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なんなんでしょう
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Point Of Departure

Andrew Hill
Point Of Departure


64年のブルーノートでの4枚目のリーダー作。
ちょっと前から、このアンドリュー・ヒルとサム・リヴァースに興味を持っていた。
先日、サム・リヴァースの方を友人に少し聴かせてもらい、なかなか良さそうだったのでそのうち買ってみようと思っていたところ、ヒルのこのアルバムが安く売っているのを見つけてしまい、即購入。
加えて、こちらのブログで紹介されていたのを読んだこともきっかけになった。

で、このアルバム。
なんでしょう、この感じ。
最近、以前聴いた時にはよく分からなかったアルバムが、ガラリと印象が変わって好きなアルバムに転じるということが、特にジャズにおいては多く、そうやっていろいろ克服できたから、と言うとちょっと言葉が違うような気がするが、もう大抵のものが来ても大丈夫だろうと思っていた。
でも、まだまだだったらしい。
新たなハードルの出現。
今のところ、まだ捉えどころを探している感じだ。

このアンドリュー・ヒルというピアニストは、セロニアス・モンクと比べられたりしているようだが、聴いた感じ、やっぱり似た印象を持った。
タッチはそれほど似ていないが、音の置き方とか間の開け方とか、かなり独特で、その印象が何となく似ている。
クレジットを読んでみるとこのアルバムでは全曲本人の作曲によるもの。
曲もどこか風変わりで、そういったところも近い。
でも、モンクがひたすら独自の道を行ったのに対し、こちらは独自の道を進みながらも同時代性も兼ね備えているのが、新主流派たる所以か。
参加ミュージシャンによるところも大きいけれど。

その参加ミュージシャンの組み合わせがまた面白くて、ケニー・ドーハム、エリック・ドルフィー、ジョー・ヘンダーソンの3管に、ベースが多分初めて聴くリチャード・デイヴィス、ドラムがトニー・ウィリアムス。
ドーハムもヘンダーソンも存在感があって、素晴らしい演奏。
そして、つい耳を奪われてしまうのが、トニー・ウィリアムスのシンバルの音とドルフィー。
特に1曲目、"Refuge"でのドルフィーのソロ、ピアノソロの後で突然ヌッと現れ、斬り込んでくる。
それぞれの得意とする雰囲気をつぎはぎにし、その後ろでは常にヒルの不思議なピアノが他とは違う時間の流れの中でなっているような、そんな印象。
一見バラバラなようで、ギリギリのところでまとまっている、そんな面白さがある。

このアルバムのレコーディングは、ドルフィーの"Out To Lunch"の約1ヶ月後、正式なものとしてはドルフィー最後のスタジオ・レコーディング作品らしい。
だからか、何となく雰囲気が似ていて、それはドルフィーの参加が及ぼす影響の大きさも窺えて面白いし、また、"Out To Lunch"ほど徹底的に構築されておらず、その違いがまた面白いと思う。
まだまだよく分からないところがありつつ、このアルバムもそのうちガラリと印象が変わりそうな気もする。
アンドリュー・ヒル、しばらく注目してみます。
[2006/07/01 01:30] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(6)
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コメント
こんにちは。
このアルバム聴いたことないんですが好きなミュージシャンばかりだし、興味深い時代のものなので是非チャレンジしてみたくなりました。もしかしたらハードルを感じるかもしれませんが、それはそれで音楽を聴くときのひとつの楽しみ方ですよね。
[2006/07/01 18:52] URL | gaku69ab [ 編集] | TOP ▲
>gakuさん

どうもこんばんは。
好きなミュージシャンばかり、ということだったら面白いアルバムだろ思います。
なかなか濃いメンバーで、一見バラバラのようなんですが、ほんとにバラバラで。(笑)
でも、不思議な位置でまとまっているという、不思議な印象を持ちました。

>音楽を聴くときのひとつの楽しみ方

ですね~。
本来、ハードルを越えるとか越えないとかそんはことではないんでしょうが、ある時、何のきっかけもなく印象が変わる、というのも楽しいものですね。
[2006/07/01 20:36] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
好きなアルバムです。
こんにちわ。
W杯でメンタル面もフィジカル面もいっぱいいっぱいです(苦笑)。

大衆音楽的な部分と非大衆音楽的な部分とのバランスが、個人的に心地良い分量でブレンドされているのです。
一時期良く聴いたアルバムですし今でも聴くアルバムです。
[2006/07/01 22:05] URL | falso [ 編集] | TOP ▲
>falsoさん

>いっぱいいっぱい

ハハハ、そうですか。(笑)
サッカーお好きなんですよね。
ブログの方で拝見してます。
俺、寸分の興味も無いので、普段と変わらず過ごしてます。(笑)

>衆音楽的な部分と非大衆音楽的な部分とのバランスが、個人的に心地良い分量

まだ正体がつかめていないのが正直なところなのですが、妙なバランスで成り立っていますよね。
他のアルバムも聴いてみたいところです。
[2006/07/01 22:18] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
コメント&トラックバックありがとうございました
 こんばんは、早速お邪魔しました。ハードルを越えるという表現、とてもよく分かります。私が最初にハードルを越えたと実感したアルバムはリヴィング・カラーの「TIME'S UP」です(なつかしー)。ジャズではオーネットの「THE SHAPE OF JAZZ TO COME」、モンクの「THELONIOUS HIMSELF」あたりですか。
 とこるでサム・リヴァースはボビー・ハッチャーソン、ラリー・ヤング、トニー・ウィリアムスのブルーノート盤にも参加していますね。
[2006/07/01 23:05] URL | おみや [ 編集] | TOP ▲
>おみやさん

さっそくありがとうございます!

>ハードルを越える

本当はそんなに難しく考える必要なないと思うんですけどね。(笑)
モンクの"Thelonious Himself"は、同じくなかなか高いハードルでした。
あ、でもまだ乗り越えてないかも。(笑)
モンクを面白く感じられるようになったのもつい最近のことです。
Living Color、懐かしい名前ですね。

サム・リヴァース、そうですね、この日とも面白いところに絡んでますよね。
短期間とは言え、マイスルのバンドにまでいたとは驚きですが、さぞかし居心地の悪かったことでしょう。(笑)
[2006/07/01 23:35] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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