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元凶?
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Portrait in Jazz

Bill Evans Trio
Portrait In Jazz


59年のアルバム。
多分、ジャズを聴かない人でもこのジャケットくらいは見たことがあるんじゃないだろうか、というくらい有名なもの。
かくいう自分もそれに当てはまり、ジャズをちゃんと聴くようになる前、最も見かけたビル・エヴァンスの作品と言えば、これだった。
で、多分、代表的な作品なのだろうということで、ジャズを聴くようになった頃、買ってみたアルバムだ。
初めて聴く、ピアノ・トリオの作品でもあった。

でも、これが全然だめ。
もちろん聴いていて不快というほどではなかったし、部分的に良いと思えるところはあったにしろ、とても退屈なものに聴こえてしまった。
それ以来、すっかりピアノ・トリオが苦手に。
このアルバムがその元凶、と言ってしまうとちょっと言い過ぎなのではあるが。
実際、同じ頃、ウォルター・ビショップ Jr.のアルバムも聴いてみたが、やはり全然良さが分からなかったので、ビル・エヴァンスが苦手とか嫌いとかそんなレベルの話でもなかったのだと思う。

そんなピアノ・トリオも今では全然問題なく聴けるようになり、ウォルター・ビショップのアルバムも好きな1枚になっている。(参照
だから、当然、このアルバムも今なら、という気持ちがあったのだけれど、何となく苦手意識が抜けなくて、漠然と興味を持ちつつ、放置。
"Kind Of Blue"での演奏は、大丈夫、というよりむしろ好きなくらいなのに、なぜだろう。

という訳で、ようやく本題に。
そして、さっそく結論だが、全然問題なし。
もう、ほんとに今までの苦手意識が何だったのかというくらい、普通に気持ち良く楽しめる。
エヴァンスのピアノはもちろんだが、スコット・ラファロのベースの凄さ、面白さが分かったのも大きいように思う。
ただ、ここ1、2年の間に以前よりもジャズを多く聴くようになり、加えてもっと楽しめるようになってくると、徐々にこのアルバムが最高傑作ではないという意見や、更にはエヴェンスは苦手、という意見もちらほら聞く。
この辺りは、好みの問題も大きいし、中には「へそまがり」な意見も混じっていると思うので、どうという訳でもないのだが、良いアルバムだと素直に思っている。
エヴァンスの最高傑作かどうか、については、何しろこのアルバムしか聴いたことがないから、何とも言えない、今のところ。
このアルバムよりも気に入る作品がありそうな予感もあるし。

このCDは、"Autumn Leaves"と"Blue In Green"が2テイクずつ、しかもそれぞれ続けて収録されている。
最後の曲である"Blue~"の方はともかく、"Autumn~"が2テイク続くのが嫌だったことを思い出した。
これも、このアルバムを少し敬遠していたことの原因のひとつかもしれない。
些細なことではあるけれど。
最近の盤では、解消されているのかと思っていたが、どうやらそのままのようだ。
ライナーによれば、採用しようと思ったテイクの録音が失敗(ステレオ録音の初期だったそうで)していたがため、モノラル盤とステレオ盤では別のテイクが使われ、CDではその両方が収録されている、ということだそうだが、別に続けて収録しなくても良いだろうに。
聴き比べやすいのは確かだが。
で、聴き比べついでに、"Autumn Leaves"、どちらが好みかと言うと、ステレオ盤、CDで言えば2曲目に収録されたテイク1の方が好きだ。
もう一方のテイクは、ラファロのベースが、面白いことは面白いのだが、ちょっと遊び過ぎな印象。
いつもならベースが無茶している方を好む傾向にあるのだが、この曲についてはテイク1の何となくまとまりの良い感じがしっくり来る。

一応、エヴァンスも大丈夫ということが分かったので、前から友人に薦められていたアルバムでも聴いてみようか。
それと、rollins1581さんが取り上げていたアルバム参照)も気になるな。
[2006/10/27 00:58] | Jazz | トラックバック(1) | コメント(10)
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コメント
思い切ったことを
書いちゃいましたね~。エヴァンスマニアの人から睨まれちゃいますよ...

かく言う私も、トリオ物のエヴァンスは苦手です。特に、ノンテンポで情感たっぷりに弾かれたりすると耐えられなくなってしまいます...
ラッパの入ったやつ(『Know What I Mean?』、『Interplay』等)は大好きなんですけどねぇ...

[2006/10/27 15:19] URL | turu [ 編集] | TOP ▲
>turuさん

>エヴァンスマニアの人から睨まれ

知ったことではありません。(笑)
というより、以前はダメだったけど、今、聴きなおしてみたら良かった、という趣旨ですので問題ないかと。
それより、turuさんこそ、睨まれちゃうのでは?(笑)

>ンテンポで情感たっぷりに

これしか聴いていないので、turuさんが苦手とおっしゃっているのがどんな感じなのかは、想像するしかないのですが、いずれ自分の耳でも確認してみたいですね。
結構、賛否の多いピアニストだな、というのが最近の印象です。
[2006/10/27 15:29] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
>知ったことではありません。(笑)

わはは。

おれ、ダメ。つまんない。
たらたらしてるだけ、という感じ。
このひとのトリオは、他のものも大体似たような印象で、聴くに耐えないってほどじゃないけど、わざわざ聴こうとは思わないです。

神格化しすぎなんじゃないかと、思うけどなぁ。
[2006/10/27 17:25] URL | たに [ 編集] | TOP ▲
>たにさん

ハハハ、たにさんも睨まれちゃうね。(笑)
でも、なんとなくそんな気がしておりました。
俺は、全然OKだけど、エヴァンス最高!ってほどではないですな。
実際、最近聴いたバリー・ハリスのアルバムの方が聴いていて楽しいし。

>神格化しすぎ

これは、俺もそう思いますよ。
あまり行き過ぎると、肝心の音楽がぼやけてしまうし、全然良いことないと思うんだけど。
[2006/10/27 17:41] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
ども。

ピアノ週間ですか?。
で、出ましたね。B・エバンス。。

アタシは、この人のレコードけっこう持ってます。
でもね、、普段はゼンゼン聴かない。
楽しくないですもんね、この人。
でもね…2年に1度くらい、死ぬほど聴きこみます。
随分昔ですが、この人の中には狂気が宿っている
って、思ってから そのくらいのペースで聴いてます。
それが何だかは、判らないのですが…笑
(アタシの中の変態な部分。笑。)

リズム隊は凄いんですよねぇ~。
たにさんが、云われるように神格化しすぎ!。

エバンス・マニアに殺されるかも。。。。
[2006/10/27 18:52] URL | charchan [ 編集] | TOP ▲
>charchanさん

>普段はゼンゼン聴かない

何となくその感覚分かります。
そこまで極端ではないですが、自分にとってはマイルスがそうで、日常的に聴いているのではなく、たまに集中的にまとめて聴きたくなる場合が多いです。
楽しくない、と言うと、このアルバムは比較的楽しい部類に入るんですかね?

>人の中には狂気が宿っている

なるほど~。
でも、まだ、実感できませんです。

>アタシの中の変態な部分

どんどん出しちゃってください。(笑)

>ピアノ週間

週間にするほどピアノネタがないのですが、たまたま続きました。
もう一丁行きますので、よろしくお願いします。(笑)
[2006/10/28 00:58] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
piouhgdさんへ
こんばんは。早速来てみました。
別件で調べものをしている間に「ポートレイト・イン・ジャズ」を聴いていたのですが、思ったよりも聴けますね、このアルバム。流していても邪魔にならないというか、引っ掛かからないです。「スーッ」と流れてしまう感じ。そこがちょっとトゲトゲしてる「アンダーカレント」と違うところでしょうか。

「枯葉」2テイク連続はきついですね。あそこでついつい停止ボタンを押してしまいます。

エヴァンスのCDは気付いてみるといろいろと持っていまして、「ムーンビームス」は結構好きだということを今思い出しました。でも、あまり聴きませんけど(笑)。となると、好きじゃないのかな?(笑)。エヴァンスの中では唯一好印象のあるアルバムです。これは1曲目だけが「アンダーカレント」の雰囲気で、残りの曲は「ポートレイト・イン・ジャズ」に「とろみ」をつけてみました、という感じです。あくまでも私見ですのでpiouhgdさんがきいたら全然違うかも(笑)

charchanさんのコメントの中の、

>アタシは、この人のレコードけっこう持ってます。
>でもね、、普段はゼンゼン聴かない。

という部分は、私もおんなじです。

>この人の中には狂気が宿っているって、思って

この部分も凄く頷けました。
[2006/10/28 02:40] URL | rollins1581 [ 編集] | TOP ▲
>rollinsさん

コメント&TB、ありがとうございます。

>思ったよりも聴けます

そうですね、今のところ、そんな印象でした。
"Moon Beams"は、前から友人に薦められて、でもこの"Portrait~"の印象が以前はあまり良くなかったものですから、聴きそびれていました。
でも、rollinsさんも好印象をお持ちということで、興味が高まりました。
試してみます。
果たして、狂気を感じ取れるでしょうか。

さて、どうやら、自分の周りには、偏狭的なエヴァンス・フリークはいないようですね。
みんなで、睨まれましょう。(笑)
[2006/10/28 03:08] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
この顔が・・・
こんにちわ。
私が駄目だとしたら、この顔が駄目かな(笑)。タイプぢゃないから(爆)。

「狂気」か・・・「狂気」にも色々なタイプが有ると思います。彼の持つ「狂気」は、ごく一般の人が心の中に持っている「狂気」と同質のものではないかと思います。
どれほど肥大化させても自らが持っているものと同質の「狂気」だから、それほど違和感を感じないんでしょうね。だから、何となく聴き易いようにも受け取られる。
アメリカの文化に憧れてきた日本人は特にそう感じるような気がします。逆に自己嫌悪に陥る人もいるでしょうね。
普段真面目に生活していると「狂気」と言う言葉に美しささえ感じてしまうかもしれませんが、実際に狂ってしまった人や自らの中に「狂気」を感じてしまった人は「狂気」とどう向かい合うのでしょう。音楽などの芸術と呼ばれる自己表現の中に、その答えが有るかもしれませんね(笑)。

うわっ!長い文章になってしまいました(反省)。
[2006/10/29 17:49] URL | falso [ 編集] | TOP ▲
>falsoさん

顔、っすか。
それはどうしようもないですね。(笑)

>一般の人が心の中に持っている「狂気」と同質

この辺り、エヴァンスの狂気というのが、実感できないので、何とも言えないです。
でも、実感できないということは、falsoさんのおっしゃる通りで、気付きにくい、ということなのかも知れません。

>音楽などの芸術と呼ばれる自己表現の中に、その答え

これも難しいですね。
人によって捉え方も違いますし。
あからさまに狂っているのも中にはありますが。(笑)
難しいですが、面白い話でもあります。

>反省

いやいや、いつでも遠慮なく。(笑)
[2006/10/29 22:43] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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