![]() Grant Green Iron City 67年録音のアルバム。 もともとは70年代にCobblestoneからリリースされたもので、その後、Museからも再発されたりもしているらしい。 どこかで聞いたことのあるパターンだ。 この盤は、昨年Cherry Red Recordsというところから再発されたCDで、色身は違うようだけれど、Cobblestoneのオリジナルのジャケットに近いようだ。 ついでにこんなデザインのCDも出回っています。 ![]() Museから再発された盤のジャケットのは、以前にturuさんが紹介されています。 オリジナルが一番良いらしい。 で、気になる中身。 メンバーは、ジョン・パットンのオルガンにベン・ディクソンのドラムというシンプルなトリオ編成。 いきなり1曲目、グラント・グリーンのオリジナル曲である"Iron City"から、ぶっ放してくれます。 このアルバム、正直言うと甘く見ていたのだけれど、とんでもなかった。 とても良い雰囲気で、とても格好良い。 "Feelin' The Spirit" 途中、そっちへ行ってしまって大丈夫なの?と少し心配になるジャム・セッション的な展開もあるが、やはり非ブルーノート作品ならではの面白さと言えるかも。 この人達、好き勝手やらすとこうなって、アルフレッド・ライオンというフィルターがかかるとああなる、という対比がより一層面白いと思う。 惜しむらくは、この時期、おクスリ関係で体を壊していた時期だそうで、あまり活動はしていなかったようだ。 こういったセッションをばんばん残しておいてくれたら良かったのに、と思う。 でも、それは今更言ってもしょうがないか。 けど、言いたい。 このアルバムは、なかなか良いと思います。 |
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[画像]このアルバムは、当初Cobblestoneから発売されていた原盤の、Museからの再発物になります。かなり悪趣味なジャケット・デザインだと思いますが、中身は悪くないです...メンバーは、リーダーのグラント・グリーン、ジョン・パットン、ベン・ディクソンのトリオ編成 JAZZ、ROCK、そして帆船...[2007/03/08 12:58]
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