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嬉しくないボーナス
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Nefertiti

Miles Davis
Nefertiti


67年のアルバム。
前回のエントリーでも書いた通り、オーネット・コールマンの"Science Fiction"を久しぶりに聴いて、もしかしたら見当はずれかもしれないが、1曲目の"What Reason Could I Give"でやっていることがなんとなく"Nefertiti"を連想させ、こちらもしばらくぶりに聴いてみたくなった。
もちろん、当然のごとく雰囲気はまったく違うし、関連性もないと思うのだけれど。

ウェイン・ショーターが3曲、ハービー・ハンコックが2曲、トニー・ウィリアムスが1曲提供し、マイルス自身の曲がない。
でも、どこをどう聴いてもマイルス一色で染まっているのが凄いところ。
もちろん、個々の作曲能力も素晴らしいし、それぞれの特色も出ているのだろうけれど。
そして、やっぱり1曲目の"Nefertiti"。
リード楽器のソロがなく、リズムセクションが変化を付けていくという曲。
いろいろな音楽が溢れかえっている現在、もしかしたらこの曲を聴いてもどこがどう凄いのか分かりづらいかも知れないが、リアルタイムでジャズを追っていたとしたら、よほど奇怪な曲に聴こえたのではないかと思う。
かくいう自分も、ジャズばかり聴いて来た人間ではないので、話には聞いていたけれども、どこがどう革新的なのか最初はよく分からず、何度か聴いているうちにおぼろげながら実感できるようになったのだ。
同じフレーズを吹きながら、少しずつずらしていくトランペットとサックス、ソロを吹かずとも充分聴かせてくれる。

全体的には、派手なソロも少ないし、非常にムードを大切にした、落ち着いたアルバムだ。
だからなのか、今まで自分で持っているマイルスのアルバムの中では意外と聴く回数が少なかった。
雰囲気は好きなのだけれど、実はもうひとつ入り込めないでいた。
で、理由を考えてみた。
このアルバムには、テイク違いのボーナス・トラックが4曲、約25分ほど収録されていて、全体で65分ほどになる。
通しで聴くと、同じ曲が何度も出てるせいで、必要以上に長く感じてしまい、本編の持つ本来の雰囲気を壊しているんじゃないかと思う。
ボーナス・トラックは嬉しい場合もあるが、これはあまり嬉しくない方だ。
まだ、本編の途中にテイク順に収録されていないだけましかもしれないが。
そういったことを意識して聴きながらこの文章を書いているのだけれど、本編の方は凄く良くて(ボーナス・トラックも別に悪くはない)、ようやくはまることができそうな気がする。

[2006/01/10 01:11] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
ドラムスに酔う
このアルバムを聴いているときは、何も考えません。ひたすらトニーになったつもりで、音を追いかけています。
私はハービー・ハンコックのVSOPを聴いてトニーにしびれ、そこからマイルスの「黄金のクインテット」にさかのぼりました。メンバーの感性が、刺激しあい、たかめあい、ほとばしりでる。ゆえに快感です。
抑制が効いて、知性的で、瞑想的で、穏やかな雰囲気ですが、とても熱い音楽だと思います。
[2006/01/10 22:24] URL | mikion [ 編集] | TOP ▲
>mikionさん

トニーのドラムいいですよね。
若くて勢いが凄いのだけれど、味もある。
シンバルの音が印象的です。

>抑制が効いて、知性的で、瞑想的で、穏やかな雰囲気ですが、とても熱い音楽だと思います

これ、このアルバムに関しては、やっと分かってきましたよ。
静かなんですが、煮えたぎった感じを押さえつけているようなところがありますね。
[2006/01/11 00:37] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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