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ガラクタ
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It's Spooky

Jad Fair And Daniel Johnston
It's Spooky


89年のジャド・フェアとダニエル・ジョンストンの初共演作。
何かと共通点の多そうなこの2人によるこのアルバム、ずいぶんと前から知っていたし、興味がなかった訳ではないのだが、何となく敬遠してきたような気がする。
ジャド・フェアについては、かなり前に買ったHalf Japanese名義とソロ名義のアルバムをそれぞれ1枚ずつ持っているだけ。
面白い作品ではあったのだけれど、なんだかよく分からなかったというのが本当のところで、長いこと聴いていなかったりもする。
多分、そのせいでこのアルバムもちょっと敬遠していたのだと思う。
でも、やはりあの映画の中でのジャド・フェアのコメントやこのアルバムのレコーディング時のフィルムを見たおかげで、とても聴いてみたくなった。

そして、思っていた通り、ガラクタのような音楽が繰り広げられている。
一応、褒め言葉。
リズムが狂おうが、メロディが外れようが、お構いなしの自由度の高さ。
思いついたことをやってみて、録ってみて、で、完成、といった感じか。
そもそも完成させるとか、そういうことは眼中にないのだろうと思うが。
一般的に言われる音楽的なテクニックのようなものは皆無だけれど、聴いていて妙に楽しいのはなぜでしょう。

アルバムを通して聴いた時にはまったく気付かなかったのだが、9曲目にBeatlesの"Tomorrow Never Knows"のカヴァーが入っている。
改めて通して聴いてみても、気付かずに通り過ぎてしまったので、9曲目を選んで聴いてみた。
でも、そうして聴いてみてても分からないという、奇天烈なカヴァー...。
熱心なBeatlesファンが聴いたら、怒るかも。

これもクレジットを見て気付いたのだが、最後にはButthole Surfersのカヴァーが入っている。
これは、なかなか笑える。
あの映画を見ていなかったら、なぜこうなるのか気付かなかったし、この面白さも分からなかったと思う。

こうしてこの2人を並べてみると、ジャド・フェアは変わった人ではあるけれど、コントロールした上でこうなっているような気がする。
実際、どんな人なのかはよく知らないが、映画で見た時にもそんな風に感じた。
一方、ダニエル・ジョンストンの方は、病気のせいもあり症状が重い、といえば良いのか、普通ではないと感じる度合いが高い。
よっぽど意気投合したのか、相性はとても良いようだけれど。
実際、そんな雰囲気がこのアルバムからも伝わる。

やはり万人向けではない、約70分31曲。
[2006/12/27 00:41] | Rock | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
ハイ、ご無沙汰です!
このアルバム実は好きですね!
俺にとってみると夢の共演ですねこの2人(笑)
この何でもありの自由度の高さは、ある意味見習わなくてはいけませんね。
まぁ、真似出来るもんでもないですが・・・
ちなみに俺の結婚式での乾杯の挨拶後のBGMはこの中の曲をつかいました(笑)
ジャド・フェアのドキュメントビデオを持ってるもんで、DVDに焼けるときが来たら送ります!!!
[2006/12/27 14:29] URL | kazak [ 編集] | TOP ▲
>kazakくん

はい、お久しぶり。
待ってたよ。(笑)

>このアルバム実は好き

承知してます。
「実は」はいらないと思うけど。(笑)

>俺の結婚式

ほんと?どの曲?ええ?
よくかけてくれたね、式場。(笑)

>DVDに焼けるときが来たら

あ、"Half Japanese"ってやつ?
見たかったんだよね。
ぜひ、お願いします。
ダニエルの映画、年明けに名古屋でも上映されるみたいなので、ぜひ!
[2006/12/27 14:49] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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