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乾いた音が印象的
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Eric Kloss - One, Two, Free

Eric Kloss
One, Two, Free


エリック・クロスなる盲目のサックス奏者の72年作。
例によってまったく知らなかったアーティストだが、ぬどいさんに教えていただきました。
この作品に興味を持ったのは、ぬどいさんによる解説はもちろんのこと、メンバーにパット・マルティーノとデイヴ・ホランドが含まれているからだ。
それだけでも自分にとっては、かなり興味深い。
それと、"One, Two, Free"という、直球なのか何なのか、どう捉えていいのか迷うタイトルに惹かれたのも大きい。
ちなみにその他のメンバーは、エレクトリック・ピアノにロン・トーマス、ドラムにロン・クラシンスキー(で良いんだろうか?)で、クロスさん同様、初めて知った名前。

で、聴いてみると、1曲目のタイトル曲は3曲で構成され、駄洒落っぽいタイトル(?)とは異なるシリアスな曲で、執拗に繰り返されるベースのリフの乾いた音を聴いただけで、好みの音であることがすぐに分かった。
これは良いです。
フリーと言えば、特にサックスにはそういう雰囲気を感じるけれど、聴き進むうちにどうもマイルスやザビヌルの陰がチラチラ見え始め、中盤辺りでは"In A Silent Way"っぽい展開に。
そこまで音の広がりはないけれど、狙っているかどうかは別として、影響力の大きさが窺えるような気がする。

そして、2曲目(アナログで言えばB面らしい)ではちょっと雰囲気が変わり、"It's Too Late"は、少々ジャズ・ファンク風味。
聴いたことあるメロディーだなと思ったら、キャロル・キングの曲だった。
1曲目の雰囲気とはがらりと変わるので、節操がないと言えばそうかもしれないけれど、こちらはこちらで格好良いので問題なし。
徐々に盛り上がり、ピークに達したところでメロディアスなテーマに戻る辺りは圧巻。

最後は、クロスのオリジナル曲。
今のところ、他の曲に押されて印象薄めではあるけれど、ギターはなかなか味わい深いし、ベースも印象的。
この曲のみならず、全体的に主役のサックスも、エレクトリック・ピアノも、確実にヒットする感じのドラムも良くて、メンバー全員とてもバランスが良い。
にしても、このワウをかけてペダルを低音側に起こしたまんまのようなベースの音が妙に耳に残る。

という訳で、単純に、格好良いアルバムだと思う。
インパクトがあり、かなり気に入っております。

余談。
ホランドさんと言えば、ベースの話。
先週、2回ほど立て続けにアップライト・ベースによる演奏を聴くことができたので、その構造をまじまじと観察して来た。
もしかしてミディアム・スケール?なんて適当なことを書いてしまったけれど、ブリッジの位置は一緒のようなので、あれは間違いなく普通のスケール。
目の錯覚。
失礼しました。
[2007/11/13 00:08] | Jazz | トラックバック(0) | コメント(9)
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コメント
piouhgdさん、こんばんは。

聴かれたのですね。TBも打って戴き有難うございました。

稚拙な内容ながらも自分がログを書いている以上、他の方々の意見というのは気になりますし、また怖い部分も正直あるので気に入って頂けたようで安心致しました。

彼が全盲なのは生後に病院側のミスで保温器の中で酸素過多にさせられ視神経を破壊されたとのことです。なんともやりきれない話ですね。

Amazonを見たんですが彼の作品は余りCD化されていないようですね。プレスティッジやミューズというレーベルに彼の同時期の作品が多数あるのですが、この作品がお好みでしたら是非とも『To Hear is to See!/Eric Kloss』(Prestige-1969年)を聴いて戴きたいなあと思いました。

クロス(アルト&テナー)、チック・コリア(ピアノ&エレピ)、ホランド(ベース)、ディジョネット(ドラム)です。イカしてるんですがCD化されているんでしょうかね?Amazonでは引っかからなかったのですが。
[2007/11/13 01:24] URL | ぬどい [ 編集] | TOP ▲
>ぬどいさん

どうも、さっそくありがとうございます!

>他の方々の意見

たしかに自分もこんなブログを続けている以上、気にならないわけではないですけれど、まあ、それは受け手の問題でもあるわけで、開き直っております。(笑)
仮に、ぬどいさんがお薦めしてる作品を自分が気に入らなかったとして、それは正直にそう書くつもりですし、またその方が面白いんじゃないかなとも思っています。

>なんともやりきれない話

医療ミスってやつなんですね。
それはひどい話ですね...。

>余りCD化されていない

そうなんですよね~。
CD化されていても廃盤が多いようです。
このアルバムはたまたま安い中古があったのでラッキーでした。
お薦めしていただいた作品、メンバーもとても好きな組み合わせですし、ぜひ聴いてみたいです。
ですが、見つかるかどうか。(笑)
[2007/11/13 09:27] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
>ぬどいさん

見つけました。
これがそう見たいです。

http://tinyurl.com/2lrl6c

ですが、これも廃盤。(笑)
[2007/11/13 09:30] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
>ぬどいさん

こちらにもありました。

http://tinyurl.com/3dxfus

こっちはまだ取り扱ってるみたいです。
[2007/11/13 09:36] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
piouhgdさん、こんにちは。

リンク先拝見しました。そうです。コレですね。

ジャケット&違いであるのと、2in1の体裁であったので気がつきませんでした。

『To Hear is to See!』と『Consciousness!』(Prestige-1970年)のカップリングのようですね。アルバムから削られた曲も無いようですし、お得だと思います。6~10曲目にあたるのが後述の作品のものです。コレは同メンバーのカルテット+マルティーノですのでまた楽しめると思いますよ。


[2007/11/13 12:19] URL | ぬどい [ 編集] | TOP ▲
すみません、訂正です。

>ジャケット&違い

ジャケット&タイトルの違いで気づかなかった、の意味です。言葉足らずで失礼致しました。
[2007/11/13 12:23] URL | ぬどい [ 編集] | TOP ▲
>ぬどいさん

わざわざありがとうございます。
指摘があるまで、気付きませんでしたが。(笑)

これはもう聴くしかないですね。
試してみます。
[2007/11/13 12:29] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
コレ
こんにちわ。
紙ジャケが出た時にそそくさと買いました(笑)。
[2007/11/13 21:55] URL | falso [ 編集] | TOP ▲
>falsoさん

おお、お持ちでしたか。
しかも紙ジャケ。
でも、いいんです、安かったから、悔しくないです。(笑)
[2007/11/14 01:03] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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