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もっと聴かれてもいいはず
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Matt Deighton
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マット・デイトンの95年の1枚目のソロ・アルバム。
この1枚しか聴いたことがないので、今どうしているのかはまったく知らないが、当時、Mother Earthのメンバーだった。
Mother Earthは、その頃、アシッド・ジャズというくくりで紹介されていたバンドのひとつだったのだけれど、その周辺、いくつか聴いてはみたものの、あまり自分の耳にはフィットしなかったために深入りせず、Mother Earthについては、結局まったく聴く機会がなかった。
Mother Earthというバンドに対して、何となく、「今ひとつ」なイメージを勝手に作っていたこともあって。

で、そんな今ひとつだと思っていたバンドのメンバーのアルバムをなぜ聴いていたかと言うと、友人に激しく薦められたから、という単純な理由からだ。
最初こそ、あまりに地味だったもので、まあ悪くはないね、という感じだったのだけれど、聴けば聴くほどじわりと味が出てきて、わりと愛聴していたアルバムだ。
音は70年代風で、95年とは思えないほど古臭い。
フォークを基調としているが、さすがにクラブ・ミュージック方面から出てきただけあってグルーヴ感もあり。
その上、歌心の方もなかなか。
今日、本当に気まぐれに、かなり久しぶりに聴いてみたのだけれど、とても丁寧に作られているのがよく分かるし、改めて良いアルバムだなと思った。
なんだか妙にはまってしまう。
以前にこのアルバムをよく聴いていた頃にも、こういうフォーキーな感じで良いのがあったら他にも聴いてみたいなんて思っていたのだが、ここまでストレートにはまるのは意外と少ない。

一応、検索してみたら、Mother Earth共々、その後も何枚かアルバムをリリースしているようだ。
妙に値段が高かったり、売り切れだったり、ちゃんと流通しているような感じでもないようなのが残念だが、地道に活動を続け、一定の評価は得ているらしい。
Amazon.comの方では、安値で叩き売られているようなので、ちょっと手に入れてみようかな、と少し思っているところ。

地味だけど、なかなかの佳作。
[2006/12/25 01:01] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
無茶苦茶聴いてたよこれ。ソロ2枚目も。
アシッドジャズて言葉は大変うさんくさかったけど、レアグルーヴの何度目かの再評価に、当時の英クラブミュージック趣味(ハウスの流れとフージョンの流れ)がかぶったもの、程度のくくりだったんだと思います。当時も、統一した音があったわけでなく、どちらかというと同じ時代で同じ空気を共有してる中での、都市生活や音楽との付き合いというアチチュード(おいおいかっこよすぎだぞ)、みたいなそんなくくりだったなぁ、と思います。
音は、レアグルーヴ(ジャズファンク、ソウルジャズ)、ノーザンソウル趣味、ニューオリンズ趣味、レゲエ、と多様でしたな。でもそれが移民の多いロンドンらしさだったのだと思います。
同時発生の別流れになるグランドビートも、当初はそれほど、違う流れと思っていなかったです。

カヴァー曲を見て、そのバンドの趣味と言うか好きなルーツが見えて、それで、合点が行くことが多かった。MEはカーティス・メイフィールドあたりを扱ってたし、ブランニューへヴィーは、カヴァーじゃないけど、まんまミーターズだったから。
デイトンの奥方はこのアルバムにも参加してたと思うけど、IZITのボーカルの人で、これもFeel like a making loveのいなたいカヴァーがありまして、好きでした。
[2006/12/25 09:56] URL | たに [ 編集] | TOP ▲
>たにさん

ああ、やっぱり。(笑)
その頃、ヒップホップは好きだったけど、ソウルとか、その辺を聴くようになるのはもう少し後だったので、あまり良さが分からず、外から眺めてた感じでした。

>英クラブミュージック趣味

90年代は、アシッドジャズに限らず、イギリスの音楽はクラブに密接にリンクしているのが多かったよね。
今でもそうなのかな。
でも、なんだか中途半端なのが多くて、どちらかと言えば、あまり良い印象がないのだけれど。
ただ、このマット・デイトンとか、その辺りなら、気に入るのがあるんじゃないかと、そんな気がしています。
廃盤が多そうだけどね。

>デイトンの奥方

ああ、そうだったかも。
はっきり憶えてないけど、うっすら思い出しました。

とりあえず、デイトンは他のも聴いてみます。
[2006/12/25 10:18] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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