしい。 という訳で、聴き込んでいる今日この頃。 長く楽しめそう。 で、7月にはGo There!のアルバムリリース予定だとかで、こちらも期待大。 そんな感じの再開でした。 こちらも久しぶりに。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
5月に入ってしまいましたが、30日はライブを見に行っていたので今日更新。
04/04/10 広瀬淳二トリオ @ 新宿 Pit Inn 04/11/10 Atomic @ 新宿 Pit Inn 04/24/10 大友良英トリオ/AAAM @ 新宿 Pit Inn 04/30/10 Altered States meets Franz Hautzinger @ 新宿 Pit Inn 4月は、体調崩したりして行けなかったのもあり、4本。 そんなつもりはなかったけど、ピット・インしか行ってません。 初Atomicは強烈。 その他はインプロばかりだけど、どれも面白かった。 買った(届いた)CD、レコード。 On Fillmore/Massimo Pupillo, Uchihashi Kazuhisa, Yoshigaki Yasuhiro - PhonoMetak Laboratories & Wallace Records: Split 10" Series Atomic - Theater Tilters Vol. 1 Atomic - Theater Tilters Vol. 2 Grateful Dead - Crimson, White & Indigo: Philadelphia, July 7, 1989 Grateful Dead - Road Trips, Vol.3 No.2: Austin 11-15-71 10インチのアナログは、広瀬さんの時に購入。 これを逃すと買う機会なさそうだったので。 内橋さんと芳垣さんはもちろんのこと、On Fillmoreは知らなかったんだけど、グレン・コッツェの名前にもちょっと惹かれたし。 サイトはここですね。 Grateful DeadのRoad Tripsは、引っ越しやら何やらで買うのを先延ばしにしていたらボーナス・ディスクがなくなってました。 まあ、いいか。 そろそろ再開したい。 back-woods song |
![]() Altered States meets Franz Hautzinger 04/30/10 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan もの凄く久しぶりなAltered States。 なので、当然行くことに。 考えてみれば、最後に見たのが昨年11月のUAと一緒の時なので、約4ヶ月振り。 あの時はAltered Statesらしさは滲み出ていたけど、やっぱり歌ものということで、それはそれとして面白かったし、機会があるならまた見てみたいと思いつつ、Altered States単独のライブをそろそろ見たいなとも思っていたところ。 でも、今回もゲスト入り。 フランツ・ホーツインガーというトランぺッター。 ウィーン在住で、内橋さんとの共演歴が長いそうで。 知らないミュージシャンだったので、やはり興味津々。 で、秋葉原にナスノさんのバンドとSardine Headを見に行った時、フロアにナスノさんがいらしたので、「今度のゲストのトランペットに人はどんな方なんですか?」と質問してみたところ、「え?トランペットなの?僕もよく知らないんだよねえ。」ととてもナスノさんらしいお答えを頂きました。 余談。 ファースト・セットが、30分くらいやった後にもうちょっとやりましょうかということでもう1曲10分くらいの曲を、セカンド・セットが40分くらいで1曲、アンコールが10分くらいで1曲、だったかな? 長さはうろ覚えだけど、そんな区切りで進行。 まず、やっぱり気になるトランペットのフランツさん。 エフェクトの類いはいっさい使っていないのに、マイクとの距離で調整してでエフェクトを掛けたような音を出したり、いろいろなテクニックを駆使して多様な音を出すスタイル。 とても面白い。 まだまだ、いろいろなミュージシャンがいるのだなと感心するばかり。 内橋さんは、とても内橋さんらしい演奏ながら、ここ最近のAltered Statesでの演奏というよりは、ソロとか外山さんとのデュオの時のスタイルに近かったような、そんな印象が強い。 芳垣さんは、やはり芳垣さんらしく、冷静に周囲の音を窺いつつ、的確に反応。 そして、盛り上げるところはきっちり盛り上げるという、さすがの演奏。 で、今回、とても印象に残ったのがナスノさん。 いつもよりもベースの音が大きめだったような気がするということもあるんだけど、合間を縫ってベースが流れを作る場面が多かったような印象。 もちろん、Altered Statesの3人のみの演奏でもそういう場面はあるんだけど、それがいつもより多かったかも。 ゲストが入ることにより、そういうバランスが生まれているのか、それともバランスが変化しつつあるのか、とても興味深いところ。 という訳で、久しぶりに堪能。 フランツさんはデレク・ベイリーとやってたりするそうなので、作品もチェックしてみたい。 けど、いつになることやら。 まだ休み。 back-woods song |
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