![]() Brother Jack McDuff Hot Barbeque 65年のアルバム。 メンバーは、ジャック・マクダフのオルガンの他、レッド・ホロウェイがテナー、ジョージ・ベンソンがギター、ジョー・デュークスがドラムの、ライナーによれば通称「ザ・ヒーティン・システム」だそうで。 そして、このメンバーでは、このアルバムが最後の録音だそうだ。 この、嫌でも触れざるを得ない素敵なジャケットのアルバムを知ったのは、turuさんのところで紹介されていたのを読んで。 それが昨年の11月のこと。 それからまたずいぶんと経ってしまったけれど、その時には手に入りやすいのがライブ・アルバムとカップリングした高い盤 高い上にカップリング作品はあまり好きではないので、どうしようか迷っていたところ、例の「1000円在庫処分シリーズ」にこのアルバムが含まれているのを知り、発売を待っていたという訳です。 そんなこの盤は、98年プレス。 もちろん、ジャケ買い。 で、気になる中身は、ジャケットのインパクトに負けず劣らず、の内容。 1曲目のタイトル曲での「ホット・バーベキュー・トゥデイ!」の掛け声だけで、笑いとともに引き込まれてしまった。 随分思い切ったなと思いながらも、あまりに単純に格好良いので。 そして、1曲目で今日はホットバーベキューと高らかに宣言しておきながら、2曲目でもう"The Party's Over"というのが何にも考えてなさそうで笑えたりもする。 でも、もちろん演奏の方は何にも考えてないという訳ではなくて、荒々しさも兼ね備えつつ、オルガン、テナー、ギターの三者のユニゾンからソロ回しに入るところなど、とても息が合っていてお見事。 で、更に気になるジョージ・ベンソンのギター。 どう考えてもグラント・グリーンにピッタリなシチュエーションなので、どうしても比べてしまうが、グラント・グリーンとはまた違った滑らかなギターが気持ちいい。 ベンソンについては、今まで不思議と手を出さずにいたので、かなり興味あり。 こんなに才能あるのに、どうしてお顔をあんな風にする必要があるのでしょうか。 いや、余談です。 これも当りです。 楽しいです。 |
|
| HOME |
|