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座席は安普請
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Naruyoshi Kikuchi et Pepe Tormento Azucarar
12/11/06 Kudan Kaikan - Tokyo, Japan


新しいアルバムにあわせて行われた「悲しき熱帯」なるライブを見るため、九段会館へ。
この編成で見るのは、たしか3度目。
1回目は去年の9月頃だったか、代官山のUNITで、2回目今年の2月頃、今回と同じ九段会館で。
その2回目の九段会館、演奏自体に問題はまったくなかったものの、座席の位置のせいなのか、ピアノやベース、それに主役のサックスの音などが奥に引っ込む感じで、音楽に今ひとつ入り込めず、消化不良気味だった。
なので、雪辱、という訳でもないけれど、もう一度同じ場所で挑戦してみようということで、行ってみた。
そして、新しいアルバムがなかなか良かったので、結構楽しみにしてもいた。

時計はチェックしていなかったが、多分、ほぼ定刻通り、7時頃スタート。
この会場、古くて雰囲気はなかなか良いのだが、座席が狭い上、ちゃちなのが少し辛い。
前回は、真ん中よりやや後ろ、でも、通路に面していたので比較的楽に見ることができたが、前述の通り、音が今ひとつ。
今回、右端ではあるが、結構前の方で見ることができた。
音の方は、やはり自分の座っていたことろから一番遠い南博さんのピアノとベースが、バンド全体で音を出した時に聴き取りにくい。
でも、サックスはちゃんと聴こえるし,前回よりはましか。

曲は、当然、新しいアルバムからの曲が中心で、加えて前作からの曲が数曲(多分)。
ゲストにカヒミ・カリィが1曲、アンコールでもう1曲参加。
この編成の時は、ラテン+現代音楽、それと映画音楽といった趣(だと解釈している)が、なかなかハードル高めな展開もあり。
なので、過去に見たライブでは、一応楽しめはしていたものの、その辺りでやや入り込みにくい部分もあったのだが、今回のアルバムの印象が良かったのと、いい加減その雰囲気に慣れてきたのか、じっと聴き入ることができた。
途中、明らかに菊地さんのサックスが吹ききれていないと分かるところが、気付いただけで数カ所。
忙しくて練習不足なのか、調子が悪かったのか、どちらかと言えば前作の曲でミスっていたので、新しいアルバムの曲の方にリハーサルの時間を割いていたのだろう、と勝手に解釈。
アルトとテナーを使い分けていたが、菊地さんはテナーの方が良いと思う。

ただ、このバンドに参加しているベースが、苦手、というほどではないにしろ、ちょっと好みではない。
見る度にいつも、今日はどうだろう、と思って臨むのだが、今回もちょっとだめだった。
アコースティック・ベースという楽器の性質上、どうしてもこういう会場では聴き取りにくくなってしまうので、もうちょっと聴き取りやすい環境で見ることができるなら、その印象も変わるのかなと、やはりいつも思うのだが。
ちょっと機械的な所に物足りなさを感じる。
それは、楽曲自体にやや機械的な所もあるので仕方がない部分もあるし、本来どういう演奏をする方なのか知らないのだけれど、もう少し大らかさ、滑らかさがあると良いなと思う。

今回、印象に残ったのがストリングスの面々とパーカッションのお2人か。
特に後半のパーカッションから始まり、徐々に盛り上がる感じの曲が良かった。
それと、予想通りアンコールに演奏された細野晴臣さんの曲「ファムファタール」。
残念ながら原曲を聴いたことがないので違いが分からないのだが、細野さんがご自身のラジオ番組で菊地さんのカヴァーをかけ、「こういう風に歌いたかったですね」と言ったとか、言わなかったとか。

という感じで、それなりに気になる点はあったものの、見終わった後の満足度は今まで、と言ってもたった3回見た中でではあるが、一番高かった。
ここまで書いてみて、この文章からはあんまり伝わってないような気もする。
けど、実際、かなり楽しめたと思う。
ただし、南さんのピアノがやや不足気味なので、今週木曜日、ピットインにとても行きたくなっているのだけれど。

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[2006/12/12 08:53] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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