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月刊グラントグリーン2月号
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Feelin' the Spirit

Grant Green
Feelin' The Spirit


62年にレコーディングされたアルバム。
"Am I Blue"が、ゴスペルやR&B色の強いアルバムであるのに対し、このアルバムではスピリチュアル(霊歌)と呼ばれる音楽の曲を取り上げている、なんてことを"Am I Blue"のエントリーを書いた時にTさんが教えてくれたので興味を持った。
スピリチュアルという音楽についてその時初めて知ったのでちょっと調べてみたが、簡単に言ってしまうと、奴隷としてアメリカに連れてこられた黒人の間にキリスト教が広まり、ヨーロッパの宗教音楽、賛美歌とアフリカ的なものが結びついた音楽、ということらしい。
ゴスペルとごっちゃに語られることも多いらしいのだが、ゴスペルにとってはルーツとも言える音楽だそうだ。
スピリチュアルはもちろんのこと、ゴスペルについても漠然としたイメージしか持っていないので、"Am I Blue"とこのアルバムを聴き比べることで何か少しは掴めるかなと思ったのだ。

結論から言うと、そんな付け焼き刃の生半可な知識で分かる訳もなく...。
知ったかぶりするのもどうかと思うので、素直な印象だけにとどめておくとしましょう。
ボーナス・トラックの"Deep River"を除き、作曲のクレジットが"Tradirional"とあるから、すべてスピリチュアルの曲のようだ。
これがグラント・グリーンのギターととても相性がよく、とても良い作品になっていると思う。
いや、単純にとても気に入ってしまった。
このアルバムと比較すると、"Am I Blue"の方が響きがポップというかキャッチーな印象で、よりルーツに根ざした感のあるこの"Feelin' The Spirit"の方がどこか垢抜けないグラントのギターにはまるのではないかと思う。
ちょっと面白いのが、ハービー・ハンコックの存在。
クレジットを見てピアノがこの人であるのを知って少し驚いたのだが、バッキングもソロも素晴らしく、都会的な感じのするこの人のピアノとグラントのギターの対比が聴き所の一つだ。
ついでに、ドラムは最近何かと縁のあるビリー・ヒギンズだ。

で、今、"Am I Blue"の方を引っ張り出してきて聴いている。
もともと悪い印象は持ってないのだけれど、"Feelin' The Spirit"を聴いた後で、また少し印象が変わった。
もちろん、良い方に。
スピリチュアルとゴスペルが関係あるように、この2枚にも関連があるように感じる。
時系列で見ても、"Feelin' The Spirit"の方が先だから、何となく筋は通るし。
やっぱりこの人、面白いです。

[2006/01/13 01:07] | Jazz | トラックバック(1) | コメント(14)
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コメント
この記事ほぼ全編、激しく同意します。コメント書くのやめようかと思った位に(笑)。
題材が肌に合っていたのか、一番この人らしい味が出ているのではないかと思います。最初聴いたときは一般的なジャズのリズムと違っているのでとまどいましたが、今では「ジャズ」としてではなく、「グラント・グリーンの音楽」として聴いています。
[2006/01/13 03:39] URL | rollins1581 [ 編集] | TOP ▲
Deep River
キモックのCole's Lawにあたるのが
グリーンではDeep Riverじゃないかと
思うくらい、泣かせる演奏。
他の曲とは雰囲気違うけど、うれしいボーナスでした。
[2006/01/13 12:28] URL | mikion [ 編集] | TOP ▲
>rollinsさん

>コメント書くのやめようかと思った位に

なぜ?(笑)
地が出ているような感じがしますね、このアルバムでは。
1曲目の出だしから良くて、聴き入ってしまいました。

>ジャズのリズムと違っている

ハンコックのバッキングがまたいいんですよね。
貢献度かなり高いと思います。
このアルバムをグラントのベストに挙げる人も多いようですね。
[2006/01/13 12:31] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
>mikionさん

同意します!
そう、"Deep River"について書こうと思ってたんですが、すっかり抜け落ちておりました。(笑)
とても美しくて、素晴らしい演奏、曲ですね。
こういうボーナスなら大歓迎。
[2006/01/13 12:34] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
Grant Green、実は通貨しないできてしまったのです。
ほとんど聴いてない。
最近、こちらを読んで聴かなきゃ度UP。
これはビリー・ヒギンズ参加だし。
[2006/01/13 12:41] URL | Mongo [ 編集] | TOP ▲
>mongoさん

俺も聴き始めは最近のことですから、今からでも遅くはないです!(笑)
ビリー・ヒギンズ、お好きなんですよね。
このアルバムは、お薦めです。
[2006/01/13 12:46] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
>なぜ?(笑)

だって、言いたかったことはほとんどpiouhgdさんが書いているので(笑)

>ハンコックのバッキングがまたいいんですよね。
>貢献度かなり高いと思います。

このアルバムにハンコックを起用したのはアルフレッド・ライオンなのかグラント・グリーンなのか。とにかく、ハンコックを選んだ人の慧眼に感服です。
[2006/01/13 14:48] URL | rollins1581 [ 編集] | TOP ▲
>rollinsさん

そうでしたか。(笑)
実際のところは分かりませんが、なんとなくアルフレッド・ライオンのような気がします。
とにかく素晴らしい相乗効果を生んでますね。
[2006/01/13 15:26] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
多分(憶測)人選はライオン側と思います。
いや、それだけではなく、選曲・アルバムコンセプトさえ、レーベル側なのでは。。。??
グリーンはBluenoteで、これらの他に、ラテン集、カントリー集、なども出してますが、そういう企画すべてレーベル提案で、彼なら器用にこなせると分かっていたからなのでは。。?と思います。
ハンコックのバックは、なかなか好きです
。Wayne ShorterのBluenote新主流派諸作などでも、地味に屋台骨をつくってて、リーダー作よりも好きかも。。。
[2006/01/13 17:25] URL | たに [ 編集] | TOP ▲
>たにさん

俺もそう思います。
時代やブルーノートというレーベルの性格を考えれば、不思議は無いよね。
グラントの作品をいくつか聴いてみた限りでは、例えばマイルスのような明確な作品全体に対するグラント自身の自我というかコンセプトのようなものもあまり感じないし。

ハンコックは、このアルバム聴いて、天才だなと再確認しました。
グラントとも異なるファンキーさが滲み出ていて。
[2006/01/13 18:11] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
ハンコック
以前ブルーノートでハンコックのピアノトリオをハンコックの真後ろ一番近い位置から見たのです。

天才でした。
[2006/01/14 17:29] URL | Mongo [ 編集] | TOP ▲
>Mongoさん

生ハンコックですか~。
ライブではいつも良い位置取りですね。(笑)
[2006/01/14 17:59] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
TBありがとうございました。
私はあまり詳しくないのですが、 piouhgdさんやはり絶賛してますね。
グリグリ感にぶっ飛びますね♪
[2006/04/22 18:25] URL | bluerose [ 編集] | TOP ▲
>blueroseさん

こちらこそ、コメント&TBありがとうございます!
今日、起きてパソコン起動してみたらblueroseさんのところでこのアルバムが紹介されていて一人で喜んでおりました。(笑)
また、期待してます!
[2006/04/22 23:27] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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グラント・グリーンFEELIN' THE SPIRIT
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