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20日に期待
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Keith Jarrett


Keith Jarrett
10/14/05 Tokyo Metropolitan Art Space - Ikebukuro, Tokyo, Japan


今日(正確には昨日だが)見に行った、キース・ジャレット。
生で見るのは初めてだ。
演奏する姿も、マイルス時代の映像(の凄いやつ)しか見たことがなく、アコースティックで、しかもソロの演奏を見るのもまったく初めてのこと。
キースジャレットを聴くようになったのもここ数年のことで、生で見れる機会があるのなら行ってみようじゃないか、ということで14日と20日のチケットを買った。

定刻の7時をちょっと過ぎたあたりでキースが登場。
演奏を始めてから割とすぐに例のうなり声というか、ピアノを弾きながらメロディを口ずさむ、あの声が聴こえた。
そして、身をよじり、時に足踏みを踏みながら弾く。
全身を使って弾く。

と、始まって10分と経たないうちに誰かの携帯電話の鳴る音が...。
電源切ろうよ...。

よくもあれだけ次から次へとアイデアが浮かぶものだなと感心しつつ、ファーストセットが終了。
ここまでは、まだ良かった。(キースとしては良くなかったかもしれないが...。)
休憩を入れ、セカンドセットが始まる。
3曲目か4曲目に入るあたりだったろうか、2度ほど、ちょっとフレーズを弾いては、仕切り直す場面があった。
即興でやっていれば、こんなこともあるだろう。
そして、再び演奏を始めしばらくしたところで、誰かのかなり大きな咳払いが入ったところで、演奏をストップ。
「みんな、咳をするなら今してくれ。」と一言。
そして、演奏するより静かにしている方が簡単だろ?とわかりやすい英語で問いかける。
ここでは、比較的ジョークっぽいニュアンスがあったように感じたが、静かに聴いてくれ、と真剣に訴えていた。

気を取り直し、再び演奏が始まる。
言いたいことを言ってスッキリしたのか、短めながらも静かな、良いメロディーだ。
個人的にはここのパートが一番良かった。
が、セカンドセットが終わりに向かうにつれ、だんだんと曲と曲の間が長くなっていく。
どうにも集中できない様子。
セカンドの最後の曲(結果的に最後になった?)の終わりで、決定的なことが起こる。
誰かが何かを倒したのか、かなり大きなバタンと言う音が...。
演奏をやめ、しばらく椅子に座ったままうずくまり、次に行こうか考えているようにも見えたが、結局席を立ち、礼をして終了となった。

これで終わってしまうのかと思ったが、アンコールには応えてくれた。
アンコールの演奏前、「さっきのノイズは何だったんだ?」と一言。
ここには先ほどのような、ジョークのようなニュアンスは感じられなかったが、これを聞いて、笑っている人が結構いた。
日本人ってやっぱり英語が苦手なのか、MCはみんな面白いものだと思っているのか。
「日本も変わってしまったね。」というようなことを言ってたと思う、たぶん。

プロが客を選ぶ、ということに対して賛否両論あるだろう。
例えば、頑固で偏屈な寿司屋やラーメン屋みたいな過剰な押しつけのようなものであれば、それはこちらとしても受け入れ難い。
しかし、この場合、音楽に真剣に取り組んでいるという姿勢の表れだろう。
去年の5月くらいのショーでうるさい観客に向かって、"Fuckin' shut the fuck up!"と言い放ったキモックの姿とダブる。
というわけで、ここはキースの姿勢を支持したい。
で、またまた言いたいことを言ってスッキリしたのか、アンコールの演奏も良かったように思う。
結局、アンコールには4回も応じてくれた。

全体的には、何となく予想通りで、最近の作品に近い雰囲気。
今更ケルン・コンサートと比較するのも違うとは思うが、やっぱりどこかであんな感じを求めてしまっているので、あそこまで特別な感じでもないなと思ってしまった。
ただ、こういう音楽こそ、出来の善し悪しに関係なく、録音されたものを改めて聴いてみたい。
そして、楽器を演奏する才能ってのはああいうのを言うんだなと思う。
それだけに、今日の乗り切れない感じと演奏の中断はとても残念だ。
[2005/10/15 03:22] | Live | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
伝わってくるよ
演奏中のぴりぴりが少し伝わってきた。何だか痛い。

私は優柔不断だからか観客には空気をつかんで謹んでほしいと思うし、演奏者にも広い包容力と忍耐力でショーの頭から終わりまで楽しませてもらいたいと欲張ってしまう。でもそれだけ真剣なんだよね。
結局、許せない許せるの境界線は自分の感覚なんだけどせっかくの素敵なショウ、演奏者が乗り切れなかったと確信してしまうと私はちょっとつらいかな。

やっぱり生ってそれだけに大変だから魅力がある。
[2005/10/15 10:29] URL | 32 [ 編集] | TOP ▲
>32さん

コメントどうもです。
やっぱりライブってのは、演奏者(裏方含む)と観客と両方で作り上げるものだなと実感しました。
ある意味、貴重な体験ではあったけれど...。
長年のキースファンの方々のコメントを読むと、もっと痛々しいですね。

>やっぱり生ってそれだけに大変だから魅力がある。

そうなんですよね~。
だからこそ、キースも全部即興演奏のソロライブを続けているんだと思います。
[2005/10/15 12:55] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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