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一目瞭然
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IMGP0263.JPG

Blendrums With Horns
10/20/07 Hamarikyu Asahi Hall - Tsukiji, Tokyo, Japan


芳垣さんのライブ・スケジュールでたびたび名前を見かけていたので少し気になっていた、レナード衛藤さんと言う和太鼓奏者の方の主催するライブ。
今回は、和太鼓、ドラム×2、ベースにホーンが3人という編成。
場所は、浜離宮朝日ホールと言うところ。
もちろん、初めて行くホールだし、このホールのある築地の辺りもほとんど行ったことがないエリアなので、半ば観光気分でチケットを取ってみた。
言うまでもなく、一番の目当ては、芳垣さん、そして、ベースの水谷さん。

レナードさんと言えば、都合が悪くて行けなかったのだけれど、8月には芳垣さんとともにザキール・フセインと共演、なんて面白そうなライブがあった。
ただ、見に行った方々の反応が、いろいろな意味で興味深いというか、面白いというか、もしかするとチケットを張り切って取ったのは失敗だったか?、ともちょこっとだけ感じさせるものだった。
が、せっかくなので、ここはひとつ自分の目と耳で確かめてこようと、わりと楽しみでもあった。

で、座席の番号から、てっきり端の方だと思っていたところ、思っていたよりも横幅の狭いホールだったので、でかい和太鼓の、ほぼ真正面という位置に。
レナードさんのことはまったく知らなかったので、いったいどういう人たちが聴いているのだろうと思っていたのだけれど、客層は女性が大半、年齢層は幅広い。
ますます分からん。

で、始まる。
まずは、水谷さん以外の全員が登場。
芳垣さんは、普段通り、Tシャツにジーンズという出で立ち。
もう一人のドラマー、菊池英二さんという方は、マッチョにノースリーブで、実際にマッチョ。
アルト&バリトン担当の方とトロンボーンの方は、スーツだが、どちらも妙にしっくり来てない。
テナーサックスの女性は、ほぼホステス。
そして、主役のレナードさんはというと、チラシの写真でお見かけしていた、そして8月のライブで評判だった(?)、エジブト風といえば良いのか、ともかく、肌の露出の多い衣装とは少し違い、それと比べれば比較的地味目な、袖無しの表現し難い衣装。
ご本人曰く、いつもより着込んでいる、とのこと。
でも、和太鼓の演奏を実際に見てみると、裸か、それに近い衣装になるのは自然なことなのだなと納得。
ちなみに、後で登場した水谷さんは、スーツにノーネクタイ。(初めて見た)
と、いきなり本題から逸れているが、見たままで言うと、もの凄く統一感のないチグハグな印象。

で、演奏。
1曲目は、打楽器の演奏の上で、ホーンズが何となく雅楽を思わせるようなフレーズを繰り返すというもの。
果たしてこれはどうなんだ?という気持ちと、期待していいのか?という気持ちが入り交じるが、特別聴くのに忍耐を必要とする感じでもなく。
その後、打楽器3人だけ、レナード&菊池、レナード・ソロ、レナード&芳垣、レナード&水谷&ホーンズ、全員、などなど、いろいろと編成を変えながら進行する。

ここまででも既に長くなっているけど、順番に行くともの凄く長くなりそうなので、まずは、個人的に楽しめた、素晴らしかったところ。
まず、ピット・インなどではどうしても埋もれがちになることの多い、ベースの音の響きがとても良かった。
天井の高い、音響のしっかりとしたホールだと、こうも違うものか。
そして、水谷さん&芳垣さん、そして、アルトのソロ、の場面。
ここ、急にジャズ色が高まり、また聴いていてなかなか気持ちのよい瞬間だった。
さらにこのアルトのソロの後、水谷さんと芳垣さんだけのパートがあって、自分にとっては見慣れた場面ではあるのだけれど、この音響の下で聴くとよりいっそう素晴らしかった。
ここ、一番の見所。

そして、芳垣さんとレナードさんのみの曲の冒頭で、芳垣タイムがあった。
これもまた、見慣れた、聴き慣れた場面ではあるけれど、とんでもなく素晴らしい演奏だった。
ちょっと音を出しただけで、会場の雰囲気を変えるほど。
最も緊張感のあった場面。
以上、素晴らしかったところ。

と書くと、じゃあ、主役のレナードさんは?ということだけれど、もちろんあれだけの和太鼓でリズムをキープするということは、相当な訓練と技術を必要とするのだろうし、実際、まったくつまらなかったという訳ではない。
でも、何となくしっくりこないと言うか、それ以上のものを生み出していたかと言うと、ちょっと疑問。
全員そろった演奏では、ちょっと音が多すぎるなと感じるところがあったのだけれど、どの音がないとすっきりするかなと考えた時、それが和太鼓である場面もあったし。
ホールの特性も考え、いろいろと工夫を凝らしていたようではあるが、大成功とは言い難いと思う。

もう一人のドラムの菊池さんは、ドラマーらしいドラマーという印象。
まさにパワー・ドラマーという感じ。
腕もたつようなので、多分、何かのバンドで演奏するとかなり力を発揮する人だとは思う。
ただ、こういう表現力が要求される場では、少々物足りなかったのもたしか。
レナードさんとのデュオでは、どちらもストレートで、楽器は違えど少し似たタイプなのか、相性は良かったけれど、どうにもハード・ロックやメタルのライブでお決まりのドラム・ソロを聴かされている気分になってしまった。
で、さっき調べたら、Yellow Monkeyのドラムの人であることが分かった。
何となく、どこかで見たことがあるような気がしていたのだが、納得。

結局、長くなっているのだけれど、ここで衣装で感じたチグハグさに繋がる。
やはり音の方も、衣装ほどではないとは言え、何とも言えないチグハグなところを感じた。
だから、どうしても一部分を切り取った楽しみ方になってしまった。
ここぞと言うところで気の効いた音を発していたのは芳垣さん、盛り上がりの場面で、そのグルーヴやら何やら、ベースとなるかなりの部分を担っていたのも芳垣さん、というのが自分の印象。
誰が凄いかは、一目瞭然。
芳垣さんが参加していたところでは当然のこと、抜けたところでもそれを強く感じた。
なので、レナードさんが目指しているものが成功しているのかと言うと、やっぱりそうは思えないかな、というのが素直な感想。
でも、見に行って後悔したかと言うと、そう言う訳でもなく、いろいろな面で面白かったと思う。
でも、また見に行きたいかと言われると、そうは思わないし、CDを聴いてみたいかと言うと、それもない、というのが正直なところ。

音楽って面白い、でも難しい。
音楽って難しい、でも面白い。
そして、芳垣さんは、やっぱり凄い。
などと感じた一夜でした。

IMGP0261.JPG

関係ないけど、この度、一眼デビュー。
初めて行った浜離宮からの眺めです。
IMGP0259.JPG
[2007/10/22 01:27] | Live | トラックバック(0) | コメント(0)
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