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![]() 芳垣安洋4Days/芳垣安洋 × 田中信正 Acoustic Jazzset 06/27/09 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan さて、3日目。 自分にとっては、2日目。 今回は、芳垣さんとピアニストの田中信正さんを中心にしたアコースティック・セット。 田中さんの名前を見て、これは見ておきたい、見ておかねば、と思った。 田中さんは、まだ過去に2回ほど見ただけではあるけれど、見る度に面白さと凄さが更新中なので。 先に、分かる範囲のセットリスト。 Set1: Scarborough Fair I Got Rhythm Clark All Blues Re-Baptism Set2: ??????(キューバのナントカって音楽のナントカってシンガーの曲、聞き取れず) Moritat Tango-Ballad(多分、これです。「ヒモのバラード」) Alabama Song The Look Of Love Encore: 皇帝 ファースト・セットは、まず芳垣さんと田中さんのデュオで4曲、ほぼぶっ続けに。 田中さんのオリジナル"Clark"やその他有名な曲をを大胆に、どころかほぼ原型をとどめないアレンジで。 以前に見た時にやっていた曲ばかりだけれど、さらに鋭さを増し、口アングリ、な感じ。 田中さんの、何かが乗り移っているとしか思えない、独特な猫背スタイルに目を奪われる。 一方、芳垣さんもやはり凄いので、左右キョロキョロしながら見てました。 そして、最後、芳垣さんの曲"Re-Baptism"を、井上陽介さんというベーシストを加えて。 芳垣さんと井上さんがステージ上で共演するのは約21年ぶり、東京では初めて、だとか。 ベースが加わると、また少し雰囲気が変わり、これはこれで一筋縄でいかず。 続いて、セカンド・セットは、芳垣さんがお好きだという曲を、ということで井上さんの他、前日も急遽参加となった藤原大輔さんに、芳垣さんのライブで何かと見る機会の多いチューバのギデオン・ジュークスさんが加わる。 面白い編成。 キューバのシンガーの曲や三文オペラの時に演奏していたと言うクルト・ワイルの曲が2曲、三文オペラではないけど、やはりクルト・ワイルの曲をもう1曲、最後にバカラックを1曲、という内容だった。 時々、どこかで聴いたことがあるメロディーは出てくるものの、原曲を知らない状態。 "Mortat"は、ソニー・ロリンズ なので、元々風変わりであろうと想像するしかない原曲を、さらにどのくらいかは分からないけど風変わりにアレンジした演奏を、ただただ楽しむ。 ファースト・セットとはガラリと雰囲気が変わり、ただただ、どころかかなり面白かった。 そんな中、あれ?これ知ってるな、とはっきり自覚したのが"Alabama Song"。 曲名で何となく引っかかるものがあったんだけど、途中で出て来たメロディーを聴いてハッとした。 Doors この曲、好きだったんです。 で、最後、バカラックの曲は、それまでと比べればストレートな感じで。 もちろん、それだけで終わる訳もなく。 ゲストで加わったかがたがの演奏も素晴らしかったけど、やっぱり田中さんに目と耳を奪われ、同じく芳垣さんに目と耳を奪われ、ファースト同様キョロキョロしながら見ることに。 最後、アンコールでは、加藤崇之さんというギタリストの「皇帝」という曲。 曲を紹介した段階では曲名の漢字が分からなかったので、皇帝かな?校庭かな?それとも行程?工程?とかいろいろなことを考えていたのだけれど、メロディーを聴いて「校庭」じゃないかと判断。 でも、帰宅して調べてみたら、「皇帝」であることが分かった。 ただ、渋さ知らズで演奏する時には「校庭」になるらしく、よく分からないけど、あながち間違いでもなかったらしい。(?) ともかく、メロディーが良くて、とても良い曲だった。 メロディーの途中まで、ニール・ヤングの歌声が聴こえてきそうなのは気のせいでしょうか。 アンコールが意外と長くて、終わってみると11時近く。 空席がチラホラあるくらいだった前日よりも客の出足が悪かったので、前日よりも少ないかなと思ったけど、同じか、ちょっと多いくらい。 サックスやピアノをマイクで直接拾わず、ステージの前に立てられた2本のマイクでステージ上の音全体を拾っていたりとか、そんなこだわりも面白いライブだった。 そんな訳で、4日目の今日もイソイソと出かける予定です。 今日は休みましょう。 back-woods song |
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