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![]() 芳垣安洋4Days/芳垣安洋×大友良英 Duo & More 06/26/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan 今年もこの季節がやって参りました。(?) 芳垣さんの4Days。 今年は行けても2日くらいかな、と考えていたところ、土日にかかっていたおかげで、それなら3日連続で行ってしまえ、ということで2日目から4日目まで行くことに。 さすがに4日連続は、なので、残念ながら1日目は断念。 という訳で、2日目。 大友さんとのデュオを中心に、ゲストを迎え、という形式。 大友さんとのデュオって、1年と10ヶ月ほど前に一度見たきりで、ありそうで意外とないので、かなり楽しみだった。 で、ファースト・セットがお二人によるデュオ。 芳垣さんは床に置いたシンバルを叩くところから、大友さんはギターを仰向けに膝に置いた状態から、というイレギュラーながら、全然不思議ではない光景からスタート。 音の方は想像通りと言えばそうなんだけど、これを求めて来た訳で、始終楽しくて仕方がなかった。 ゾクゾクしっ放し。 大友さんの後ろにはギターがもう1本立ててあったので、どこかで持ち替えたりするんだろうかと思っていたら、いつものをギターを弾きつつ、たまにもう1本のギターの弦をはじいてみたり、マレットで叩いてみたり、そんな使い方。 そのギター、最初はジャガーかと思ったんだけど、よく見たら弦が太いし、どうやら6弦ベースだった模様。 なかなかえげつないもの持ってきますね。 このセットでは、長めに1曲、短めにもう1曲。 かなりロックっぽい展開もあったり、このセットだけでもかなりの満足度。 そして、セカンド・セット。 まず、曽我大穂さんが加わったトリオ。 大友さんと曽我さんの共演が今まであったのかは知らないけど、何となく相性良さそうだなと思っていたので、これもなかなか楽しみだった。 曽我さんのカセットテープを使ったコラージュっぽい音やら、スクラッチっぽい音なんかを交え、抑えめに、でも、途中でスイッチを入れたかのごとく、大友さんと芳垣さんが前に出たり、などこちらも予想通りと言えばそんな感じではあったけど、やはり面白かった。 このトリオでまず1曲。 次に、ここに藤原大輔さんがテナーで加わる。 3日目(つまり今日)のリハーサルのために来ていたのだけれど、そのまま居残り急遽参加、らしいです。 何か音が出るものさえあれば、何らかの形で演奏にしてしまうであろう3人に囲まれ、ここにサックス1本で切り込むのはなかなか大変そうだけど、ジャズっぽい雰囲気が現れたり、これは思った以上に面白かった。 まとまりがないようにも聴こえる大友さん、藤原さん、曽我さんの3人の誰に芳垣さんが寄って行くかで全然印象が変わったり、大友さんのギターと藤原さんのサックスが絡んでみたり、大友さんと芳垣さんが前面に出ると藤原さんと曽我さんの音が微かに聴こえるような感じになり、そのバランスの変化が見事。 大友さん、ちょっとだけ6弦ベースに持ち替えるも、あまり使わず、ちょっと残念。 藤原さんは、芳垣さん絡みでしかまだ見たことがないんだけど、今回の演奏が一番良い印象だったかも。 ちょっと長めに1曲、短めにもう1曲、で終了。 そして、アンコールでは再びデュオ。 どんな感じにするか迷った末、フリージャズの神髄、ということで。 大友さんは、"Song For Che"のフレーズを交えつつ、芳垣さんは煽りまくり、といつもの通りではあるけれど、今回はまだこういう展開はなかったし、このデュオならこういう展開はやっぱり聴いてみたいし、ということで短くはあったけど最後にスッキリ。 予定外ながら会場で珍しいCD(いや、CD-R)も購入し、かなり満足しながら帰宅。 そして、今日もいそいそと出かける予定。 年末の続き。 back-woods song その1 back-woods song その2 back-woods song その3 back-woods song その4 back-woods song その5 back-woods song その6 back-woods song その7 |
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