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![]() The Little Willies The Little Willies 3月にリリースされた、一応、デビュー・アルバムということになるのか。 巷では、ノラ・ジョーンズの新バンド、なんて紹介のされ方をしている。 前々から気にはなりつつも聴く機会を逃していたのだが、先日のジェシー・ハリスのライブの余波で何となく試聴してみたら、1曲目のイントロのギターがあまりに格好良かったもので、いよいよ購入に踏み切った。 と言うとちょっと大袈裟だけれど。 その1曲目を聴いた時に思い浮かべたのがカントリー・フレイヴァーの曲を弾いている時のスティーブ・キモックのギター。 キモックを知らない人には伝わらないと思うが、自分にとっては続きを聴いてみたいと思うには充分なきっかけとなった。 13曲中、メンバーのオリジナルが4曲のみ、残りがウィリー・ネルソンやプレスリーなどのカヴァーで締められていることからどちらかと言えば仲間内でリラックスして作った作品なのだろうか。 でも、その4曲のオリジナルもその他のカヴァー曲も違和感なく溶け込んでいて、メンバーの作曲能力、アレンジ能力の高さが窺える。 こちらがカヴァー曲の原曲について知らなさすぎるというのも多分にあると思うが。 キモックがどうとかというのは別として、時折聴くことができるカントリー風のラフなギターが心地よい。 ノラ・ジョーンズのヴォーカルもピアノも、一聴してそれと分かるのもだけれど、完全にバンドの一員として参加しているのがよく分かし、とても良いバランスだと思う。 だからこそ、ノラ・ジョーンズの新バンドなんて紹介を聞くと、その方がレコード会社としては売りやすいんだろうなというのが見え隠れして、少し気持ちの悪さを感じてしまう。 気持ち悪さついでにもうひとつ。 作品の内容とはまったく関係のないことだけれど、このCDの国内盤はセキュアCDというフォーマットだ発売されている。 もちろん買ったのは輸入盤の通常のCDだ。 でも、こうして通常のCDが手に入る以上、未だにそうしたCCCDの類いをリリースし続けることに何の意味があるんだろうと不思議でしょうがない。 あまりこだわらずに購入する人もいるのだろうけど、確実に国内盤を避ける層もいるはず。 今更こんなことを書いてもしょうがないとは思いながらも、何をしたいのかよく分からないので。 話が逸れたが、このアルバムはなかなか良いです。 |
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