FC2ブログ
黒黒
TOP ▲
インファント・アイズ(紙ジャケット仕様)

Doug Carn
Infant Eyes


71年のリーダー作としては2枚目、ブラック・ジャズに残した作品の中では1枚目にあたるアルバム。
このレーベルの代表的なアーティストとして紹介されるが、全21作品中、4作品がこの人のアルバムだから、当然といえば当然だろうか。
コルトレーンが大好きなようで、紹介される時には必ず「スピリチュアル」という言葉が使われるし、レーベルのイメージを決定付けているのもこの人によるところが大きいのかも知れない。
でも、レーベルカラーに統一感があり過ぎて、あまり長続きしなかったというのも、それが原因の1つでもあるんではなかろうかという気もする。
97年の再発当時、この人のアルバムをもう1枚くらい買ったと思っていたのだが、棚をチェックしてみたらこれしかなかったので、勘違いだったようだ。

オリジナルが1曲、あとはコルトレーン、ボビー・ハッチャーソン、ウェイン・ショーター、マッコイ・タイナー、ホレス・シルバーの曲を取り上げている。
そのうち4曲に、ダグ・カーンが作詞した歌詞が乗っていて、奥方であるジーン・カーンが歌い上げている。
その極めつけは、"A Love Supreme"の中の"Acknowledgement"の歌付きカヴァー。
演奏の方も、コルトレーン的な雰囲気がギュッと凝縮されたような感じ。
今聴くと少々小粒な感じもするし、きれいにまとまり過ぎているような気もするが、当時、まだジャズを聴き始めてそれほど経っていなかった自分には分かりやすくて、前々回取り上げたのThe Awakeningと共にジャズへの興味を深めるのに一役買っていたような気がする。
でも、今日久々にライナーを読んで、ダグ・カーンがピアノ&オルガン奏者であることを知って、そういえばどのパートがこの人なのか全然気にせずに聴いていたことに気付いた、というその程度だったのだけれど。
まあ、雰囲気は嫌いじゃないし、たまに聴くにはなかなかいいアルバムだと思う。

まったくの余談なのだけれど、初めてZeroによる"Afro Blue"を聴いた時、まず思い浮かべたのがこのレーベルのこと、特にダグ・カーンのこのアルバムのことだった。
もしかして、このアルバムにも"Afro Blue"が入っていたかな?と思ったが、入ってなかった。
でも、ちょっと近い雰囲気はあるような気がする。
[2006/02/16 00:34] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(2)
この記事のURL | TOP ▲
≪2004年の1枚 | ホーム | これもジャケ買い対象外≫
コメント
>レーベルカラーに統一感があり過ぎて、あまり長続きしなかった

そうだよねぇ。毎晩豚キムチ定食じゃ飽きるもんナ。たまに納豆たのんで、混ぜて食っても、やはりヴァリエーションに乏しい。

[2006/02/16 11:02] URL | たに [ 編集] | TOP ▲
>たにさん

ナイス喩え。(笑)
改めてブルーノートの凄さを実感。
[2006/02/16 11:20] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://piouhgd.blog17.fc2.com/tb.php/184-020e2524
| HOME |