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![]() Atomic 04/11/10 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan さて、今回は北欧からやって来たAtomic。 ここ数年、よく来ているようだし、興味はあったんだけど、何となく見そびれていて、同じくドラマーのポール・ニルセン・ラヴはバンド以上によく来ているようだし、同じくとても興味があったんだけど、何となく見そびれたままだった。 初Atomic、初ニルセン・ラヴ。 で、今回は何となく行ってみよう、という気が起こり、2日目、そして今回のツアーの最終日を選択。 行ってみると、思っていたほど混雑はしていなくて、(見る側にとっては)ちょうどいい人の多さ。 今まで、スルーしていた理由のひとつが、混みそう、ということだったので、これならもっと早くに見に来ても良かったかも、とちょっと思う。 自分の周囲では、MMWの来日で沸いているんだけど、そっちは最初から行く気がなかったので、日にちが被っていることも最近まで気付かず、というのは余談です。 ファースト・セット、セカンド・セットともに5曲ずつ、アンコール2曲という内容。 曲名は、元々この人達の曲のタイトルを全然知らない上、北欧なまりのせいか、自分の英語力では聴き取れず。 序盤は、わりと演奏もクールな感じで、初体験なので、様子を見つつ。 1曲目は、バリトン・サックスとベース、ピアノとトランペットがそれぞれ組み、ドラムがひとり自由に叩いているような感じだったんだけど、いつの間にかその組み合わせが変わっていたりと、豪快ながら緻密さもあって、これは面白いなと、素直に思った。 それが曲が進むにつれ、熱を帯びて来て、すっかり引き込まれる。 盛り上がったときの熱量がとんでもなく、徹底的にアレンジされた感がありながらも、フリーとかインプロっぽさもあったり、ジャズからはみ出て行ったり。 セカンド・セットに入ると、ファースト・セットでは2管の迫力に圧倒されて聴き入っていたせいか、前に出るところが少なかったような印象のピアノが気になり始めた。 何というか、ちょっと変というか、この人も個性的。 で、同じくファースト・セットでは、音量小さめに聴こえたベースも気になり始める。 地味というのとは違うんだけど、黙々とボトムを支えるんだけど、まさに「剛」といった感じの野太いベース。 ゴシゴシこする感じのアルコも強烈。 もっとベースの音が大きければ、とは思うけど、徹底的に考え尽くされた演奏をしているくらいなので、この楽器の音のバランスもそれに含まれているのかも。 で、初めて見るポール・ニルセン・ラヴ。 やっぱり噂通り面白い。 でも、これ1度ではまだまだ底が見えず、これに限らず、他のセッションなどももっと見てみたいと思った。 というのは、他のメンバーに関しても。 そのくらい、実力者ぞろい、なのは言うまでもないですね。 そして、アンコール1曲でおしまい、と思いきや急遽もう1曲。 演奏も会場もそのくらいの盛り上がり。 本編で演奏された曲とはちょっと違うタイプの曲も演奏されたり。 で、単純に凄かった。 これなら無理矢理にでも、少なくともピット・インの2日間くらいは見るべきだったか、と思うけど今更行っても仕方がないので、次に期待。 休み。 back-woods song |
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