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マグナム
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Akira Sakara & Yasuhiro Yoshigaki

坂田明x芳垣安洋 Birthday Special Trio x 4
02/21/08 Pit Inn - Shinjuku, Tokyo, Japan


誕生日が同じ日だというお2人に、縁のある方々を迎えたセッション、ということで面白そうなので行ってみました。
坂田さんの演奏を生で聴くのは初めてのことだし、坂田さんの世代のジャズ・ミュージシャンの演奏に接するのも、初めてではないけれど、ほとんどそれに近いので、とても楽しみだった。

ファースト・セット。
まずはベーシストの吉野弘志さんを加えたトリオでの演奏。
この日の4人のゲストのうち、唯一初めて見る方だ。
真性(?)フリー・ジャズな雰囲気の演奏で、約15分ほど。
勝手に持っている坂田さんのイメージに近かったのがこの最初の演奏だったと思う。
あまりこういうストレートなフリーのライブはまだ見たことがなかったので面白かったが、比較的、顔見せっぽい感じ。
自分の座っていた席からだと、ベースの音だけ前からではなく、頭上のPAスピーカーから聴こえて来て、少し妙な感じでもあった。
途中、吉野さんがやけに上の方まで手を伸ばすので、何かと思えば4弦のみ、ヘッドのてっぺんのところまでフレットが延びていて、普通より低い音がでるような仕組みらしい。
ネックのところに何か付いていたので、どうやら通常のE音と切り替えられるようにもなっていたようだ。
長さからすると、開放でA辺りまで出るのかなと想像していたのだけれど、どうでしょう。
残念ながら、今回は、効果音的な使い方をしているところしか見ることができなかったが。

そして、次、お馴染み(?)高良久美子さんを加えたトリオ。
坂田さんのご子息は、中学生の頃、高良さんにパーカッションを教わっていたそうで、ミュージシャンの人脈、繋がりの面白さを知った。
演奏の雰囲気は、芳垣&高良夫妻がそろえばこの通り、というとても聴き慣れたもの。
そこに坂田さんのクラリネットが加わり、柔らかい感じに。
これも15分ほど。

3番目は、2日前のご活躍も記憶に新しい、内橋和久さんを迎えたトリオ。
ギターはSGではなく、ソロで演奏する時に使っているギターが置いてあったが、このセットではギターではなく、ダグソフォンを使用。
思いがけず、再び生で見ることができ、嬉しい。
一度、ダグソフォンと芳垣さんの共演を見てみたかったし。
で、坂田さんがサックスを構えずマイクの前に立つので、何をするのかと思えば、「そうこうするうちに、卵が...」との語り。
即興なのか、引用なのか、多分、即興だと思うけど、思わぬ展開に笑いが起きる。
サックスが加わってからも、何とも言えないユニークな演奏だった。

ファースト・セットの最後、内橋さん同様、2日前にも大活躍だったナスノミツルさん(マグナム)を加えたトリオ。
ハーモニクスを交えたベースのフレーズにドラムが加わると、完全にロックに。
ちょっとポストロックっぽくもあったので、ここに坂田さんがどう加わるんだろう、といろいろ想像していた。
しばし、ドラムとベースの様子を見守った後、一度置いたサックスを手に取り、演奏に加わっていたのだけれど、2人の出方を見てサックスかクラリネットのどちらを使うかを決めたようにも見えたが、やっぱり音量的にはサックスしかないと思うので、どうなんでしょう。
ただ、それでもやはりサックスの音が埋もれてしまうのが少し残念だったけれど、演奏面では三者とも遠慮する様子はなく、見ていて、聴いていてとても気持ちよかった。
セットのラストらしい盛り上がり振り。
ここまで、ちょうど1時間ほど。

そして、しばしの休憩後、セカンド・セット。
まずは、内橋&ナスノ(マグナム)を加えた、Altered States feat. 坂田明な演奏。
実は今回のライブを見るにあたり、この展開があるんじゃないかと最も楽しみにしていたのがこの組み合わせ。
内橋さんは、いつもとギターが違うので、少し抑えめに行くのかと思いきや、まったく遠慮する様子はなく、ほぼいつも通りのAltered Statesだった。
なので、ファースト・セットのナスノさんが加わったとき同様、やはりサックスの音が埋もれてしまうのが残念ではあったけれど、4人のぶつかり合う様はかなり聴き応えがあった。
機会があれば音響的にバランスの良い状態で聴いてみたい、そんな共演。
この日のハイライト、その1。

次は、吉野さんと高良さんを加え、坂田さんが以前やっていたHarpacticoidaからピアノのフェビアン・レザ・バネを除き、芳垣さんを迎える、という趣向、だったそうです。
グループ名その他、聞き取れなかったので調べてみました。
静かで柔らかい雰囲気ながら、しっかりと自由なところもあり、なかなか興味深かった。
ちょっとアルバムを聴いてみたい感じ。

そのまた次は、ここにナスノさん(マグナム)を加え、実は初顔合わせというベーシスト2人をフィーチャーした演奏。
まずは、ベース2本のみで始まり、これが油断していたというか、凄く面白かった。
思い思いに弾いてみたり、どちらかがバックに回ってみたり、協調してみたり、それぞれの違うキャラクターが反映されていて。
そこから芳垣さんが静かに加わり、坂田さんが加わり、終盤、高良さんが加わった辺りではかなりの盛り上がりを見せ、間違いなくこの日のハイライト、その2。

そして、最後、当然の如く内橋さんを加え、フルメンバーでの演奏。
ハイライト、その3、と先に宣言。
内橋さん主導の展開も多かったけれど、ここでは少しAltered Statesとは違った雰囲気だった。
やはりベース、サックスが音量的に不利なところはありながら、気付くと同時進行で、2つ、3つの別の音楽が鳴っているような様が圧巻だった。
これは素晴らしかったし、面白かった。

で、アンコールは、坂田さん、芳垣さんという主役2人によるデュオ。
坂田さんのクラリネットをフィーチャーした、温かな演奏にて終了。
芳垣さん主催のライブでは、こういう終わり方が多いけれど、余韻に浸る感じもあり、良いなあといつも思う。

当然、面白そう、と思って見に来たが、こちらの予想を上回る面白さだった。
かなり、満足。
帰りは、坂田さん関連で唯一持っている、これを聴きながら、気分良く帰宅しました。

余談。
開演前、楽屋の入り口で挨拶をしているジム・オルークの姿を発見。
以前、Red Krayolaのライブで見た時は、スリムになって男前に変身(?)していたけれど、どうも元に戻りつつある模様...。
まあ、どうでも良いですね。



今日は、ひとつでお願いします。
back-woods song
[2008/02/23 00:43] | Live | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
piouhgdさん、こんばんは。

まぁ、なんとも凄い顔ぶれの演奏ですなぁ。これで1ドリンク付いて3000円ですか。
大阪もんの私からは正によだれ物のライブです。
またこの両氏が同じ誕生日だと言うのも面白い話ですね。
この組み合わせから出てくる音は想像出来そうな気がして良くわかりません。
聴いてみたかったですなぁ。

ベースの上についている仕掛けですけど、多分C装置のことだと思います。
A音まではさすがに無理ですが名前のとおりC音まででるようになっていて、ワンタッチで通常モードと切り替えられるようになっています。
現代音楽ではより低い音がつかわれるので結構ポピュラーな装置だと思います。ロン カーターなんかも良く使っています。
より低い音に対応する場合には低い方の弦にさらに極太の弦を一弦追加して使われることも多いようです。
[2008/02/23 04:26] URL | Sonny [ 編集] | TOP ▲
>Sonnyさん

ハイ、凄い顔ぶれでした。
演奏の方はさすが、それぞれの特徴を生かしつつ、この日しか聴けない素晴らしい内容だったと思います。
しゃべりのやり取りも面白かったですし。(笑)
とても良い雰囲気のライブでしたね。

>多分C装置

C、ですか~。
Aはちょっと欲張りすぎましたでしょうか。(笑)
エレクトリック・ベースで、4本の弦の開放を切り替えられるようなのがある、というのを大昔に雑誌で見かけた記憶がありますが、その発想自体、アップライトの時代からあったものなんですね。
5弦のウッドベースというのも凄いですね。
ありがとうございます。
[2008/02/23 10:04] URL | piouhgd [ 編集] | TOP ▲
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