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- 1日目で0日目 [2010/11/27]
- ここまででした [2010/11/23]
- もう少し早ければ [2010/11/22]
- さらっとしてますけど [2010/11/21]
- まあまあ、です [2010/11/20]
- ドタバタしてますが [2010/11/19]
- タイミングが悪かったようです [2010/11/14]
- そんなに悪くないように思えて来ました [2010/11/13]
- ますます磨きが [2010/11/12]
- 特徴がないです [2010/11/10]
- 性に合いません [2010/11/09]
- 最近また活動しているそうです [2010/11/08]
- 忘れかけてた頃に [2010/11/03]
- 久しぶりに並べてみます [2010/11/01]
![]() Altered States plays King Crimson 11/26/10 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan さて、いよいよ最終日。 2年振りの再現プロジェクト。 お題は、King Crimson。 8月に見ているけれど、あの時はNHKのスタジオという普段とは違う環境、そして今回はピット・インという違いもあるし、さらに2セットなので曲も多いだろうし、やっぱり見ておきたいなということで。 1日目が一番見たいんだと言いつつ、結局3日間通う訳です。 ファースト・セット。 てっきりこれ ![]() しかも、"Cadence And Cascade"からという渋い始まり。 さらに意外。 でも、好きな曲なので嬉しい。 そして、タイトル曲、急遽コピーしたというギターのみの"Peace - A Theme"から"Cat Food"という流れ。 岡本さんのキース・ティペット振りが素晴らしい。 塩谷さんと吉田さんによる管楽器も印象的。 続いて、ここ ![]() これ聴いたことがないので、個人的には馴染み薄。 ここから"Cirkus"と"Happy Family"の2曲、らしいです。 生放送の時には参加していなかった青木タイセイさんのトロンボーンによるソロなんかも。 内橋さんは、途中、弾けなかった箇所があったらしく、悔しそう。 でも、曲を知らないので、分からなかった。 いい加減、聴いてみるか。 続いて、急遽参加となったらしい勝井祐ニさんが加わり、これ ![]() "Larks' Tongue In Aspic, Part Two"。 デヴィッド・クロスの話が面白すぎ。 演奏は、圧巻。 自分の座ったところからは、芳垣さんの叩きっぷりがあまり見えなかったのが残念。 でも、代わりにという訳ではないけれど、ナスノさんの弾きっぷりを凝視。 続いて、セカンド・セット。 丸ごと。 ![]() 生放送のときと比べると、緊張感を保ちつつ、リラックスというのとは違うけれど、幾分、楽そうに演奏。 過去の再現プロジェクトよりもヴォーカルが良くて、安心して聴ける。 あの時同様、吉田さんの暴れっぷりが凄い。 惜しむらくは、終盤、ガンズさんが入る箇所を少し間違えていたのと、最後の最後の終わり方が違っていたのか、ちょっと変な感じだったことくらいか。 そして、アンコールはここ ![]() "Red"なんかやるか、ということで内橋さんが最も好きだという"Starless"。 これまた、圧巻。 ここでも、主にナスノさんの弾きっぷりを凝視。 この日は特に客が多くて、明らかに客層が違い、Alered Statesを聴きに来たというよりは、King Crimsonの曲を聴きに来た、という雰囲気の人が多かった。 人気あるんですね、やっぱり。 という訳で、内橋さんのソロを含めて4日間、たっぷり堪能。 休み。 back-woods song スポンサーサイト
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![]() Altered States with Kazutoki Umezu & Koichi Makigami 11/25/10 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan さて、2日目。 この日は、梅津和時さんと巻上公一さんがゲスト。 お2人とも、この手の音楽のライブを見に行くようになる前から、名前だけはそれとなく聞いたことがあった存在。 で、この手の音楽のライブを見に行くようになり、それとなく興味は持っていていたんだけど、見る機会がなかった、というよりその機会を作らなかった。 なので、1日目が一番見なかったと書いてはみたものの、お2人ともAltered Statesとの共演はかなり久しぶりだと言うし、この日もかなり楽しみだった。 ファースト・セット。 まずは、巻上さんが登場。 ヒカシューは全然聴いたことがなくて、子供の頃に聴いたテレビCMで使われていた風変わりな音楽をかすかに覚えているのみ。 でも、Altered Statesのアルバムでその強烈な存在感は一応体験している。 そして、様々な声を繰り出しつつテルミンを操る様子は、生で見てもやっぱり強烈。 それに応えるバンドの演奏も1日目とはかなり雰囲気が違い、さすが。 何でしょう、この迷いのない説得力。 巻上さんと2曲やったところで、急遽(?)、梅津さんに交代。 余談ながら、チラシ等で見た写真から、勝手にでっかい人というイメージを作り上げていたんだけど、とても小柄な方でビックリ。 Altered Statesを結成して最初のライブは梅津さんとの共演だったとかで、かなり縁が深いらしい。 なるほど。 でも、梅津さんもやはりAltered Statesのアルバムでの演奏を聴いたことがあるのみ。 そして、やっぱり迷いのない説得力のある音。 結構ロックっぽかったり、と思えば静かになり、と思えばフリーっぽく展開し、振れ幅の大きい見事な演奏。 お互い、心得ているといった感じ。 セカンド・セット。 もちろん、全員参加。 引き続き、緊張感のある演奏の連続。 押したり引いたりの様子が面白すぎて、どこを見ていればいいのやら、といった感じ。 途中、梅津さんが巻上さんのテルミンにちょっかいを出し始めた辺りで笑いが起きるも、バンドは動じず、緊張感をしっかりキープ(当たり前)。 内橋さんが芳垣さんの方をチラッと見たのを合図に一気に仕掛けるところなど、かなりゾクゾク。 間を繋いで行くようなナスノさんの演奏もやはり見事。 20分ほどの演奏と、比較的短めに終了。 で、そのままアンコールに突入と宣言し、もう1曲。 ここでまた雰囲気が一転し、感動的と言ってもいいような歌もの(?)といった風情。 これが本当に凄くて、この場で作り上げているとは思えないような演奏。 まあ、全編に渡ってそうだけど。 という訳で、ゲストが入ることによる変化をたっぷり堪能した2日目でした。 続く。 休み。 back-woods song |
![]() Altered States 11/24/10 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan という訳で、前日の余韻に浸りながら、Altered Statesの3Daysの1日目。 最後に3人だけで2セット演奏するのを見たのはいつだったかなと思えば、なんと昨年3月。 もういきなり書いてしまうと、3日間中、最も楽しみだったのがゲストが入らない、3人だけのこの日。 もちろん、意外な演奏が飛び出したり、知らなかったミュージシャンを知る機会になったりと、ゲストが入っても楽しいんだけど。 3日間で1日だけしか見ることができなかったとすれば、多分、この日を選んだと思う。 ファースト・セットが3曲ほど、セカンド・セットが2曲ほど、アンコールが1曲という内容。 いつも通りと言えばそうだし、いつも通りでないという意味でいつも通りというならそうとも言えるし、とにかくAltered Statesならではの音のオンパレードが楽しい。 時期によって演奏の雰囲気がかなり違ったりするけど、この日はわりと、いわゆるプログレっぽいフレーズや展開が目立ったような。 変幻自在の内橋さんに、芳垣さんの見事なスティックさばきに、ボリューム・ペダルと歪みを駆使するナスノさんと見どころ、聴きどころ多数。 そして、アンコールでは、恒例だけど久しぶりなリクエスト大会(?)。 切れてしまった1弦を使わないでできる曲という無理な要求もあり、次々と却下され(?)、落ち着いたのが"Over The Rainbow"。 もちろん、ストレートに演奏される訳もなく。 全体的には、やはり内橋さんが引っ張る訳だけれど、ところどころで主導が芳垣さんやナスノさんに切り替わったりする演奏の機微みたいなのが、以前よりも分かるようなり(自分がね)、もの凄く引き込まれた。 言うまでもないけど、凄いとしか言いようのない、素晴らしい演奏でした。 という訳で、続く。 休み。 back-woods song |
![]() 内橋和久 11/23/10 PLSMIS - Minamiaoyama, Tokyo, Japan 今週はペーター・ブロッツマンとAltered Statesの3Daysが続いていたりと、見たいライブが目白押しで、でも5日連続は無理だし、土曜(今日)を挟んで日曜と月曜にも見たいライブがあったので、泣く泣くブロッツマンを諦めた。 そんなところで、この週に個展を行っている友人から、初日に内橋さんに演奏してもらえることになった、というメールが。 そんな訳で、Altered Statesの3Daysの前哨戦もしくは内橋4Days。 内橋さんの完全なソロ・ライブとなると意外と見る機会が少なくて、約3年振り、多分2回目。 なので、とても楽しみだった。 前半2曲、休憩を挟んでもう1曲、1曲15分から20分という感じの内容だった。 エフェクトを駆使して、ギターの音なのか何なのか判別できないような音多数、なのは毎度のことだけれど、一聴して内橋さんの音と分かる特徴がありながら、手癖に陥ることなく驚かされるのも毎度のこと。 音への集中力やら、多彩な表現力やら。 さらには、前回内橋さんのソロを見た3年前よりも、こういった即興演奏の楽しみ方が変わって来ているというか、自分なりにもっと細かいところまで楽しめるようになってたりもする(はず...)ので、改めて凄いものを見せつけられたような、そんな感じ。 会場が本来ライブをするところではないので、音量を気にしつつだったんだけど、曲が進むにつれ結局音がさらに大きくなるという熱演。 期待通り、いや、期待以上の素晴らしい演奏でした。 終了後、機材の話なんかも聞けたりして、さらに楽しかったです。 ![]() 個展の方は、明日が最終日ですね。 ![]() という訳で、続く。 休み。 back-woods song |
![]() Teenage Fanclub Grand Prix 続いて、95年の4枚目だか5枚目のアルバム。 前回書いた通り、95年頃だとこのバンドにもこういう音にもあまり興味がなくなっていて、これがリリースされた時にはどうするか迷ったような覚えがある。 でも、このバンドなら一応聴いておきたい、というちょっとばかりの期待があって、聴いてみたのだったと思う。 で、聴いてみて。 素直に良いと思った。 とてもきっちりとまとまっているし。 でも、聴いたタイミングが悪かったのか、それ以上踏み込むこともなく、さらっと何度か聴いて終了。 何というか、1曲1曲が入ってこない感じで。 なので、これ以降、新たにリリースされても手に取ることはなく、このバンドはここまでしか知りません。 で、改めて聴いてみて。 元々印象は悪くないので、悪い訳がなく、良いと思った。 それどころか、かなり良いと思った。 それぞれの曲の質もとても高いし。 時間を置いて(かなり時間が掛かったけど)、いろんなことが気にならなくなり、素直に楽しめているかも。 型が出来上がってそこにスポッとはまっているような感が少しあるので、ちょっとばかり不安はあるけれど、これならこれ以降のアルバムを聴いてみてもいいかもしれない、と少し思う。 いつになるかは分からないけど。 以上です。 鳩。 back-woods song その1 |
![]() Teenage Fanclub Deep Fried Fanclub 続いて、95年にリリースされたコンピレーション。 中身は、90年から92年にかけてのシングリに収録されていた曲を集めたもの、らしい。 これがリリースされた頃には、興味が薄れつつあって、それほど期待が大きかった訳ではないんだけど、こういう内容なら面白いかも、と思って買ったような気がする。 たぶんニール・ヤングの"Don't Cry No Tears"が入っているからというのが一番の理由、というのを曲目のリストを眺めていて何となく思い出した。 で、聴いてみて、悪い印象は持たなかったと思う。 思うんだけど、何度か聴いて、内容を確認して終わってしまった。 だから、どういう印象を持ったとか、どんな曲をどんな風に演奏してたかとか、あまり覚えていなかったのが正直なところ。 改めて聴いてみると、演奏も録音も荒いけど、シングルならではの遊びっぽい雰囲気なんかが結構良くて、あまり細かいことを気にせず楽しめている。 当時、一番聴きたかったはずのニールの曲はどんな風に演奏されていたか記憶になかったけど、本当にただやってるだけ、って感じ。 もしかすると、収録曲中、一番大した出来ではない、かも。 まあ、好きな曲なんで聴けるけど、好きな曲だから余計気になるのか。 ともかく、これが95年リリースではなくて、もうちょっと早くリリースされていたなら、もっと熱心に聴いていたような気がする。 そんな感じです。 back-woods song その1 |
![]() Teenage Fanclub Thirteen 続いて、93年の3枚目、もしくは4枚目のアルバム。 もうこういった音にすっかり慣れ親しんだ頃(?)にリリースされたので、一番印象に残っているのはこれかも。 でも、最初に聴いた時には、前作 前作を、大して気に入ってなかったにも関わらず。 それが、何度か聴くうちに、1曲目のイントロのハードな展開からメロディアスな歌へなだれ込む辺りが気に入り、それを気に他の曲もしっくりと来るようになって、一時よく聴いていたことを思い出す。 このバンドの聴いたことのある作品中、アルバムとして一番好きなのは、これ。 ただ、集中して聴き過ぎたせいか、ある時パタッと聴かなくなり、聴くのはかなり久しぶり。 好きだったので、文句がない代わりに、新たな感想もこれといって思い浮かばず。 こんな曲あったな、とか、この曲のここ好きだったな、とか思い出しながら、楽しんでいるところ。 どうやら前作の方が一般的(?)な評価は高いようだけど、何となくこっちの方がしっくり来る、と続けて聴いてみて改めて思った。 そういえば、この後、来日したので、ライブを見に行ったことを思い出した。 行ったことははっきりと覚えているし、どんな様子だったかは何となく記憶にあるんだけど、それほど強い印象に残るようなライブではなかったような...。 どうでしたかね。 新宿。 back-woods song その1 |
![]() Teenage Fanclub Bandwagonesque 続いて、91年のセカンド・アルバム、あるいはサード・アルバム。 ファースト・アルバム その"The King"というちょっとお遊びっぽい作品は、友人が持っていたので借り手聴いたことがあるんだけど、それほど面白いとは思えず。 その後、1度くらいは買うチャンスがあったような覚えがあるけど、結局手に入れることはなく。 そして、アッという間に入手困難になって、さっき検索してみたら結構な値段が付いていた。 そんな値段出して買うほどの内容ではなかったと思うんだけど。 それはともかく、このアルバム。 このバンドを知ったのも、最初に聴いたのも、多分これだったと思う。 ちょうど聴くものが切り替わった時期で、いろいろ興味津々だったので、評判の良かったこのバンドも聴いてみよう、とかそういう感じで。 で、聴いてみると、メロディーは良いし、曲も悪くないし、面白いところもある。 でも、全体的に薄味で、迫ってくるものがなく、あまりハマることができなかった。 例えば、どっちを先に聴いたか忘れたけど、この頃に好きだったVelvet Crush 自分としては、悪くはないけど、まあまあな1枚。 改めて聴いてみると、音の質感がこんなの ただ、最初のアルバムの"Everything Flow"のように、これだ、というような決め手が(自分にとっては)なくて、やっぱり「まあまあ」だなというのが正直なところ。 決して嫌いな訳ではないんだけど。 まあ、たまに聴いてみるのも良いかもしれません、という感じです。 御苑。 back-woods song その1 |
![]() Teenage Fanclub Catholic Education 風邪を引いてひどい状態だったけど、ようやく頭が働くようになって来たので、久しぶりに。 引き続き、イギリスもの。 Teenage Fanclubの90年のファースト・アルバム。 最初に聴いたのは、たしかこの次のアルバム もしかしたら、さらに次のアルバム で、聴いてみると、かなり荒削りで演奏もドタバタしているし、今ひとつ、と思った。 でも、1曲目の"Everything Flows"。 この曲が好きで、ほとんどこの曲を聴くために聴いていたような感じ。 ただ、何しろ1曲目なので、後は惰性、どころか惰性の方が長いので、アルバム1枚としてはそれほど長くないんだけど、途中で飽きてしまっていたような覚えがある。 改めて聴いてみると、やっぱり"Everything Flows"。 とても良い。 他の曲にも光るところはあるし、ドタバタが微笑ましいものの、その分、勢いもあったりして。 記憶に残っていたよりもロックっぽいかも。 まだまだ、ではあるんだけけど、以前ほど飽きもせず楽しめた、ような気がする。 じっくり聴くというよりは、こっちも勢いに任せて聴いてしまったような感じで。 という訳で、意外と新鮮に聴けました。 新宿。 back-woods song その1 |
![]() Radiohead Pablo Honey 1つ何か聴くと、そういえばこんなのも持っていたなと思い出し、こんなのを。 Radioheadの93年のファースト・アルバム。 どこでだったか忘れたけど、"Creep"を耳にして、これは良いんじゃないかと手に入れた、はず。 聴いてみると、"Creep"はとても良い曲だし、他の曲もなかなか良くて、充分好みの範疇に入る音だった。 ただ、聴いたタイミングが悪かったのか、嫌いではないんだけど、あまりグッと来るものを感じなくてあまり聴かずに終わってしまった。 なので、これ以降の作品が評価が高いことは知っていたけど、自分自身の趣向の変化もあって、あんまり興味が湧かないまま、これしか聴いたことがない。 改めて聴いてみると、意外とオーソドックスながら、やっぱり曲が良いし、これ以降は知らないから比較はできないけど、シンプルな音作りも好きな感じ。 例えば、こういう音のインディーズのバンドの、こういう感じだとまず売れないよなあというところ(そういうのは好きなんだけど)が見事に、それもわざとらしなく、ごく自然に削ぎ落とされていて、こういうのも才能なんだろうなと素直に思う。 当時、もっと根気よく聴いていれば、もっと好きになっていたかも。 そして、タイミングさえ良ければ、他のも聴いていたかも。 そんな感じです。 御苑。 back-woods song その1 |
![]() The Verve Storm In Heaven 再び、イギリスもの。 The Verveの93年のファースト・アルバム(だったのね)。 この頃のイギリスのバンドを聴いてもピンと来るものが少なかった、というのは何度か書いているけれど、実際、あまり興味を持つことも少なかった。 このバンドも例外ではなく、全然興味がなかったけど、雑誌で「その年にリリースされた作品のベスト10」のようなものにこのアルバムが挙げられていて、珍しく聴いてみる気になった、とかそんな感じで手に入れた、はず。 で、聴いてみると、買う時にもジャケットの雰囲気やら何やらで少々不安もあったんだけど、その不安が的中し、見事に馴染めず。 耽美過ぎるというのか、浸り過ぎというのか、とにかく好みに合わなくて、数回聴いたのみ。 なので、聴くのはかなり久しぶり。 当然、どんな曲だったかの記憶もほとんどなくて、雰囲気が印象に残っているのみ。 それが良かったのかは分からないけど、以前イヤだったこの雰囲気が意外とイヤではなくて、これは悪くないかも、と思った。 自分でも意外。 ただ、どうやらとても評価の高いらしいヴォーカルが、自分にはそれほど良いとは思えず、この頃のイギリスのバンドのあまり好きではないところを体現しているように聴こえてしまう。 でも、それも以前ほどは気にならなくて、もうちょっとちゃんと聴いてみよう、素直に思った。 他の作品まで手に入れるか、というとそれは分からないけど。 ここのところ、当時聴いて好きになれなかったのを、敢えて続けているけど、1枚くらい印象が変わったのがあって良かったです。 新宿。 back-woods song その1 |
![]() Hiroshi Minami Trio 11/11/10 Dolphy - Yokohama, Kanagawa, Japan さて、久しぶりの南博トリオ。 見に行きたかったけど、いろいろタイミングが悪かったりで、気付けば約9ヶ月振り。 もしかしてトリオでドルフィー初めて?、というのと、先月の同じくドルフィーでのGo There!は都合が悪くて見逃したので、さらにここでトリオが聴けるなら、ということで行くのに(と言うより帰るのに)少々気合いが必要な横浜まで。 セットリスト。 Set 1: All Of You But Not For Me I Loves You, Porgy Doxy Set 2: Just Alone Bye-Ya Blame It On My Youth Nerfertiti Goodbye Pork Pie Hat かなり久しぶりなんで、知らない曲が増えてるかなと思ったけど、セカンド・セット1曲目の南さんのオリジナルを除いて、聴いたことがある曲ばかり。 でも、同じ曲でも演奏内容が以前とかなり異なっているところもあり、毎回見続けて変化を楽しむのも良いけど、間を空けて驚かされるのも楽しいな、とか思ったりして。 特に以前はスピーディーだった"But Not For Me"あたりは、まったく違う雰囲気になっていたのが面白かった。 で、それ以上に驚いたのが、バンドとしての変化。 中でも、鈴木さんのベースにますます磨きがかかっていて、1曲目の"All Of You"から引き込まれた。 ソロ回しも滑らかで、以前にはなかったような3人のやり取りもあったりして。 Go There!並に、よりバンドっぽくなったような、そんな印象。 気になる南さんの体調も良さそうで、しゃべりの方も絶好調。(?) 客が少なかったのが残念だけど、行った甲斐がありました。 来月の3Daysに期待。 御苑。 back-woods song その1 |
![]() Curve Cuckoo 引き続き、イギリスもの。 Curveの93年のセカンド・アルバム。 とか書いているけど、このバンドのことは名前くらいしか知らず、特に興味があった訳ではないんだけど、なぜかこのアルバムを持ってる。 もちろん、買ったことははっきり覚えているけど、なぜこれを聴いてみようと思ったのかは記憶なし。 で、聴いてみたら、1曲目でこれはダメだ、と思った。 まるっきり好みではなくて。 自分でもどんな音を期待して買ったのかはさっぱりだけど、面白くなかったことははっきりと覚えている。 久しぶりに聴いたけど、1曲目を聴いて、やっぱりダメだった。 ストレートなロックっぽい感じに、プログラムされた音を大胆に導入した音だけれど、どこか80年代を感じさせるような雰囲気と、何よりこれといって特徴のない女性ヴォーカルが、自分としてはかなり苦手。 ほとんど記憶になかったそれ以降の曲は、一応、いろいろとやろうとしているのは分からなくもない。 終盤では、ちょっとだけMy Bloody Valentineとかその辺みたいな雰囲気があったりもして。 でも、通して聴くのはなかなか辛かったのが正直なところ。 まだ、前回のFlowered Up そんな感じなので、当然他の作品に興味が行く訳もなく、これしか知りません。 ごめんなさい。(?) 新宿。 back-woods song その1 |
![]() Flowered Up A Life With Brian イギリスもの、続き。 Flowered Upの91年作。 アルバムはこれだけっぽい。 Happy Mondaysだとか、マンチェスターやら何やらとか、その辺には今ひとつ興味が湧かず、まともに聴いたことがないんだけど、このバンドのEPが雑誌で褒められてたかなにかで、なぜか興味を持った。 でも、結局そのEPは買わず、しばらく経ってからこのアルバムが安く(500円くらい?)売られていて、ジャケットすら見たことがなかったんだけど、何となく買ってみたことを思い出す。 で、聴いてみたら、なんじゃこりゃ?というくらい性に合わず。 自分にとっては、どこを取っても聴くべきところがない感じ。 たぶん、数回聴いたのみ。 内容の記憶もほとんどなし。 で、改めて聴いてみると。 かすかに残っていた記憶よりも、演奏はまとも。 ところどころギターが格好悪いなと思うけれど、意外と聴いていられる感じ。 でも、いただけないのがヴォーカル。 投げやりと言えば良いのか、歌唱力もなければ、リズム感が良い訳でもなく、投げやりにすら聴こえず。 ラップっぽく歌っている曲なんかは、特に辛い。 ただ、こういう雰囲気が好きな人もいるんだろうし、そういう人達には良いんだろうな、というのは何となく分かる。 けど、取り立てて個性的にも聴こえないし、特別な感じもしないし、他にもっと良いバンドがいそう。 という訳で、やっぱり性に合いませんでした。 御苑。 back-woods song その1 |
![]() Chapterhouse Blood Music Swervedriverなんかと同じ頃に聴いていたイギリスのバンドはどうだろう、ということでこんなのを。 Chapterhouseの93年のセカンド・アルバム。 この頃、イギリス方面のバンドはごく一部にしか興味がなかったので、最初のアルバム そのくらい知らなかったこのバンドのこのアルバムを手に取ったのは、限定で1時間くらいのダブ・ミックス(だったと思うんだけど、うろ覚え)を収録したディスクが付いた盤の評価が高くて、それを聴いてみたかったから。 でも、買おうと思った時には、もうその限定ディスク付きの盤は手に入らなくなっていて、仕方なく、4曲くらいリミックスが収録された別のボーナス・ディスク付きのものを買ったんだけど。 で、聴いてみたら、最初は全然馴染めず。 この頃、ダンス・ミュージック、クラブ・ミュージックを取り入れるロック・バンドが結構あった(今でもそうかもしれないけど、あんまり知りません)けど、聴かず嫌い、偏見もありつつ、あんまり興味が湧かなくて全然聴いていなかったので、やっぱりこういうのは性に合わないな、という感じ。 でも、どういうきっかけがあったのかは覚えてないけど、いつの間にかそういう音にも慣れ、妙にクセになるところもあったりして、一時、結構な頻度で聴くまでに。 ただ、このバンドにも、このアルバムにも強い思い入れがあるというほどではなく、飽きるのもわりと早かった覚えも。 なので、聴くのはかなり久しぶり。 よく聴いたというわりには内容の記憶が薄いけど、聴いてみると好きだったり、良いなと思っていたところは少しずつ思い出して来た。 そして、当時はあまり意識していなかったけど、曲によってはBoo Radleys メロディの冴えももう一歩というところだし。 それでも、妙に思い切りがいいところもあって、思い切りが良過ぎて格好悪いギタ・フレーズなんかもあるんだけど、そこが気に入っていたような気がする。 で、どうなんだと言うと、それなりに好きだったんで、嫌いではないし、全然聴いていられる。 だけど、積極的に聴きたいというほどではないし、やはり以前ほど良いとは思えない、というのが正直なところ。 です。 2枚で終了。 back-woods song その1 |
![]() Swervedriver Juggernaut Rides '89-'98 2005年に突如として(かどうかは分からないけど、少なくともそう感じた)リリースされた2枚組のコンピレーション。 そして、何で今頃?と思いつつ、久しぶりに聴いて見るのもいいかと購入した覚えが。 アルバムと違って、シングルの類いを聴こうと思う機会が少ないので、その辺がまとめて収録されていると考えて手に入れたような記憶もかすかにある。 で、念のためチェックしてみたら、持っているシングルに収録された曲が全部収録されている訳でもないらしい。 むしろ、数曲だけ。 で、買ってみたは良いけど、2枚組で収録曲も多いためか、それなりに楽しみつつ、1、2度、確認するかのように聴いただけで終わってしまった。 ただ、あまり聴かなくなっていたこのバンドを見直すきっかけになったのはたしか。 改めて聴いてみると、やっぱり長いのでなかなか集中して聴くことができないけど、アルバムに収録されていない曲が半数くらいあるので、なかなか新鮮でもあるし、流して聴いていると要所要所で好きな曲が出て来るので結構良かったりも。 聴き慣れない曲に関して、まだどの曲がどうというのはないけれど、音作りも一貫しているし、派手ではないものの着実に進んでいるし、良いバンドだなと素直に思った。 Swervedriverは、以上です。 中心人物のアダム・フランクリンの作品はまだ聴いたことがないけど、ちょっと気になる。 御苑。 back-woods song その1 |
Swervedriverをもう少し。
Dinosaur Jr.以来(?)、シングルを並べてみます。 90年リリースの"Son Of Mustang Ford" ![]() 91年の"Rave Down" ![]() 同じく91年の"Sandblasted"。 ![]() この3枚は、ファースト・アルバム あんまり自信ないけど、たぶん。 ともかく、ファースト・アルバムを気に入り、もっとそういう感じのを聴いてみたい、と思って3枚まとめて購入した、はず。 で、どれもそれなりに聴いていたはずなんだけど、改めて聴いてみると、アルバムに収録されている表題曲を除いて、あまり記憶に残ってなかった。 やっぱり楽曲としては、少々弱いのかも。 でも、全然悪くはないです。 ちょっとインパクトに欠けるだけで。 次も、91年リリースの"Reel To Real" ![]() 上記3枚がクリエイションからのリリースなんだけど、これだけA&Mから。 アルバムに収録されてない曲ばかり、と思い込んでいたんだけど、"Sandblasted"が1曲目。 あまり良く知らないんだけど、アメリカ向けってこと? リリースされたことは認識していて、どうなのかな?今度買おうかな?と思いつつ、いつの間にやら忘れてしまい、随分と後になって中古盤を見つけて買った、はず。 そんな感じなので、確認しただけで終わってしまい、内容の記憶があまりなかった。 なにしろ"Sandblasted"が入っていることさえ覚えてなかったくらいだから。 改めて聴いてみると、収録曲の録音時期にばらつきがあるのか、音作りが結構違ったりして、少し幅広くも聴こえるし、散漫にも聴こえるし。 こちらもやっぱり"Sandblasted"以外の曲のインパクトは少なめかも。 でも、上記の3枚もそうだけど、もうちょっと聴き込めば印象が変わりそうな気がしなくもない。 セカンド・アルバム 去年の2月。 back-woods song その1 |
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